これは恋のはなしのネタバレ！最終回の結末はどうなるの？

今回は「チカ」先生の『これは恋のはなし』という漫画を読んだので、ご紹介していきたいと思います。

『これは恋のはなし』はこんな漫画

31歳で小説家をしている内海真一の前に10歳の少女が現れます。

森本遥と名乗る少女は、真一の家で猫を飼わせてほしいとお願いをしてきました。

ここから始まった二人と猫の不思議な生活。

しかし遥の存在がスランプに陥っていた真一を救っていくことになるのでした。

20コ以上も年の離れた二人がいつの間にか気持ちを通い合わせていく『これは恋のはなし』！

今回はこの漫画の魅力をネタバレを含みながらご紹介していきます。

お互いの存在がかけがえのないものになっていく恋のお話をお楽しみください。

『これは恋のはなし』の魅力紹介（ネタバレ含む）

前編

それはいつもの昼下がりの事でした。

担当編集者の大垣から、電話で原稿の締め切りを催促される内海真一。

彼は学生の頃から何気なく書いていた小説が、いつの間にか本業となっていました。

デビューしたての頃は文学界のプリンスと評価されていたのですが、30代になり現状はスランプ状態だったのです。

なんとか気分を変えるため田舎に引っ越してきたのですが、現在は創作意欲すら湧かなくなっていました。

「なんもやる気しねーなあ、大垣の言うとおりグータラな生活だな・・・」

このような生活を送っていた彼の家に、一人の少女がやって来ました。

「おじさんこの家の人・・・？」

「おい、どっから入った？ガキ」

「・・・猫を飼いたくて・・・」

「おかしなこと言うなあ、飼うなら自分の家で飼えよ」

2年前に今の家を買い取ったのですが、庭の手入れなどはしていないため近所の子供はお化け屋敷扱いしています。

この少女も空き家だと思い入って来たと思う真一。

そのため少女のお願いを断ります。

「悪いがここは俺の家だ、その猫飼いたいなら頑張って母さん説得すんだな」

「ここに置いてもらえませんか！？うちじゃダメなの！でも私が飼わなきゃこの子死んじゃう！」

いつもなら子供のことを相手にしない真一なのですが、少女の瞳に吸い込まれそうになってしまいます。

その瞳から目を逸らすことができず、結局この少女のお願いを聞いてあげる事にしました。

こうして森本遥と名乗る少女は、使っていない庭で猫の面倒を見始めます。

打ち合わせに来た大垣も真一の行動に驚いているようでした。

「ロリコン、おまえにそんな嗜好があったとはね」

「わざわざ殺されに来たのか？大垣」

旧友の大垣は編集者なのですが言いたい放題の様子です。

「それにしたっておかしな話だろ、人嫌いのおまえが」

「知るかよ、使ってねー庭貸してるだけだ、俺が近寄らない限り顔合わせることもねーよ」

二人が会話していると庭から遥が声をかけてきました。

「あの・・・庭に・・・花を植えてもいいですか？」

「花？好きにしろよ、そのかわり道具もなにもねーぞ」

その後、大垣が帰ると真一は執筆作業に入ります。

しかし遥に対する自分のとった行動不自然さが頭から離れません。

使ってない庭で猫を飼いたい、それだけの理由で遥の出入りを認めた真一。

自分でも、らしくないと思っていました。

遥の存在はこの先、真一にどのような影響を及ぼしていくのでしょうか！？

人嫌いで少し偏屈な小説家。

彼の目の前に現れた不思議な瞳をした少女。

この二人の存在感が抜群な『これは恋のはなし』！

ここから少しずつ二人の距離が近づいていくことになります。

表情の変化にも注目しながら続きをご覧ください。

後編

相変わらず執筆が思うように進まない真一。

いつの間にか21時を過ぎていたのですが、外から遥の声が聞こえてきました。

「サクラ！そっちは入っちゃダメよ！」

「まだいたのか・・・」

翌日になると真一が珍しく遥に声をかけます。

「おまえここで猫飼うのはいいけどよ、あんま遅くまでいて親は心配しねーのか？」

「大丈夫です、心配してないです」

「は？親はちゃんといるんだろ？」

「いるけどいないのと一緒だし・・・」

詳しく話を聞いてみると、遥の父親は貿易関係の仕事のためほとんど外国にいるそうです。

母親は病気で入院を繰り返していました。

さらに家にいたとしても自分ではなく、兄にしか関心がないらしいのです。

よくある優秀な兄と不出来な妹という家族関係を連想する真一。

それに対し遥は猫のサクラを厳しくしつけています。

真一は彼女の行動を見ていてふとした疑問が浮かびました。

「おまえ猫飼ってて楽しいか？」

「・・・はい」

猫と遊ぶというよりも、いつも心配そうにお世話する遥。

真一は彼女の笑顔を見たことがなく、本当に楽しいという意味を理解しているのかが疑問だったのです。

しかし自分には関係がないと思い、深く考えようとはしませんでした。

数日後、再び大垣がやって来て小説のジャンル変更を提案してきます。

「恋愛モノなんかどーだ？今までだって作中で多少なりとも男女の関係は書いてきたんだ、そこをメインにするだけの話だよ」

「なにねぼけたこと言ってんだよ、俺が恋愛小説？」

「いいモデルがいるじゃないか、さすがに小学生じゃマズいだろうから、あの娘が中学・・・高校、いやもっと大人になった姿をイメージして」

「おいおい、なに言ってんだ？」

大垣は遥の儚げな空気感に目を付けていました。

そのため彼女の大人になった姿を小説のテーマにすることを提案してきたのです。

この提案を馬鹿馬鹿しいと思う真一なのですが、庭先の遥を見ていると不思議と彼女が大人へと成長した姿がイメージ出来ました。

しかしやはりこの提案は断ることにします。

すると大垣は別の手段を講じてきました。

なんと真一の許可を取らずに、次回作が恋愛小説だと告知してしまったのです。

果たして真一は遥をイメージした恋愛小説を書き上げることが出来るのでしょうか！？

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2018.01.24

『これは恋のはなし』最終回の結末は？

不思議な生活を送るようになった真一と遥。

そんな中、やはりこのままでは良くないと感じた真一がサクラを友人に預けようとします。

遥が真一に自分の素直な気持ちを伝えたのはその時でした。

「私ここにいたいです、私がここに来たいんです、真一さんのことが好きなんだと思います、私」

恋愛感情がどういうものなのか分かり始めた遥。

そんな彼女を子供ではなく女性として見るようになっていく真一。

遥が高校生になると二人はついに相思相愛だと気が付きます。

しかし真一はあくまでも大人としてプラトニックな関係を貫きます。

そのため一日でも早く大人になりたいと願う遥。

最終回に近づくとついに遥が大人へと成長していきます。

そんな二人の恋の結末は、実際に漫画を読んで確かめてくださいね。

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