『ミッドナイト・セクレタリ』のネタバレ(漫画)!感想も!

今回は「大海とむ」先生の『ミッドナイト・セクレタリ』という漫画を読んだので、ご紹介していきたいと思います。

※記事の中にはネタバレ部分がありますので、お先に立ち読みをお勧めします!

 

『ミッドナイト・セクレタリ』はこんな漫画(あらすじ)

秘書室の里塚花夜(さとづかかや)は優秀な仕事ぶりを評価され、入社2年目でありながら食器メーカー株式会社トーマの常務を担当することになりました。

常務の当麻杏平(とうまきょうへい)は社長の次男坊ですが、親の七光りで地位を確立した訳ではありません。

当麻は部下への要求が厳しくミスを許さない厳しさで有名なのです。

その反面で女性にだらしないという噂も絶えません。

実力を認めてもらうため努力する花夜だったのですが、知られてはいけない当麻の秘密を目撃してしまいました。

ファンタジーとラブストーリーを融合させた『ミッドナイト・セクレタリ』

今回はミステリアスな恋愛漫画の魅力についてネタバレを含みながらご紹介していきます。

オフィス内で巻き起こるファンタジックな恋模様をお楽しみください。

 

『ミッドナイト・セクレタリ』の魅力紹介(ネタバレ含む)

前編

食器メーカーの株式会社トーマで秘書をしている里塚花夜が上司から常務である当麻杏平の担当を命じられました。

入社2年目で常務を担当するのは異例の人事と言えます。

花夜が上司と一緒に常務の部屋を訪ねると、女性とキスをしている場面に遭遇しました。

仕事が始まることを理解した女性が帰っていくと当麻が用件を聞いてきます。

里塚花夜
「秘書室の里塚と申します、本日より常務を担当させていただくことになりました、よろしくお願い致します」
当麻杏平
「ああ、今日からか、里塚花夜くん・・・か、噂は聞いている、入社2年目だがずいぶん優秀だそうじゃないか」
里塚花夜
「恐れ入ります」

笑顔で応対する花夜にも当麻の噂は耳に入っていました。

26歳の当麻は独身で社長の次男坊です。

若くして常務になったのですが決して親の七光りだけではありません。

当麻は仕事ができるだけでなく、部下への要求はとても厳しくミスを許さないと言われています。

特に秘書は出勤時間の遅い当麻に付き合わされるため、長続きしないことが日常茶飯事となっていました。

仕事ができる一方で当麻は乱れた女性関係でも有名人です。

常務室を密会に使っているという噂を、花夜は秘書になった初日に思い知らされました。

そんな花夜の身体を当麻が食い入るように見つめてきます。

当麻杏平
「優秀・・・ねえ・・・連れて帰れ、俺の秘書にはもっと見栄えのするのを連れてこい、資格ばかり立派で茶汲み程度にしか使えん秘書は見栄えでもなきゃやってられん」

デリカシーのない発言を花夜は受け入れられません。

それでも冷静に対応していきます。

里塚花夜
「恐れ入りますがわたくしの容姿が恵まれていないのは承知しておりますが、使っていただかないうちに使えないと言われるのはまことに遺憾です」

自分を使えるかどうか判断するのは当麻の使いようだと迫りました。

少し反抗的な態度に見えるのですが、花夜が笑顔で迫ったので当麻も納得してくれます。

当麻杏平
「わかった、では・・・これらの処理とこっちの書類をもとに4種類の資料の作成、明日の会議の資料の作成、その他案内状・通知状の作成、それらと俺のスケジュールはそっちのPCに送っておく」

仕事の命令をするだけで当麻はこれ以上の質問を認めません。

自分のやり方は過去のデータを参照しろと命じました。

里塚花夜
「かしこまりました」

普通の秘書であれば横暴とも言える命令を受けれられません。

それでも自分の仕事に自信を持っている花夜は当麻の命令に応えることにしました。

当麻杏平
「それからアドレス帳にない女からの電話はつながなくていい、そっちで処理してくれ」

無理難題な命令だけでなく女性関係の尻拭いも任されてしまいます。

花夜は当麻を最低な男性だと思いながらも命令を確実に遂行することにしました。

ここまで花夜が仕事を頑張る理由は家庭環境が関係しています。

花夜の父親は経営していた会社が倒産したことによって心労がたたってしまい亡くなってしまいました。

その後はお嬢様育ちの母親がトーマの販売店で働きながら花夜を育ててくれたのです。

里塚花夜
「立派な秘書になって母に楽をさせてやりたい、母の自慢できる娘でいたい・・・」

母親のためにも花夜が弱音を吐くことはありません。

その一方で自分が使える秘書だと分かった時に当麻が見せる悔しそうな表情を楽しみにしています。

しかしこの先に花夜を待っているのは衝撃的な出来事だったのでした。

 

 

自分の能力を認めさせたい花夜の努力しようとする姿が素敵ですね。

その反面で女性にだらしない当麻の自己中心的な態度が印象に残りました。

正反対の男女が恋に落ちていく『ミッドナイト・セクレタリ』

ここから物語はファンタジー漫画の要素を強めていきます。

当麻が抱える大きな秘密にご注目ください。

後編

いつもように出社した花夜が仕事していると当麻が出社してきました。

当麻杏平
「すぐにミーティングを・・・これは終わらせたのか?」
里塚花夜
「はい常務、本日のご伝言です、スケジュールを確認致します」

花夜は命じられた仕事を全て終わらせています。

しかし他にも次から次へと仕事を命じてきました。

その全てを花夜はすぐに完了させていきます。

当麻杏平
「出かける」
里塚花夜
「あ・・・あの今夜6時からのご会合は・・・」
当麻杏平
「まっすぐ向かう、帰社はするが君は仕事がなければ帰っていい」

秘書になったことで当麻が誰よりも忙しくしていることが分かりました。

スケジュールの調整が困難になるほど当麻には次々と予定が入ってくるのです。

夕方から出社してくる理由も、社外で会合を済ませているためでした。

里塚花夜
「その中で女性との約束も少なくなく入れてくるからある意味すごいと思う・・・」

当麻がイケメンであることは認めます。

しかし社内の女子社員が騒ぐことは理解できません。

出かける当麻が日傘とサングラスを用意しています。

いつもこのような格好で出かける当麻は日光に弱いと噂されていました。

当麻杏平
「君に手配を頼んだ女性たちへのプレゼントがずいぶん好評だ、適当に頼んだにしては命中率が100%は高すぎだな、どうやって選んだ?」
里塚花夜
「常務の過去の発注記録を確認しました、常務はそれぞれの女性に合わせて選んでおいでのようでしたので、そこから先方の好みの傾向を推測しまして、それでいて同じ印象にはならないようにと、何か問題がございましたか?」
当麻杏平
「ああ問題だね、見栄えのしない秘書を傍に置き続けなきゃならんことを考えるとな」
里塚花夜
「ありがとうございます」

口は悪いのですがようやく花夜の仕事を認めてくれます。

しかしそれでも花夜の見栄えを良く思っていません。

当麻杏平
「ああそうだ、せめてコンタクトにしろ」
里塚花夜
「申し訳ございません、コンタクトは体質に合いませんでしたので」

自分の童顔にコンプレックスがある花夜は眼鏡をかけるようになっていました。

いくら当麻に命じられても眼鏡を外すつもりはありません。

2人が話していると急に女性が現れます。

女性が当麻に会いたかったと言ったことで、この日の予定は全てキャンセルになってしまいました。

当麻杏平
「大丈夫か?」

常務室で2人っきりになっていた当麻と女性が出てきます。

当麻に支えられている女性の顔色が良くありません。

里塚花夜
「煙も立たないほどする!?会社で!・・・煙も立たないっていうかすごく顔色が悪かったな、したばかりなのに?そういえばこの間の女性も帰りは顔色が悪かった・・・」

変な薬を使っているかもしれないと疑い始めます。

自分には関係ないと思うのですが、もしも社長の息子で常務取締役の当麻が違法な薬を使っていたら会社は存続できなくなるかもしれません。

会社が倒産すれば自分だけでなく母親も路頭に迷ってしまうのです。

焦り始めた花夜は真夜中になると常務室に忍び込むことにしました。

当麻は密会に常務室を使うので違法な薬を隠しているかもしれません。

しかしなかなか見つからず困っていると、当麻が女性を連れて常務室に入ってきました。

花夜は身を隠しながら2人の様子を観察します。

すると当麻が女性の首から血を吸い始めました。

恐ろしさから花夜が逃げようとすると、当麻に見つかってしまいます。

当麻杏平
「のぞき見か?いい趣味だな、見たんだろう?俺があの女に何をしたか」
里塚花夜
「・・・だったらどうなさるおつもりです?口封じにわたくしの血も吸いますか!?片づけなければならない死体をひとつ増やすのですか?」

花夜は吸血鬼の当麻が女性を殺したと思い込んでいました。

ですが女性は死んだわけではなく首に傷もありません。

当麻杏平
「俺たちが生きるのに必要なのはほんの少しずつの人間の生き血だ、人間どものように口に入るものならなんでも喰うような下品な真似はしないし吸血鬼は高貴な一族だ」

血を吸われた女性の顔を見てみると恍惚の表情を浮かべています。

当麻に愛撫された女性は血を吸われたことに気付きません。

自分が吸血鬼であることを認めた当麻はこれからも秘書として協力することを命じてきます。

命令に逆らえば母親を解雇すると言われた花夜は従うことしかできません。

里塚花夜
「わたし、吸血鬼の秘書になったようです・・・」

花夜は人間ではなく吸血鬼の秘書としても優秀な能力を発揮できるのでしょうか!?

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『ミッドナイト・セクレタリ』を読んだ感想

女性にモテる当麻の正体が吸血鬼だったという展開に驚かされました。

吸血鬼が残忍ではなく高貴な種族という設定も物語を面白くさせている気がしますね。

人間と吸血鬼の危険な日常を綴っていく『ミッドナイト・セクレタリ』

見所が満載の恋愛漫画になっています。

花夜と当麻がどのように距離を縮めるかドキドキしながら読んでいってください。

 

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