あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。のネタバレ!

今回は「原作 超平和バスターズ 漫画 泉光」先生のあの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。という漫画を読んだので、ご紹介していきたいと思います。

※記事の中にはネタバレ部分がありますので、お先に立ち読みをお勧めします!

 

あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』はこんな漫画(あらすじ)

小学生だった頃、じんたん(宿海仁太)は5人の友達と超平和バスターズというグループを結成し、秘密基地で仲良く遊んでいました。

しかしメンバーの1人だっためんま(本間芽衣子)の事故死をきっかけに超平和バスターズは決別してしまい全員がそえんになってしまいます。

中学卒業後、高校受験に失敗したじんたんは引きこもり状態となっていました。

そんな彼の元に亡くなったはずのめんまが現れます。

めんまからお願いを叶えて欲しいと頼まれるのですが、彼女の姿はじんたんにしか見えません。

ストレスから幻覚を見ていると思うじんたんだったのですが、次第にめんまのお願いの内容が気になり出します。

じんたんがめんまのお願いを叶えようと動き出したことで、再び超平和バスターズの面々が集結することになるのでした。

小学生の時に止まってしまった時間を動かそうとする少年少女の青春劇を描いた『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』

今回は感動的なファンタジー漫画の魅力についてネタバレを含みながらご紹介していきます。

アニメや実写ドラマ化された珠玉の物語を読んで大きな感動を味わってみてください。

 

あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』の魅力紹介(ネタバレ含む)

前編

引きこもり状態になっているじんたんが寝ていると自分を呼ぶ声が聞こえてきます。

じんたん
「懐かしい声がする、聞き覚えのある声、でも聞き慣れない声、俺はこのあまったるい声を知っている、でもその声はもう聞けないはずだ、あの場所から白は消えてしまったから」

聞き覚えのある声は目を覚ますまでじんたんの名前を呼び続けました。

めんま
「起きてじんたん、じんたんはお寝坊さんだねぇ、おじさんもう仕事行っちゃったよ?起きてってばじんたん、じんたーん、朝だってばよー」
じんたん
「・・・んだよ、うるせーな・・・」

目を覚ましたじんたんの前には信じられない光景が広がっています。

窓の枠に見覚えのある少女が腰を掛けていました。

めんま
「じんたん!」

夏の終わり、この少女が現れたことでじんたんの止まっていた時間が動き始めたのです。

少女はじんたんが小学生の頃にめんまと呼んでいた本間芽衣子なのですが、彼女は事故死したためここにいるはずがありません。

そのためじんたんは非現実的な出来事を受け入れないようにしました。

じんたん
「消えろ!消えろ!どいつもこいつも・・・」

現れためんまのことを無視するためゲームに熱中しています。

ですがめんまは気にせず声をかけ続けてきました。

めんま
「あれぇー、じんたんそのアイテム取らなくていいの?そのアイテムね、取らないと消えちゃうんだよ」

めんまが側を離れないためゲームに集中できません。

気が散ったのでじんたんはインスタントラーメンを作ることにします。

じんたん
「夏の獣は相当に獰猛だ、俺は非現実を受け入れない、UFOやらUMAやらMMRやら幽霊やら」

じんたんは決して幽霊などの非現実的なことは信用しません。

それでもめんまがつきまとってきます。

めんま
「あー!めんまも食べるぅ、塩ラーメン、じんたんだけずるーい」

どんなに無視してもめんまは子供のようにちょっかいを出してきました。

しかしじんたんも簡単に引き下がるような男ではありません。

じんたん
「無視だ無視、意識した時点で俺の負けだ、これはきっと抱えまくったストレスと抱えまくったトラウマが、夏の暑さと合わさって俺の頭をおかしくさせてるだけだ」

2人が不毛なやり取りをくり返していると玄関のチャイムが鳴りました。

チャイムが鳴ってもじんたんは動こうとしません。

めんま
「出ないでいいの?じんたん」
じんたん
「普段だったら居留守使うんだがこいつの相手よりはましか」

仕方なく来訪客の応対をすることにします。

するとお客は顔を合わせたくない相手でした。

あなる
「どぉも・・・なんだ元気そうじゃない・・・これ担任に頼まれた夏休みの宿題」
じんたん
「はあ?夏休みって・・・お前あと二日しか残ってねーじゃねーか」

宿題を持ってきてくれたのは超平和バスターズのメンバーだったあなる(安城鳴子)です。

じんたんはあなると顔を合わせたくありませんでした。

どうやらあなるも同じ想いを抱いているようです。

あなる
「いいじゃない、あんたずっと夏休みみたいなもんでしょ、それにあたし宿海と違って色々忙しいの」
じんたん
「だったらどっかに捨てりゃいいだろ、こんなもん、どうせあんなアホ高もう行く気なんてないんだし」
あなる
「宿海が来なくたってどうだっていいけどさ、けどあんたみっともないよ!」

じんたんとあなるが言い争いをしているとめんまが玄関に近づいてきました。

このままではあなるにめんまの存在を気づかれてしまいます。

じんたん
「ちょっと待て・・・っ、こいつがこれを見てしまったら・・・どうなる?」

動揺するじんたんを気にせず無邪気なめんまが声を出してしまいました。

めんま
「その声!わかった!あなるだぁ!」
じんたん
「なっ・・・!バカッ・・・あなるはっ・・・!」

昔のあだ名を言われたあなるの顔が真っ赤になります。

あなる
「あ・・・ああ・・・あなるっていうなあ!」

あなるというあだ名は下ネタを知らなかった小学生の頃に付けられました。

しかし高校生になった現在はその意味を理解しているためあなると呼んではいけないのです。

あなるに怒られたじんたんは倒れそうになりながらある事実に気がつきました。

じんたん
「こいつ見えてない・・・のか?あそうか、これはやっぱり俺の・・・」

めんまの存在はじんたんにしか見えていなかったのです。

いったいどんな目的でめんまは仁丹の前に現れたのでしょうか!?

 

 

死んだはずの同級生が当時の姿で現れたことからパニックに陥るじんたんの様子に共感することができました。

じんたんにしかめんまの姿が見えないこともストーリーを面白くさせている要素ですね。

いつまでも子どものままではいられないことと、子どもの時の気持ちを忘れたくない葛藤を表現した『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』

思春期の複雑な心理状況を見事に描写した感動作です。

めんまが現れた理由に注目しながら続きをご覧ください。

後編

倒れて意識を失ったじんたんは小学生の頃を思い出します。

今とは違って活発的だったじんたんは虫取りの名人で人気を集めていました。

そんなじんたんが超平和バスターズのメンバーたちと遊んでいるとめんまが声をかけてきます。

めんま
「ねえ、じんたん・・・あのねお願いがあるの」

思い出が蘇ってもじんたんはめんまのお願いを思い出すことができません。

そんなことを考えているうちに目を覚ましました。

じんたん
「俺は病んでる、確実に」

目を覚ましたじんたんの身体にめんまがもたれかかっています。

ここでめんまも目を覚ましました。

めんま
「おはようじんたん、よかったぁ、バタンってなったまま起きないから死んじゃったかと思ったよぉ」

めんまの死んじゃったかと思ったという言葉にじんたんは動揺してしまいます。

動揺したじんたんはめんまから距離を置くためトイレに籠りました。

じんたん
「仮に!俺のストレスが具現化した存在としておまえがここにいるとしてだ!何で今更・・・しかもでかくなってでてきやがった」
めんま
「そんなこと聞かれたって・・・わかんないってばよ!ただねー、たぶんお願い叶えてほしいんだと思うよ、めんま!」

お願いという言葉にじんたんが大きな反応を示します。

ですが本人であるめんまですらお願いの内容を理解していません。

じんたん
「願いがわかんなくちゃ叶えようがないだろ」
めんま
「あ、けどね、それね、みんなじゃなきゃ叶えられないお願いな気がする!」
じんたん
「みんな・・・」

このままでは話が進まないためじんたんがトイレから出てきます。

するとめんまがお願いを叶えるための提案をしてきました。

めんま
「まずあなるに頼もうよ!たぶんあなる、めんまのこと見えてないの、だからねじんたんがね」
じんたん
「見たろ、あいつはもうお前の知ってる安城じゃねえ、あのどぐされ売女に頼んだって手ぇ貸してくれるはずないだろ!」
めんま
「やだよッ!やだよ・・・あなるの悪口いうじんたんなんて嫌いだよ!ねぇっ、もっかいあなるんとこ行こうよ!お願いしよう!」

必死に訴えかけるめんまを見ているうちにじんたんの心境が変化していきます。

ただしめんまに同情している訳ではありません。

じんたんにも昔の仲間たちと会わなければいけない理由があるのです。

じんたん
「そうか、どうして今こいつがここにいるのか、あの頃のあの夏の俺が作り出した幻、この夏の俺を責めるために、そうだ、そうすりゃわかる、めんまもあの頃の俺も納得するだろう、安城だけじゃない、あの頃とはすべてが変わっちまったってこと」

小学生の頃とは環境が変化したことを理解させるため、じんたんはめんまと出掛けることにしました。

その道中、柵に登って遊んでいためんまが道路に転落しそうになります。

じんたんはその姿を見ているうちに小学生の記憶が蘇りました。

めんまが事故死したことを知った時の足を滑らせ沢に落ちたという言葉が蘇ります。

再びめんまを失うかもしれないと感じたじんたんは、慌ててめんまを助けようとしました。

しかし幽霊のめんまにはケガ一つありません。

じんたんが呆然としていると、2人の高校生が通りかかります。

通りかかったのは超平和バスターズの元メンバーだったゆきあつ(松雪集)とつるこ(鶴見知利子)でした。

ゆきあつとつるこはじんたんが通うはずだった進学校の生徒です。

じんたんは受験に失敗したため2人と顔を合わせたくありません。

一方のゆきあつも引きこもりになったじんたんを良く思っていませんでした。

このようにめんまが知らない所で超平和バスターズのメンバーたちには壁が生まれていたのです。

それでもめんまの願いを叶えるため、じんたんは最後の元メンバー・ぽっぽ(久川鉄道)とも会うことにしました。

久々に再会した超平和バスターズのメンバーたちはめんまの願いが何かを知るため本間家を訪れることにします。

すると本間家に遺されていためんまの日記に願いのヒントになる言葉が書かれていました。

いったいめんまはどんな願いを叶えて欲しいのでしょうか!?

超平和バスターズのメンバーたちが亡き親友のために奮闘する様子は実際に漫画を読んでお確かめください。

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図書館の大魔術師のネタバレ(漫画)!感想も書いてます!

2020.06.02

 

あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。ドラマのキャストは?

多くの読者を感動させてくれた『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』はアニメや劇場版が公開されました。

そして2015年9月21日にはスペシャルドラマが放送されましたので、ここではドラマのキャストを紹介していきます。

まず(じんたん)宿海仁太は村上虹郎さん、めんま(本間芽衣子)を浜辺美波さんが演じました。

他の超平和バスターズのメンバーにはゆきあつ(松雪集)役に志尊淳さん、(つるこ)鶴見知利子役を飯豊まりえさん、(あなる)役に松井愛莉さん、そして(ぽっぽ)久川鉄道役に高畑裕太さんがキャスティングされています。

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