今回は「作画 アナジロ 原作 アオイセイ」先生の『教室自爆クラブ』という漫画を読んだので、ご紹介していきたいと思います。
『教室自爆クラブ』はこんな漫画(あらすじ)
冬休みを目前に控えたある日、久々に姿を現した不登校の生徒が城岩中学校の教室で爆破事件を起こします。
この悲惨な事件に巻き込まれた34人の生徒の中で、生存できた生徒はたった7人だけでした。
後に城岩中学校爆破事件と呼ばれるこの惨劇から3年が経過した現在、当時の事件現場に7人の生存者が集まります。
そこで始まったのは爆破事件に関わったであろう共犯者探しでした。
一方その頃、都内の高校では爆弾を巻き付けた女子生徒が姿を見せていたのです。
いじめをきっかけにした爆破事件の連鎖を描く『教室自爆クラブ』!
今回は様々な感情が交錯するスリリングなサスペンス漫画について、ネタバレを含みながら魅力をご紹介していきます。
壮絶なスケールで表現される復讐劇の行方から目を離さないでください。
『教室自爆クラブ』の魅力紹介(ネタバレ含む)
前編
城岩中学校爆破事件の巻き込まれた生存者7名が、事件現場である当時の教室に集まっています。
彼らを集めたのは新堂拓己という男子で、彼は爆破事件で左腕を失っていました。

拓己が外した義手を机の上に置くと、集まった生存者がそれぞれ失った部位を補うパーツを机に乗せていきます。
多くの犠牲者を出した城岩中学校爆破事件で生存した彼らですが、それぞれが大きな代償を支払っていました。

事件が起きた日、3年前の城岩中学校では期末テストが行われようとしていました。
当時の拓己たちは1年3組に在籍していて、クラスの中にはテストが面倒くさいという雰囲気が漂っています。
そんな中でテストが始まろうとした時、不登校だった生徒が教室に姿を見せました。

教室にいる生徒のほとんどが拓己と同じように困惑しています。
しかし中越が不登校になった理由を作ったいじめっ子たちは、彼が学校に現れたことを喜んでいました。
1年3組ではこうした特殊な環境の中で、期末テストが開始されることになったのです。
その中でいち早く異変に気がついたのが拓己でした。
テストが始まっても中越のことを気にしていた拓己は、彼がカバンからスイッチのようなものを取り出す姿を目撃します。
中越がそのスイッチを押した次の瞬間、教室の中で大爆発が起こりました。
爆発の衝撃は凄まじく、一瞬の内に教室にいた生徒のほとんどを死に追いやってしまいます。
もちろん爆発物の最も近くにいた中越も犠牲となってしまいました。
辛うじて犠牲にならずに済んだのは、拓己を含めた7人の生徒だけだったのです。

この悲惨な事件から3年が経過した現在、都内近郊では中越の計画を模倣したような爆破事件が起こっていました。
犯行の動機もイジメを苦にしたもので、イジメの被害を受けた中学生がクラスメートを道連れに爆破地面を起こしていたのです。
拓己は事件を起こした生徒の動画メッセージを見ながら、不可解な点が気になっていました。
爆破事件を起こした生徒は動画の中で、爆弾を「あの人から送られた」と説明していたのです。
このメッセージをきっかけに3年前の城岩中学校爆破事件の真相を追うことにした拓己。
いったい悲惨な爆破地面の裏側にはどのような真相が潜んでいるのでしょうか!?

作品のタイトル以上にインパクト抜群の内容に驚いてしまいました。
爆破シーンの描き方も衝撃的でしたし、そこから始まる謎解きも興味深かったです。
サスペンス漫画ファンなら読んでおかないと損をしてしまう『教室自爆クラブ』!
ここから物語は複数の事件が絡み合いながら展開していきます。
想像を絶するストーリーになっていますので、注意深く1つ1つのシーンをご覧になってみてください。
後編
城岩中学校爆破事件の真相を暴こうとする拓己は、1つの事実に辿り着くことができました。
彼はその事実を胸に秘めながら、生存者7人を事件現場である1年3組に呼び出すことにします。
まず教室に着いたのは優等生だった永田かえで、野球部に所属していた土井義彦でした。
2人が久々の再会を喜んでいると朝倉日菜、森川航平、山口水絵、中江慎一も姿を見せます。
6人は全員が拓己に呼び出されていたのですが、誰もその理由までは知りません。
するとそこへ満を持したかのように拓己が現れました。

世間話を始める拓己だったのですが、永田かえでが義手に慣れてきたか質問してきたため、無言のまま外した義手を机の上に置いていきます。
そんな拓己の行動に永田かえでが続きました。
彼女は爆破事件で左目を失ったため、義眼を机の上に乗せていきます。
永田かえでに続いて土井義彦が義手の左手を机に置きました。
内臓を失った朝倉日菜と中江慎一はパーツを出すことはできなかったのですが、それ以外の全員が失った部位のパーツが机に並べられていきます。
まるでバラバラ殺人の現場だとみんなが笑っていると、土井義彦が拓己に全員を集めた理由を聞いてきました。
土井義彦だけでなく全員がその理由を聞きたかったため、拓己に注目が集まります。

拓己は警察官ではないため調査には限界があったのですが、彼は被害者という立場を上手に利用していました。

ここで全員の視線が再び拓己に送られます。

拓己のこの言葉によって6人の同級生に衝撃が走っていた頃、都内の私立高校では女子生徒が爆弾のジャケットを装着して教室に現れていました。
芹沢という女子生徒もまた城岩中学校爆破事件を模倣した犯行を起こそうとしていたのです。
高校のクラスメートたちが芹沢の本気を知り怯えていた同時刻、城岩中学校の事件現場では集められた6人が拓己に反論をしていました。
彼らは自らが被害者であるため、共犯者ではないことを訴えていたのです。

まず拓己は自分を含めた7人を事件当時の席に座らせました。

1年3組の席順は毎学期クジで決められていたので、彼らが中越聖から離れた席に座っていたことは偶然かもしれません。
しかし事件が起きた2学期は席替えが行われていませんでした。
拓己はこの事実を思い出すと同時に、ある重要な友人の言葉を思い返していました。
実は担任の先生が拓己の友人に中越聖が学校に来ることを打ち明けていたのです。
そのため担任はすぐに中越聖がクラスに馴染めるよう、席替えをしないと決めていました。
ですがそれだけではこの中に共犯者がいたことは証明できません。
そんな中、少しずつ拓己の言葉によって爆破事件の共犯者が浮かび上がっていきます。
席替えをしなかったことによって得をした共犯者の正体とは・・・!?
そして共犯者が惨劇を起こそうと思った目的とは!?
全ての真相が明らかになるこの物語の結末は、実際に漫画を読んで確かめてみてください。
『教室自爆クラブ』はこんな人にオススメ
爆破事件の被害者はそれぞれ身体に問題を抱えています。
しかしその重大な被害ですら真犯人の計画が成功した証拠でした。
この漫画は幾重にも張り巡らされた伏線が興味をそそられる秀逸なストーリーになっています。
そのためミステリーとサスペンスが好きな人にオススメしたい『教室自爆クラブ』!
スリリングな展開と謎解きの面白さがたまらない作品になっています。
徐々に明かされる衝撃的な真相を知った時の衝撃は他の漫画では味わうことができません。
被害者であったはずの人間が加害者だった驚きの展開に多くの読者が満足感を得ています。
この作品を読まなければミステリー漫画ファンを自称することはできません。
是非この機会に傑作サスペンス漫画の魅力的な世界観を夢中になって楽しんでみてください。
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