『異常者の愛』のネタバレ!無料の試し読み情報もお知らせします!

今回は「千田大輔」先生の『異常者の愛』という漫画を読んだので、ご紹介していきたいと思います。

※記事の中にはネタバレ部分がありますので、お先に立ち読みをお勧めします!

『異常者の愛』はこんな漫画

小学5年生の一之瀬一弥(いちのせかずみ)は、家が近所の二海二美香(にいみふみか)のことが大好きです。

彼女と一緒に学校から帰るのが楽しみな一弥。

一方、三堂三姫(みどうみき)は一弥に想いを寄せていました。

勇気を振り絞って彼に告白をするのですが、二美香の存在が三姫の初恋を邪魔してしまいます。

少年と少女の想いが交錯する中、三姫の心に眠っていた悪魔が目を覚ましました。

どんな言葉も通じない悪魔と化した三姫の前には、死体が山積みになっていきます。

サイコパスに豹変した少女が繰り広げる惨劇の様子を描きだす『異常者の愛』

今回はこの漫画の魅力をネタバレを含みながらご紹介していきます。

漫画とは思えない恐怖を味わってみてください。

『異常者の愛』の魅力紹介(ネタバレ含む)

前編

体育館の前で二美香に声をかける一弥。

一弥
「フミカ、今日一緒に帰ろーぜぇ」
二美香
「はァ!?ヤダよ、誰かに見られたら勘違いされるじゃんか」
一弥
「まーまー、家近いんだしいいじゃん!」
二美香
「話聞けよ、それに私、文化祭委員で帰り遅いし・・・」

こうして少し強引に二美香と帰る約束をした一弥。

二美香も照れながら嬉しそうな表情を浮かべています。

小学生とは思えないほどお似合いの二人でした。

放課後になり二美香が文化祭委員の仕事が終わるのを待っている一弥は、浮かれながら廊下を歩いています。

すると一人の女子とぶつかってしまいました。

大きな荷物を抱えた女子がすぐに謝ってきます。

三姫
「ごめっ、ごめんなさい、ごめんなさい!私が不注意でした!」
一弥
「いや、こっちこそ浮かれてて・・・ってアレ?三堂?」

彼女は同じクラスの三堂三姫という女の子でした。

大量の紙を廊下にまき散らした彼女を心配する一弥。

話を聞いてみると彼女は二美香と同じ文化祭委員でした。

三姫
「でも・・・友達もいないし声かける相手もいなくてさ、はははっ」
一弥
「ぶつかったお詫びもあるし運ぶの手伝うよ」
三姫
「おっ、ありがとっ、やっぱ優しいねー」

荷物を運んであげていると、三姫がこんな遅くまで学校に残っている理由を質問してきます。

そこでようやく一弥は二美香との約束を思い出しました。

彼女を待たせる訳にはいかないので、慌てて帰ることにします。

三姫とは初めて会話をしたのですが、意外と明るい女の子だと思いながら二美香の元へ向かう一弥。

彼の後ろ姿を三姫は笑顔で見送っています。

こうして二美香と一緒に帰ることができた一弥は、上機嫌で一日を終えました。

すると翌日、今度は二美香から一緒に帰ろうと声をかけてきます。

一弥
「かっ帰ってくれんの!?」
二美香
「ひっ・・・日が落ちるの早くなってきたし・・・よーじんぼーよ・・・」
一弥
「・・・っと、放課後に用事あるから少し待たせるかもよ」
二美香
「ナ・・・ナマイキ!!」

二日連続で二美香と帰れることに浮かれる一弥。

一弥と二美香は気が付いていませんが、二人の会話に三姫が無言で耳を澄ませています。

一弥が放課後の用事と言っていたのは、そんな三姫から呼び出されていたことでした。

どこか感情の起伏が不安定に見える三姫。

彼女が一弥を呼び出した理由はどのようなものなのでしょうか!?

小学生らしい爽やかな男女のやり取りが印象的ですね。

お互い両想いに見える一弥と二美香。

そこに割って入りそうな三姫の想いは一弥の届くのでしょうか!?

ここまでの展開はピュアなラブストーリーとなっている『異常者の愛』

しかしここから一弥のある言葉をきっかけに、物語はサイコホラー一色になっていきます。

一弥のセリフに注目しながら続きをご覧ください。

後編

放課後になり三姫との待ち合わせ場所に向かう一弥。

一弥
「おまたせー、昨日話あるって言ってたけどどったの?」
三姫
「私たち、実は前にも話したことあるんだよ」
一弥
「マジで?・・・ごめん、覚えてなくて」
三姫
「私は鮮明に覚えてる・・・それがキッカケだもん・・・好きなの、付き合って・・・ください!」

二人の間に沈黙の時間が流れます。

しかし一弥は二美香のことが好きなことをはっきりと伝えました。

それは三姫も分かっていたことだったのかもしれません。

三姫
「私は?ちょっとも隙間に入れなかった?フミカちゃんがいなかったら好きになってくれてたかな・・・?」
一弥
「いや仮に・・・いなかったり先に会ってたら、そうなってたかもだけど・・・でも・・・ごめん」

三姫を気遣った優しい言葉をかける一弥。

この優しさが彼を不幸のどん底に陥れることを、この時の一弥は知る由もありませんでした。

三姫
「・・・そっか・・・ならよかった」

今までに見せることのなかった不気味な表情を浮かべ去って行った三姫。

一方の一弥は断り方が甘かったと不安になっていました。

何か誤解されてると思うのですが、二美香との待ち合わせを優先します。

思ったより時間がかかったため、急いで二美香が待つ教室へ向かいました。

しかしそこで待っていたのは、自分の知っている可愛らしい二美香ではありません。

教室にいたのは血まみれで倒れている二美香と、刃物を持って立ちすくむ三姫だったのです。

三姫
「あれ?早かったね、一之瀬くん」
一弥
「三・・・堂?え・・・なん・・・は?」
三姫
「大丈夫?息乱れてるよ?落ちついて深呼吸しないと!どうかな・・・一之瀬くん・・・これで私と付き合ってくれる?」
一弥
「・・・は?」

二美香を血まみれにしておきながら、三姫は満面の笑みを浮かべています。

自分の恋路を邪魔する二美香を容赦なく傷つけた三姫。

返り血を浴びながら笑顔を見せる彼女は、一弥の目には悪魔のように映っていました。

そんな悪魔は呆然とする一弥に対して、最後にこう呟きます。

三姫
「知ってる?私が先だったんだよ、カズミ」

この悪夢のような出来事から6年が経ち、一弥は高校生になっていました。

全てが過去の出来事だと思っているのですが、一弥はまだ地獄の扉を開けたばかりだったのです。

ここから巻き起こるさらなる恐怖とは!?

その詳しい内容は、実際に漫画を読んで震えあがってください。

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2020.03.16

『異常者の愛』はこんな人にオススメ

幼くあどけない笑顔をしていた三姫。

しかし彼女の実態はサイコパスでした。

その不気味な表情が脳裏に焼き付いてしまいました。

今までに無かったほどの恐ろしさを表現した『異常者の愛』は、ホラー漫画やサスペンス漫画が好きな人にオススメです。

漫画とは思えないスリルを楽しんでみてください。

ホラー漫画初心者の人は、明るい昼間に読んでみてくださいね。

深夜にこの漫画を読むことはオススメしませんよ。

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