プ女と野獣 JKが悪役レスラーに恋した話のネタバレ(漫画)!

今回は「安曇ゆうひ」先生の『プ女と野獣 JKが悪役レスラーに恋した話』という漫画を読んだので、ご紹介していきたいと思います。

※記事の中にはネタバレ部分がありますので、お先に立ち読みをお勧めします!

 

『プ女と野獣 JKが悪役レスラーに恋した話』はこんな漫画(あらすじ)

美人女子高生の百花はプロレス観戦を趣味にしていて、イチオシは悪役レスラーの久我選手です。

しかし女子高生らしくない趣味のため大っぴらにはできません。

そのため秘かに久我選手のTwitterをフォローしながら応援していました。

陰ながら支えようとする百花だったのですが試合会場に足を運ぶと久我選手に遭遇してしまいます。

ひょんなことからスタートすることになった女子高生とプロレスラーの恋を描いた『プ女と野獣 JKが悪役レスラーに恋した話』

今回はチャーミングなラブロマンスの魅力についてネタバレを含みながらご紹介していきます。

笑って泣ける恋模様を存分にご堪能ください。

 

『プ女と野獣 JKが悪役レスラーに恋した話』の魅力紹介(ネタバレ含む)

前編

百花がプロレスのテレビ中継を食い入るように見つめています。

テレビの中では悪役レスラーの久我選手が凶器を使い大暴れしていました。

会場はものすごいブーイングに包まれているのですが百花は全く気にしていません。

するとここで姉が声をかけてきました。

「ねぇ、私見たいのあるんだけど」

しかし集中している百花には姉の声が届いていません。

そのため姉は勝手にチャンネルを変えてしまいました。

百花
「ああ!ちょっとお姉ちゃん!」
「どーせ録画だしいいじゃん」
百花
「ちがう、今日のは中継なんだよ」

百花は姉からリモコンを取り戻すとチャンネルをプロレス中継に戻します。

するとテレビに勝ち名乗りを上げる久我選手が映っていました。

その姿に感動する百花だったのですが姉には妹の趣味が理解できません。

「ハァ・・・あんなゴリラのどこがいいんだか」

姉だけでなく家族全員が百花の趣味を理解していませんでした。

そんな百花が高校へ行くと友人がイケメンの写真集を見せてきます。

友人たちはイケメンの美しい筋肉を見て盛り上がっているのですが百花は関心を示しません。

感心のない様子に気づかない友人はイケメン2人のどちらがタイプか質問してきました。

百花
「わたしはどっちでもないかな・・・」

美人の百花が余裕たっぷりの態度を取ったため、友人たちはクールでカッコイイと褒めてきます。

しかし百花はあくまでも久我選手にしか興味がないだけでした。

百花
「わたしのイメージって・・・彼氏いない歴=年齢なのにな・・・」

そんな話をしていると久我選手のTwitterが更新されます。

Twitterを見てみると今日は後楽園で試合があるから応援してほしいと呟いていました。

百花
「お疲れ様です、今日も頑張ってください、応援しています」

フォロワーの百花はすぐにメッセージを送信します。

いつもこのように百花は陰ながら久我選手を応援していました。

一方その頃、久我選手は他の選手と試合前のファンサービスをしていたのですが、彼の前には男性ファンしか集まってきません。

そのため女性ファンが集めるイケメン選手を羨ましそうに見つめています。

久我
「しかしながらファンが俺に求めているのは違うワケで俺には俺の役割がある、ただそれだけのことだ」

役割分担を理解している久我選手なのですが、羨ましくない訳ではありません。

しかし今の彼には心の支えになるものがあるのです。

それが百花とのTwitterでした。

久我
「最近、女の子(たぶん)のファンとのやりとりが俺の日課で癒やしだ」

相手が何者かは分かっていませんがTwitterに癒されていたのです。

このように2人は気が付かないうちに相手を必要としていました。

一体ここから女子高生と悪役レスラーの恋はどのように進展していくのでしょうか!?

 

 

プロレス観戦が趣味という女子高生の姿がチャーミングだと思いました。

さらに悪役レスラーを応援しているところが愉快ですね。

斬新な設定の恋模様を表現していく『プ女と野獣 JKが悪役レスラーに恋した話』

素敵なラブストーリーにコミカルな要素を織り交ぜた物語になっています。

可愛い恋愛事情を読みながら胸キュンしてみてください。

後編

久我選手がTwitterで癒やされていた頃、百花もTwitterを見ていました。

すると久我選手の新しいtweetが更新されていて、ファンレターの送り先が書かれています。

百花
「ファンレターかぁ・・・手紙のほうが応援の気持ちが伝わるかも」

百花がファンレターを書くか悩んでいる頃、久我選手は移動のバスでスマホを眺めていました。

にやけながらTwitterをしていると先輩レスラーに携帯を奪われてしまいます。

先輩はTwitter相手の顔を知らないと言う久我選手の代わりに「ファンレター待ってるぞ!写真付きで送れよ」というメッセージを送信してしまいました。

そんなことが起きているとは知らない百花がファンレターを書いているとスマホの着信音が鳴りました。

百花
「しゃ、写真!?どっどうしよう、でも他のレスラーファンの人とかも写真送ったりしてるの見たことあるし・・・」

百花は勇気を出してファンレターに写真を同封することにします。

しかしなかなか良い写真を撮影することができません。

百花
「こうかな、いやちょっと角度が・・・」

少しでも可愛い写真を撮影するため努力する百花だったのです。

ですが返事をなかなかすることができなかったため、久我選手は嫌われたと感じていました。

久我
「あれからあの子からの返事がない、もちろん手紙も、完全に終わったな・・・」

落ち込みながら届いたファンレターを見てみると、明らかに可愛い女の子が選んだ便箋を発見します。

すぐに中を開けてみると本当に写真が入っていました。

この写真を見た久我選手は固まってしまいます。

数日後、百花は姉を連れてプロレス会場を訪れました。

百花
「ついにこの日が・・・緊張して吐きそう」
「なんでこんなのにつき合わなきゃいけないの」
百花
「さすがに1人で観戦は勇気がなくて・・・大丈夫!イケメン選手たくさんいるからね!」
「私にはみんなゴリラだよ」

乗り気ではなかった姉だったのですが、いざ試合が始まると軽量の選手が繰り出す空中技に魅了されていきます。

その様子を見た百花も嬉しそうな表情を浮かべていました。

百花
「ね!ジュニアの選手って飛んだり跳ねたり本当すごいよね」
「ジュニアってなに、若いってこと?」
百花
「体重が軽い選手のことかな」
「へー、だから細マッチョな感じでかっこいいんだー」

2人の言う通りジュニアの選手は女性からの人気が高くなっています。

そんな話をしているとついに久我選手の出番がやってきました。

久我選手が登場しただけで百花は大興奮しています。

百花
「やっぱかっこいいー」

しかしパイプ椅子を持ち出した久我選手を姉は受け入れることができません。

「やだ!ちょっとあんなの使っていいの?」
百花
「いいんだよ、これぞ久我さんスタイル、いいぞー、もっとやれー!」

綺麗な顔をしながら悪役スタイルに興奮する妹のことがますます理解できなくなってしまいます。

こうして百花が大興奮する中、試合は終了していきました。

2人が帰ろうとすると外は雨が降っています。

「傘持ってきて正解だね」
百花
「お姉ちゃん、こっち」

百花は姉の腕を引っ張ると出待ちのファンが集まる場所へ向かいました。

ですが久我選手はなかなか姿を見せません。

すると少し遠い場所にいた久我選手を姉が見つけました。

百花がゆっくり近づいていくと久我選手が気づいてくれます。

久我
「手紙くれた子だよね?」

声をかけてもらったことで百花は泣き出してしまいました。

百花
「すいません、感動してしまって・・・」

久我選手は泣き出した百花の頭を優しく撫でてくれます。

久我
「よし、泣きやんだな?」

どうにか涙を止めることができた百花は観戦できた喜びを伝えることにしました。

百花
「今日はありがとうございました、生で観れて良かったです」
久我
「おう、こちらこそ観にきてくれてありがとな!会えてよかったよ」

初めて顔を合わせた2人だったのですが、ここでレスラーを乗せるバスの発車時刻を迎えてしまいます。

また試合会場に足を運んでほしいと言ってバスに乗ろうとする久我選手だったのですが、急に百花の方へ引き返してきました。

百花
「・・・?久我さん、ぬれちゃいますよ」

傘を差し出した百花に対して久我選手が頬にキスをしてきます。

久我
「じゃ、また会場でな」

彼の行動にキスをされた百花も、その様子を見ていた姉も言葉を失ってしまいました。

実はこの時、久我選手は百花のことを高校生ではなく成人女性だと勘違いしていたのです。

果たして勘違いから始まる恋の行方はどうなっていくのでしょうか!?

 

『プ女と野獣 JKが悪役レスラーに恋した話』を読んだ感想

女性のプロレスファンが多くなっている現在ですが、悪役レスラーに興奮する女子高生は珍しいと思います。

このユニークな設定と久我選手の勘違いがストーリーをコミカルに仕上げていますね。

プロレスに興味がない人も惹きつける魅力を持った『プ女と野獣 JKが悪役レスラーに恋した話』

恋愛漫画を読みながらクスッと笑いたい人に読んでもらいたい物語になっています。

ピュアでキュートな恋愛模様をじっくりと満喫してみてください。

 

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