今回は「ふじつか雪」先生の『トナリはなにを食う人ぞ ほろよい』という漫画を読んだので、ご紹介していきたいと思います。
『トナリはなにを食う人ぞ ほろよい』はこんな漫画(あらすじ)
大学進学を機に上京した稲葉すずなは瀬戸晴海という同級生と隣人になりました。
ひょんなことから料理が得意な瀬戸にすずなが弟子入りしたことで2人は距離を縮めていきます。
なんだかんだあって交際した2人は大学卒業後、一緒に暮らすことにしました。
美味しいもので溢れたすずなと瀬戸の新生活を描いていく『トナリはなにを食う人ぞ ほろよい』!
今回は大人気恋愛漫画の続編についてネタバレを含みながら魅力をご紹介していきます。
成長した2人がお酒を交えながら料理を楽しむ姿から元気を貰ってみてください。
『トナリはなにを食う人ぞ ほろよい』の魅力紹介(ネタバレ含む)
前編
瀬戸と一緒に暮らすことになったすずなが荷物をまとめています。
結局カギはカバンの中から出てきました。
その様子を瀬戸がため息をつきながら見つめています。
少し天然ボケのすずなは大学進学で田舎から出てきた時に1人暮らしを始めました。
その時に隣人となったのが現在は恋人の瀬戸だったのです。
多少遅かったのですが恋をしたことですずなは青春を謳歌することができました。
そして今は大学卒業後、瀬戸と一緒に暮らすこととなったので荷造りの真っ最中なのです。
大好きな人と出会えた大切な時間を振り返った瀬戸とすずなは新居へ旅立っていきました。
新居での生活はまず荷物の整理からスタートします。
しかしすずなは空腹で力が入りません。
最初の頃はお酒があまり得意ではありませんでした。
ですが最近は上手に飲む練習をした甲斐もあってお酒が美味しいと感じるようになっていたのです。
さらにビールが飲みたい理由はこれだけではありません。
すずなは2人でお酒を飲みながら癒し合うことが一緒に住む特権だと考えていました。
瀬戸もその考えに同調してくれます。
2人は荷物の片づけを切り上げて食事を作ることにしました。
この日は引っ越し初日ということもあり蕎麦を茹で始めます。
しかし蕎麦だけではお酒が飲めないと感じた瀬戸はつまみを作ることにします。
叩いたきゅうりに割れ目ができたら手で食べやすい大きさに割ってから、手で割いておいた鶏むねに塩を振ってから落し蓋をして冷蔵庫で冷まします。
この時、加熱した時に出た水分を捨てないように注意しましょう。
水分と一緒に冷やすことで旨みが鶏むねに戻ることを瀬戸が教えてくれます。
長野出身のすずなは信州そばを買ってきていました。
蕎麦が茹で上がると冷やした鶏むねと梅、そしてきゅうりを和えたらおつまみも完成です。
完成した料理を2人は早速食べることにしました。
香川出身の瀬戸は年越しもうどんを食べていたそうです。
仲の良い2人は食文化の違いも新鮮に感じる事が出来ました。
育ってきた環境は異なるのですが2人には4年間交際してきた実績があります。
この実績を武器に瀬戸とすずなの幸せな新生活がスタートしました。
次はどんな料理が2人の心を満足させるのでしょうか!?
前作と同じように瀬戸とすずなの幸せな姿からエネルギーを貰える内容になっていますね。
また絶品レシピの詳しい紹介も引き継いでいるのでとても参考になりました。
隣人から同居人となった2人の様子と真似したくなるレシピを紹介してくれる『トナリはなにを食う人ぞ ほろよい』!
愛と幸せが溢れている同居生活にはドキドキするシーンも満載です。
それでは引き続き仲睦まじい2人の新生活をご覧ください。
後編
ビールを飲みながらすずなは瀬戸と一緒に暮らすことを改めて実感していました。
瀬戸にはこれまでと変わった様子は見られません。
対照的にすずなは同棲することに緊張感を抱いていました。
食事が終わると2人はこれからの生活について話し始めます。
まず生活費については新たに作った銀行口座から引き出すことにしました。
口座に入れる金額は様子を見ながらにするようです。
家事は分担しながら気が付いた方が行うことで納得しました。
意気込んで説明するすずなは思わず立ち上がってしまいます。
その様子を見ているうちに瀬戸が笑いだしました。
瀬戸に認めてもらったことで俄然やる気が出てきます。
最後に2人は常に他人と共同生活していることの自覚と礼儀を忘れず、思った事やわだかまりをためないようにすることを確認しました。
お酒を飲み終えるとロールキャベツ系男子の瀬戸がすずなにキスをしてきます。
2人はそのままベッドへ向かい引っ越し初日を終えました。
新生活が始まった2人はまずテーブルやカーテンを買いに行きます。
色々と買い物をしているとあっという間に時間が経ってしまいました。
簡単なおつまみも作りたいと思っていると、すずなの実家から大量の春キャベツが送られてきます。
すずなは大学生になった頃、金欠で塩キャベツばかり食べていたことを思い出しテンションが下がってしまいました。
この日のメインを天ぷらにした2人はおつまみを塩キャベツにします。
まずキャベツをざく切りにしてにんにくは薄切りで香り付け程度に加えました。
そして耐熱ボウルに入れラップをかけてからレンジで1分加熱します。
加熱したらざっくり混ぜて味を見ながら塩を加えていき、胡麻油と白いりごまを加えればお酒にピッタリのおつまみが完成です。
まずは天ぷらを塩で頂きました。
続いてすずなが塩キャベツに箸を伸ばします。
この日も美味しい食事で瀬戸とすずなの胃袋が満たされていきました。
2人が作る絶品レシピはまだまだこれだけではありません。
美味しい料理が続々と登場するここから先の展開は実際に漫画を読んでお確かめください。
『トナリはなにを食う人ぞ』シリーズに関するほかの記事はこちらです↓↓↓
『トナリはなにを食う人ぞ ほろよい』を読んだ感想
こんな恋愛がしてみたいと思わせてくれるハッピーな物語だと思いました。
大好きな人と料理をすることの楽しさも多くのシーンから伝わってきますね。
まだ前作を読んでない人でも楽しめる『トナリはなにを食う人ぞ ほろよい』!
前作を読んだ人は成長した2人の幸せな姿を楽しんでみてください。
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