今回は「佐倉旬」先生の『ビターエンドロール』という漫画を読んだので、ご紹介していきたいと思います。
『ビターエンドロール』はこんな漫画(あらすじ)
犬飼賢児は患者の様々な悩みと向き合う医療ソーシャルワーカーとして働き始めました。
まだ仕事に慣れない中、教育担当の馬頭から脳卒中の手術を受けた患者の担当を任されます。
泣き虫でコミュ障の犬飼が任された患者の悩みとは・・・!?
医療ソーシャルワーカーの仕事にスポットを当てた『ビターエンドロール』!
今回は第2話の見所についてネタバレを含みながら魅力をご紹介していきます。
患者と向き合う職業の素晴らしさを学んでみてください。
『ビターエンドロール』の魅力紹介(ネタバレ含む)
前編
新人医療ソーシャルワーカーの犬飼が、脳卒中の手術を受けた斉賀の担当を任されました。
まず犬飼は斉賀の主治医に話を聞く事にします。
斉賀は復職を希望していません。
その件に関して脳神経外科の主治医に意見を求めます。
しかし主治医は意見をカルテに全て書いてあるので、犬飼を相手にしてくれません。
患者本人が働きたいか働きたくないかは主治医の管轄外なのです。
MSWは患者と真正面から向き合わなければいけません。
それなのに犬飼は主治医に全ての判断を任せようとしていました。
自分の判断が間違っていることに気づいた犬飼は、患者さんと直接話をすることにします。
しかし病室に行っても斉賀の姿が見当たりません。
お見舞いに来た男性も斉賀が見当たらず困っていました。
そんな2人の姿を斉賀が隠れながら見つめています。
人を避けるような行動を取っている斉賀はそのまま屋上へ向かいました。
ですがタバコを吸っていた看護師に病室へ連れ戻されます。
その様子を見た犬飼は代わりに病室へ付き添うことにしました。
犬飼が預かっていた名刺を見せます。
斉賀の見舞いに来ていたのは会社の後輩で、新人の頃に契約を分けてあげたこともあったそうです。
そして斉賀が倒れる前に契約した案件を後輩が引き継いでくれていました。
しかし現在の斉賀は後輩が引き継いだ案件に関心を持っていません。
詳しく話を聞かせてもらえないので犬飼は困り果ててしまいました。
そこで先輩の馬頭に斉賀の職場に話を聞きに行きたいと申し出ます。
通常の手順とは異なりますが、馬頭は話を聞きに行くことを認めてくれました。
その理由は斉賀がまだ自分に起こった体の変化を受け止められていないためです。
ここからが斉賀にとっての正念場となることは間違いありません。
正念場を乗り越えるためにも、職場の人から話を聞いてみる必要があるのです。
今後のリハビリ状況と会社の対応次第では、斉賀の復職は十分考えられるので、MSWが患者に可能性を示さなければなりません。
犬飼はMSWとしてどのような可能性を示せるのでしょうか!?
大病を患ってしまうと金銭面だけでなく、生活面でも大きな変化が表れることを教えられました。
特に無力感が蓄積された斉賀の様子が印象的ですね。
医師や看護師とは違った視点で患者をサポートする素敵な職業を題材にした『ビターエンドロール』!
患者と真摯に向き合う犬飼たちの姿から大きな感動を味わえる物語です。
様々な方法で患者に可能性を提示する仕事の素晴らしさを学んでみてください。
後編
斉賀の許可を取った馬頭と犬飼は、会社の産業医と人事の担当に話を聞く事にします。
残念ながら犬飼に発言権は与えられません。
仕方なく馬頭と社員の会話を横で見ることにします。
まずは馬頭が斉賀の経過が順調であることを報告しました。
すると人事の担当から斉賀に復職の意思があるか確認されます。
どうやら脳卒中の後遺症を気にしているのですが、斉賀は望めば復職できる状態でした。
個人の状態や状況に合わせたプログラムを組み、病院と会社が連携して復帰を進めなければいけません。
ですが人事の担当は元の部署での復帰はできないと考えています。
ただしコンプライアンス違反になるため、病気を理由に解雇することはできません。
そのため別の部署への異動を検討していました。
馬頭の命令を無視して口を挟んでしまいます。
犬飼は本人のいないところで話を進めることに納得できません。
しかし人事の担当は処遇を決めるのは会社側だと言い張ります。
会社側としては特定の個人を病気になったという理由で特別扱いできません。
くも膜下出血は発症すると1/3はその場で亡くなり、1/3は重い後遺症が残る病気です。
最近では斉賀のように若い人でも発症することが珍しくありません。
くも膜下出血のリスク要因は様々です。
しかし決定的な原因は未だに解明されていません。
つまり誰がどのタイミングで発症してもおかしくないのです。
柔軟な対応こそが企業のイメージをクリーンにすると伝えました。
すると人事の担当が斉賀の異動を保留にしてくれます。
安心できた犬飼と馬頭が帰ろうとしていると、産業医が安心して療養してほしいという斉賀への伝言をお願いしてきました。
馬頭に会社と話し合うつもりはありません。
あくまでも患者のために会社へ殴り込みを仕掛けたのです。
その甲斐あって人事の考えを少し変えることができました。
病院に戻った犬飼は斉賀と話をすることにします。
屋上庭園に場所を移すと、犬飼は会社に行ってきたことを報告しました。
しかし斉賀の表情が優れません。
斉賀は脳卒中による後遺症を患っていたのです。
このように痛みを追った者にMSWは寄り添っていかなければなりません。
新たな障害が発見されるかもしれない患者に、犬飼は新人MSWとして寄り添っていくのです。
サポートしてもらう斉賀は復職することができるのでしょうか!?
『ビターエンドロール』を読んだ感想
印象的なセリフが多い漫画だと思いました。
特にエンドロールの後も人生はずっと続いていくという犬飼の言葉に胸を打たれました。
病気になったからといってそれが終わりではないことを教えてくれる『ビターエンドロール』!
こんな医療ソーシャルワーカーに出会いたいと思わせてくれる物語です。
自分が病気になったことを想像しながらこの作品を読んでみてください。
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