今回は「龍門諒×恵広史」先生の『BLOODY MONDAY』という漫画を読んだので、ご紹介していきたいと思います。
『BLOODY MONDAY』はこんな漫画(あらすじ)
高校生の高木藤丸(ふじまる)は新聞部に所属しながら、裏では天才ハッカーのファルコンとして活躍しています。
天才的なハッキングの能力を警察から認められた藤丸は、公安調査庁に勤務している父親から特別な仕事を依頼されることになりました。
依頼内容は謎の女性・マヤが関連しているウイルステロを未然に防ぐことです。
ウイルステロについて警察が掴んでいる情報はマヤの存在と“BLOODY MONDAY”というキーワードだけで、テロの目的は全く把握できていません。
情報が皆無に等しい中、藤丸はテロを未然に防止することができるのでしょうか!?
高校生とテロリストの凄惨な争いを描いていく『BLOODY MONDAY』!
今回はドラマ化されたサスペンス漫画の魅力についてネタバレを含みながらご紹介していきます。
高度な心理戦と手に汗握るストーリーをじっくりとお楽しみください。
『BLOODY MONDAY』の魅力紹介(ネタバレ含む)
前編
クリスマスイブの日、ロシアのウラジオストクでマヤという女性が男性からウイルスを受け取っています。
喜ぶマヤに対して男性はこのウイルスが感染爆発起こすと3日で町一つが全滅することを説明しました。
説明を受け終えるとマヤが男性の口座に500万ドルを振り込みます。
こうして取引を終了させたマヤは男性に見送られる中、シベリア鉄道に乗り込みました。
別れ際、マヤはメリークリスマスと言いながら男性にキスをします。
ウイルスをウラジオストクにばらまいたマヤはそのまま町を離れました。
そして季節は流れ物語の舞台は4月を迎えた日本へ移っていきます。
この日、藤丸が通っている私立弥代学院高等部に2名の生徒が停学になったことを知らせる文書が掲示されました。
停学の理由は屋上でキスをしたため不純異性交遊と判断されたためです。
処分を下したのは日景という男性教師で、彼は変態という噂があるため生徒たちから毛嫌いされていました。
掲示板の前で日景のことを悪く言っていると運悪く日景が現れます。
結局、文句を言ったことがバレたため藤丸は溜まってしまうと停学になる減点ポイントが追加されました。
その様子を見ていた新聞部員たちが藤丸を部室へ招集します。
新聞部員たちは少しの校則違反を減点の対象にして、点数が溜まると停学になる手段を横暴だと憤っていました。
この横暴を止めたい新聞部員は日景が前に勤めていた学校でセクハラをしていたという情報を入手します。
しかし確かな証拠がある訳ではありません。
何とかして証拠を掴みたい新聞部員の1人がファルコンというハッカーなら日景の罪を暴き出せると言い出しました。
ですがファルコンは警察に捕まったという噂があり最近は姿を見せていません。
藤丸が心配していると新聞部部長の元に石川由里が自殺を図ったという知らせが届きます。
部員たちが病院に駆けつけると由里の彼氏が玄関で泣き崩れていました。
彼氏の話によると停学を言い渡された由里は、両親から全寮制の学校へ転校を勧められたそうです。
転校を拒否する由里は自らの命を絶とうとしてしまいました。
この事実を知った新聞部は日景を追求する記事を作ることにします。
しかし藤丸は仮病を使って記事作成に参加しようとしません。
部員たちが疑問を抱える中、自宅に戻った藤丸は秘密にしている裏の顔を見せ始めます。
日景を許せない藤丸がパソコンを立ち上げました。
実は藤丸こそが天才的なハッキング能力を持つファルコンなのです。
鋭い視線でパソコンを見つめる藤丸。
いったい彼はハッキングの能力を使って日景をどのように追い込んでいくのでしょうか!?
ロシアで起こったテロ事件と日本の高校で起こった小さな事件がハッカーの存在で繋がっていく展開が手に汗握りますね。
2つの事件に関わっていく藤丸とマヤの強烈な存在感にも圧倒されました。
ネット社会に潜む問題点とハッキングの恐ろしさを表現していく『BLOODY MONDAY』!
善人ではないのですが天才的なハッキング技術で世界を救おうとする主人公のカッコ良さが見所となっています。
それでは藤丸が活躍する姿を引き続きご覧ください。
後編
ファルコンとして日景のパソコンにハッキングした藤丸は、停学を免除してもらう代わりに貼付した写真を見て欲しいという匿名のメールを送信します。
日景がメールを開くと画面に“バカがみる”というメッセージが表示されました。
苛立つ日景が席を離れると藤丸がパソコンに侵入します。
トロイの木馬は正体を偽ってパソコンに侵入してファイルの外部流出を行うハッキング方法で、日景のパソコンには被害者女性のエロ画像が大量に保存されていました。
日景が最低な教師だと再認識した藤丸は被害者の画像ファイルを全部消去していきます。
その上で日景自身の恥ずかしい画像だけは残しておきました。
翌日、藤丸によって画像を流出させられた日景は学校をクビになります。
そしてクビになった日景の画像にはファルコンのトレードマークである鷹が残されていました。
屈辱感を抱きながら日景が学校を立ち去ろうとすると、涼しい顔をした藤丸が近づいてきます。
パソコンの画面に表示されたメッセージを口にした事で、日景はファルコンの正体が藤丸であることに気が付きました。
しかしクビになった彼には藤丸をどうすることもできません。
ただひたすら復讐することを誓う事しかできないのです。
一方その頃、公安調査庁調査第一部第三課長の高木竜之介がオフィスに出勤しました。
公安調査庁は法務省外局の治安維持組織で、その中でもエリートを集結させた第三課は存在自体を内密にしています。
高木竜之介は藤丸の父親で息子がハッカーであることを知っていて、今回のハッキングについても情報を得ていました。
ですが藤丸のハッキングは第三課に協力しているため、大目に見てもらっているのです。
第三課は主に治安維持のため諜報活動とテロ行為について情報収集を行っていて、少し前に藤丸は第三課の防護プログラムを突破し機密情報を閲覧していました。
その後、藤丸がファルコンであることを突き止めた公安調査庁は彼の暗号解読能力を捜査に利用することにしたのです。
藤丸は第三課に協力しながら数々のサイバーテロを未然に防いできました。
そして現在、第三課は再びファルコンの暗号解読能力が必要な事態に迫られていたのです。
この事態こそが冒頭でウイルスを手に入れたマヤが仕掛けるテロ行為でした。
第三課が調査を開始したのは元KGBでロシアの諜報員が殺害された事件です。
死体の頭部にはチップがねじ込んであり、藤丸は中のファイルを解読する事を任されました。
まず藤丸がタイトルの解読を行うとクリスマスの虐殺と題してあります。
タイトルの解読に成功した藤丸は学校にもパソコンを持ちこんでさらなる解読を進めていました。
心の中で愚痴をこぼしながら作業していると、日景の代わりに配属された先生が教室にやって来ます。
美人教師の登場でクラス中がざわめくのですが、藤丸は教師を見ている暇などありません。
引き続き作業をしていると折原が近づいてきます。
こうしてテロリストと天才ハッカーが顔を合わせました。
もちろん藤丸はこの時点でマヤがテロリストであることを知る由もありません。
いったいマヤはどのような目的で藤丸に近づいてきたのでしょうか!?
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『BLOODY MONDAY』ドラマのキャストは?
『BLOODY MONDAY』は2008年にTBS系列でテレビドラマ化されました。
気になるキャストは高木藤丸役に三浦春馬さん、折原マヤを吉瀬美智子さんが演じています。
他にも佐藤健さん、川島海荷さん、芦名星さん、神木隆之介さんなどが出演して話題を集めました。
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