甘々と稲妻のネタバレ(漫画)!感想と最新刊発売日情報も!

今回は「雨隠ギド」先生の『甘々と稲妻』という漫画を読んだので、ご紹介していきたいと思います。

※記事の中にはネタバレ部分がありますので、お先に立ち読みをお勧めします!

 

『甘々と稲妻』はこんな漫画

半年前に愛妻を亡くした犬塚公平は、数学教師をしながら一人娘のこむぎの育児に奮闘中です。

しかし料理が不得意な公平は、つむぎが満足するような食事を出すことができません。

そんな公平とつむぎは、あることをきっかけに教え子の飯田小鳥と一緒に料理を作ることになりました。

パパと娘と女子高生がお届けするほのぼのグルメ漫画の『甘々と稲妻』

今回はこの漫画の魅力をネタバレを含みながらご紹介していきます。

アットホームな雰囲気の中、三人が成長していく姿をお楽しみください。

 

『甘々と稲妻』の魅力紹介(ネタバレ含む)

前編

朝から元気なつむぎに起こされる犬塚公平。

元気すぎるつむぎは公平が用意していた数学のプリントを踏んでしまっています。

公平
「あっ、つむぎ!プリント踏んでる!動くな・・・」

するとつむぎのお腹が大きな音を鳴らします。

そのため公平は急いで朝食の準備に向かいました。

つむぎ
「おとさーん、ぴんくのまじがるのふくないよー!?」
公平
「ちょっと待ってなー」

しかし洗濯をしていなかったため、つむぎのお気に入りの服が見当たりません。

公平
「日曜は大洗濯会だな」

このように公平とつむぎの毎朝は忙しく過ぎていきます。

なんとか準備を整えこむぎを保育園に預けると、ようやく学校へ到着した公平。

すると痩せ気味の彼を気遣った同僚たちが、歓送迎会にこむぎを連れて参加しないかと尋ねてきました。

公平
「あー、すみません、やっぱり欠席で・・・」

つむぎのお世話と家事で手いっぱいのため断ることにします。

公平
「お気遣いなく、元々あんまり食べないんで、料理も一度やってみたんですが、娘の今まで見たことのない表情を引きだしてしまいました」

料理が苦手なことに悩む公平が授業のため教室に向かっていると、満開に咲いた校庭の桜が目に留まります。

そのため日曜日になるとお花見にいくことをつむぎに提案しました。

つむぎ
「おはなみ!?いくっ」
公平
「よーしよし、あの長い針と短い針が両方てっぺんでくっつくまでに片付け手伝いできるか?できるひとー」
つむぎ
「ハヒィ」

こうして大洗濯会が始まりました。

つむぎに手伝ってもらい洗濯と掃除を無事に済ませた公平。

約束通り二人はお花見に向かいます。

咲き誇る桜の木の下には、大勢の見物客が来ていました。

その中を公平はつむぎを肩車しながら歩いていきます。

あまりの人の多さにこの日のお花見は失敗だったと思う公平。

つむぎ
「たくさんひといるねー」
公平
「人じゃなくてお花を見なさいよ」

場所選びに困っていると、目に涙を浮かべながらおにぎりを食べる女子高生の姿が視界に入ってきました。

いったいこの女子高生はなぜ泣いているのでしょうか!?

 

 

仲の良いパパと娘の姿が印象的ですね。

愛妻を亡くしたシングルファーザーを描く『甘々と稲妻』

料理ができないこと以外は完璧な父親だと思います。

しかし謎の女子高生との出会いが、公平をより素敵なパパへと成長させていきますよ。

美味しそうな料理にも注目しながら続きをご覧ください。

後編

涙を流す女子高生の姿に衝撃を受けていると、つむぎが彼女の元に駆け寄ります。

つむぎ
「だいじょーぶ?」
公平
「つむぎ、びっくりしてるだろ」
小鳥
「ちがうんです、おいしいから泣いてるんです」

女子高生は母親とお花見に来る予定だったそうです。

しかし急にドタキャンされてしまいました。

はじめは怒っていたそうなのですが、ごはんを食べているうちに母親がどんな思いで作ってくれたのかを感じて涙が出たそうなのです。

つむぎ
「そんなにおいしい?」

美味しいものを食べたいのか、よだれを垂らすつむぎ。

そんなつむぎに対して女子高生は申し訳なさそうにしています。

小鳥
「ごめんなさい、もうぜんぶたべちゃって、じゃあよかったら私、飯田小鳥と申します、ここが母の店です、今度食べにきてくださいね」

公平は彼女からお店の名刺を受け取りました。

小鳥と別れた二人はコンビニでお弁当を買って帰宅します。

つむぎがお弁当を食べている様子を見ながら、自炊の必要性を感じる公平。

しかし忙しさからなかなか料理まで作ることが出来ずにいました。

ある日、残業で遅くなった公平はつむぎが料理番組を見ている姿を目にします。

つむぎ
「おとさん、ママにこれつくってっておてがみして」

この言葉に買ってきたお弁当を落とすほど、公平はショックを受けました。

すぐにつむぎを背負い外出することにします。

娘に美味しいごはんを食べさせたい公平は、小鳥の母親が経営する店に電話をかけました。

しかしお店は休業中だと言われてしまいます。

公平
「お願いします、もう向かってるんです、お願いします!娘においしいものを食べさせてやりたいんです」

彼の熱意が伝わり、お店を開けてもらえることになりました。

ですが店に到着すると、小鳥が一人で厨房に立っています。

公平
「あれ?えーと・・・このあいだの・・・?」
小鳥
「お久しぶりです、母はその・・・お世話になった人の頼みで出かけておりまして・・・」
公平
「そうですか・・・僕は元々食が細いほうで評判店を知らないんですが、どこか他においしいお店ありませんか?」
小鳥
「ここら辺じゃうちが一番です!たしかに母はいませんがそんなライバル紹介しろなんて、私だってお米くらいは炊けます!」

こうして小鳥の料理が始まっていきました。

しかし実は彼女はお米を土鍋で炊いたことがありません。

そのため悪戦苦闘しています。

公平はそんな彼女の姿が、不思議と亡くなった愛妻の姿と重なっていきました。

すると小鳥がようやくごはんを出してくれます。

彼女が不器用に作ったはずのごはんは、想像以上の美味しさでした。

その美味しさに感動した公平。

公平
「これからはこんなふうに父さんがおいしいもの作るから、いっしょにおいしく食べような」
つむぎ
「いいの?おとさんといっしょねっ!」

小鳥のごはんは親子の笑顔を生み出したのです。

そんな彼女が公平とつむぎにお願いをしてきました。

小鳥
「私これからほとんど夕食はひとりで食べることになってるんです、だから私とごはんをたべませんか?」

こうして始まったパパと娘と女子高生のグルメ奮闘記。

三人は土鍋ご飯以外にも、豚汁やハンバーグなどさまざまな料理に挑戦していきます。

その美味しそうな料理の数々は、実際の漫画を読んで確かめてみてください。

 

『甘々と稲妻』最新刊の発売日は?

美味しそうな料理とアットホームな雰囲気で人気作となった『甘々と稲妻』

三人の不思議な関係も魅力的ですね。

この漫画の最新刊となる第10巻は2018年1月5日に発売されました。

次回作の第11巻は2018年7月6日頃の発売が予想されています。

新たな料理に期待しながら発売を待ちましょう。

ちなみに次回作の発売日はあくまでも予想となっていますので、諸事情により変更になった場合はご了承ください。

 

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