異世界黙示録マイノグーラのネタバレ(漫画)!あらすじと感想も!

今回は「緑華野菜子 原作 鹿角フェフ」先生の『異世界黙示録マイノグーラ』という漫画を読んだので、ご紹介していきたいと思います。

※記事の中にはネタバレ部分がありますので、お先に立ち読みをお勧めします!

 

『異世界黙示録マイノグーラ』はこんな漫画(あらすじ)

闘病生活に苦しめられていた伊良拓斗(イラタクト)は18歳の若さで亡くなってしまいました。

穏やかに死を受け入れた拓斗でしたが、目覚めると異世界に転生していて見覚えのある少女が目の前に現れます。

少女の名前はアトゥといい、拓斗が生前プレーしていた国家運営シミュレーションゲーム“Eternal Nations”に登場する英雄ユニットの1人でした。

ゲーム内で破滅の邪悪属性文明“マイノグーラ”を構築した拓斗は、再会したアトゥと異世界で新たな国家を作ることにします。

優しい邪神の拓斗はアトゥたちとどんな戦略で国家を運営していくのでしょうか!?

破滅の文明で世界征服を始めていく『異世界黙示録マイノグーラ』

今回は異世界転生を題材にしたSFファンタジー漫画の魅力についてネタバレを含みながらご紹介していきます。

世界を破滅に導くため動き始めた拓斗とアトゥの活躍を見逃さないでください。

 

『異世界黙示録マイノグーラ』の魅力紹介(ネタバレ含む)

前編

検査と投薬の毎日を過ごしていた伊良拓斗が亡くなりました。

拓斗
「死んだ、それが僕、伊良拓斗が抱いた最後の感想だった、闘病生活の末、十八歳での死は残念ではあったけど不思議と穏やかに受け入れられた」

拓斗の意識と五感が闇に落ちていきます。

これが死だと受け止めたのですが、指に何かが触れる感触と草の匂いが漂ってきました。

さらに視界が明るくなってきて葉擦れの音も聞こえてきます。

拓斗
「ここが死後の世界か・・・何だか寒いな」

目覚めると石で造られた大きな椅子に座っていました。

深呼吸すると空気が美味しいことを感じられます。

アトゥ
「お目覚めになりましたか?」
拓斗
「え?いやまさかそんなことあるわけが・・・けどその姿、ア、アトゥ?」
アトゥ
「はい、我が王よ」

アトゥは国家運営シミュレーションゲーム“Eternal Nations”に登場する英雄ユニットの1人でした。

“Eternal Nations”はファンタジー世界に存在する多種多様な種族と国家を活用し、世界征服を目指すターン制ゲームです。

1回のプレイタイムが十数時間に及ぶこともありますが、親に見離され闘病生活を送っていた拓斗にはマッチしていました。

拓斗
「孤独を塗りつぶしてくれる程に熱中したそのゲームで、最後にはランキング1位となり伝説のプレイヤーとも呼ばれるようになった、アトゥと呼ばれるユニットが存在したおかげで唯一の軌跡を残せて死ねたんだ」

ランキング1位になったことは拓斗にとっての誇りとなっています。

ですがどうしてアトゥが目の前に現れたのかは分かりません。

不安を感じているとアトゥが笑い出しました。

アトゥ
「大丈夫ですよ、拓斗さま、前人未踏の難易度ナイトメアクリア!使うは最も扱いが難しいとされる破滅の文明マイノグーラ、公式に認められた伝説プレイヤー、イラ=タクト!」
拓斗
「なんでそれを・・・!?」
アトゥ
「私も全部覚えているんです、拓斗さまが話しかけてくれたこと、一緒に世界を何度も征服したこと、何度もゲームオーバーになったこと全部覚えています、ご安心ください、私は拓斗さまのことをちゃんと覚えております」

拓斗ポリシーに従ってアトゥをゲーム内で使うプレイスタイルを貫いてきたのです。

もしかしたら身体が弱かったのでアトゥのようになりたかったのかもしれません。

そんなアトゥと直接話せることが嬉しくなってきました。

拓斗
「ここは天国なの?君が僕をここへ呼んでくれたのかい?」
アトゥ
「いいえ主、私も気がつけばここにいました、天国とも少し違う、どちらかと言うともっとこう・・・Eternal Nationsの世界に似た雰囲気を感じますが・・・」

アトゥもこの世界がどのようなものなのか分かっているわけではありません。

しかしある決意を胸に秘めていました。

拓斗
「知らない世界・・・」

拓斗もまだこの世界のことを理解できていません。

ただしアトゥが目の前にいることは現実だと受け止めています。

アトゥ
「奇跡・・・と言ってしまえば陳腐でしょうが、けれど拓斗さままた二人で始めませんか?」
拓斗
「・・・え?」

アトゥが拓斗の手を握りました。

そして椅子から立ち上がらせます。

アトゥ
「ここがどこかわかりません、ゲームの世界か拓斗さまの世界か、もしくはもっと違う世界か、けどまたあの頃のように二人で始めましょう、私たちだけの王国作りを」

異世界で再会した2人はどのような世界を作っていくのでしょうか!?

 

 

闘病生活を送っていた拓斗だからこそ、難解で時間のかかるゲームに没頭したような気がしました。

夢中になっていたゲームのキャラクターに出会えたことは奇跡なのかもしれませんね。

ダークヒーローが独特な手法で世界征服を目指していく『異世界黙示録マイノグーラ』

ここから異世界での王国作りが始まっていきます。

邪悪な存在として世界を破滅に導く拓斗のプレイスタイルはとても斬新ですよ。

後編

アトゥに王国を作ろうと言われた拓斗はワクワクしてきました。

ワクワクしてきたのは自由に動ける体で何ができるのか試してみたくなったためです。

拓斗
「アトゥ、僕たちの国を作ろう、僕と君だけの王国を」
アトゥ
「では我が名は汚泥のアトゥ、世界を滅ぼす泥の落とし子、さぁ何処までも一緒に堕ちましょう」

NewGameがスタートするとシステムメッセージが表示されました。

プレイヤーのイラ=タクトの属性は邪悪となっています。

難易度にはクエスチョンが記載されているので今はハッキリしていません。

それでも2人は王国作りの再開を照れながら喜んでいます。

拓斗
「では我が唯一にして無二の配下よ、世界を破滅に導く邪悪国家マイノグーラはまず何をすべきか理解しているな!?僕にしかクリアできなかった国家、そのプレイスタイルは引きこもるぞ!」
アトゥ
「引きこもりましょう!!」

マイノグーラは最も邪悪な国家として公式設定されました。

しかし文明の特徴が内政に有利で戦争に不利という内政に特化した国なのです。

引きこもった2人は周囲を偵察するために魔力で斥候ユニットの足長蟲を緊急生産しました。

ただ足長蟲の形状が気持ち悪いため引いてしまいます。

拓斗
「アトゥはゲーム内で知っているんじゃ?」
アトゥ
「私もゲーム内3Dでの認識でしたから・・・リアルはちょっと」

アトゥも足長蟲の気持ち悪さは初体験でした。

ですがせっかく緊急生産したので働いてもらわなければなりません。

拓斗
「では足長蟲くん、栄光あるマイノグーラの配下として命令を下す、ちょっと周りの様子を確認してきて、もちろん生命体との接触は極力避けてね、観察メインで」

知能は低そうですが命令の内容は理解してくれたようです。

足長蟲はものすごいスピードで観察に向かいました。

アトゥ
「少し心配でしたがちゃんと配下ユニットとして機能しているみたいですね」
拓斗
「うん、視界もある程度は共有できるみたい」
アトゥ
「ここまでは順調・・・ですか、そういえば魔力の残量はいかほどでしょう」
拓斗
「初期値が200で足長蟲を緊急生産したからあと100だよ、魔力さえあれば何でも作れるけどコストが高い緊急生産は本来この時点で使うべきではないけど・・・地理は必要だしね」

魔力が100になったので戦士を作ることはできません。

また初期開拓地には魔力を20消費する予定です。

アトゥ
「多少余裕があるとはいえもう無駄遣いは出来ませんね、戦力は私が頑張ります!と言いたいところですが・・・」

正直に言うと現時点でアトゥは戦力に自信がありません。

その理由は英雄ユニットであるアトゥは時間経過と共に強くなるためです。

現時点でアトゥの戦闘力は3なので強い敵が出現した場合、一方的に撃破されてしまう可能性を考慮しなければいけません。

拓斗
「この伸び代はあるが育成が難しいアトゥもマイノグーラでのクリアの敷居を上げていたわけだが・・・難易度が高いなぁ・・・」
アトゥ
「いっ、いつものことですよ!」

現状と足長蟲からの情報を整理していきます。

周辺の地形はだいたい掴めてきましたが、移動している足長蟲の視界には森しか映らないのでそれなりに深い森なのかもしれません。

拓斗
「けれど食糧アイコンどころか野生動物も魔獣とも遭遇していない」
アトゥ
「森地形は隠密効果が発動するのでうってつけですが・・・野生の生物がいないというのは奇妙ですね」

引きこもっている状態なので隠密効果が発動するのはありがたいことです。

しかし野生の生物がいないということは考えられません。

拓斗
「暫く調査を続けるしかないね」
アトゥ
「お力になれず申し訳ありません・・・」
拓斗
「別にアトゥは一緒にいてくれるだけでいいよ」

アトゥがしょんぼりしているので優しい言葉を掛けます。

そのおかげでアトゥに笑顔が戻りました。

アトゥ
「我が王!私は今!凄く感動しております!」

キラキラした笑顔で喜びを表現します。

喜んでくれたのは嬉しいのですが、拓斗は少し疑問が湧いていました。

拓斗
「アトゥって邪悪な国家の英雄って設定なのに意外とお茶目なところあるなあ・・・あれ?アトゥってこんな性格だっけ?」

自分が知っているアトゥの性格とは違和感があります。

しかし違和感を言葉にすることはしません。

アトゥ
「タクト様?聞いてらっしゃいますか?」
拓斗
「わ、ごめん!足長蟲くんからの連絡だ、視界の共有をして・・・」

足長蟲はダークエルフの集落を発見していました。

これでファンタジー世界が確定したことになります。

アトゥ
「ダークエルフは邪悪寄りの中立属性なので少し安心ですね」
拓斗
「とはいえ善良なダークエルフもあり得る、慎重に行こう、ってか近いな、よその国の開拓地だったら不味いぞ」
アトゥ
「初期から別国家と隣接となると・・・」

もしも別国家と隣接していると戦争に巻き込まれるかもしれません。

2人は戦争になった場合は一緒に逃げることにしました。

拓斗
「というわけでまずはあのダークエルフを監視しつつ情報を探ろう、そしてダメそうな」

今後の計画を立てていると木の枝が折れたような音をアトゥが察知します。

警戒を強めているとダークエルフが現れました。

ダークエルフの出現は拓斗とアトゥの運命にどのような影響を与えるのでしょうか!?

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『異世界黙示録マイノグーラ』を読んだ感想

考え抜かれたゲーム内の設定が臨場感を味わわせてくれますね。

邪悪な国家を作っているのに拓斗とアトゥが楽しそうなところも斬新な演出だと感じました。

ファンタジー世界に邪悪な新国家を設立していく『異世界黙示録マイノグーラ』

普段は優しそうな拓斗ですが、他のキャラには邪悪な存在として恐れられています。

温厚と邪悪のギャップが拓斗の魅力だと思いましたよ。

 

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