今回は「原作 天樹征丸 金成陽三郎 漫画 さとうふみや」先生の『金田一少年の事件簿』という漫画を読んだので、ご紹介していきたいと思います。
『金田一少年の事件簿』はこんな漫画(あらすじ)
私立不動高校2年生の金田一一(きんだいちはじめ)は、勉強とスポーツが苦手な落ちこぼれです。
そんな彼が名探偵・金田一耕助の血を引いていることはあまり知られていません。
天才の遺伝子を受け継いだ金田一が、幼なじみの七瀬美雪(ななせみゆき)に演劇部の合宿に誘われました。
何気なく参加した合宿先のオペラ座館では凄惨な連続殺人事件が待ち受けていたのです。
高校生探偵が難事件を解決していく『金田一少年の事件簿』!
今回は様々な形でメディア化されたサスペンス漫画の魅力についてネタバレを含みながらご紹介していきます。
名作漫画の面白さをじっくりと体感してみてください。
『金田一少年の事件簿』の魅力紹介(ネタバレ含む)
前編
昼休みになり美雪がお弁当を食べていると、ファンクラブがある先輩からの告白を断った理由を尋ねられました。
特に理由は無いのですが美雪には気になっている幼なじみがいます。
幼なじみの席に視線を送るのですが、彼の姿が見当たりません。
とっくに授業は始まっているので心配になってきます。
すると窓の外から幼なじみが姿を現しました。
こっそりと教室に戻りたいので金田一が美雪に協力を求めてきます。
しかし窓から教室に入ろうとしている様子を先生に見られてしまいました。
このように問題行動が多い金田一は先生方から落ちこぼれだと思われています。
対照的に美雪は学年トップの成績を収めているので、2人が友達だということを誰も信じてくれません。
ですが一部の人間は金田一が天才と称された人物の血を引いていることを知っていたのです。
1週間後、全国演劇コンクールを控えた演劇部のメンバー9名が合宿に向かいました。
合宿先に向かう列車の中で金田一がオペラ座の怪人という演劇の台本を読んでいます。
音響係を頼まれたので演劇の大筋を頭に入れておかなければなりません。
しかし金田一は演劇部に所属している訳ではないので集中できていませんでした。
幼なじみの美雪に頼まれたため、金田一は仕方なく合宿についてきたのです。
美雪のお願いでなければ面倒事に付き合う気などありません。
月島冬子の話題はタブーのため叱られてしまいました。
ここで演劇部部長が声を掛けてきたので、美雪と金田一の会話が中断します。
他にどんな部員が所属しているのかが分かったところで、一同は合宿先のホテルがある離れ小島に向かうため船に乗り換えました。
小島にはホテルのオーナーと従業員の3人しか住んでいないそうです。
そのため島への往来や食糧などの調達は全て船を利用していました。
美雪の言う通りホテルに到着すると合宿地に選ばれた理由が分かります。
ホテルはオペラ座館という名前で資産家の別荘を改築したものでした。
オカルト映画に出てきそうな雰囲気が漂っているだけでなく、オペラ座館の中には劇場も完備されています。
オーナーは劇場と音響室を無料で貸してくれることになっていました。
こうして演劇部の合宿がスタートすることになったのです。
誰も惨劇が起こるとは知らずに・・・。
映画やドラマになったことでこの漫画の存在を知らない人はあまりいないと思います。
そんな名作だからこそ読んでもらいたいと感じました。
幾重にも張り巡らされた伏線から謎を解く面白さが詰まっている『金田一少年の事件簿』!
犯人の動機などもしっかりと考え抜かれたストーリーに仕上がっています。
金田一よりも早く事件の真相に辿り着いてみてください。
後編
いよいよオペラ座館で演劇部の合宿が始まりました。
まずそれぞれが配役に合わせて演技を進めていきます。
金田一は音響を任されたのですが、小道具で遊んでいるうちに演技の邪魔をしてしまいました。
特に演劇の中で重要なファントムのトレードマークである仮面を使ってふざけたことを注意されます。
台本をしっかりと読んでいないため金田一は劇の内容を把握していません。
そんな金田一に演劇部の顧問が劇の内容を説明します。
主人公のファントムは音楽の才能に恵まれていたのですが、顔が生まれつき醜かったためオペラ座の地下で人知れず生きてきました。
仮面はファントムが醜い素顔を隠すために被っているのです。
そのファントムがまだ駆け出しの美しいオペラ歌手に恋をしたことから、恐ろしい連続殺人が幕を開けることになりました。
説明が終わったところで練習が再開されます。
しかし失敗を繰り返す日高織絵という生徒が、ヒロイン役の先輩に叱られてしまいました。
癇癪を起こした先輩は劇場から出て行ってしまい練習になりません。
すると身勝手な先輩をヒロインから交代させようという意見が出てきます。
ですが演劇の発表まで2週間もないので、今さらセリフの多いヒロイン役を代える訳にはいきません。
困っていると部員の1人が月島冬子の名前を出しました。
月島冬子の名前が出ると部員全員が凍り付いたような表情になってしまいます。
異変を感じた金田一は小道具係の有森に事情を伺うことにしました。
有森によると月島冬子はよく笑う気立てのいい女の子だったそうです。
特に今回のヒロイン役であるクリスティーンは月島冬子のはまり役でした。
ところが1ヵ月前、月島冬子は理科準備室で誤って硫酸を頭から被ってしまったのです。
顔の傷が手術しても治せないため、月島冬子が自殺したことは金田一も知っていました。
しかしこの事件には演劇部員しか知らない事実が隠されていたのです。
月島冬子が自殺した夜、演劇部員はみんなで病院の彼女をお見舞いに行きました。
すると屋上に現れた月島が顔に巻かれた包帯を取りながら、オペラ座の怪人に出てくるセリフを言い始めます。
“私はオペラ座の怪人、思いのほかに醜いだろう?この禍禍しき怪物は地獄の業火に焼かれながらそれでも天国に憧れる”
セリフを言い残した月島冬子はそのまま屋上から飛び降りました。
このセリフは劇中でオペラ座の怪人がヒロインに恐ろしい素顔を見られた時に言うものです。
なぜ月島冬子がオペラ座の怪人のセリフを口にしたのかは誰にも分かりません。
事情を聞いているうちに夕食の時間になりました。
しかし日高織絵が食堂に現れません。
1ヵ月前に月島冬子が死んだこともあり、部員全員で織絵を探すことにします。
すると女性の悲鳴と劇場の開幕ベルが館内に鳴り響きました。
劇場に向かった金田一と美雪は凄惨な事件現場を目撃することになります
重さ数百キロに及ぶ鉄の照明機材が日高織絵の身体を押し潰していました。
日高織絵の死によってオペラ座館殺人事件の幕が上がったのです。
金田一は犯人の正体と犯行手口を解明することはできるのでしょうか・・・!?
金田一少年の事件簿シリーズに関する記事はこちらです↓↓↓
『金田一少年の事件簿』を読んだ感想
傑作サスペンス漫画は時間が経過しても面白さが色褪せることはありませんね。
連載開始から30年近くが経っているのに新鮮な気分で読むことができました。
サスペンス漫画の金字塔と称される『金田一少年の事件簿』!
巧みな推理劇だけでなく笑えるシーンも織り込まれた秀逸な物語です。
是非この機会に伝説の漫画を読んでみてください。
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