ルリドラゴンのネタバレ(漫画)!ツノが生えたルリの運命とは?

今回は「眞藤雅興」先生の『ルリドラゴン』という漫画を読んだので、ご紹介していきたいと思います。

※記事の中にはネタバレ部分がありますので、お先に立ち読みをお勧めします!

 

『ルリドラゴン』はこんな漫画(あらすじ)

ある日の朝、女子高生の青木ルリが歯を磨いていると、鏡に映る自分の頭にツノが生えていました。

訳が分からないので母親に相談してみると、父親がドラゴンなので遺伝かもしれないと言われます。

普通なら驚いて取り乱す事態ですが、マイペースなルリはツノが生えたことを大したことだと思っていません。

とりあえず学校へ向かったルリは、クラスメイトや担任の先生からツノをいじられてしまいます。

しかしルリの特異体質はツノが生えただけでは収まりませんでした。

人間と龍のハーフとして生まれたヒロインの日常をコミカルに綴っていく『ルリドラゴン』

今回は斬新な設定が面白いギャグコメ漫画の魅力についてネタバレを含みながらご紹介していきます。

軽いノリでドラゴンを受け入れてしまう登場人物たちの姿を大笑いしながらご覧ください。

 

『ルリドラゴン』の魅力紹介(ネタバレ含む)

前編

目を覚ましたルリが歯を磨いています。

ここまではいつもの日常ですが鏡に映ったルリの姿はいつもと違っていました。

ルリ
「ん?あ・・・?何コレ」

昨日まではなかったツノのようなものが頭に生えています。

訳が分からないままリビングへ向かいました。

ルリ
「ねー、お母さん、ねぇ見てこれ」
母親
「うわっ、何だソレ」
ルリ
「うわって言うな、起きたら生えてたの」
母親
「何それ、寝てる間に生えたってこと・・・?」

寝ていたのでツノがいつ生えたのかはルリにも分かりません。

それでもツノのようなものはしっかりと頭に生えています。

ルリ
「ねえこれ何だと思う?」
母親
「角だと思う」
ルリ
「・・・だよね、どうなってんだ、わたしの頭、何で急にツノなんか・・・」
母親
「まあ、あんた半分人間じゃないしな、実はあんたのお父さん人間じゃないんだよね、多分そのせいかな、お父さんも角生えてるから、ほれパン食べな」

衝撃的な事実を母親からサラッと伝えられてしまいました。

ただしルリはあまり動揺していません。

テーブルに座りながら普通に会話を続けます。

ルリ
「じゃあ何・・・これ遺伝なの?」
母親
「そうだよ、まさか一晩で生えるとは思わなかったけど」
ルリ
「ええ・・・じゃあこれ何のツノなの・・・?」
母親
「龍」

パンを食べようとしたルリの手が止まりました。

頭の中で母親の言葉を整理します。

ルリ
「龍って何」
母親
「ドラゴン、あんた人と龍とのハーフなのよ、父親が龍だから」
ルリ
「それ何の冗談?」
母親
「冗談だったらその角何なの、言おう言おうとは思ってたんだけどね、無理に教えることでもないかなって、私今日早いからもう出るけどあんた学校どうする?念のため休んどいてもいいけど」

母親が出掛ける準備を始めました。

ルリはパンを食べながらどうするか考えます。

ルリ
「んー・・・いやでも・・・ツノ生えただけだしな」
母親
「ま、普段通りでいいよ、死にゃしないし」
ルリ
「えっ待って、マジなの?」
母親
「うんマジ、じゃ何かあったら連絡ちょうだい」

まだルリは半信半疑でした。

しかし母親は冗談を言っているわけではありません。

ルリ
「ちょちょちょっと、おっおと・・・お父さんがドラゴン?」
母親
「そうだよ、ごめんねまた帰ったら続き話そ」

そのまま母親が出掛けてしまいます。

いつもの靴を履いていかなかったことは気になりますが仕方ありません。

ルリも学校へ行く準備を始めます。

ルリ
「やばやば、ユカもう来てるかな、よっし間に合う・・・やっぱ目立つかなぁ、まぁ生えてしまったもんはしょうがないしな」

制服に着替えてもツノが隠れることはありません。

鍵を閉めてから友達のユカが待っているバス停へ走ります。

バズ邸へ向かう途中でも母親の言葉が頭から離れません。

ルリ
「ドラゴン・・・何だドラゴンって空想上の生物じゃないのか、父親がドラゴン・・・?じゃあわたしは一体何なんだ、そういやお母さん最初龍って言ってたな、何か違うんだろうか」

視界に入った鯉のぼりから日本の龍を思い浮かべます。

よく分からなくなってきたのでルリは考えることをやめました。

コンビニでパンを買ってからバス停へ向かいます。

ユカ
「おっ・・・え、何そのツノ、どうしたのソレ」
ルリ
「いやなんか朝起きたらこんななってて」

バスの時間にギリギリ間に合いました。

先に着いていたユカとバスに乗り込みます。

ユカ
「何ソレ、本当に生えてんの?」
ルリ
「うん、なんかあたし人間じゃないらしいよ」
ユカ
「え・・・?」

何とか席に座ることができました。

ここでルリはユカに疑問をぶつけます。

ルリ
「ねえドラゴンって・・・本当にいるの?」
ユカ
「え何・・・?いないでしょ、えっ、もしかしてそのツノの話してる?何・・・ルリ、ドラゴンなの?」
ルリ
「いやわたしというか父親がドラゴンらしくてさ」
ユカ
「ええ?何それ、まあでもツノ生えてるもんね・・・」

ユカが確かめてみると本当に頭からツノが生えていました。

興味津々なユカはツノをずっと触り続けます。

ルリ
「何でそんな触んの」

本当にルリの父親はドラゴンなのでしょうか!?

 

 

ツノが生えたという衝撃的な出来事を冷静に受け止める登場人物たちのリアクションが滑稽ですね。

特にツノが生えたのに学校へ向かったルリの強靭なメンタルが印象的でした。

ツノが生えた女子高生の運命を描写した『ルリドラゴン』

クラスメイトたちの反応も気になる所ですね。

ここからさらに驚愕の展開が巻き起こっていきますよ。

後編

目立ちたくないと思いながらルリが教室へ入っていきます。

クラスメイト達はすぐにツノが生えていることに気付いてしまいました。

しかし気味悪がったり怖がったりする人はいません。

興味津々なクラスメイト達の中には自分にもツノがほしいと言い出す人も現れます。

担任の先生もあまり気にしていません。

ルリ
「この先生ほんとゆるいなー、優しいし何でも寛容に見えるけどめっちゃやる気ないだけらしい、まあそんなもんか」

ツノをスルーされたので助かりました。

想像していたよりもみんなは意外とツノを気にしないのかもしれません。

しかし2時間目が終わると女子がツノを触りたいと言ってきます。

仕方なく触らせると他の生徒が集まってきました。

面白がっている生徒は写真まで撮り始めます。

ルリ
「ネットに上げるなよ」

ルリは望んでいないのに撮影会のようになってしまいました。

休み時間が終わっても盛り上がりは収まりません。

授業が始まると先生まで撮影会に加わります。

ルリ
「あー、つかれたー、今日一日で話したことないクラスメイト全員と話したかも」
ユカ
「それは・・・いいことじゃない?ルリもっと人と話した方がいいよ、苦手なのは分かるけど、せっかく高校入れたんだし、はい、ルリの分」
ルリ
「嫌だー」

昼休みになるとようやくゆっくりとランチを食べられるようになりました。

人と話すのが苦手なルリはとても疲れているようです。

ユカ
「そういえばツノ以外は体に変化はないの?」
ルリ
「んー、ないなぁ」
ユカ
「ふーん、何でツノだけ生えたんだろね」

確かにツノが生えただけで他に変化はありません。

父親がドラゴンと言われましたがツノ以外は普通の人間です。

しかし昼からの授業でルリに別の変化が現れました。

クラスメイト達と話したことで疲れたルリが寝ていると、注意してきた先生が教科書の続きを読みなさいと言ってきます。

ルリ
「ひぃぃー・・・う・・・ふぁ・・・っ、へぶっ」

くしゃみと同時にルリの口から火炎が吹き出しました。

手に持っていた教科書は燃え尽きています。

ユカ
「ちょっルリ!?何今の、大丈夫!?わ゛、えっ!?すごい血、大丈夫!?」
ルリ
「げほっ、げほっ・・・ノドが、だだ大丈夫、全然ちょっと熱いだけ」
ユカ
「全然大丈夫じゃないって」
ルリ
「へ・・・」

鼻と口から出血したルリが保健室へ運ばれました。

保健室で休んでいると母親が迎えに来てくれます。

今日のところは母親がルリを連れて帰ることにしました。

母親
「教室大丈夫だった?」
ルリ
「前の奴の後頭部ちょっと焼いた」
母親
「マジか、も・・・毛根まで焼いてないならヨシ」
ルリ
「ヨシじゃない、ねぇ何で教えてくれないの?火吐くなんて知らなかったしさ・・・父親が龍ってことも何で今まで隠してたの・・・?」

母親は隠していたつもりではありません。

わざわざ言う必要ないと思っていたのは、ツノが生えることを知らなかったためです。

母親
「今まで人の姿で育ったからこれからもそうだと思うじゃん・・・?なのに今朝見たらツノ生えてるじゃん!?正直ビビったわ」
ルリ
「そうだったのか・・・」
母親
「人と龍の子が全く人の姿のまま生まれてくるのもおかしな話だけどね、つくづく奇妙な生物だわ・・・でもビックリしたよね、ごめんね、ドラゴンが父親なんてなかなか言いづらくて」
ルリ
「もうわたしは別に誰が父親でも気にしないよ、そうじゃなくて!ずっと一緒にいる母親がずっと何か隠してるのはなんか・・・さみしい」

母親が知らないうちにルリは大人になっていました。

しっかりしている娘に母親は父親と会ってきたことを教えます。

ドラゴンは山奥にいるので普段とは違う靴を履いていきました。

父親はルリの成長を喜んでくれたそうです。

母親
「私、龍のことなら何でも知ってるし、今日は色々調べてきたからこれから龍のこと教えるよ」

もっと早く教えてくれたらこんな騒ぎにはならなかったかもしれません。

ただ知っていても避けようがないので母親を責めることはしませんでした。

ルリ
「ユカ、教室大丈夫だったって、ん、何か写真来た、うぇっ、あはは!ツノ関係ないじゃん」

ユカから教室でクラスメイトと撮った画像が送られてきます。

画像は動物の耳が加工されていました。

母親
「仲良さそうだね」
ルリ
「うっ、見んな・・・で結局龍って何なの?」
母親
「何って言われても・・・何だろ、ご飯食べながら話そ」

龍の体質としてツノと火炎放射があることは理解できたルリだったのです。

 

『ルリドラゴン』を読んだ感想

母親の愛情やユカとの友情など素敵なセリフが満載の物語ですね。

明るい気分になれるだけでなく心が温かくなりました。

ユーモアの中に優しさを詰め込んだ『ルリドラゴン』

読み始めてすぐに人気を集めている理由が分かりました。

笑いながら感動も味わいたい人はこの作品を読んでみてください。

 

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