僕と死神の黒い糸のネタバレと感想(漫画)!魅力をお伝えします!

今回は「原作 天野頌子 漫画 岩虎みゃこ」先生の『僕と死神の黒い糸』という漫画を読んだので、ご紹介していきたいと思います。

※記事の中にはネタバレ部分がありますので、お先に立ち読みをお勧めします!

 

『僕と死神の黒い糸』はこんな漫画

海堂家は世界経済に影響を及ぼすほどの大富豪です。

そのため御曹司の凛は10歳ながら、常に外敵から命を狙われていました。

両親を事故で失ってから孤独な日々を送っている凛。

ある日、彼の元に新たなボディーガードとして永瀬という男が派遣されます。

秘密を抱えた永瀬と運命の黒い糸で繋がった凛の姿を描く『僕と死神の黒い糸』

今回はこの漫画の魅力をネタバレを含みながらご紹介していきます。

幻想的なアクションファンタジー漫画をお見逃しなく!

 

『僕と死神の黒い糸』の魅力紹介(ネタバレ含む)

前編

常に命を狙われる凛。

彼の命を守るボディーガードはそのあまりにも高い危険性のため、すぐに辞めてしまうという状況が続いていました。

この日もまたボディーガードが土下座をしながら辞意を示しています。

「もういい、聞きたくない、消えろ、いつものことだ」

ボディーガードの交代は日常茶飯事のため、慣れた様子の凛。

先日も外敵に襲撃されたばかりのため、ボディーガードは怯えながら凛の元を去って行きました。

そんなことを気にする様子がない凛は、いつものように学校へ向かいます。

すると学校帰り、凛の前に新しいボディーガードが現れました。

永瀬
「お迎えにあがりました、凛さま、少々冷えてまいりました」

凛にブランケットをかけるボディーガード。

屋敷に帰ると執事の伊澤に彼のことを尋ねる凛。

「あの新しいボディーガードは本当に使えるのか、伊澤」
伊澤
「奴は西島博士いわく、会心のできとのこと、しばらく様子を見てはいかがでしょう」

ペットのサバンナキャットと遊ぶボディーガードを眺めている二人。

何人もの人間が辞めていったため疑心暗鬼になっているようです。

「おい、名前はなんと言ったか」
永瀬
「はい、パシフィック綜合警備より派遣された永瀬と申します」
「警察でSPの訓練を受けた後、海堂の傘下のパシフィック綜合警備に転身したそうだな、なぜ警察を辞めた?金か?」
永瀬
「お気にとめていただくほどのことではありません」

永瀬の身元については海堂家が厳正な調査を行っていました。

そのため伊澤は彼を信用しても良いのではと助言します。

しかし複雑な環境に身を置く凛は、すぐに人を信用とはしませんでした。

「信用?フン、前任者は13日で逃げ出したが、はたしてお前は何日もつかな?」
永瀬
「お手柔らかにお願いします」

永瀬からの握手を拒み部屋に戻ろうとする凛。

「気分が悪い、寝る」
永瀬
「私もお供を・・・」
「ついて来るな」

新たなボディーガードを迎えても、凛は孤独感に悩まされていました。

永瀬は凛の心と身体を無事に守り切ることが出来るのでしょうか!?

 

 

両親を亡くしたため、幼くして海堂家を背負うことになった凛。

命を狙われ続ける彼は、いつの間にか心を閉ざしてしまったようですね。

一人きりのため寂寥感に包まれる凛の姿が印象的な『僕と死神の黒い糸』

物語はここから本格的なアクションシーンも織り交ぜながらテンポアップしていきます。

永瀬に隠された秘密にも注目しながら続きをご覧ください。

後編

朝を迎えた海堂家では、凛が通学のための準備をしています。

その彼を警護する永瀬も支度をしているのですが、出かけようとすると伊澤に呼び止められました。

伊澤
「永瀬、昨晩お話したはずです、海堂家に勤めたる者、身だしなみ気をつけてください、行ってらっしゃいませ」

伊澤に髪型をセットされた永瀬。

すぐに凛を送迎する車に乗り込みます。

永瀬
「失礼いたします」
「助手席に座ってくれ」
永瀬
「この車は前方と後方の座席の間が、防弾シールドで仕切られています、この方が効果的に護衛できますよ」

正論を言う永瀬に凛は何も言えなくなってしまいました。

少し気分を害した様子の凛は、運転手に見晴らしの良い道を通るよう命じます。

このように凛の通学ルートは数種類用意されていました。

年に何度も誘拐されかけている凛のため、こうした措置が取られていたのです。

「そのたび西島博士に改造を受けたボディーガードが活躍してきた、お前もどうせされているんだろう?」
永瀬
「・・・バレてましたか」
「知らないとでも思ったか」

次の瞬間、永瀬が危険を察知します。

永瀬
「伏せてください」

しかし凛が乗る車は特製の防弾ガラスで守られているため、銃を使っても傷つけることが出来ません。

それを知っての上で凛に頭を下げるよう指示をする永瀬。

彼は屋上にいる狙撃手を発見していました。

永瀬
「偶然なのか・・・事故渋滞で照準が合わせやすくなっています、防弾ガラスとはいえ同じ箇所を連続で狙われるともちこたえられません」
「事故渋滞?腕の良い狙撃手といい・・・今回はかなり金をかけてきてるな・・・」

すぐに警察を呼ぼうとする永瀬。

しかしそれを凛は許しませんでした。

海堂グループは戦闘機も製造しているため、敷地内にある機密文書を警察に見られたくはなかったのです。

「なんのために高い給料を払ってボディーガードを雇っているんだ、自力でなんとかしろ」
永瀬
「承知しました、それではちょっと行ってまいります、床に伏せていてください」

こうして丸腰のまま狙撃手と対峙することになった永瀬。

改造されたという彼の能力はどういったものなのでしょうか!?

その真相は漫画を読んでご自分の目でお確かめください。

 

『僕と死神の黒い糸』を読んだ感想

スリリングな展開にドキドキしながら読んでいきました。

ヒューマンドラマがミックスされたようなストーリーも読み応えがありますね。

タイトルのインパクトも抜群な『僕と死神の黒い糸』

SFファンタジー漫画が好きな人にはたまらない作品になっていますよ。

男性も女性も楽しめる漫画ですので、多くの人に読んでもらいたいと思いました。

 

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