月50万もらっても生き甲斐のない隣のお姉さんに30万で雇われて「おかえり」って言うお仕事が楽しいのネタバレ!

今回は「漫画 野地貴日 原作 黄波戸井ショウリ」先生の『月50万もらっても生き甲斐のない隣のお姉さんに30万で雇われて「おかえり」って言うお仕事が楽しい』という漫画を読んだので、ご紹介していきたいと思います。

※記事の中にはネタバレ部分がありますので、お先に立ち読みをお勧めします!

 

『月50万もらっても生き甲斐のない隣のお姉さんに30万で雇われて「おかえり」って言うお仕事が楽しい』はこんな漫画(あらすじ)

ブラック企業に勤めている松友裕二は毎日のように続く残業で心身ともに疲れ切っています。

そんな松友がマンションへ帰宅すると隣人の早乙女ミオが部屋の前で立ち尽くしていました。

事情を聴いてみると出張先に家の鍵を忘れてしまったそうです。

このままでは翌日の仕事にも支障があることを知った松友は、ベランダから早乙女の部屋に入り鍵を開けることに成功しました。

ドアを開けおかえりなさいと言った松友に早乙女が衝撃的な提案を持ち掛けてきます。

何気ない一言で人生を変えた元社畜と、美人なのにポンコツなお姉さんの日常を綴った『月50万もらっても生き甲斐のない隣のお姉さんに30万で雇われて「おかえり」って言うお仕事が楽しい』

今回は特殊な職業をテーマにした作品の魅力についてネタバレを含みながらご紹介していきます。

ハッピーな気分になれるラブコメ漫画をじっくりとお楽しみください。

 

『月50万もらっても生き甲斐のない隣のお姉さんに30万で雇われて「おかえり」って言うお仕事が楽しい』の魅力紹介(ネタバレ含む)

前編

社畜のようにブラック企業でこき使われている松友裕二は、上司から不景気な世の中で仕事が貰えるだけでもありがたく思えと言われ続けています。

松友裕二
「何に対してありがたく思えばいいのか、業務時間内では到底終わらない仕事量?それを押し付け文句だけはご立派なあんた方の態度に?」

心神耗弱状態のためどれに感謝すれば良いのか分かりません。

毎日のように続く残業が松友の神経を麻痺させています。

上京したての頃は夢を抱きながら仕事に励んでいました。

しかし現在は眠るためだけの休日に散々見る悪夢へ変化しています。

松友裕二
「俺はこのままでいいのだろうか」

この日も最終電車に揺られながら自宅マンションへ戻ると2時を過ぎていました。

いつまでこんな生活が続くのか考えながら部屋へ向かうと、女性の姿が照明によって照らされています。

松友裕二
「焦った・・・ゆ、幽霊じゃない・・・よな」

深夜に女性がポツンと立っているので幽霊のように見えてしまいました。

しかしよく見てみると女性が身に纏っているスーツに見覚えがあります。

松友裕二
「えーと・・・お隣の早乙女さん?お仕事ですか?遅いんですね」
早乙女ミオ
「え・・・あ・・・お隣の・・・あ・・・はい」

急に声をかけたので早乙女を驚かせてしまいました。

女性に対してこれ以上の詮索は失礼だと思った松友は挨拶だけ済ませて部屋に入ろうとします。

ですが廊下で立ちっぱなしの早乙女を放っておけません。

松友裕二
「あのー・・・カギ失くしたりしました?」
早乙女ミオ
「いっ、いえ失くしたわけでは、片道3時間かかる出張先に置き忘れただけで・・・」

早乙女は出張先にスマホと財布、そして鍵の入ったカバンを置き忘れてしまいました。

スマホに電話をかけて誰かが出たとしてもすぐにどうにかなる問題ではありません。

そのため困り果てていたのです。

松友裕二
「とにかくそのままじゃ風邪をひきます、お金なら貸しますからビジネスホテルにでも泊まってください」
早乙女ミオ
「そっ、そんな事していただく訳には・・・」

隣に住んでいる人が困っているのに放っておける訳がありません。

お金の貸し借りは避けてきたのですが人助けのためだと思うことにします。

早乙女の髪が濡れているためタオルを取りに行こうとするのですが、明らかに何か言い足りない雰囲気が感じ取れました。

松友裕二
「早乙女さんっ、吸ってー吐いてー、大きく吸ってー大きく吐いてー、さあどうぞ」
早乙女ミオ
「あの明朝は大事なプレゼンがあって、必要な資料が家の中にあって、それがないとうちの会社潰れるかも」

とんでもない大ピンチを抱えていたのです。

あまりにも大問題のため松友は深夜なのに大声を上げてしまいました。

ここから冷静になって問題の解決方法を考えます。

まず悠長に出張先へ戻っている時間はありません。

事態の深刻さが分かった松友は最後の手段を提案します。

松友裕二
「早乙女さん、ベランダには何か置いてますか?」
早乙女ミオ
「ベランダですか?特に何も・・・」
松友裕二
「俺の部屋からベランダ伝いに早乙女さんの部屋に行って窓を割って入って中から開けます、いいですか?」

2人が住んでいるのは6階なので危険ですがこの方法しかありません。

松友は困難なミッションを成功させて早乙女をピンチから救い出せるのでしょうか!?

 

 

美人で有能なのにどこかポンコツな早乙女さんのパーソナルな部分が見られた序盤でしたね。

隣人のために危険を買って出た松友の優しさも伝わってきました。

社畜が些細な出来事をきっかけに新生活をスタートさせる『月50万もらっても生き甲斐のない隣のお姉さんに30万で雇われて「おかえり」って言うお仕事が楽しい』

ここから松友と早乙女さんの個性がどんどん表現されていきます。

見た目と中身のギャップに驚いてみてください。

後編

ミッションを実行するため2人が松友の部屋に入りました。

ここから松友は手すりに足をかけ仕切り板を超えるつもりです。

松友裕二
「確認です、俺が窓を割って部屋に入って内側からドアを開ける、いいですね?」
早乙女ミオ
「お・・・お願いします、でもどうか無理そうならすぐに諦めてください・・・」

雨の中、ベランダに出た松友が手すりに足をかけました。

そのままスムーズな動きで隣のベランダへ移動していきます。

続いて窓を割る準備を開始しました。

まず窓の水分を拭ってから鍵の近くにガムテープを貼っていきます。

そして軍手をはめてからバールのようなもので窓を叩きました。

しかし思った以上に窓ガラスが硬かったため1回では割ることができません。

ここで諦めるのは癪だと思った松友が何度も窓ガラスを叩きます。

何度か叩くとようやく窓ガラスが割れました。

穴から慎重に手を入れて鍵を開けます。

松友裕二
「うわぁ・・・なんか・・・うん・・・いいんだけどね・・・」

松友は美人の早乙女がスタイリッシュな部屋に住んでいると想像していました。

しかし実際は物が散乱した汚部屋だったのです。

早乙女ミオ
「あの・・・入れましたか・・・?」
松友裕二
「今入りました」

玄関の外から早乙女の声が聞こえてきました。

鍵を開けてあげるとドアの前で早乙女が真っ赤な顔をしています。

早乙女ミオ
「見ました・・・よね?」
松友裕二
「・・・まあなかなか効率的な生き方をされてるなって、とりあえず中に入ってください、僕は窓をガムテープで塞ぎます、掃除機ってあります?」

まず身体を温めてほしいためお風呂に入ることを勧めました。

せっかく資料を取れたのに風邪で病欠しては意味がありません。

早乙女ミオ
「はい・・・ただいま・・・」
松友裕二
「おかえりなさい、今日は大変でしたね」
早乙女ミオ
「た・・・ただいま、おかえりなさい、十年ぶりにそんなの言ってもらえた・・・」

一人暮らしが長いためおかえりなさいという言葉が早乙女の胸に刺さりました。

喜ぶ早乙女はもう1回言って欲しいとお願いしてきます。

松友裕二
「これくらいならいくらでも言いますけど、でも今日はもう遅いですしまた今度にしましょう」
早乙女ミオ
「じゃ、じゃあ明日も言ってくれますか」
松友裕二
「い、いや・・・帰りの時間が合わないんじゃないですかね、俺だいたい毎日この時間なんで」

ブラック企業に勤めているため早く帰ってくることなどできません。

すると早乙女がとんでもないことを言い始めました。

早乙女ミオ
「そうですか・・・わかりました、私があなたを雇います、おかえり担当部長になってください」
松友裕二
「あのご自分が何言ってるかアンダースタンですか?」

言葉の意味を理解していない訳ではありません。

手取りの月収が53万円という早乙女が松友を雇うと言い出したのです。

これまで早乙女には生まれてから趣味がなく恋人も友人もいません。

食事はいつも1人で安くて栄養のある豆腐やお味噌汁など大豆製品を食べています。

そのおかげで健康になり貯金も増えました。

ですが健康的な生活を一緒に喜んでくれる相手がいません。

早乙女ミオ
「でももう無理です、おかえりと言ってもらえる快感を身体に刻み込まれたら元の身体には戻れません、ですので月に30万、その対価を払ってあなたを雇います」
松友裕二
「魅力的な話ですがあいにく俺にも会社がですね・・・」

早乙女が疲れていると感じた松友は、この話が現実的ではないと判断しました。

しかし疲れているからおかしな提案をした訳ではありません。

早乙女は真剣に松友のことを雇いたいと思っているのです。

その証拠に早乙女は翌日になるとブラック企業からヘッドハンティングという形式で松友を引き抜きました。

ブラック企業からヘッドハンティングされたことを知った松友の家に早乙女がやって来ます。

早乙女ミオ
「月30万でという約束ですからもちろん雇用契約はきちんと結びます、もろもろの事務処理は私の会社が負担しますのでご安心を」
松友裕二
「たった半日でそこまで・・・」

昨夜から半日で全ての状況を整えてくれていました。

そして早速松友に初仕事をしてもらいます。

早乙女ミオ
「私の事はミオって呼んでください、早乙女ミオです」

松友を自分の部屋に入れると早乙女が部屋を出ました。

そしてエレベーターに乗り込みます。

松友裕二
「わざわざEVに・・・」

ドアの前で待っていると足音が近づいてきました。

そして笑顔の早乙女がドアを開けます。

早乙女ミオ
「ただいまマツモトさん!」
松友裕二
「おかえりなさい、ミオさん」

こうしてわずか7時間で松友は転職することができました。

転職先は早乙女ミオの自宅で、業務内容は帰宅したミオにおかえりなさいということです。

正式な雇用契約も介在して月収30万円は夢のようだと言っても過言ではありません。

しかも職場は自宅の隣です。

ただし松友には1つだけ納得できないことがありました。

松友裕二
「何も言う事のないいたれりつくせりだ、ただひとつ・・・俺の名前は松友です!」

ミオは松友のことをマツモトだと勘違いしていたのです。

名前の勘違いを指摘した松友は新たな職場で幸せを手に入れられるのでしょうか!?

 

『月50万もらっても生き甲斐のない隣のお姉さんに30万で雇われて「おかえり」って言うお仕事が楽しい』はこんな人にオススメ

漫画を読んでほのぼのとした気分を味わいたい人にオススメしたいですね。

ウインウインな関係の二人が幸せそうに生活する様子に癒される物語です。

不思議なビジネスをテーマにした『月50万もらっても生き甲斐のない隣のお姉さんに30万で雇われて「おかえり」って言うお仕事が楽しい』!

一人暮らしの人は必ず共感できる内容になっています。

おかえりやただいまといった挨拶の大切さを実感してみてください。

 

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