今回は「作画 MinJakk 原作 Liaran」先生の『怪物公爵と契約公女』という漫画を読んだので、ご紹介していきたいと思います。
『怪物公爵と契約公女』はこんな漫画(あらすじ)
ルーカディウス帝国の上位貴族は魔力、精霊術など様々な能力を持っています。
中でもスペラード家の秘法である闇の力が最も強力だと言われてきました。
しかしある時から闇の力を宿した子が生まれなくなり、スペラード家は衰退の一途を辿っています。
少女レスリーはスペラード家で両親と姉のエリーに虐げられながらも、いつかは自分を愛してくれると信じながら生きてきました。
そんな期待も虚しくエリーのため生贄として捧げられることになったことでレスリーは闇の力を得たのです。
しかし半年後には姉が能力を宿すため、レスリーは再び生贄にされることが計画されていました。
自分の身を守るため怪物と呼ばれるサルバトール公爵家に向かったレスリーの運命は・・・!?
姉のためではなく自分のために生きることを決めたレスリーの物語を紡いでいく『怪物公爵と契約公女』!
今回は復讐を題材にしたファンタジー漫画の魅力についてネタバレを含みながらご紹介していきます。
闇の力を得たレスリーが逞しく成長していきますよ。
『怪物公爵と契約公女』の魅力紹介(ネタバレ含む)
前編
嫌がっているレスリーが生贄にされるため、火の中へ入れられそうになっています。
必死なのですが首をロープで縛られているので抵抗することができません。
まだ少女のレスリーを使用人が強引に引っ張っていきます。
その様子を見ている両親と姉は、使用人に対してもたもたしていないで早く火の中に入れろと命じました。
泣きながら死にたくないと訴えるレスリーの姿を見た使用人は動きを止めてしまいます。
すると父親が棒でレスリーを火の中へ落としました。
父親はエリーのために死ぬことがレスリーにとっての名誉だと考えているのです。
このまま生贄として死ぬ運命をレスリーはまだ受け入れる覚悟ができていません。
死にたくないと叫ぶレスリーに不思議な声が聞こえてきます。
火の中から出てきたいくつもの腕が助けてあげると言ってくれました。
声の主が何者なのかは分かりません。
それでもレスリーはいくつもの腕によって火の中から押し出されました。
火の中から崖下へ落下する最中に、レスリーは自分の人生にどんな意味があったのか考えます。
エリーに口答えをした日は役立たずと罵られ食事を与えられませんでした。
まだまだ理不尽な仕打ちは続きます。
ある日、レスリーは家庭教師の質問に答えられないことがありました。
この時も何の取り柄もない役立たずが口答えするなと母親に叱責されます。
姉のために翻訳を務めた時もミスは許されません。
もしもミスをすれば髪の毛を掴まれ存在価値を否定されてしまいます。
レスリーは多くのことを望んでいるわけではありません。
ただ姉と同じように家族からの愛情を感じたかっただけなのです。
しかしレスリーが望むような幸福が実現されることはありませんでした。
生贄になる日のために食事量も制限されてしまいます。
一時は自分に興味を持ってくれたと思ったのですが勘違いでした。
落下するレスリーの身体を黒い靄のようなものが包み込みます。
この不可思議な現象はレスリーの人生にどのような影響を与えるのでしょうか!?
家族から愛情を注がれなくても期待を抱き続けるレスリーが不憫だと思いました。
我慢してきましたが生贄にされたことで家族への不信感が強くなってしまいましたね。
存在価値を一方的に決められたヒロインの残酷な運命を描いていく『怪物公爵と契約公女』!
弱弱しかったレスリーが運命に抗おうと奮闘していきます。
現実を知ったレスリーが自らの運命を変えるため行動を起こし始めますよ。
後編
生贄にされるはずだったレスリーが目を覚ましました。
身体に痛みは残っていますが生きています。
その痛みよりも心に大きな傷を負っていました。
父親に火の中へ突き落された記憶が蘇ります。
恐怖を体験したレスリーはもう二度と愛されたいとは思わなくなっていました。
ルーカディウス帝国の上位貴族たちは魔力や精霊術などの様々な能力を持っています。
その中でスペラード家の秘法“闇の力”が最強と言われていました。
しかしある時から闇の力を持つ子供は生まれていません。
闇の力を失ったスペラード家は衰退の一途を辿っていました。
火の中に落とされたレスリーを救ってくれたのは不思議な声だったのです。
ですがどうして急に声が聞こえたのかはレスリーにも分かりません。
ルーカディウス帝国では全ての子供が親の保護下に置かれることを法律で義務付けられています。
レスリーが成人になるまで6年ありますが、もし逃げ出したとしてもスペラード伯爵は法律を口実にレスリーを手放さないことでしょう。
また成人になるまでレスリーを生かしておく保証もありません。
自分の身は自分で守らなければいけないことがはっきりしました。
覚悟を決めたレスリーはこれまでの人生を振り返ります。
レスリーの存在は日陰に生えている苔のようなもので、姉のエリーが太陽なら自分はそれを遮る雲だと思って生きてきました。
何の取り柄もない役立たずは姉のために生きるべきだと命令されてきたのです。
姉のために生きることをやめたレスリーが廊下を歩いていると、両親と姉の話し声が聞こえてきました。
エリーは両親に半年も待てないと訴えています。
レスリーが日の中から抜け出せたことで、エリーは闇の力を宿すことができませんでした。
生贄を捧げる事で両親はエリーに闇の力を宿そうとしていたのです。
エリーは使い物にならない力しか宿していません。
そこで両親はもしもエリーが力を宿せなかった時には侍女として、力が宿っていればより完璧なものにするための生贄としてレスリーを生んだのです。
しかしエリーはレスリーが闇の力を宿すかもしれないことを危惧していました。
ただ両親によるとスペラード家の特徴はエリーのような金色の髪の毛と緑色の瞳をしているそうです。
対照的にレスリーは老婆のような艶のない灰色の髪の毛で、その髪色は代々生贄となる者の特徴でした。
この特徴から両親はレスリーが闇の力を宿さないと信じ込んでいます。
全てはエリーのためにレスリーを利用するため計画されていたことでした。
レスリーには姉がいなければ存在する意味すらなかったのです。
両親の計画を知ったレスリーは泣き崩れてしまいました。
しかしいつまでも泣いているわけにはいきません。
ここからレスリーは自分の運命をどのように変えていくのでしょうか!?
『怪物公爵と契約公女』を読んだ感想
出生の理由を知ったレスリーの愕然とする様子が印象的でした。
姉のために人生を捧げることを強要されてきたレスリーには自らの力で運命を変えてもらいたいですね。
虐げられてきた少女の復讐劇を描写した『怪物公爵と契約公女』!
レスリーが闇の力をどのように活用していくのかが見所になっています。
覚悟を決めた少女が戸惑いながらも自分の道を突き進んでいきますよ。
電子書籍を無料で読んでみませんか?
電子書籍は試し読み以外では無料での購読は不可能です。
ですがどうしても試し読みでは満足できないあなたにとっておきの方法があるんです!
それが動画観るならU-NEXTでおなじみのこの動画配信サービスなんですよ↓↓↓
映画、ドラマ、アニメなどの動画が最新作から名作まで充実のラインナップで見られるU-NEXT!
実は電子書籍も見られることをご存知でしたか?
U-NEXTでは電子書籍を34万冊以上配信しているんです。
さらにポイントを使って購入することも可能ですよ!
そのジャンルは幅広く漫画はもちろんのこと、小説やビジネス書、週刊誌からファッション誌、スポーツ誌までも網羅しているんです!
使えるポイントもよく電子書籍サービスであるような、「一部の作品だけ」「1巻だけポイント利用可」ではなくU-NEXTなら全巻で使用可能となっています!
登録時にもらえる600ポイントを使用して無料トライアル期間中でも新作コミックが読めるU-NEXT!
最新巻でもポイントを使用して読めるので、こんなにお得なことはありません!
最新漫画は動画も配信しているタイトルも多いので、「原作漫画とアニメや映画」のようにセットで楽しんでみませんか?
さらに大人向けコミック、BLやTLコミック、写真集なども充実!
雑誌も読み放題で成人向けの作品も超充実のU-NEXT
しかも新規登録から31日間は無料なんです!
もしも31日以内に登録を解除しても料金がかかることのない無料トライアルをこの機会に是非利用してみませんか?
ただし最新刊を読む場合は料金がかかるのですが、今なら特典で600円分のポイントがもらえるんですよ!
動画はもちろん電子書籍など、全ジャンル充実の配信数は120,000本以上!
さらにどのキャリアでも関係なく利用可能なU-NEXTを是非お試しください!
無料トライアルはこちらから↓↓↓