魔女と傭兵のネタバレ(漫画)!異大陸に向かった2人の運命は?

今回は「漫画 宮木真人 原作 超法規的かえる」先生の『魔女と傭兵』という漫画を読んだので、ご紹介していきたいと思います。

※記事の中にはネタバレ部分がありますので、お先に立ち読みをお勧めします!

 

『魔女と傭兵』はこんな漫画(あらすじ)

魔女の討伐隊に参加した傭兵のジグ=クレインは、激闘の末に魔女のシアーシャを倒すことができました。

ですがシアーシャが抱えている苦悩と自分の苦悩が共通していることを理解したジグは、シアーシャを殺さないで立ち去ることにします。

するとシアーシャから自分のことを護衛してほしいと依頼されました。

追い返しては追われることを繰り返してきたため疲れ切ったシアーシャは、誰にも追われない場所へ行くことを願っています。

そこでジグはシアーシャを誰も追って来ない異大陸へ渡ることを提案しました。

右も左も分からない異大陸でジグとシアーシャを待ち受ける運命とは・・・!?

異世界を舞台にしたファンタジーストーリーを描いていく『魔女と傭兵』

今回は魔女と傭兵の運命が交錯する物語の第2話についてネタバレを含みながら面白さをご紹介していきます。

シアーシャの可愛らしい素顔がどんどん明らかになっていきますよ。

 

『魔女と傭兵』の魅力紹介(ネタバレ含む)

第2話前編

シアーシャの護衛を引き受けたジグが改めて異大陸へ渡る理由を説明します。

ジグ
「この大陸は長い間争い続けている、肌の色、言語の違い、文化の違い・・・自分たちと少しでも違うものを消し去りたくてしょうがないんだ、特に魔女というとびきりの異物はな、だから異大陸に渡る」

まずはエスティナという街に向かって出発しました。

宿泊先に到着すると二人部屋で一泊十三万オースかかると言われます。

手持ちでは高額な宿泊料金を支払えないので、シアーシャが前金として払った宝石を換金することにしました。

シアーシャ
「大きなお店ですね、?どうかしました?」
ジグ
「換金はお前がやってくれ」
シアーシャ
「ええ!?私そういう経験一切ないですよ・・・?」

傭兵が宝石を持ち込んでも相手にされません。

下手すれば盗品だと疑われ通報されてしまいます。

ジグ
「大丈夫だ、奴らは宝石だけでなく客も見る」
シアーシャ
「客・・・ですか?」
ジグ
「立ち居振る舞いに身分や格が出る、それがある客は上客にしたがる・・・らしい」
シアーシャ
「ちょっと!最後に不穏なこと言わないでくださいよ!」

ジグの言葉は信用していますが、不穏なセリフがシアーシャを不安にさせました。

それでも傭兵が換金を頼むよりは安全です。

ジグ
「昔、酒の席で聞いただけの話だからな、まあそう間違ってはいないんじゃないか?・・・たぶん」

不安を拭えないまま店の中へ入ると、客の視線が2人に注がれました。

深呼吸してから宝石の鑑定をお願いします。

シアーシャ
「買い取っていただきたいものがあります」

シアーシャの宝石は大変状態が良く、三百万オースで買い取ってもらえました。

想像していたよりも高額だったのでジグも満足してくれます。

ジグ
「上出来だ、いい品だと思ったがあそこまでの値段がつくとは思わなかった」
シアーシャ
「どのくらいの金額なんですか?」
ジグ
「同じ額を貯めようとしたら節制しても四、五年はかかるだろうな」

三百万オースは前金どころか手厚いエスコートをしても足りません。

それなのにシアーシャは前金で構わないと言ってきます。

ジグが驚いているとシアーシャが売店で食べ物を買って欲しいとお願いしてきました。

シアーシャ
「おいしいです!私は世間を知らなすぎます、この食べ物が何かもどうすれば買えるのかも分かりませんでした、なのであなたには向こうに着いてからも護衛と指導役をお願いしたいと思っています」

シアーシャは一般常識を身につけるまでジグから色々と学びたいのです。

前金で構わないと言ったのは金づるでいる間は信用を得られるためでした。

ジグ
「なるほど、確かに金は大好きだ、金額分は働かせてもらうさ」
シアーシャ
「期待してます!」

無事に換金もできたので、ジグはコサックという情報屋の元へ向かいます。

コサックには異大陸への調査船の乗船券をお願いしていました。

ジグ
「頼んでいた件だがいけるか?」
コサック
「異大陸への調査船の乗船券な、用意したぜ、若い研究者とその護衛ってことで話は通しておく、これが乗船券のかわりだ、左手につけろ」
ジグ
「助かる、依頼料いくらだ?」
コサック
「まあ待て、ちょっと前にてめえの噂が流れてきたぞ、てめえが死んだかもしれないって噂だ」

隣の国の領主の息子が起こした魔女狩りにジグが参加したことはコサックの耳にも入っています。

魔女狩りの結果は成功でしたがかなりの犠牲が出て、まともな死体は一つもありませんでした。

逃げ出した人以外に生き残りはいないと言われています。

それでも沈黙の魔女を倒した戦果は高く評価されていました。

ジグ
「沈黙の魔女?」

基本的に魔女は好戦的で縄張りに入ってしまえば容赦なく攻撃されます。

ですがシアーシャは縄張りに入った人間を威嚇することはありますが、積極的に敵対行動しなければ手は出しません。

討伐隊を何度か倒してきましたが報復したこともないのです。

そのことから沈黙の魔女と呼ばれるようになっていました。

コサック
「で?なんでてめえは平然と生きてやがんだ?」
ジグ
「自分で言っただろう、逃げ出した傭兵以外に生き残りはいないと」
コサック
「抜かせ、相手が魔女だろうとてめえが逃げ出すタマかよ・・・何隠してやがる」

自分が沈黙の魔女を倒したことは秘密にしておきます。

しかし魔女の死体が見つかっていないという情報を掴んでいるコサックは、ジグが連れている女性の正体に気付き始めました。

ジグ
「その辺にしておけ、場合によっちゃあお前を斬らなければならん、俺の答えは変わらんよ、金さえ払われるなら何でもやるさ」

ジグが指弾で放った銀貨がコサックの持っていたコップを貫きます。

その衝撃でコサックは詮索することをやめることにしました。

コサック
「・・・そうかよ、依頼料は諸々込みで二百万オースだ」
ジグ
「世話になった、またな」
コサック
「一つ聞かせろ、てめえは・・・勝ったのか?」
ジグ
「俺はここにいる」

依頼料を支払ったジグがシアーシャを連れて店を出ていきます。

このままジグとシアーシャは無事に異大陸へ渡れるのでしょうか!?

 

 

一般常識を身につけたいと考えているシアーシャの表情が少しずつ明るくなってきましたね。

魔女としてジグと戦った時とは別人のような明るくて可愛らしい表情が印象的でした。

ジグとシアーシャが否定された人生を取り戻していく『魔女と傭兵』

いよいよここから異大陸へ向けて2人が出発していきます。

船内での会話にも重要な意味が含まれていますよ。

第2話後編

シアーシャは異大陸に船で行けるとは思っていませんでした。

シアーシャ
「異大陸って船で行けるんですね、あの海域は今の造船技術では渡れないという話では?」
ジグ
「何年前の話をしているんだ、お前は・・・」
シアーシャ
「え、何年前だったかな?」

異大陸への渡航が可能になってから20年近くが経っています。

ジグがまだ子供の頃に発表された情報をシアーシャは知りませんでした。

ジグ
「ともかく異大陸への調査団が出発する、それに潜り込む、あれが例の調査船だ、調査団の主要人物たちはあれに乗っている、俺たちが潜り込むのはあっち、外様の船だな」

シアーシャは造船技術が勿体ないと思いながら船に乗り込みます。

船室に入るとジグから異大陸の情報がほとんどないことを伝えられました。

シアーシャ
「え、どういうことです?先遣隊はもう到着してるんですよね?なのに情報がないというのは・・・」
ジグ
「どうも先行した船と連絡が取れていないようだ、できるだけ情報を仕入れておきたかったが・・・」
シアーシャ
「ないものはしょうがありません、それより私ジグさんに聞きたいことがあったんですよ、以前私と戦った時に私の術を読んでいましたよね、あれはどういう原理ですか?」

シアーシャは無理に答えてほしいとは考えていません。

傭兵が手札を開示したくないことは当然のことだと理解しています。

ジグ
「それは構わないが・・・匂いがすると言って分かるか?攻撃系の術を使う前には刺激臭が、傷を癒やす術の時には甘い匂いがした、あの剣山のような攻撃の前はひときわ強烈な匂いがしたな」
シアーシャ
「もしかしてですが魔力ってただそのまま使っているわけじゃないんですよ」
ジグ
「魔力とは?」

魔力について何も分かっていないジグのため、シアーシャは基本的なことから説明することにしました。

簡単に説明すると魔力は魔術の燃料で、魔術を発動するためにはいくつかの工程があります。

一つ目の工程は魔力を汲み上げることで、二つ目で魔力に指向性を与えなければなりません。

魔力には用途に応じた性質を与えて、攻撃に使うのか防御に使うのかを選びます。

シアーシャ
「三つ目は指向性を与えた魔力に形をつけること、これを術を組むといいます、印を結んだり詠唱したり方法はいくつかありますけど、おそらくジグさんは魔力に指向性を与える際の魔力反応を嗅ぎ取っているのかと思われます」
ジグ
「なるほどな、俺からも聞いていいか?炎を出したり洪水を起こしたりしなかったよな、あれはなぜだ?」
シアーシャ
「あれはちょっと話に尾ひれがついてますよ、魔女単体にそこまでの力はありません、使う術が偏っているのは属性のせいですね」

個々人の魔力には相性が存在していて、シアーシャは土や石に干渉することを得意としていました。

他の物に干渉することもできますが、消耗も大きく効果も下がるのであまり使わないそうです。

楽しそうなシアーシャは他にも聞きたいことがあれば何でも答えると言ってくれました。

ジグ
「なんでそんな機嫌がいいんだ」
シアーシャ
「誰かに自分のこと聞かれるのって初めてなんですよ、なんだか嬉しくなっちゃって・・・」
ジグ
「興味深かった、ありがとう」
シアーシャ
「いえいえ、私も色々謎が解けて満足です」

調査船が出航してから20日目、ようやく異大陸に到着することができます。

まずは船を降りる前に望遠鏡で異大陸を観察してみました。

ジグ
「近くに人が住んでいる形跡はないようだな」
シアーシャ
「私たちは斥候というわけですか」

異大陸に降り立つとジグが光る何かを発見します。

拾ってみると宝飾品のような物でした。

ジグ
「地震か?どうした?」
シアーシャ
「地面が柔らかいんです、ああいう地面のひび割れって乾いた所じゃなきゃすぐに戻っちゃうんですよ、これだけ水気のある所で残ってるのは不自然です」
ジグ
「つい最近できたということか、地震か何かじゃないか」
シアーシャ
「うーん・・・そういうのとは違うような・・・おや、また地震ですか?」

ひび割れは地震でできたものとは考えにくいです。

再び大地が揺れ始めると、ジグとシアーシャは隊に戻るよう指示されました。

嫌な予感がするジグは先遣隊の行方が分からなくなっていることに気が付きます。

何かしら事情があって移動したとしてもその痕跡が全くありません。

先遣隊の足跡を探していると地面が大きく割れ始めます。

ジグ
「なんだこいつは!?先遣隊を消した犯人がこいつだとしたら・・・一匹だけとは思えん」

地面の下から得体の知れない怪物が現れ、調査隊員を身体ごと呑み込みました。

他にも怪物が現れる可能性があるので、ジグはシアーシャを抱えながら警戒を強めます。

シアーシャ
「私に地面から奇襲をかけるなんていい度胸してますね!」

魔女と傭兵は異大陸の怪物をどのように討伐するのでしょうか!?

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『魔女と傭兵』はこんな人にオススメ

スリリングなSFファンタジー漫画を読みたい人にオススメしたい作品です。

『魔女と傭兵』

 

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