しかのこのこのここしたんたんのネタバレ(漫画)!感想も!

今回は「おしおしお」先生の『しかのこのこのここしたんたん』という漫画を読んだので、ご紹介していきたいと思います。

※記事の中にはネタバレ部分がありますので、お先に立ち読みをお勧めします!

 

『しかのこのこのここしたんたん』はこんな漫画(あらすじ)

都立日野南高校に通っている虎視虎子(こしとらこ)は成績優秀で品行方正な人気者です。

人を魅了する美貌で順風満帆な高校生活を送っている虎子ですが、実は中学まで日野の猛獣と呼ばれるヤンキーでした。

高校デビューしてから足を洗ったので元ヤンであることは絶対に隠し通さなければなりません。

バレることないと思っていた虎子だったのですが、電線に引っかかっているツノが生えた女子高生の鹿乃子のこ(しかのこのこ)と出会ったことで運命が激変していきます。

優等生の美少女と鹿のような女子高生が繰り広げる日常を綴っていく『しかのこのこのここしたんたん』

今回は可愛らしいギャグコメ漫画の魅力についてネタバレを含みながらご紹介していきます。

シカと出会った美少女の物語を読んで大笑いしてください。

 

『しかのこのこのここしたんたん』の魅力紹介(ネタバレ含む)

前編

高校2年生の虎視虎子は清楚で品行方正、容姿端麗で成績優秀な学校の人気者です。

虎視虎子
「そんな私だが誰にも言えない秘密がある、それは元ヤンであること」

中学時代は日野の猛獣と呼ばれていました。

しかし高校デビューと同時にヤンキーからは足を洗い優等生のイメージを作り上げてきたので、元ヤンであることがバレてしまえばこれまでの努力が水の泡になってしまいます。

順風満帆な高校生活を送り続けるため、元ヤンだという事実は絶対に隠し通さなければなりません。

虎視虎子
「ま、バレることなんてないだろうけど、そう思っていたのだ、今日この日までは・・・」

学校に向かっていると電線に引っかかっている女子高生を目撃しました。

女子高生の頭にはツノが生えているので人なのか鹿なのか分かりません。

また気温12度なのに大量の鼻水を流しています。

虎視虎子
「しかもめっちゃ鳥が群がってるし、犬猫威嚇しまくりだし」

動物たちが大騒ぎしているので怖くなってきました。

その中で鳥が女子高生のツノに集中攻撃を仕掛けます。

鹿乃子のこ
「お?やんのか?やんのかオラッ」
虎視虎子
「なぜその状況でケンカ腰・・・これ助けたほうがいいのか・・・?」

しばらく様子を見ていると目が合ってしまいました。

目を逸らした虎子は気のせいだと思いたいのですが、振り返ると女子高生がこちらを見つめています。

やはり目が合っていましたが、こんなところで寄り道していては遅刻してしまうかもしれません。

優等生のイメージを作り上げてきた虎子は遅刻する訳にはいかないので、ここは見なかったことにして急いで学校へ向かうことにします。

鹿乃子のこ
「・・・見捨てるんだ・・・」
虎視虎子
「は・・・べっべべべべ別に見捨てるわけじゃ・・・ていうか勝手にあなたがぶらがってるだけよね・・・?私急いでるの、遊びに付き合ってあげる時間はないのよ、それじゃあ」
鹿乃子のこ
「明日のニュースでさぁ・・・日野市の女子高生ハトの襲撃を受け死亡って・・・放送されるかも・・・これから毎朝この道を通るたび・・・私の顔を思い出すかも・・・あのときたすけていればって・・・一生引きずって生きていくかも・・・」

黒ずんだ瞳で見つめる女子高生に脅されたので、仕方なく虎子は助けてあげることにしました。

15分後、無事に女子高生が生還します。

虎視虎子
「おま・・・あなたどうしてあんなところに?」
鹿乃子のこ
「朝起きたらすでにあそこにいたんだよね、なぜか」
虎視虎子
「マジでなぜだよ」
鹿乃子のこ
「とにもかくにも助けてくれてありがとう!ヤンキーのお姉さん!」

重たくて疲れてしまいましたが助けたことはどうってことありません。

それよりもヤンキーのお姉さんと呼ばれたことが引っ掛かります。

虎視虎子
「立てば芍薬座れば牡丹と言われるこの私が!?ヤンキー!?ああああああああああああありえないでしょう!」
鹿乃子のこ
「そっかー・・・でも匂うんだけどんあぁ・・・ツノも反応してるし」
虎視虎子
「光んのソレ!?きっ気のせいじゃないかしら!?人違いとか・・・私急ぐからもう行くわね!もうあんなところにひっかからないように!それじゃ!」

これ以上関わると危険だと判断した虎子は立ち去ることにしました。

元ヤンだということがバレそうになった理由は分かりませんが、もう会うことはないはずです。

しかし学校に着くと転校生がやって来ました。

鹿乃子のこ
「のつ!鹿乃子のこです、のこたんって呼んでね」

のこたんがツノでドアをぶち破って登場したのに、誰もそのことを気にしていません。

自分がおかしいのか虎子が不安になっていると、のこたんの席が隣になってしまいました。

また変なことを言いだしたらこれまで作り上げた高校生活が崩壊するかもしれません。

そこで虎子は先手を打つことにします。

虎視虎子
「ごっごきげんよう!あなた転校生だったのね、私は虎視虎子、一応この学級委員をやってるわ、わからないことがあったらなんでも聞いてね、私のことは好きなように呼んでくれて構わないわ」
鹿乃子のこ
「好きなように?わかったよ!ヤンキーのお姉さん!」

先手を打ったはずなのにヤンキーと呼ばれたことでクラスメイトが騒然としてしまいました。

虎子は他にツッコミどころがあると思いながらヤンキーを否定します。

虎視虎子
「ヤヤヤヤヤヤヤンキーっていったいなんのことかしら?言いがかりならやめてくださる?」
鹿乃子のこ
「言いがかりじゃないよ、私の野生の勘がお姉さんはヤンキーって言ってる、あとお姉さん・・・処女だね、ツノも光ってるし」

またしてものこたんのツノが光ります。

しかし虎子はツノの光が何に反応しているのか分かりません。

虎視虎子
「そっそんなのっ、なんとでも言えることじゃない!」
鹿乃子のこ
「え?じゃあ処女じゃないの?」
虎視虎子
「いや・・・それは・・・その・・・」

顔を赤くした反応で処女だとバレてしまった虎子だったのです。

 

 

元ヤンだということを隠しながら優等生の地位を築いてきた虎子が可愛かったです。

そんな虎子を動揺させたのが、シカのようなツノが生えているのこたんでしたね。

美少女同士の不思議なやり取りを描いていく『しかのこのこのここしたんたん』

ますます虎視虎子が鹿乃子のこにペースをかき乱されてしまいます。

優等生の地位を守りたい虎子と、自由奔放なのこたんの掛け合いにご注目ください。

後編

のこたんが転校してきてから虎子は激しく動揺していました。

元ヤンである事実を隠しながら優等生の地位を築いてきましたが、のこたんのせいで正体がバレるかもしれない危機に直面しているのです。

シカのようなのこたんに正体をバラされるわけにはいきません。

虎視虎子
「あいつがまた何か言いだす前に・・・何か先手を・・・」

作戦を考えながら教室に入ると、机の上に大量のシカせんべいが置かれていました。

誰の仕業なのかを考えながら周囲を見回すと、ヨダレを垂らしたのこたんが扉の陰からこちらを見つめています。

シカせんべいを置いたのはのこたんで間違いありません。

虎視虎子
「え、えっと鹿乃子さん、これはいったい・・・?」
鹿乃子のこ
「・・・恩返し」
虎視虎子
「恩返しする人間の顔じゃなくない!?そ、それより・・・恩返しってなんのことかしら?」
鹿乃子のこ
「お姉さん今朝助けてくれたでしょ?そのお礼!命の恩人だからね」

今朝はすぐに虎子がいなくなったのでお礼を渡せませんでした。

虎子はお礼をしてもらうためのこたんを助けたわけではありません。

虎視虎子
「たいしたことじゃないしお礼なんていただけないわ、お気づかいなく」
鹿乃子のこ
「何だ?シカせんべいじゃ不満か?」
虎視虎子
「いやそういう問題じゃ・・・てかなんで急にちょっとエラそうなの?」

のこたんの態度が少しずつ偉そうになってきます。

そんなのこたんがシカせんべいの代わりにツノをあげると言ってきました。

ツノがとれることにも驚きましたが、それ以上にツノがハトの糞まみれだったことに引いてしまいます。

鹿乃子のこ
「ちなみに食べられるよ」
虎視虎子
「あ、味とかあるの・・・食べないけど・・・」
鹿乃子のこ
「無味無臭でとても硬い」

無理して食べる感じなので余計にいりません。

するともう1本のツノも差し出してきます。

虎視虎子
「だからいらんて!何を聞いてたの?私が言うのもアレだけど、もうそれアイデンティティー大崩壊だよ!気軽に渡していいものじゃないよ!?」
鹿乃子のこ
「命の恩人のためなら・・・命の恩人のためなら!キャラも犠牲にするよ私は!」
虎視虎子
「いや感謝の仕方が重い!!」

余計に受け取れません。

断るとのこたんがツノを頭に戻しました。

鹿乃子のこ
「シカせんべいもダメ・・・ツノもダメ・・・ハッ!もしや虎視さんの望みは・・・鹿肉・・・!?」
虎視虎子
「なんでさっきからシカ縛りなの!?」
鹿乃子のこ
「いいよ、わかったよ・・・私を食べるといいよ」
虎視虎子
「食べないわよ」

のこたんには他にあげられるものがありません。

お金もないことを分かってもらうため飛び跳ねるとシカせんべいが落ちてしまいます。

鹿乃子のこ
「も・・・もうこれ以上はご勘弁を・・・」
虎視虎子
「いやなんで私が脅したみたいになってんのよ」

虎子は思わず素を出してしまいます。

いつもの虎子に戻すとクラスメイトがのこたんに話しかけてきました。

クラスメイトはのこたんと虎子の関係が気になっているようです。

鹿乃子のこ
「実は今朝電柱にひっかかった私をそこのヤン・・・」
虎視虎子
「そそそういえば鹿乃子さん!先生が呼んでましてよ!?」

元ヤンだとバレないため慌ててのこたんをトイレへ連れて行きました。

バレずに済みましたがトイレでものこたんに翻弄されます。

鹿乃子のこ
「やだ・・・こしたんてば急にこんなとこ連れ込んで・・・大・胆♡」
虎視虎子
「なっ何想像してんだよ!」

虎子は顔が赤くなってしまいました。

エッチな話には耐性が少ないようです。

鹿乃子のこ
「こしたん・・・処女っぽ・・・そういうとこだよ」
虎視虎子
「お前に関係ないだろ、てかさっきからこしたんって何だよ」
鹿乃子のこ
「あだ名だよ、のこたん&こしたんって感じでよかろ」

勝手にあだ名をつけられたくありません。

しかし他のあだ名がヤンキーのお姉さんなのでこしたんというあだ名を受け入れました。

虎視虎子
「ていうか!そんなこと話しにきたんじゃなくて・・・私の正体のこと絶対誰にも話さないって約束してくださる?どこで私のことを聞きつけたのか知らないけど私学校では優等生で通ってるの、困るのよ、私の正体がバレると・・・色々とね」

もしも正体を話したらただではおかないと脅迫します。

脅す時はヤンキーに戻っていました。

鹿乃子のこ
「正体・・・それは・・・こしたんが本当に処女だってこと・・・?」
虎視虎子
「違っ・・・くねぇけどちげーわ、クソッ、さっきから人のことおちょくりやがって・・・テメェ!冗談はそのツノだけにしとけよ!」

今まで笑っていたのこたんが悲しそうな表情を浮かべます。

虎子はのこたんを傷つけてしまったかもしれません。

鹿乃子のこ
「そうだよね、こんなツノ変・・・だよね、ツノがはえてる女の子なんてやっぱりその気持ち悪いし・・・そもそもシカってなんだよって話だもんね、気に障ったらごめんね」

のこたんの悲しそうな表情を見た虎子は、これまでも彼女が見た目のことで色々と傷ついてきたことを察します。

それなのに傷つけてしまった自分は優等生だけでなく、カタギとしても失格だと感じました。

虎視虎子
「わ、悪いっ、ツノはもういいから・・・っ」
鹿乃子のこ
「ふうっ、これでいいっしょ」

ツノを持ちながら頭頂部と顔面を切り離します。

その様子を見た虎子は怖くて何処までがツノなのか聞くことができませんでした。

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しかのこのこのここしたんたんのネタバレ!(第3話と第4話)

2025.03.16

 

『しかのこのこのここしたんたん』を読んだ感想

不思議なのこたんにとことん振り回されてしまう虎子が不憫でした。

のこたんが見せる可愛らしい表情とシカのような姿には大きなギャップがありますね。

優等生を演じる美少女が、ツノの生えた不思議な女子高生に翻弄されてしまう『しかのこのこのここしたんたん』

コミカルなストーリーの中にのこたんが何者なのかなどの謎も織り込まれています。

見所が盛り沢山のギャグコメ漫画に魅了されてください。

 

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