今回は「ふじつか雪」先生の『トナリはなにを食う人ぞ』という漫画を読んだので、ご紹介していきたいと思います。
『トナリはなにを食う人ぞ』はこんな漫画(あらすじ)
ガリ勉の稲葉すずなは農家を営む実家を出たいため猛勉強して都内の大学へ進学することができました。
ハッピーなキャンパスライフを送りたいため大学デビューしたのですが、すずなには1人暮らしができる生活力などありません。
そのため大学入学2週間で金欠によって倒れそうになってしまいます。
しかし所持金が残りわずかなため困り果てるすずなを、偶然マンションの隣に住んでいた同級生の瀬戸晴海が救ってくれました。
自分とは対照的に料理ができて自立している瀬戸にすずなは料理を教わることにします。
ここからすずなと瀬戸の間に恋心が生まれることはあるのでしょうか!?
大学生の日常と絶品レシピを紹介していく『トナリはなにを食う人ぞ』!
今回はレシピが人気の恋愛漫画についてネタバレを含みながら魅力をご紹介していきます。
ヒロインのチャーミングな日常と参考にしたいレシピをじっくりとお楽しみください。
『トナリはなにを食う人ぞ』の魅力紹介(ネタバレ含む)
前編
稲葉すずなは今年から都内の大学へ進学しました。

生活力が全く無いすずなはお金を使い過ぎてしまい食べるものに困っています。
入学したばかりの時はルックスが可愛いと褒められたすずななのですが、田舎にいた高校時代までガリ勉でした。
そんな田舎者のすずなが都内の大学へ進学した理由は農家を営む実家が苦手だったためです。
地元を抜け出して都会の企業に就職するため勉強してきたすずなは念願が叶って志望大学に入学することができました。
眼鏡をコンタクトに変え、必死にダイエットしたすずなは大学デビューを果たします。

調子に乗ってお金を使い過ぎた結果、現在の所持金は300円しかありません。
実家からの生活費が振り込まれるのは4日後のため崖っぷちに立たされています。
両親が引っ越しの時に渡してくれた食材も食べ尽くしてしまいました。
このままでは飢え死するかもしれないと思うすずなだったのですが、実家から救援物資が送られてきます。

喜ぶすずなはすぐに母親へお礼の電話をかけることにしました。
すると母親からしっかり生活ができているかどうか尋ねられます。
実はすずなの大学進学を父親は未だに反対していました。
そのため夏休み前に上京した時にもしもすずながしっかりと自立していなかった場合、仕送りをストップさせると言い出します。

焦り始めたすずなは料理を勉強することにしました。
幸いなことに母親が送ってくれた荷物にはカレーのルーが入っていたので、まずはカレーを作ってみることにします。
勉強はできるのでレシピを見ながら作れば簡単だと自信満々なすずな。
しかし玉ねぎと人参を切り始めるとすぐに指を包丁で切ってしまいます。
指に絆創膏を貼っていると焦げ臭いにおいがしてきました。

料理を始めたばかりなのですが一瞬でパニックになってしまいます。
するとここで部屋のインターホンが鳴りました。

火災警報器の音を聞いて心配になった隣人が様子を見に来てくれます。
火を消したすずなは慌てて玄関へ向かいました。


隣に住んでいたのは同じ大学に通う瀬戸晴海だったのです。
すずなは隣人が同級生だったことで安心したのと空腹で意識を失ってしまいました。
どのくらい時間が経過したか分かりませんが、意識を取り戻し始めたすずなの耳に懐かしい音が聞こえてきます。

気づかないうちに実家へ連れ戻されたと勘違いしたすずなが慌てて飛び起きました。
すると台所で瀬戸が料理を作っています。

腹の音を聞いてしまった瀬戸はすずなのためにロールキャベツを作ってくれました。
実家から送って来た野菜を使った瀬戸のロールキャベツを食べたすずなはあまりの美味しさに感激してしまいます。
料理の腕前に感動したすずなは仕送りをストップさせられるかもしれない状況を説明してから瀬戸にお願い事をすることにしました。


こうしてすずなは瀬戸に料理を教えてもらうことになったのです。
料理を勉強することですずなの生活力は向上するのでしょうか!?

憧れのキャンパスライフを送るはずだったのですが計画性の無さからあっという間にピンチとなったヒロインがキュートに感じました。
仕送りを止められないために料理を教わろうとする姿も可愛らしいですね。
大学生の恋模様と絶品のレシピをミックスさせた『トナリはなにを食う人ぞ』!
ここから本格的に瀬戸の料理教室がスタートしていきます。
徐々に心を通わせる2人の姿に注目しながら続きをご覧ください。
後編
料理教室の初日は瀬戸が作ってくれたロールキャベツを教わることになりました。
材料はキャベツに玉ねぎ、挽肉と牛乳にパン粉とニンニクを用意します。
調味料は醤油と塩胡椒にコンソメとナツメグなどを準備しました。
手順はまずキャベツをむいてから1~2分ほど茹でていきます。
玉ねぎはみじん切りにして調味料を入れながら挽肉とあわせて、タネができたらキャベツにくるみスープを作って煮込んだら完成となるのですが、瀬戸は一切手を貸してくれません。
そのためすずながぎこちない手つきで料理を始めました。



初心者のすずなは包丁の持ち方すら知りません。
さらに調理中にゴミを散らかしてしまったり、洗い物を調理と並行して行わないため叱られてしまいます。



威圧感のある教え方から瀬戸が運動部出身だということが分かりました。
その後も厳しいのですが丁寧な料理教室が続いていきます。
すずながロールキャベツのタネを作り終えると瀬戸が見本を見せてくれました。

もしもタネが残った場合はハンバーグやコロッケなどに代用できることも教えてくれます。
言葉遣いは厳しいですが瀬戸に教われば確実に料理の腕前が上達することを確信するすずな。


ここでようやく笑顔を見せてくれた瀬戸は付け合わせのサラダを作り始めます。
すずなは白米をよそいながら気になっていたことを質問してみました。




ドキッとするセリフをサラッと言いながら付け合わせ2品を完成させます。
瀬戸が実家の野菜を絶品料理にしてくれたことで、すずなは実家の野菜が素晴らしいことを思い知らされました。
その後、週1のペースで料理教室が開催されたことですずなは少しずつ料理の腕前を上達させていきます。
3か月後、いよいよ両親が上京することになりました。
すずなはロールキャベツを作って両親を待つことにしたのですが、上京してすぐに父親がギックリ腰になってしまいます。
病院に向かうことになった両親にすずなはロールキャベツを渡すことにしました。

実家に居た頃は農家を毛嫌いしていたのですが、料理を教わったことで素直に父親と母親へ感謝することができるようになったのです。
その後、彼女にフラれてしまった瀬戸と一緒に夕食を食べることになりました。
瀬戸はあっという間にメインディッシュを2品も作ってくれます。



彼女がいなくなったことを知ってドキドキしたすずななのですが、2人はまだまだ親密な関係になったわけではありません。
それでも頼もしくて素敵なお隣さんができたことに感謝するすずなだったのでした。
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『トナリはなにを食う人ぞ』はこんな人にオススメ
幸せな気分になれる恋愛漫画を探している人にオススメの作品です。
また本格的なレシピも紹介してくれているのでグルメ漫画ファンも満足できる内容になっていますよ。
優しい雰囲気で読者の心を温かくさせてくれる『トナリはなにを食う人ぞ』!
隣人同士の日常を微笑ましく描いたハートウォーミングな物語です。
漫画を読み終わった後はレシピを参考にしてみてください。
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