きみと青い春のはじまりのネタバレ(漫画)!純愛の結末は?

今回は「アサダニッキ」先生の『きみと青い春のはじまり』という漫画を読んだので、ご紹介していきたいと思います。

※記事の中にはネタバレ部分がありますので、お先に立ち読みをお勧めします!

 

きみと青い春のはじまり』はこんな漫画(あらすじ)

女子高生の末広しろは内気な性格のため入学式以来、クラスの誰とも話さず過ごしてきました。

そんなぼっち女子のしろにクラスで人気者の高砂という男子が罰ゲームで告白をしてきます。

罰ゲームだと知っていたしろは相手にしないのですが、引っ込みがつかなくなった高砂は何がなんでも付き合うとアプローチしてきました。

すぐに熱が冷めると思ったしろに対して、チャラ男だと思っていた高砂は真剣に向き合おうとしてきます。

ここから1人が楽だと思っていたしろの青春がスタートすることになるのでした。

同級生のキュンキュンする純愛を描写した『きみと青い春のはじまり』

今回はぼっち女子とイケメンの恋模様が読者を魅了している恋愛漫画の魅力についてネタバレを含みながらご紹介していきます。

青春真っただ中の男女が繰り広げる素敵なラブストーリーをじっくりと満喫してみてください。

 

きみと青い春のはじまり』の魅力紹介(ネタバレ含む)

前編

冒頭のシーンから末広しろが人気者の高砂に迫られています。

高砂
「いいか末広、何がなんでもおまえと付き合うぞオレは」

どうしてこんなことになったのか説明するためには、少しだけ時間を遡らなければなりません。

末広しろはこの日もいつものように教室で大好きな本を読んでいました。

末広しろ
「きらめきもときめきも本の中の物語より遠く、私の世界は静かで平和・・・だったのに」

静かで平和な日々を変えたのがクラスで人気者の高砂だったのです。

高砂は本に夢中なしろに突然告白してきました。

高砂
「末広さん!オレとちゅきあってください!」

告白に驚きながら高砂が言葉を噛んだことに気づきます。

しかしすぐに告白が罰ゲームであることを理解しました。

少し前にしろは高砂が友達と罰ゲームの内容を話しあっている場面を目撃しています。

そこで高砂の罰ゲームが告白だということを聞いていたのです。

末広しろ
「クラスでいちばん目立つ人気者の高砂君、でもまさかクラスでいちばん空気の私がターゲットになるなんて」

自分が罰ゲームの対象になるなど思ってもいませんでした。

そのため高砂の告白に反応することができません。

高砂
「おい末広、聞こえなかったならもっかい言うけど」

罰ゲームだと知らないクラスメイトたちは、高砂がしろに告白していることに衝撃を受けています。

そんなザワザワした空気感がしろを焦らせていきました。

末広しろ
「罰ゲームですよね!?」

大声で罰ゲームだということを指摘します。

ですがそれよりも高砂を含めたクラスメイト達は、しろの声を初めて聞いたことで驚きを隠せません。

そして陰キャのしろに告白をしたことが高砂の暇つぶしだと言い始めました。

今度はザワザワする雰囲気に高砂が耐えられなくなります。

高砂
「・・・ば、罰ゲームではない、末広!答え聞かせろよ・・・いや付き合うよな末広?」
末広しろ
「ひっこみがつかなくなってるー!」

しろは思わず心の中でつっこんでしまいました。

そんなしろのことを高砂が屋上へ連れ出します。

高砂
「クラスの奴ら騒ぎすぎだろ、で、どうなんだよ末広」
末広しろ
「どうもこうも早く解放してほしい」

今まで自分の時間を大切にしてきたしろはこれ以上、高砂たちの罰ゲームに関わりたくありません。

しかし高砂は引き下がってくれませんでした。

高砂
「おまえまさかオレが怖い?」
末広しろ
「怖くないです」
高砂
「声ビビッてんぞ、あとなんで敬語」
末広しろ
「これは緊張です」

入学して以来、しろは授業以外でクラスメイトと話したことがありません。

だから緊張がマックスになっているのです。

今は2月のため高砂もこのような状況に驚きを隠せません。

高砂
「まじかおまえ、入学式ぶりの会話がよりによってこんなば・・・」
末広しろ
「今罰ゲームって言おうと」
高砂
「してない!や、まあたしかにおまえいっつもすみっこで本読んでるもんな・・・しかもいっつも同じ本、なんで?飽きない?さびしくない?いいのかよそれで」

人見知りしない性格の高砂がしろにグイグイ迫ってきます。

こんな経験をしたことがないしろは困り果ててしまいました。

ですがこれ以上罰ゲームに巻き込まれたくありません。

末広しろ
「いいですっ、困ってないし本好きだし、だから、だ、大丈夫です!罰ゲームだとしても全然平気です、こんなことすぐ忘れますので高砂君も忘れて・・・」

しろが拒絶しようと俯きながら発言していると、高砂が屈みながら視界に入ってきました。

視界に入ってきた高砂はしろを睨んでいます。

高砂
「今なんつった、このオレの告白をこんなこと?すぐ忘れる!?いいか末広、何がなんでもおまえと付き合うぞオレは」
末広しろ
「な・・・なんでー」
高砂
「今日イチの大声が出たな」

こうしてしろの平和な高校生活が激動のものへ変わってしまいました。

クラスで大人気のイケメンに付き合おうと告白されたしろの日常はどうなってしまうのでしょうか!?

 

 

周囲と距離を置きながら生活しているのですが、その日常を自分に合っていると感じているヒロインが素敵だと思いました。

他人に合わせなくても生きていける人は少ないかもしれません。

1人の時間を楽しめるヒロインが急にイケメンから迫られて困惑する様子を描いていく『きみと青い春のはじまり』

陰キャでも素敵な恋ができることを表現した素敵な物語です。

チャラ男に見える高砂が実は好青年だったことに驚きながら続きをご覧ください。

後編

何がなんでも付き合うと告白した後で、高砂は一緒に帰ろうと言ってきます。

ですがしろは一緒に帰ることが耐えられないため、逃げるように1人で帰っていきました。

高砂のことを悪い人だと思っている訳ではありません。

読んでいる本に気付いてくれたことから高砂が自分のことを見ていてくれていたことには感激しています。

内気な性格のしろは小さな頃から転校を繰り返していて、クラスに馴染む努力をするよりも気配を消すことに慣れてしまいました。

そのため自分が告白されるなど考えたこともありません。

末広しろ
「罰ゲームだけどもし本当の恋の告白だったらどんな気持ちになるのかな、それまで生きてきた世界が全部変わっちゃうような気持ちになるんじゃないかな」

少しだけ世界が変わるかもしれないと思うのですが、高砂が告白してきたのはあくまでも罰ゲームであることを思い出します。

現実に戻ったしろは明日になれば高砂も自分のことを忘れるだろうと思うようになりました。

しかし翌日になると再び高砂がグイグイ迫ってきます。

高砂
「また今日も同じ本かよ」
末広しろ
「忘れてって言ったじゃないですか・・・」
高砂
「知るかそんな・・・すごい力だな!?顔見せろ!」

本を奪われそうになったしろは全力で抵抗しました。

するとさらに力を入れてきた高砂と顔の距離が急接近してしまいます。

末広しろ
「い、今の近さ何・・・」

男子とこんな距離に近付いたことはありません。

恋愛未経験なしろは思わずドキドキしてしまいます。

高砂
「流星の森、寿ミチル、この本、末広の愛読書、めちゃくちゃ好きなの?じゃなくて顔隠すのにちょうどいいサイズとか?」
末広しろ
「め、めちゃくちゃ好きのほうです・・・本名も顔もわからないけど作者はまだ10代の学生らしくて、ちょっとした描写とかその・・・ひびくっていうか好きです」

好きな本のことをしろはいつもよりも饒舌に説明しました。

そのため高砂にも冗談を言う余裕が生まれます。

高砂
「ふーん、オレが実は作者ですっつったらどうする?サインしてやろうか、本に」
末広しろ
「それはない、だって私みたいなぼっちの話だし・・・高砂君とは真逆という感じです」

高砂には本の魅力が理解できません。

しろは本の内容が孤独な自分を肯定してくれるようなところが面白いと説明します。

高砂
「全然わからん、わかんねェから今度貸してよ」
末広しろ
「貸します」
高砂
「いや初めて目が合ったわ今、末広おまえさ、そういう顔できるんだったらいつでもしとけよ、誰もおまえのことちょっと忘れらんねェぞ」
末広しろ
「わ・・・私は」

ドキッとするセリフのおかげで2人の間に良いムードが漂い始めました。

ですが嫉妬した女子によってムードが壊されてしまいます。

女子たちはいつまでもしろに構っている高砂を面白く感じていません。

嫌がらせのためしろが愛読している本を取り上げてしまいます。

高砂
「返せよ、末広の大事な本だろ、しかも次オレが借りんだよ」

高砂が本を取り返そうとしてくれるのですが、苛立った女子が本を窓の外へ捨ててしまいました。

次の瞬間、窓の外へ身を乗り出した高砂が本を拾ってくれます。

彼らのやり取りを見ていたしろは居てもたっても居られなくなり逃げ出してしまいました。

末広しろ
「なんで高砂君、罰ゲームってバレたからもういいのに、もう私にかまわなくていいのに、ずっと一人で平気だったのに、当たり前みたいに手を差しのべたりしないで、本当はずっとさびしかったことに気付かせないで」

このまま高砂と距離を縮めていくと、孤独に慣れた自分へ戻ることができないかもしれません。

だからこれ以上かまってほしくないのです。

しかし高砂がしろのことを追いかけてきました。

高砂
「末広!いきなり逃げんな、ビビるわ、ほらめちゃくちゃ好きな本」
末広しろ
「高砂君はいい人です、罰ゲームの罪悪感で優しくしてくれたのもわかります、高砂君がいい人だからです・・・もう十分、忘れてください、私も忘れます、これ以上は迷惑です」

いつの日か優しい高砂は気まぐれに飽きてしまうかもしれません。

その時に彼が去ってしまうことをしろは怖いと思い始めていたのです。

だからこそこれ以上の関わり合いは持ちたくありません。

臆病なしろは高砂と仲良くなろうとする勇気を出せないのです。

そんなしろを高砂はどのように変えていくのでしょうか!?

2人の甘い恋の行方は実際に漫画を読んでお確かめください。

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きみと青い春のはじまりを読んだ感想

ポジティブな男子とネガティブな女子の対比が物語を面白くさせていますね。

その中でも陰キャのヒロインに対しても純粋な優しさで接する高砂の姿がカッコイイと思いました。

傷つくことを恐れる女子高生と、閉ざされた彼女の心を開こうとする男子高生の恋模様が見所の『きみと青い春のはじまり』

青春時代の初々しい気持ちを思い出させてくれるストーリーになっています。

ピュアだった頃に戻りながら作品の世界観を満喫してみてください。

 

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