超人類6(漫画)のネタバレと感想!大迫力のホラー漫画ですよ!

今回は「鹿賀ミツル」先生の『超人類6』という漫画を読んだので、ご紹介していきたいと思います。

※記事の中にはネタバレ部分がありますので、お先に立ち読みをお勧めします!

 

『超人類6』はこんな漫画

高校生の祐(たすく)は父親を癌で亡くして以来、健康に気をつけるようになっていました。

しかし彼も父親と同じように癌を患ってしまいます。

祐が癌を発症した頃、北極には地球が氷河期を迎えてしまうことを危惧した科学者たちが集まっていました。

そこに仕方なく参加していた美帆は、人間の進化を研究するED博士の娘です。

来たる氷河期にたいして人類が生き残る方法は、人間を進化させるしかないと考えるED博士。

そんな中、病気を苦にした祐が自殺を図るのですが、気がつくと彼は人間を捕食する超人類に進化していました。

人類滅亡のシナリオを描いていく『超人類6』

今回はこの漫画の魅力をネタバレを含みながらご紹介していきます。

究極のホラー漫画の圧倒的なスリルをじっくりと体感してみてください。

 

『超人類6』の魅力紹介(ネタバレ含む)

前編

学校の帰り道を親友の京斗と歩いている祐。

真夏日なのに祐はフードを被っていました。

直射日光に当たるのを気にしているようです。

祐はいつもこのように健康オタクのような行動を取っていました。

食品添加物のことまで気にする神経質な祐。

そんな彼を京斗は病気に憑りつかれていると思っています。

祐がこのようになってしまった原因は、父親の死にありました。

「小さい頃から屈強で自慢だった父さんが・・・みるみる父さんじゃなくなって・・・怖いんだ・・・いつかボクも同じように・・・」

癌で父親を亡くした祐は、神経質なほど病気になることを恐れているのです。

京斗と別れて帰宅した祐がテレビを見ていると、人間の進化について紹介する番組が放送されていました。

その番組では人間が進化した最も大きな理由を、知能が発達したからだと説明しています。

「脳・・・地球上で一番賢く進化・・・か、じゃあどうして病気がなくならないんだろ、父さんの癌一つ治せなかったくせに?」

いっそのこと死なないように進化してくれれば良かったと思っていました。

そんなことを考えていると、祐が急に吐血してしまいます。

父親と同じように癌を発症してしまった祐。

彼が残酷な運命を受け入れていた頃、北極には多くの研究者が集まっていました。

地球温暖化により北極の氷は溶けてしまうと危惧されています。

しかし実際の現場では氷は増加傾向でした。

そのため地球は数十年後、氷河期に覆われてしまうことが予想されていたのです。

研究者たちはこの事実を協議するため北極に集まっていました。

地中にシェルターを建設する計画や、月に移住する計画などをディスカッションする研究者たち。

そこに日本から参加している美帆の姿がありました。

彼女の専門は遺伝子工学なのですが、進化論を専門とする父親の代わりにこの会議に出席しています。

美帆の父親のED博士は世界的に有名な研究者です。

しかし彼女はこのディスカッションを馬鹿馬鹿しいと思っていました。

美帆
「地球外移住にシェルター、どれも絵空事ばっかりじゃん、地球の資源は限られてんのよ?」

美帆が心配しているのはすぐ先の未来ではなく、氷河期の先の時代だったのです。

地球外に移住したりシェルターを建設したとしても、結局人類は滅亡すると考える美帆。

そんな彼女とED博士にはとっておきの名案があったのです。

美帆
「人類が氷河期に適応すればいいのよ、来るべき未来に備え人類を進化させるプロジェクト・プラン・シックス、それがパパの切り札よ」

果たして人類を進化させるプロジェクトとはどのようなものなのでしょうか!?

 

 

とても学術的な物語になっていますね。

そのため何度も読み返したくなるほど、奥の深いストーリーだと思いました。

人間の進化をテーマにしながら、その先にある恐怖を描き出す『超人類6』

じっくりと読み入ってしまうほど魅力的なホラー漫画になっています。

徐々に増していく恐怖感を引き続き堪能してみてください。

後編

北極で研究者たちに父親のプランを発表した美帆。

その三週間後、彼女の元に父親から研究の成功を伝えるメールが届きました。

殻寄市という街でプラン6を発動させるというED博士。

しかしまだ氷河期が始まっていないため美帆は動揺してしまいます。

美帆
「どういうこと!?「6」の完成はまだまだ時間がかかるって言ってたのに・・・」

彼女はすぐに父親の研究室に向かうことにしました。

すると研究室の備品がほとんど壊されてしまっています。

その中で異常な形に変化した人間の手を見つけた美帆。

美帆
「パパ、まさか人体実験まで!?「6」での進化を次は街の人で試すつもりなの!?」

父親の暴走に美帆は不安を感じ始めていました。

美帆
「今、新人類が誕生すれば・・・氷河期なんかより先にわたしたちは絶滅してしまう!!」

美帆が父親の行動に疑問を感じていた頃、祐は病院の屋上に立っていました。

死という現実を受け入れようとしている祐。

「どうして人は死ぬんだろ、死がなければ病気なんて怖くないのに、そしたら・・・ボクらもこんなに苦しまなくて済んだんだよね、父さん」

京斗に対して見舞いに来ないでほしいと伝えた祐は、自ら命を絶とうとしていました。

医者からは胃潰瘍だと伝えられたのですが、こっそり診断書を見た祐は自分が癌だということを知ってしまいます。

父親のように骨だけになって死んでいくのは耐えられないと考える祐。

「どうせ行き着く先が同じなら・・・」

絶望した祐はついに屋上から飛び降りてしまいました。

土砂降りの中、警備員が彼の死体を発見します。

あまりにも無残な姿に言葉を失う警備員。

しかし次の瞬間、死体が警備員の腕を掴みました。

すると警備員は死体の身体は死体に吸い込まれるかのように、消失していってしまいます。

そして消えた警備員の代わりに祐が目を覚ましました。

「地面・・・?・・・なんで・・・?生き・・・てる・・・?」

死んだはずだったのに目を覚ました祐。

これこそがED博士の進めていたプラン6の実証実験だったのでした。

知らぬ間に被験者にされていた祐は、ここから人類を捕食する超人類へ進化していきます。

彼の命運を握るプラン6の恐るべき実情とは・・・!?

この続きは実際に漫画を読んで震えあがってみてください。

 

『超人類6』を読んだ感想

ものすごく完成度の高いホラー漫画だと思います。

人類の究極の進化を描きながら、その先にある恐ろしさを表現していく『超人類6』

いつの日か現実の世界でも起こりそうな設定が、恐怖を倍増させていますよ。

緻密に計算されたストーリー展開も見事だと思いました。

日本と北極という遠く離れた場所で関わるはずのなかった祐と美帆。

しかしプラン6により二人の運命は交錯していくことになります。

読んでいくうちに二人の関係性から目が離せなくなるこの物語。

必ず大満足できる漫画になっていますよ。

 

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