うさぎドロップ(漫画)のネタバレ!映画のキャストは誰なの?

今回は「宇仁田ゆみ」先生の『うさぎドロップ』という漫画を読んだので、ご紹介していきたいと思います。

※記事の中にはネタバレ部分がありますので、お先に立ち読みをお勧めします!

 

『うさぎドロップ』はこんな漫画

河地大吉は祖父の葬式の為、久しぶりに実家を訪れることになりました。

そこで出会った幼い少女の鹿賀りん。

実はこの子、祖父の隠し子だったのでした。

祖父がこの世からいなくなったことで天涯孤独となってしまったりん。

正義感から大吉は彼女の面倒を見ることを決意します。

青年と少女のほんわかとした生活を描く『うさぎドロップ』

映画化もされた大人気コミックの世界観に引き込まれてみてくださいね。

 

『うさぎドロップ』の魅力紹介(ネタバレ含む)

前編

何年ぶりかも忘れてしまったほど、久しぶりに実家にやって来た大吉。

大吉
「俺はじいさんの訃報を聞き、有休とって荷物をまとめてかけつけた」

すると実家で彼を待ち受けていたのは、見たことも無い幼い女の子でした。

頬を赤らめながら立ち去っていく少女。

母親にこの少女のことを聞いてみると、なんと祖父の隠し子でした。

幼い少女が戸籍上は自分の叔母に当たることに、大吉は驚きを隠せません。

しかし自分の父親に隠し子がいたならもっと衝撃を受けたのですが、祖父の事となると話は別でした。

大吉
「むしろよくやってくれたってカンジだな、大往生じゃねーか」

少し楽しげな様子の大吉だったのです。

詳しく話を聞いてみると少女の名前はりんといい、彼女はほとんど誰とも口をきかずいつも庭でボーっとしていました。

ですが事あるごとに何故か大吉の後をついてくるりん。

大吉
「自分が女コドモに好かれるよーな顔じゃないのは三十路男の経験上よくわかってるから、この子がなんでついてくるのかすげー謎だった」

しかしその理由はすぐに分かることになります。

親が死んだばかりなのに、りんは誰にも相手にされていません。

そんな様子を見ているうちに、大吉はりんが誰にも望まれていない存在であることに気が付きます。

大吉
「親が死んだっつーのに何でこんなほっとかれてんの?つーか死んだこともちゃんと教えてもらってんのか?」

大吉が感じていたりんに対する疑問は、葬儀の日にすべて解き明かされることになりました。

棺に花を添えるよう促す大吉を拒否するりん。

すると突然りんが庭に飛び出しました。

彼女はおもむろに庭のリンドウを摘み始めます。

大吉
「あ・・・りんどう・・・じいさんが好きだった花・・・」

この行動でりんの真意が伝わった大吉。

優しく彼女に声をかけます。

大吉
「そーだな・・・じいさん・・・この花が一番喜ぶよな・・・」
りん
「もう起きないの?」
大吉
「ああ、もう起きない」

ここで初めてりんという名前が祖父の好きだったリンドウから付けられたことに気が付く大吉だったのでした。

 

 

祖父の葬式で運命的な出会いをした大吉とりん。

初対面の時のりんは口数の少ない少女でした。

しかしここから大吉の後を追いかける理由が判明していきます。

独特な世界観の中、優しい雰囲気のストーリーとなっている『うさぎドロップ』

物語はここから一気に急展開していきます。

大吉とりんの心温まるストーリーを引き続きお楽しみください。

後編

祖父の棺の前で初めて涙を見せたりん。

葬儀を終えると近親者たちがりんの今後について話し合いを始めました。

そこでは誰もりんのことを引き受けようとはせず、具体的な言葉で嫌だと言う空気を出しています。

大吉
「こういう昔のひとにありがちな無神経なもの言いには、時々ひどくイヤな気持ちにさせられる」

りんを誰が預かるのかについて始まった話し合いは、どんどん論点がずれていきます。

近親者たちは誰一人りんを預かる気持ちはなく、施設に預けるという結論ありきで話し合いをしていたのでした。

身内のはずの大人たちの愛がない言葉に、ついに大吉の堪忍袋の緒が切れてしまいます。

大吉
「りんはあんたらが思ってるより頭もカンもいい、少なくともあんたらよりはちゃんとした大人に育つさ」

近親者に対し自分の言いたいことをストレートにぶつける大吉。

彼はそのまま席を離れ庭で一人ぼっちだったりんの元へ向かいます。

大吉
「りん!こんなろくでもねートコ、子どもがいるトコじゃねーぞォ、おれんち来るかァ?」

近親者たちはこの発言にひどく動揺してしまいました。

しかしりんは自分の父親と同じ香りのする大吉の胸に飛び込んでいきます。

言葉がなくてもお互いの雰囲気と香りで、二人は家族であることを実感していたのでした。

こうして親族たちの反対を押し切って、大吉とりんは一緒に暮らし始めることになります。

りんを家に連れて帰って一緒に寝る大吉。

朝になるとりんが大吉を起こします。

りん
「ねえねえおじさん、おなかへったー」
大吉
「お・・・おじっ・・・おじさんっとかゆうな!つーかどっちかっつーとおまえの方がおばさんなんだからな!」

少し勢い余ったかもしれないと思う大吉。

しかし彼はもうすでに引き下がれないところまで来ていたのでした。

ここから始まる二人の特殊な同居生活はどうなってしまうのでしょうか!?

二人がお届けする一風変わった家族の物語は、実際に漫画を読んで感動を味わってみてください。

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うさぎドロップ(最終回)のネタバレ!感想もお伝えします!

2017.12.30

 

『うさぎドロップ』映画のキャストは?

大吉とりんの感動的なストーリーが大人気となった『うさぎドロップ』

その人気はとどまることを知らず映画化もされました。

気になるキャストは河地大吉役が松山ケンイチさんとなっていて、鹿賀りん役が芦田愛菜さんとなっています。

その他、香里奈さんや桐谷美玲さん、綾野剛さんも出演して話題になりました。

漫画をご覧になった後は映画も見てみることをお勧めしますよ。

少し漫画とは違う世界観も見所が満載になっています。

 

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