『ルーチェと白の契約』のネタバレ(漫画)！第2話の見所は？

今回は「御巫桃也」先生の『ルーチェと白の契約』という漫画を読んだので、ご紹介していきたいと思います。

『ルーチェと白の契約』はこんな漫画(あらすじ)

18歳のルーチェは育ての親を亡くしてから妹のアロナンワを守りながら生きていくと決めました。

そんなルーチェにアセイシヤという美女が自分の婚約者の恋人になってほしいと依頼してきます。

アロナンワを誘拐されたためアセイシヤについていくと、雇い主のリオヴェルナが神の化身である白魂にかけられた呪いを解いてほしいとお願いしてきました。

この国は白魂より預かった力を使える五つの家系によって守られてきましたが、リオヴェルナはその力を封じられてしまっているのです。

リオヴェルナは再び力が使えるよう、白魂と意思疎通ができて操れるルーチェに協力を求めました。

古代眼という能力を宿したルーチェは封印を解くことができるのでしょうか！？

白魂と意思疎通できる少女の冒険譚を綴っていく『ルーチェと白の契約』

今回はラブファンタジー漫画の第2話についてネタバレを含みながら面白さをご紹介していきます。

第2話から物語が本格的に動き始めますよ。

『ルーチェと白の契約』の魅力紹介（ネタバレ含む）

第2話前編

リオヴェルナと契約を交わしたルーチェがアロナンワの待っている部屋へ案内されました。

「アローよかった！どこも痛くない！？大丈夫っ・・・？もう・・・すごくすごく心配したっ・・・！」

「ルーチェごめんね、ごめんね」

「ううん、違う、いいの！アローは何も悪くないもの！怖かったよね？ごめんね・・・攫われる時何をされたの？薬を嗅がされた・・・？」

「あのねルーチェ・・・嘘なの・・・何もされてないの・・・眠ったふりしてたのっ・・・」

誘拐されたと思っていたアロナンワは眠ったふりをしていただけです。

ルーチェはどうしてアロナンワが嘘をついたのか分かりません。

「どういう事なの？なんで・・・！？」

「ルーチェがずっと困ってたから、私を守るのにいろんな事我慢してるって知ってるもん」

「そんな事ない！」

アロナンワはお墓の前の道でアセイシヤと出会ったそうです。

直感でアロナンワはアセイシヤのことを強くて良い人だと感じました。

そのためルーチェにお願いがあると言ったアセイシヤの話を聞くことにしたのです。

「お姉さんルーチェに何をお願いしたいの？」

「あるお仕事を頼みたいんだが・・・」

「それってルーチェの毎日を変えられる事？」

「なぜ変えたいんだ？」

最近、ルーチェとアロナンワの周囲では怖いことが起こっていました。

自分を守ってくれるルーチェのことをアロナンワも守りたいと思っているのです。

「そのお仕事に助けてってお願いできる強い大人の人いる？」

「いるよ、私の目的と君の願いはとても相性がいいようだ」

アロナンワの願いとアセイシヤの目的が同じ方向性だったので2人は協力することにしました。

つまりアセイシヤは強引にアロナンワを誘拐したわけではなかったのです。

「いま何か変えられるって思ったの、ルーチェごめんなさい」

「いいのよアロー、結果オーライよ！異次元の強引さでびっくりしちゃったけど、アローが騙してくれたおかげでこんなにすごいお仕事に一歩踏み出せたんだね！だけどもう危ない事はしないでねっ・・・！」

ホッとしているとアセイシヤが部屋を訪ねてきました。

茶番劇に巻き込んだことを謝罪すると、アセイシヤは他に気になることがないか質問してきます。

ルーチェは近所でお世話になった人に何も言わず来てしまったことを心配していました。

そこで挨拶に戻りたいとお願いします。

「その必要はないよ」

「リオヴェルナ様」

「君はお祖父様の遠い親戚に引き取られる事になったと伝えてある、君の家の管理もうちの者に手配したので心配せず過ごしてほしい、手配が早すぎでは？って思っている？」

「は、はい」

「それくらいは出来るんだよ、ここはね、それと・・・君の正面はアセイシヤの部屋、奥は俺の部屋になる、あとはそうだね・・・俺の事はリオと呼んで」

疲れているだろうから今日はゆっくり休んでほしいと言ってくれました。

リオヴェルナのお言葉に甘えてルーチェはアロナンワとゆっくり休むことにします。

しかしまだルーチェはリオヴェルナの本意に気付いていません。

このままルーチェはリオヴェルナに利用されてしまうのでしょうか！？

アセイシヤが誘拐などしない人物だと分かって安心しました。

ルーチェだけでなくアロナンワも姉想いだったところも素敵ですね。

ファンタジーとラブストーリーが融合した『ルーチェと白の契約』

リオヴェルナはルーチェのことを完全に信用していません。

不信感はここから先のストーリーにどのような影響を及ぼすのでしょうか！？

第2話後編

リオヴェルナは力を封印されてから敵の手掛かりを求めて街へ出ました。

そこで見つけたのがルーチェだったのです。

ルーチェと白魂のやり取りを見たリオヴェルナは衝撃を受けました。

「人の意志には従わない白魂が彼女の意志に応えている？今までにないタイプの古代眼、俺を襲った者と同じ力を持つ少女、同時期に二人、自然的か人為的か・・・ルーチェはここに閉じ込めた、一枚ずつ暴いていく」

呪いを解いてもらうために協力して欲しいと言ったことは嘘ではありません。

ただしその他にもルーチェを匿う理由があったのです。

その事をまだ知らないルーチェが部屋で休もうとしていました。

「アロー・・・？もうぐっすり寝ちゃったか、今日は驚く事たくさんあったもんね」

すでにアロナンワは眠っています。

ルーチェは夜空を眺めながら状況を整理していました。

自分の部屋がアセイシヤとリオヴェルナの部屋と隣だという事は、いざという時にリオヴェルナを守るためだと考えられます。

つまりこの時点ですでにルーチェの仕事は始まっていると考えなければいけません。

ルーチェの役目はリオヴェルナを守る事、呪いを解く事、そして周囲にバレないよう恋人を装う事です。

自信はありませんがアロナンワも背中を押してくれたので頑張ろうと決意しました。

ですがいつから白魂と話せるようになったのかは思い出せません。

そのまま夜が開けました。

「さてデートしよう、ルーチェ」

「デ・・・あの！お仕事ですよね？」

「そうだよ、早速だけどある場所にいる白魂達に会ってほしい、祖先と白魂が交わした約束に祈りを捧げる場所、契約の庭、俺の能力を封印した白魂達だ」

アロナンワのことをアセイシヤに任せると、車で目的地まで移動します。

車内で側近のユティンを紹介したリオヴェルナは、不自然なので敬語は使わないよう指示してきました。

「あの、お庭の白魂達は特別なの？」

「そうだね、縁が深いというのかな、五家当主の行いを見ている者達がいるんだ、俺が禁忌を犯した時もすぐに伝わって呪いが発動された」

「じゃあその子達に私が事情を話せばいいんだね」

「ねえルーチェ」

ここでリオヴェルナがルーチェの手を握ります。

ルーチェは恋人のフリをしているだけなので過度な接触は求めていません。

「あのお言葉ですがっ・・・味方しかいない時には過度なスキンシップは必要ないかと思います！たとえ演技でもアセイシヤ様が悲しまれます！」

「いや彼女は実は・・・まあいいか、君の意見については考えておくよ、それよりもほら、見てごらん、着くよ」

契約の庭には古代文字が入口に刻まれています。

ルーチェはリオヴェルナとユティンに連れられて庭の中に入りました。

「わっ・・・白魂がたくさん・・・とても怒っているように見えるけど・・・」

「変だな、俺にもそう見えてきた、なるほど・・・ルーチェ、おそらく側にいる君の眼だ、君は何か白魂と契約した事があるか？」

「分かりません！契約なんて何もっ・・・」

リオヴェルナがルーチェの頬を触ると白魂が止めに入ります。

白魂は言葉を話しているのですがリオヴェルナには理解できません。

「言葉・・・？なんて言ってるんだ」

「わ・・・私、ルーチェは自分達の仲間だから争ったらダメ・・・と？あの！白魂の皆さんにお願いがあるんですがっ・・・！」

契約の庭にいる白魂の言葉も分かるため、リオヴェルナが自己防衛の末、禁忌を犯したことを伝えます。

リオヴェルナはこの国を護る存在なので白魂から力を借りないと使命が果たせません。

そのため呪いを解いてほしいとお願いします。

「なんて？」

「それがっその・・・私・・・ルーチェに力を貸します・・・私が近くにいる時だけ・・・リオ・・・は戦う能力を使えます・・・」

「なに・・・」

「それであの！白魂の仲間である私もしばらく無事に守り切れたらその誠意を信じて完全に呪いを解きますって言ってますがお断りしましょう！私は意味が分かりません！」

白魂の提案はリオヴェルナにルーチェが疑われる可能性のあるものでした。

そのためルーチェは断った方が良いと判断します。

「いや、だめだ、それでいい！頼む！」

「いいって・・・そんな大事なもの他人にっ・・・きゃっ・・・！？」

白魂の能力にルーチェが包まれそうになりました。

すぐにリオヴェルナが庇うと能力が戻ります。

「君は本当に白魂と話しているんだな」

能力が戻ったことでルーチェの言っていることが嘘ではないと証明できました。

このままリオヴェルナの呪いは完全に解かれるのでしょうか！？

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ルーチェと白の契約のネタバレ(漫画)！感想とあらすじも！

2024.07.03

『ルーチェと白の契約』はこんな人にオススメ

ファンタジーとラブストーリーが好きな人にオススメしたい作品です。

不思議な能力を巡って巻き起こる人間ドラマにも注目してもらいたいですね。

神の化身を操る少女の運命を描いた『ルーチェと白の契約』

環境の変化に戸惑いながらもルーチェが少しずつ成長していきます。

国を護る五家当主との関わり合いも見所になっていますよ。

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