今回は「漫画 コリス 原作 道草家守」先生の『青薔薇アンティークの小公女』という漫画を読んだので、ご紹介していきたいと思います。
『青薔薇アンティークの小公女』はこんな漫画(あらすじ)
妖精と契約をして建国したと言い伝えられているエルギス国の首都ルーフェンで、母親を失った青い瞳のロザリンド・エブリンは花売りで生計を立てようとしていました。
しかし青い瞳を気味悪がられてきたことで人と目を合わせられないローザは、客商売には全く向いていません。
花を売ることができず自分が不要な存在だと落ち込むローザに、骨董店を営むアルヴィン・ホワイトが自分の店で雇いたいと言ってくれました。
青い瞳を華やかで綺麗だと言ってくれたアルヴィンを信じたローザは、青薔薇骨董店で働くことを決断します。
夢のような好待遇で雇われたローザには、青薔薇骨董店でどのような出会いが待っているのでしょうか!?
妖精が息づく骨董店を舞台にした『青薔薇アンティークの小公女』
今回は妖精学者と身寄りのない少女が恋に落ちていくSFファンタジー漫画の第2話についてネタバレを含みながら面白さをご紹介していきます。
青薔薇骨董店で仕事を始めたローザの成長にご注目ください。
『青薔薇アンティークの小公女』の魅力紹介(ネタバレ含む)
第2話前編
母親を亡くし自分でお金を稼がなければならなくなったローザでしたが、客商売に向いていないため花売りは上手くいきません。
醜いブラウニーと罵倒されるローザは身を売るしかないところまで追い詰められていました。
ですが雨の中で出会ったアルヴィン・ホワイトという青年が、自信の経営する骨董店で雇ってくれると言ってくれます。

微かな期待を抱きながらアルヴィンの青薔薇骨董店がある中上流階級の街、ノッティング・チャーチ・ストリートへ向かいました。
予想していた通り青薔薇骨董店はとても敷居が高く、なかなか店の中に入ることができません。
店の前に立っているとローザの脚に猫が身体をすり寄せてきます。




毛並みが立派という理由でエセルと名付けられた猫はご飯の時しか寄ってきません。
ローザに懐いたのでクレアも触ろうとしますが逃げられてしまいました。


矢継ぎ早に喋られてしまったので訪問した目的を伝えられません。
戸惑っているとアルヴィンがローザの肩に手を添えます。

ローザを店の中に案内してくれました。
青いドアを開けると店内は豪華に装飾されています。

陳列している商品や装飾品は植物と妖精がモチーフの物ばかりでした。
驚いているとアルヴィンが大まかな説明をしてくれます。



この国の研究者は教養ある中流階級です。
しかし妖精学なんて聞いたことがありません。

アルヴィンについてますます謎が深まります。
それでも本人は当たり前のように説明を続けました。




詳しい仕事内容を聞いていなかったので接客するような格好をしていません。
アルヴィンからは雑用をお願いすることもあるが、接客する方が多いだろうと説明を受けます。
他人と視線を合わせられないローザは上手に接客できるのでしょうか!?

役立たずの醜いブラウニーと罵倒されていたローザが、微かな希望を抱きながら青薔薇骨董店に向かった勇気を褒めたくなりました。
不要な存在だと言われ続けると自信を失ってしまうものですが、アルヴィンの言葉を信じた真っ直ぐなローザには幸せを手に入れて貰いたいですね。
階級で区別される社会を必死に生き抜く少女の運命をテーマにした『青薔薇アンティークの小公女』
いよいよ青薔薇骨董店でローザが本格的に働き始めます。
ネガティブなローザがアルヴィンとクレアの優しさによって成長していきますよ。
第2話後編
アルヴィンはローザの格好が接客に向いていないことを分かっていません。

クレア・モーリスがアルヴィンを説得してくれました。
青薔薇骨董店でクレアは掃除と食事の用意を店に通いながら担当しているそうです。



童顔のローザはクレアに14歳くらいだと思われていました。
クレアは人を花と称して連れてきたアルヴィンのことを詫びてくれます。
確かに花を飾ろうと提案しましたが、まさか人を連れてくるとは思っていませんでした。
しかし勤め先を解雇されたローザは働き口を頂けるだけでもありがたいと考えています。
クレアはアルヴィンが従業員を雇ったことでバックヤードが綺麗になることを期待していました。

不安を抱えながら仕事を始めたローザでしたが、予想通り全く大丈夫ではありません。
まず来店するお客が上流階級のため、取引額が信じられない値段になっています。
その中でまだ若いアルヴィンは妖精店主としてお客から信用されていました。
ただし現在のエルギス国では妖精との契約で生まれた国というのはお伽噺として扱われています。

中上流階級の街に馴染めないローザはバックヤードを掃除することにしました。
青薔薇骨董店のキラキラした空間よりも、自分にはくすんだバックヤードが合っていると感じています。
小さい頃からアパートの掃除を請け負っていたローザは、一人で黙々と進められる掃除が性に合っていました。
そのため埃がたまった部屋を見ると掃除したくなってしまいます。




ローザが言葉に詰まることは否定できません。
その理由は前の職場で気取った発音をやめてほしいと言われたためでした。

バックヤードを掃除したことも構わないと言ってくれます。
ローザはアルヴィンが気にならないよう荷物の位置を変えませんでした。


ブラウニーのようだと言ったアルヴィンは、品物の扱い方を覚えて手入れをしてもらいたいとお願いしてきます。
ローザが品物の手入れをしてくれれば研究に多く時間を費やせるかもしれません。
しかしローザは青薔薇骨董店が自分には相応しくないと感じていました。

接客に向かない自分が甘えてしまったことを謝罪します。
これ以上迷惑をかけたくないので青薔薇骨董店の仕事は諦めることにしました。


美しい青薔薇骨董店で働けることを喜んだのは事実です。
それだけでなくローザはブラウニーについて誤解をしていました。

ブラウニーの名前は茶色くて毛むくじゃらで小さな人の姿をしていて、茶色のぼろを着ているからだと言われています。
そのためローザにも当てはまるかもしれません。




これまでブラウニーのようだと言われてきたことは、ローザにとって侮辱でしかありませんでした。
しかしアルヴィンにブラウニーの存在価値を教えて貰えて救われたような気がします。


どうやら貴族的だと思っていたアルヴィンはかなりの変人でした。
変人のアルヴィンが営む青薔薇骨董店にはどんな依頼が舞い込むのでしょうか!?
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ドラマチックなSFファンタジー漫画を読みたい人にオススメの作品です。
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異世界の骨董店を舞台にした『青薔薇アンティークの小公女』
真面目で礼儀正しいローザの頑張る姿を見守りたくなりました。
ローザを支えるアルヴィンやクレアの優しい姿にも感動しますよ。
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