『ミュージアム』(漫画)のネタバレ!カエル男の目的とは?

今回は「巴亮介」先生の『ミュージアム』という漫画を読んだので、ご紹介していきたいと思います。

※記事の中にはネタバレ部分がありますので、お先に立ち読みをお勧めします!

 

『ミュージアム』はこんな漫画

個人が法律に関係なく勝手に犯罪者などを罰していくことを意味する私刑。

この物語ではカエル男が猟奇的な私刑を下していく姿を描いていきます。

彼に狙われてしまった飼い犬を個人的な理由で手放した女性や、無職で親のすねをかじるニートたち。

被害者たちは犯した罪に対してあまりにも大きすぎる代償を払うことになります。

連続して残虐な私刑を行うカエル男と、彼を追う刑事の姿をスリル満点に描く『ミュージアム』

今回はこの漫画の魅力をネタバレを含みながらご紹介していきます。

大迫力のサスペンス漫画に圧倒されてみてください。

 

『ミュージアム』の魅力紹介(ネタバレ含む)

前編

警視庁の捜査一課に所属している沢村久志は、仕事の忙しさから妻と子供に見捨てられてしまいます。

それでも仕事に明け暮れる沢村に呼び出しの電話がかかってきました。

彼が現場に到着すると、凄惨な事件現場を見てしまった部下の西野純一が吐いています。

沢村
「また吐いてんのかよ、西野ォ・・・」
西野
「あ・・・沢村先輩、非番のトコロご苦労様です・・・」
沢村
「みっともねーぞ、お前・・・」
西野
「いや・・・今日のは特にシゲキがありまして・・・、現場こちらです」

事件現場は廃墟となったビルの地下で、第一発見者はこのビルの所有者でした。

早速現場の様子を見に行く沢村。

沢村
「なんだよ・・・コレ」

ベテランの刑事である彼でも言葉を失ってしまうほど、現場は凄惨な様子でした。

被害者の女性はビルの一室で、生きたまま犬に食い殺されてしまっていたのです。

彼女は犯人に鎖で拘束されてしまっていて身動きが取れない状態にされていました。

そこに犯人は腹を空かせた犬を放ち、そのまま現場を立ち去ったと思われます。

放たれた犬は大型犬が三匹で、現在は保健所に搬送されていました。

沢村
「アッという間にミンチ・・・ですか、西野が吐くのもムリねぇか、こりゃ」

被害者の遺体は腐敗が始まっていて、死後三日は経過していると思われます。

遺留品がないため女性の身元が分からず、捜査陣はこの事件が簡単には解決しないと考えていました。

沢村は上司の指示で、西野と現場付近の聞き込みに向かいます。

雨の中、現場周辺の聞き込みを始めた二人だったのですが、大した収穫はありませんでした。

沢村
「聞き込みの収穫は雨ガッパ姿の人物が現場付近をうろついてたってくらいだな・・・」

沢村が話しかけても運転中の西野はまだ気分がすぐれないようです。

青信号にも気づかないほど気分が悪そうな西野。

沢村
「大丈夫かよ、おめー」
西野
「え・・・ええ、なんと言うか・・・どうしてもあの光景が・・・臭いもまだ残ってまして・・・」
沢村
「しかしなぜだろうな、いや、犯人の手口がよ、殺害が目的なら他にももっと簡単なやり方があるだろ?刃物で刺したり鈍器でなぐったり」
西野
「ええ・・・確かに」

手間や時間がかかるリスクを冒してまで、被害者を犬に食い殺させた犯人の意図が分からない沢村。

そこには必ず何かしらの理由が存在すると考えていました。

すると上司から保健所に搬送した犬が何かを吐き出したという連絡が入ります。

急いで保健所に向かってみると、犬は袋に入った紙切れを吐き出していました。

そこには“ドッグフードの刑”と書かれてあります。

沢村はこの猟奇的な事件の真相に迫ることができるのでしょうか!?

 

 

私刑を表現していくこの物語。

冒頭からとてつもないインパクトの殺人事件が起こってしまいます。

このような凄惨な事件が連続して起きていく『ミュージアム』

少しずつ犯人の正体が見え始めてくるところが、この漫画の魅力の一つとなっているんです。

それでは引き続き衝撃的なストーリーをお楽しみください。

後編

沢村たちが現場周辺の聞き込みをしていた頃、新たな私刑が行われようとしていました。

次のターゲットに選ばれたのは堤優一という28歳の男性です。

彼は幼い頃に父親を亡くしてしまい、現在は母親と二人暮らしなのですが、働きもせず家の中に引きこもっていました。

この日も母親が働きに出かけると家の中でダラダラした生活を送っています。

ネットゲームをしたり、テレビに向かって文句を言っている優一。

面倒くさがりな彼は宅配業者が荷物を届けに来ても居留守を使っています。

夕方になると再び宅配業者がやってきました。

相変わらず無視する優一だったのですが、今回は何度もチャイムが押されます。

少し様子のおかしいことに気がついた彼が玄関に向かうと、外から鍵が明けられようとしていました。

空き巣だと思った優一は、すぐに台所に行き包丁を持ち出します。

心臓をドキドキさせながら空き巣を迎え撃つ構えを見せる優一。

しかし鍵が開けられたドアには、人の気配が全くありません。

勘違いだと思った優一は、ホッとした表情で自分の部屋に戻っていきました。

するとそこにスタンガンを持ったカエル男が立っています。

あっという間に優一を気絶させたカエル男。

そのまま彼を使用されていない駐車場に連れて行ってしまいました。

椅子に縛り付けられた優一が目を覚ますと、カエル男がゆっくりと話し始めます。

カエル男
「君の生活をしばらく覗いていたよ」

母親に面倒を見てもらいながら、働きもしない優一の私生活を見張っていたカエル男。

ニート状態の彼に私刑を下すためカエル男がやって来たのです。

カエル男
「親のスネをかじっては食う寝る遊ぶの繰り返し・・・判決の結果、君は有罪、罪人は刑を受け罪を償わなければならない」

カエル男が優一に用意した刑は、“母の痛みを知りましょうの刑”でした。

この刑の執行を開始するカエル男。

彼はノコギリで優一の耳を切落します。

カエル男
「あと3260グラム」

まさかカエル男は優一が生まれた時の体重分を、彼の身体から切落すつもりなのでしょうか!?

カエル男が“母の痛みを知りましょうの刑”を執行していた頃、沢村は犬に食い殺された被害者の身元を突き止めていました。

被害者は26歳の上原あけ美という女性で、交際相手から失踪届が出されたいたのです。

沢村はすぐに交際相手の元へ向かい、詳しい事情を聴くことにしました。

沢村
「唐突な質問になりますが、犬と聞かれて何か思い当たる節はありませんか?」

被害者の女性は愛犬家だったのですが、動物アレルギーを持つ恋人と同棲するため飼っていた犬を手放していました。

少しずつカエル男の正体と殺害の動機に迫り始める沢村。

彼はカエル男の私刑を食い止めることができるのでしょうか!?

その結末は実際に漫画を読んで確かめてくださいね。

 

『ミュージアム』を読んだ感想

とてもレベルの高いサスペンス漫画だと思いました。

犯人が謎めいたカエル男という設定が物語を面白くさせていますね。

猟奇的な殺人犯と事件を捜査する刑事の姿を描く『ミュージアム』

サスペンス漫画やミステリー漫画が好きな人にイチオシの作品になっています。

インパクト抜群なストーリーをじっくりと堪能してみてください。

 

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