今回は「原作 左藤真通 作画 富士屋カツヒト」先生の『しょせん他人事ですから~とある弁護士の本音の仕事~』という漫画を読んだので、ご紹介していきたいと思います。
『しょせん他人事ですから~とある弁護士の本音の仕事~』はこんな漫画(あらすじ)
主婦の桐原こずえは節約レシピや財テクなどを紹介するブログの運営を行っています。
いつものようにブログをチェックしていると、根も葉もない誹謗中傷で炎上していました。
電話番号がネット上に晒されてしまったため、桐原は弁護士の無料相談会を訪ねることにします。
そこで待っていたのはネット案件に詳しいのですが、お客に寄り添おうとしない変わり者の保田理という弁護士でした。
余計なお世辞を言わない弁護士とパラリーガルは、主婦の桐原をネットトラブルから救い出すことができるのでしょうか!?
誰もが被害者と加害者になる可能性があるネット社会の闇に焦点を当てた『しょせん他人事ですから~とある弁護士の本音の仕事~』!
今回は現代社会の裏側を暴いていく衝撃作品の魅力についてネタバレを含みながらご紹介していきます。
自分も被害に遭うかもしれない社会問題と向き合うきっかけにしてみてください。
『しょせん他人事ですから~とある弁護士の本音の仕事~』の魅力紹介(ネタバレ含む)
前編
桐原こずえが寝ていると枕元に置いてあるスマホが何度も鳴動しました。
スマホをチェックしてみるとブログが炎上しています。
詳しく調べてみると桐原が人妻専門の風俗店で働いているという事実無根のまとめサイトまでアップされていました。
まとめサイトのせいでブログのコメント欄は無茶苦茶な状況になっています。
混乱しているとスマホに非通知で電話がかかってきました。
電話の相手は桐原が本当に風俗嬢だと思い込んでいます。
実は炎上しているコメント欄に桐原の電話番号まで流出していました。
桐原が困り果てている頃、都内某所で弁護士の無料相談会が開催されています。
ネット案件に強い保田弁護士の元には数多くの依頼者が相談にやって来ていました。
まず1人目の男性はツブヤイターでアホと言われたため訴えたいそうです。
悪口を呟かれただけでは訴えることはできません。
そのことを説明すると男性は怒ってしまいました。
保田は優秀な弁護士なのですがお客に寄り添って話を聞くようなことはしません。
すると業務を補助するパラリーガルの加賀見灯に書類で頭を叩かれてしまいます
お客との会話を時間のムダだと思っているため、この日の契約成立件数は0件でした。
それでも保田には仕事のスタイルを変えるつもりがありません。
怒った加賀見は上司である保田の首を絞めてしまいます。
弁護士は慈善事業ではないのでこのままだと給料に響いてしまうかもしれません。
2人が揉めていると新たな相談客が訪ねてきます。
お客が来たため加賀見がコーヒーを淹れに行きました。
そして服装を整えた保田は改めて桐原から話を聞くことにします。
桐原は相談しているうちに号泣してしまいました。
どうやらまだ気持ちの整理ができていないようです。
しかし保田は相談客が泣き出しても態度を変えることはありません。
保田の言葉は正論なのですが、すぐに怒った加賀見が戻ってきました。
そして首を絞めながら保田をバックヤードへ連れて行きます。
たしかに相談内容は保田にとって他人事かもしれません。
ちっとも相談客に寄り添おうとしない保田は桐原が巻き込まれたトラブルを解決できるのでしょうか!?
本音を隠さずに仕事と向き合う弁護士の姿が印象的ですね。
タイプが異なるパラリーガルとの関係性もユニークだと思いました。
現代の闇にメスを入れていく『しょせん他人事ですから~とある弁護士の本音の仕事~』!
ストーリーはコミカルに描かれていますが、避けては通れない社会問題をテーマにしています。
他人事ではないネット社会の闇に関する情報を学んでみてください。
後編
加賀見に説教された保田は改めて桐原の相談内容を聞いてみることにします。
ブログでは節約レシピや主婦向けの財テクなどを紹介していました。
このブログは人気を集めていて加賀見も知っているほどです。
桐原がブログの炎上に気付いたのはツブヤイターのバズでした。
バズの返信にはまとめサイトのリンクが貼付していたものがあり、開くと風俗用の大手掲示板に繋がっていたのです。
風俗用の大手掲示板には桐原が人妻風俗で働く人気ブロガーという記事が掲載されていました。
事実確認をしただけなのですが、加賀見に口元をつねられてしまいます。
もちろん保田には桐原を怒らせるつもりなどありません。
炎上など経験したことがない桐原に保田は2種類の行動を示します。
まず書き込みやサイトを消したいなら削除申請しなければなりません。
そして書き込んだ相手を特定したいのであれば情報開示請求という手段があります。
サイトによりますが削除申請は個人でも可能となっていました。
桐原はまず自分で削除申請を行うことにします。
しかしまだ納得できていないようでした。
説明を聞いた桐原は情報開示請求をお願いしようとします。
ですが保田が情報開示請求の問題点を説明してきました。
まずここ数年、炎上などのネットトラブルが大幅に増加しているにも関わらず、情報開示の請求件数はそこまで増えてはいません。
その理由はお金と時間がかかり精神を削られてしまうためです。
多額の賠償に成功したケースはレアで、相手に支払い能力がないことも少なくありません。
その上で保田は桐原の気持ち次第だと説明しました。
ただし保田としては情報開示請求をお勧めしていません。
無料相談が終わり家に帰った桐原はネットで保田法律事務所の評価を検索してみることにします。
すると多くの誹謗中傷が見つかるのですが、中には必要なことだけを本音で言ってくれたので信頼できるという評価が見つかりました。
この評価に共感したことで桐原は覚悟を決めます。
お金の問題ではないと感じた桐原は保田に情報開示請求をお願いしました。
するとこれまでは他人事だと言っていた保田の表情が一変します。
こうして情報開示請求が行われることになりました。
プロバイダーが情報開示請求を行う場合、書き込んだ発信元へ意見照会を行うことになっています。
つまり自宅から書き込めば自宅へ、会社から書き込めば会社へ意見照会が送付される仕組みになっていました。
2ヵ月後、いよいよ桐原の復讐劇が幕を開けたのです。
ネット案件に強い弁護士の保田は依頼者にどのような形で勝利をプレゼントするのでしょうか!?
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『しょせん他人事ですから~とある弁護士の本音の仕事~』はこんな人にオススメ
SNSやブログを活用している人にオススメしたい作品です。
ネットの裏に潜んでいる恐ろしいトラブルが題材なので参考になると思いますよ。
すぐ近くに存在している問題をリアルに表現した『しょせん他人事ですから~とある弁護士の本音の仕事~』!
他人事では済まない大きな社会問題と向き合った漫画になっています。
トラブルについて勉強しながら作品の面白さを味わってください。
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