『魔法のリノベ』のネタバレ(漫画)!あらすじと感想も!

今回は「星崎真紀」先生の『魔法のリノベ』という漫画を読んだので、ご紹介していきたいと思います。

※記事の中にはネタバレ部分がありますので、お先に立ち読みをお勧めします!

 

『魔法のリノベ』はこんな漫画(あらすじ)

リノベーション工事を請け負っているまるふく工務店は男性ばかりの家族経営のため、父親である社長の蔵之介は女性の視点が足りないと感じています。

そこでリフォーム部に真行寺小梅という女性の営業を入れることにしました。

小梅とペアで営業することになったのは長男の玄之介です。

インテリアコーディネーターの資格を持ち、大手工務店で営業を担当していた小梅は入社初日から実力を遺憾なく発揮し始めました。

様々なお客様の希望を小梅と玄之介は叶えてあげられるのでしょうか!?

住宅の改築工事を題材にした『魔法のリノベ』

今回は人と住宅の懸け橋になる職業にスポットを当てたヒューマンドラマの魅力についてネタバレを含みながらご紹介していきます。

専門的な知識でお客様に寄り添う素敵な仕事の裏側を教えてくれますよ。

 

『魔法のリノベ』の魅力紹介(ネタバレ含む)

前編

リノベーションとは間取りの大規模な変更などを行う改築工事です。

そんなリノベーション工事を請け負っているまるふく工務店ではリフォーム部を刷新することにしました。

まるふく工務店は男性ばかりの家族経営なので女性の視点が欠けています。

リフォームの客層は主婦層が主軸になるので女性の視点は欠かせません。

そこで社長の蔵之介は女性の営業を入社させることにしました。

女性の営業とペアを組むのはリフォーム部で営業を担当している長男の玄之介です。

真行寺小梅
「ではまずお手並み拝見と行きましょう、福山さんがどういう営業メソッドをお持ちなのか知っておきたいですし」
福山玄之介
「え、それ逆じゃないですか?その台詞僕があなたに言う台詞ですよね、真行寺さん」
真行寺小梅
「確かに私は今日が営業初日の新入社員で福山さんは半年先輩なわけですから一般的にはそうなりますが、この業界私のほうが長いですしリフォーム部のテコ入れが私の仕事ですから」

こうして玄之介はテコ入れされることになりました。

まず2人が向かったのは見積もりの依頼を受けた西崎様ご夫婦のお宅です。

依頼内容は廊下を挟んだ台所と和室を繋げて広いLDKにリノベーションしたいというものでした。

西崎様は築42年の家を7年前に相続し、外装と風呂トイレはリフォームしたそうです。

しかしご主人は古臭い間取りが使いづらいので広いリビングが欲しいと考えていました。

福山玄之介
「さようでございますか、こちらの和室二間と合わせると20畳以上のリビングが作れますね」

やぼったい和室にはソファセットが置けません。

そこで広いリビングにリノベーションしたいそうです。

玄之介は奥様にどのようなタイプのキッチンを望まれるか聞いてみました。

すると値段が高くなければ何でもいいと言われます。

真行寺小梅
「近頃はともにお料理を楽しまれるご夫婦も増えておりますのでどうぞおふたりでご覧になってください、お菓子作りやそば打ちをご趣味にされる男性が広い作業台をご所望されることも増えております」

ご主人はそば打ちを始めたばかりでした。

カタログを渡すと小梅は元々まるふく工務店が木工を専門にしているので、特注の作業台でも他社より安価に作れることをアピールします。

福山玄之介
「なんと入社一日目ですでにウチの工務店の売りを把握している!しかもご主人の気持ちを一瞬で惹きつけた」

小梅の営業力に驚かされました。

しかし小梅は特別なことをしたわけではありません。

真行寺小梅
「簡単なことです、キッチンの棚にそば打ち入門の本が二冊ありました、それとご主人の指手荒れがありました、対して奥様の手はツルツル、あのご夫婦家事をなさっているのはご主人のほうだとお見受けします」
福山玄之介
「そんな所まで見てたんですか!」

お客様が言いたいことは営業がそれとなく聞き出さなければいけません。

さらに小梅は玄之介のNG行動を注意します。

真行寺小梅
「キッチンの話題を奥様だけに振ったこと、名刺を奥様にお渡ししなかったこと、玄関に並んでいた奥様の靴を見ましたか?バリバリのキャリアウーマンですよ彼女、テンプレな家族像、そういう思い込みは今すぐ捨ててください」

営業は五感を研ぎすまさなきゃいけません。

そのため玄之介に勝手な思い込みを捨てさせます。

営業から戻ると小梅の歓迎会が行われました。

まず蔵之介がインテリアコーディネーターの資格保持者で、大手工務店のグローバルライフホームで7年間営業していた小梅の経歴を紹介します。

経歴の紹介が終わると設計を担当している三男の竜之介が小梅にグローバル社を辞めた理由について質問しました。

真行寺小梅
「一身上の都合です、人間関係の構築に失敗して、ですがなにか、辛い経験でしたが私にとっては良い勉強になりました、その教訓はこちらで生かしたく思ってますのでよろしく、竜之介さん」

答えにくい質問をサラリとかわした小梅に玄之介はカルチャーショックを受けます。

小梅のように自分の傷をサラリと扱えたらすごく楽なのかもしれません。

話しをしていると玄之介の息子が帰ってきます。

玄之介に息子がいることを小梅は知りませんでした。

福山玄之介
「といっても僕は現在独身なんですが、十カ月前に奥さんがウチの元営業マンと駆け落ちしちゃいまして」

小梅のように自分の傷をサラリと扱ってみます。

しかし場の雰囲気が悪くなっただけでした。

このような状態でリノベーションの契約を勝ち取れるのでしょうか!?

 

 

初日から営業のメソッドを披露した小梅のカッコ良さが際立っていますね。

社会人のお手本となる小梅の営業スキルは真似したくなりました。

お客様の要望に応えるため奮闘する小梅の活躍を描いた『魔法のリノベ』

小梅と玄之介のコンビが西崎様ご夫婦の望みを叶えられるのかが見所になっています。

温度差がある夫婦のために小梅と玄之介が発案した最適なプランにご期待ください。

後編

まず小梅と玄之介は西崎様ご夫婦に現在と同じタイプのI型キッチンを勧めました。

これなら水道やガスの位置を変更せずに済むので工事費用を安く抑えられます。

作業台にカウンターが付いているところもご主人は気に入ってくれました。

しかし奥様はまるふく工務店に頼むメリットがないと感じています。

I型キッチンが低コストなら大手のプランをI型に変更してもらえば済むだけなので、今回のプランには納得してくれませんでした。

真行寺小梅
「ため息つかないでください、社に戻って練り直しましょう」

落ち込んでいる暇はありません。

小梅の強さに驚いていると西崎様のお宅に車が停まりました。

福山玄之介
「真行寺さんグローバルLホーム社ですよ!西崎様がおっしゃってた大手ってグロー・・・」
真行寺小梅
「急ぎましょう、明日までにプランの練り直しを」
福山玄之介
「カンの悪い僕でさえ察してしまった、あの男が彼女の人間関係の構築に失敗した相手だ」

悲しそうで悔しそうな小梅の表情を玄之介は初めて見た気がします。

それでも会社に戻るといつも通りの小梅に戻りました。

まずは西崎様のプランに足りなかったものを考え始めます。

真行寺小梅
「私たちはあのご夫婦の何か大事な部分を見落としている気がします、グローバルに勝つにはそこを見出さないと・・・勝ちたいです、この案件は」

玄之介も絶対に勝ちたいと思い始めました。

しかし具体的なプランが思い浮かんだわけではありません。

福山玄之介
「でもちょっと今思い出したんですけど、奥様が厳しいことをおっしゃる前にご主人が古臭い和室ともおさらば出来るっておっしゃったなって」

前回の打ち合わせでもご主人は古臭いとかやぼったいという言い方であの家に対する不満をこぼしていました。

奥様は終始ニコリともしていなかった気がします。

真行寺小梅
「それだ・・・それです玄之介さん、あのお宅の登記簿謄本を見てみましょう!ご夫婦どちらがご両親から相続されたのか調べるんです、おふたりの温度差の理由はそこにあるかもしれません、それをプランに反映させれば」

調べてみると西崎様のお宅は奥様のご両親が建てた物件で、奥様が小学生くらいの時に完成した住宅でした。

思い出と思い入れがあるので相続時に建て替えなかったことが想像できます。

対照的にご主人は家に思い入れは全くありません。

まるふく工務店がこの案件を勝ち取るためには両方の気持ちを満足させる必要があります。

そこで小梅は奥様の思い出をピンポイントでも残すことを考え始めました。

福山玄之介
「縁側・・・縁側だけでも残せないかな、LDKだけど窓側を縁側としても使えるようにデザインして」
真行寺小梅
「今の和室の趣を一部残した洋室・・・それだ!鴨居を残したらどうでしょう?床柱に上等な桜の木が使われてたのであれも使って」

小梅のアイディアを竜之介がイメージ画に描いていきます。

リビングプランが完成すると西崎様に改めてまるふく工務店としての考えを説明することにしました。

福山玄之介
「縁側をテラス感覚でお使いいただける様デザインしました、あのすばらしい桜の床柱も残したいと我々は考えました」

奥様にとって縁側は両親との思い出が詰まった大切な場所だったそうです。

縁側を残したことで奥様もリビングプランを気に入ってくれました。

こうしてまるふく工務店はグローバル社に勝つことができたのです。

小梅と玄之介は記念すべき初白星をお酒を飲みながら祝うことにしました。

真行寺小梅
「ま、早い話が二股かけられてたわけですよ、相手のタイプが陰謀はりめぐらすタイプだったので罠にはまって自滅」
福山玄之介
「・・・ヒドイ話ですね、でもヒドイ話なら僕も負けませんよ!例の奥さんがカケオチしちゃったウチの元営業って弟なんです僕の、次男の虎之介」

玄之介の方がヒドイ目に遭っているかもしれません

2人は営業の星になることを誓いました。

真行寺小梅
「でも傷のなめあいとか不幸な過去を持つ同士のなれあいとかは今日限りにしましょうね、玄之介さん」

まるふく工務店の玄梅コンビが魔法のリノベを提案する次のお客様は、どんな悩みや事情を抱えているのでしょうか・・・!?

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『魔法のリノベ』を読んだ感想

ご夫婦の温度差に寄り添った結果、小梅と玄之介が最高のプランを提案できたシーンに感動しました。

2人のような真摯で誠実な営業なら自宅のリノベーションを任せたくなりますね。

大切な住宅の改築を真剣に考えてくれるプロフェッショナルの仕事ぶりを表現していく『魔法のリノベ』

小梅たちのようなプロに出会ってみたいと思わせてくれました。

どんな業界でも仕事と誠実に向き合うことの大切さを学ばせてもらいましたよ。

 

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