『おしゃピクしませんか?』のネタバレ!試し読み情報も!

今回は「南マキ」先生の『おしゃピクしませんか?』という漫画を読んだので、ご紹介していきたいと思います。

※記事の中にはネタバレ部分がありますので、お先に立ち読みをお勧めします!

 

『おしゃピクしませんか?』はこんな漫画(あらすじ)

23歳でOLをしている九谷澪はこれまで女友達ができませんでした。

上京して入った会社でも同僚の女性社員と仲良くなることができません。

しかし母親に心配をかけたくないため、友達とおしゃれなピクニックをすると嘘をついてしまいます。

母親からおしゃピクしている様子を撮影してほしいと言われた澪は、毎週日曜日に公園で顔を合わせる名前も知らない女性たちを誘うことにしました。

ダメもとで誘ったのですが世代もカテゴリーも異なる女性たちがおしゃピクへ参加してくれることになったのです。

OL、主婦、JK、JSが世代を超えて友情を育んでいく『おしゃピクしませんか?』

今回はチャーミングなグルメ漫画の魅力についてネタバレを含みながらご紹介していきます。

それぞれの個性を活かしながらおしゃピクを豪華にしていく4人の日常をワクワクしながらご覧ください。

 

『おしゃピクしませんか?』の魅力紹介(ネタバレ含む)

前編

日曜日の公園で九谷澪が人生最大の勇気を振り絞っています。

九谷澪
「み、皆さんもし良かったら私と・・・っ、おしゃピクしてくれませんか?」
有田華
「何言ってんだお前」

名前も知らない人たちをおしゃピクに誘っているのは、昨日電話で母親と話したことがきっかけでした。

地元で1人も友達ができなかった澪は東京での生活が楽しいと嘘をつきます。

また母親に心配をかけたくないため週末に女子会を開くと言ってしまいました。

九谷澪
「私は23年間女友達がいなかった、小さい頃の私はすごく口ベタで人に嫌われないよう常に笑顔を心掛けていた」

その結果、小学生の頃は男子に媚びていると言われてしまいます。

中学生の頃は彼氏を盗られたという根も葉もない噂を立てられました。

人口の少ない地域で澪は小・中・高・大とこのような状態で生きてきたのです。

環境を変えるため就職先を東京にしたのですが、同期の女子社員とも仲良くなれませんでした。

つまりOLになった現在も澪は一人ぼっちなのです。

この状況を打ち明けられない澪は母親に女友達とおしゃピクをすると言ってしまいました。

有田華
「で、おしゃピクに興味を示した母親におしゃピクしてる写真を見せる事になったと・・・名前も知らない赤の他人の私達と」
九谷澪
「あっ赤の他人じゃないです!毎週日曜だいたい同じ時間に同じ公園に来ている顔なじみです、最近会釈するようになった間柄でわたしにとってそれは・・・もうベストフレンドなんですよぉぉぉ!」

必死な澪は変なスイッチが入ってしまったようです。

その様子に怯えながらも女子高生が澪の提案を受け入れてくれました。

益子莉菜
「え・・・っと・・・な・・・なんか可哀想ですし・・・私で良ければやりますよ、おしゃピク・・・陽茉里ちゃんも良いよね?」
赤津陽茉里
「何か食わせてくれるなら何でもいい・・・」

女子高生と小学生がおしゃピクに参加してくれるため場所を変えることにします。

すると最初に声をかけた女性が大きな声を出しました。

有田華
「私はいいんかいこのボケェ、一度頼ったら最後まで頼らんかいぃぃ、ベストフレンドはどうしたオラ」

こうして4人でのおしゃピクがスタートしたのです。

ですが全く会話は盛り上がりません。

そのため澪は自己紹介から会話を始めることにしました。

九谷澪
「私は九谷澪23歳OLです、趣味は料理でっす」
有田華
「有田華主婦だ、趣味と実益を兼ねてウンスタしている」
赤津陽茉里
「赤津陽茉里・・・11歳・・・趣味は庭いじりと食べること・・・」
益子莉菜
「益子莉菜17歳高校生です、趣味はお菓子作りかなぁ」

陽茉里と莉菜は家が近所のため一緒によく散歩をしているそうです。

自己紹介が終わったところで華がおしゃピクの定義がおしゃれなピクニックだということを確認してきました。

もちろん澪はおしゃれなピクニックを楽しむつもりです。

しかしレジャーシートにブルーシートを用意していました。

九谷澪
「雑誌で見たブルーの敷物がステキだったので似た物を買ってみました、あっお弁当も作って来ました、プチトマトがおしゃれなんです、あと私が漬けたぬか漬けが」
有田華
「おいこのプチトマト、お前は何を以てこれをおしゃピクと申す・・・おしゃれの辞書引いて出直せや」

おしゃれの意味が分かっていない澪は茶色ばかりの料理をタッパーウェアに入れてきたのです。

このような行動がおしゃれではないと判断した華が怒ってしまいました。

九谷澪
「あれ・・・怒りを買ってしまった・・・!?帰っちゃう・・・?」

帰られてしまうかもしれないと心配になります。

しかし華はここで帰るような女性ではありません。

有田華
「おしゃれにするならとことんだ・・・皆あたしに付いてきな!」
九谷澪
「・・・っはい!!」

ここから4人の個性がどんどんおしゃピクをゴージャスなものへ変えていきます。

おしゃピクをする中で4人は仲良くなることができるのでしょうか!?

 

 

口下手を自認しているヒロインですが、名前も知らない人をおしゃピクへ誘った勇気に感動しました。

何事も自分から動かないと始まらないことを学べますね。

4人の女性が少しずつ絆を深める様子を描いた『おしゃピクしませんか?』

アウトドアが好きな人には真似してもらいたい内容になっています。

屋外で食事する楽しさを感じてみてください。

後編

澪が準備していたものにオシャレさを感じられない華は、3人を引き連れてオシャレなデリカ食品を扱うお店へ向かいました。

九谷澪
「うわ・・・っ、おしゃれ食べ物たくさん!こんなオシャショップはじめて入ったぁ」
有田華
「うるさい、澪が作ったお弁当に合わせて写真映えするものを買うぞ、澪予算はいくら出せる、私もそれに合わせる」
九谷澪
「え、いえ!私が誘ったので全部私が払います」
有田華
「バカか、金くらい払わせろや」

自分から誘ったのでお金は全て払うつもりだったので澪は華のことを良い人だと感じます。

口は悪いのですが華はおしゃピクを楽しんでくれているのかもしれません。

九谷澪
「華さん・・・私から誘ったのにこんなにしてくれていい人だな、勇気出して声掛けて良かった・・・」

続いて大人の華は女子高生の莉菜と小学生の陽茉里には100円だけを求めることにします。

安い金額に喜ぶ莉菜は自分ができる提案を出してくれました。

益子莉菜
「100円じゃ悪いのでデザートは私に任せてもらえますか?」

莉菜は3人をスイーツショップへ連れて行くことにします。

連れて来てもらったお店がとても可愛いため澪は感激してしまいました。

九谷澪
「可愛いお店・・・!」
益子莉菜
「ここ私の家なんですー、デブの家がケーキ屋って似合いすぎて笑いますよね」
九谷澪
「え!?かわいくてピッタリの間違いでしょ!?莉菜ちゃんの肌生クリームみたいになめらかだし、爪はさながらさくらんぼ・・・」
益子莉菜
「澪さんの天然誉め殺しはずかしい・・・っ」

華を筆頭に写真映えする可愛いスイーツを選んでいきます。

スイーツの次は華の家によって装飾品を車に搬入しました。

ここまでは順調だったのですが飾る花がないことに気付きます。

赤津陽茉里
「花ならうちにあるよ・・・」
益子莉菜
「ひまちゃんのお庭だね!ひまちゃんのお庭ステキなんですよ」

趣味が庭いじりだと言っていた陽茉里の家でおしゃピクを開催することになりました。

案内された庭は豪華絢爛で庭いじりというレベルではありません。

陽茉里は祖父が会社経営者で父親が重役というお嬢様だったのです。

庭の豪華さに驚きながらおしゃピクのセッティングを始めることにしました。

九谷澪
「・・・わあ・・・すごい、入れ物変えただけで私が作ったものがステキに見える・・・っ」
有田華
「ああ、器も料理の一部だからな、視覚で楽しみ味覚で愉しむんだよ」

3人が澪の知らなかった世界を次々と教えてくれます。

セッティングが終わると写真を撮影してから澪の作った料理を食べ始めました。

澪の作った料理を3人が美味しいと言ってくれます。

その様子に感激した澪はこのままおしゃピクを終わらせたくないと思うようになっていました

九谷澪
み「私次はもっとおしゃピク勉強します、次は完璧に全部用意します・・・っだからまた一緒におしゃピクしませんか?」

今回限りでおしゃピクを終わらせたくありません。

必死に想いを伝えたのですが信じられない言葉が返ってきます。

有田華
「いやだね・・・このバカ!お前今日一日何見てきた!何が次は完璧に全部用意するだボケ、お前一人で準備したおしゃピクなんかお断りだ!一緒に準備するってんならやるっつってんだよ」

華たちは澪に準備を任せることなど望んでいません。

こうして4人は正式におしゃピク仲間となったのでした。

九谷澪
「お母さん聞いて下さい、私にはじめての女友達が出来ました」

次はどのようなおしゃピクを開催するのでしょうか!?

 

『おしゃピクしませんか?』を読んだ感想

友達の作り方が分からないため全部を自分で準備しようとするヒロインが可哀想に思えました。

それでも華たちが受け入れてくれたことはヒロインにとって幸せな出来事ですね。

世代も個性も違う女性達が絆を深める様子を描いた『おしゃピクしませんか?』

ハッピーな気分を味わえる素敵な物語になっています。

太陽の下で食事する楽しさを教わってみてください。

 

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