宮廷鍛冶師の幸せな日常のネタバレ(漫画)!第2話の見所は?

今回は「著者 上林眞 原作 木嶋隆太」先生の『宮廷鍛冶師の幸せな日常』という漫画を読んだので、ご紹介していきたいと思います。

※記事の中にはネタバレ部分がありますので、お先に立ち読みをお勧めします!

 

『宮廷鍛冶師の幸せな日常』はこんな漫画(あらすじ)

世界一の鍛冶師になるためフェイクは宮廷鍛冶課で働き始めました。

しかし憧れていた宮廷鍛冶課はブラックな職場で、心身共に疲弊してしまいます。

それでも隣国の公爵令嬢で鍛冶を見るのが好きなアリシアに心を癒されていました。

ある日、上司に殴られたアザを見られたアリシアにフェイクは苦しんでいる状況を話してしまいます。

劣悪な職場環境を知ったアリシアはすぐに辞めたほうがいいと言ってくれました。

ですが辞めると鍛冶師の資格を剥奪されてしまい、国内で鍛冶の仕事に携わることができません。

四面楚歌の状況に苦しむフェイクだったのですが、アリシアからいきなりプロポーズされたことによって運命が一変していきます。

不幸のどん底から幸せを手に入れていく『宮廷鍛冶師の幸せな日常』

今回は複雑な人間模様と恋愛を題材にしたSFファンタジー漫画の第2話についてネタバレを含みながら面白さをご紹介していきます。

フェイクとアリシアがウィンウィンの関係性で絆を深めていく様子が描かれていますよ。

 

『宮廷鍛冶師の幸せな日常』の魅力紹介(ネタバレ含む)

第2話前編

アリシアにいきなり結婚を申し込まれたフェイクが激しく動揺しています。

フェイク
「けっ結婚!?」
アリシア
「そっその!変な意味じゃなくて!わ・・・私たくさん婚約者候補がいて・・・でもそういった人たちの中で結婚したい相手はいなくて・・・だからその風除けになってほしいの!ちょうどフェイクは鍛冶師だから私のお父さんも納得させられるし!」
フェイク
「お・・・俺だと納得させられる?どういう意味ですか?」

実はアリシアの家系は始まりが鍛冶師で、ご先祖が現在の国王に国宝級の剣を献上したことが評価されて貴族になりました。

そのまま地位を向上させて現在に至るそうです。

アリシアの家では有事の際に鍛冶を引き受けるため、家族の誰かが鍛冶師の血筋を取り込むようにしていました。

アリシア
「だっだから血筋とかじゃなくてただ純粋に鍛冶の腕が優秀な人だったら誰とでも結婚していいの、そういうことだから婚約者になって・・・くれないかな?」
フェイク
「・・・でも」

事情は理解できましたがフェイクは婚約者になることをすぐには決断できません。

しかし婚約者候補がたくさんいる上、お見合いの話で苦労しているアリシアも必死です。

アリシア
「私、出来るのなら好きな人と結婚したいから・・・それまで風除けとして偽装の婚約者になってほしくて・・・それに私の国に来れば鍛冶資格も向こうで準備するし問題ないから・・・ね?」

アリシアが暮らす隣国で働き始めればブラックな職場で虐げられることはありません。

この相談はお互いにとってウィンウィンな関係を築けるものだと提案されます。

ですがフェイクは自分がアリシアの役に立てるとは思えません。

フェイク
「優秀な鍛冶師と結婚する・・・でしたよね?俺は別に優秀な鍛冶師ではありませんので・・・アリシア様のお役には立てないと思います」
アリシア
「そんなことない!フェイクの仕事いつも見ていたけど・・・この鍛冶課で誰よりも才能に溢れてると思ったよ!才能だけじゃなくて・・・そのひたむきさや真面目さ、それが私はすごく良いなって思ってた、だから私の婚約者になってくれませんか?」

アリシアはいつもフェイクに優しく声を掛けてくれる可愛らしい女性です。

異性として意識しないようにしていましたが、アリシアはいつも可愛らしく笑いかけてくれました。

そのためフェイクはアリシアの気持ちが自分に向いているかもしれないと勘違いしそうになっています。

フェイク
「偽装の婚約者・・・ですよね?万が一そのまま話が進んでしまった場合はどうするんですか?」
アリシア
「えっと・・・その!知らない誰かと結婚させられるよりいいし・・・フェイクとだったらいいかな・・・と思って」

嬉しいことを言われたのでますます勘違いしそうになってしまいました。

冷静に考えるとアリシアはフェイクが婚約者になることを求めていないかもしれません。

それでも行き先のないフェイクに同情してくれて結婚を提案してくれたと思えてきました。

たとえアリシアと結婚出来なくても構いません。

せめて彼女の近くで鍛冶師として生きていくことを望みたくなってきました。

フェイク
「俺で良ければあなたの婚約者になりたいです!」
アリシア
「いいの!?じゃあ!今夜も舞踏会があるっからそれが終わったら一緒に帰ろうね?」
フェイク
「は、はい、分かりました、出発は月曜日の朝ですよね?俺もそこで退職の話をします・・・すぐに辞められるかは分かりませんが」

宮廷鍛冶課では辞める際、二週間前に伝えることになっています。

また以前にフェイクが辞職を申し出た時、モルガンはボコボコになるまで殴ってきたことがありました。

今回はアリシアがいるので最悪の展開は免れる事ができそうです。

アリシア
「あーそれとその・・・アリシア様って呼ばないで」
フェイク
「えっ!?なぜです!?」
アリシア
「もう婚約者なんだから立場とか関係ないでしょ?だから敬語も禁止!」
フェイク
「あっ!は、はい・・・そうですね、じゃなくて・・・そう・・・だな?」

こうしてフェイクとアリシアは婚約者になりました。

2人の婚約はこのままスムーズに進展していくのでしょうか!?

 

 

お互いにメリットがあるのでフェイクは婚約話を受け入れることができましたね。

アリシアに鍛冶師としての才能も認めてもらえたので、苦労してきた時間が無駄にならなくて安心しました。

努力と情熱で夢を叶えようとしていく『宮廷鍛冶師の幸せな日常』

宮廷鍛冶課を辞められるか、アリシアの父親に認められるかなど見所が満載の第2話になっています。

ハラハラドキドキできるサクセスストーリーをお楽しみください。

第2話後編

フェイクがモルガンに辞職を申し出ます。

フェイク
「つまりまぁ結論を言いますともう体がもたないからといいますか・・・一身上の都合で仕事を辞めさせてもらいたいのですが・・・」
モルガン
「あぁ!?テメェ何舐めたこと言ってやがる!今まで育ててもらった恩は忘れたのか!?」

他の鍛冶師にも平民のフェイクを育てた恩を忘れたのかと怒鳴られました。

無能なフェイクに働ける場所はないと罵倒もされます。

これまでのフェイクなら口論を避けるためすぐに発言を取り消していました。

しかし今回はアリシアとの約束があるので引き下がるわけにはいきません。

フェイク
「だから辞めさせてください!もうここでの仕事にはついていけません!」
モルガン
「うちを辞めてどうするつもりだ?就職先はもう決まっているのか?」
フェイク
「はい」

ここでモルガンがフェイクに鍛冶師資格を見せろと言ってきます。

素直に従うと鍛冶師資格を粉々に破壊されました。

モルガン
「貴様はこれで鍛冶師の資格を失った!この国で一切の鍛冶はできない!さぁ!鍛冶しかできない男が一体どこに就職するんだ!?あぁっ!?」

鍛冶師資格の管理は宮廷鍛冶課が行っているので再発行は認めてもらえません。

さらにあと1年働けば雑用係を卒業させると言ってきます。

フェイク
「もう俺は鍛冶師ではありませんので・・・これで失礼します」
モルガン
「おいおいおいっ!?おまえ鍛冶師以外の才能はあるのか!?」
フェイク
「別にどうでもいいでしょう」

何を言われても宮廷鍛冶課に戻るつもりはありません。

強い決意を固めたフェイクが宮廷鍛冶課を出て行きます。

外で待っていたアリシアはモルガンたちにフェイクの新しい職場が自分の家であることを伝えました。

モルガンたちはフェイクの才能に気付いていないのでアリシアの言葉が信じられません。

アリシア
「私にとっては才能があるように見えました、この鍛冶課では不要と言われてるようですし・・・私が引き取っても構いませんね?」

アリシアのおかげもあり宮廷鍛冶課を辞めることができました。

偽装の婚約者ではありますがフェイクはますますアリシアのことを好きになってしまいます。

フェイク
「俺はアリシアとともに帝国レバナンドを出て南に位置するナーステイ王国へ向かった、王国に着いてしまえばアリシアの父が待つバーナスト領まではそう遠くはない」

馬車で1日かけてナーステイ王国へ到着しました。

長旅にはなりましたがブラックな職場で働いていたことを考えると疲れは感じません。

アリシア
「お父さんには連絡してあるんだ、たぶんもう待ってると思う」

偽装の婚約者というのはあくまでもフェイクとアリシアだけの秘密です。

他の人たちに悟られてはいけません。

フェイク
「そしてこれから騙す相手はナーステイ王国でも三指には入るであろう大貴族・・・というか相手方の家族に挨拶するだけでも緊張する話だが」

怪しまれないようにするためアリシアが手を繋いできます。

アリシアの完璧な演技にフェイクは気が引き締まってきました。

それでも緊張が解けないままアリシアの父親と面会します。

バーナスト
「キミがアリシアが認めた鍛冶師か、おまえにその剣のエンチャントをお願いしよう、今付与されているエンチャントをそのまま修復してほしい」

渡された剣には凄まじい数の魔力文字が刻まれていました。

今まで宮廷鍛冶課で行っていたエンチャントとは比べ物になりません。

恐らくこの剣は騎士団長など一定以上の格を持つ者の武器へ魔力文字を施されたものだと想像できます。

これだけ細かい文字の書き込みと組み合わせを施したものはなかなか見たことがありません。

アリシアの父親は剣のエンチャントを一週間で完成させろと命じてきます。

フェイク
「修復だけでしたらそれほど時間はかかりません、元々の魔力文字がある程度残っているので難しくないです」

魔力文字が削られているのは部分部分だけでした。

これならば文の途中で壊れて途切れた箇所に正しい文字を当てはめれば修復できそうです。

アリシア
「フェイクどう?」
フェイク
「ああ・・・完璧に同じものを再現するのは難しくても似たような性能のものを作ることは出来そうだ・・・どうぞご確認ください」

修復した剣をアリシアの父親に渡しました。

すると剣を振って感触を確かめます。

バーナスト
「まさかこれほどまでの腕とはな・・・だが!まだ娘の夫として認めきったわけではないからな!」
フェイク
「これからも精進してまいります」

フェイクの能力を認めてくれたアリシアの父親は屋敷内にある工房を自由に使って構わないと言ってくれました。

すでにこの国での鍛冶師資格も発行してくれています。

これでフェイクは自由に鍛冶を行うことができるようになりました。

バーナスト
「屋敷にいる騎士たちからも武器の依頼などはあるかもしれない、まぁその辺りはメイドにも話をしてある、色々聞いてみてくれ・・・オレは少し用事があるからしばらく屋敷を離れる」
フェイク
「はいっ!分かりました!」
バーナスト
「オレが居ないからといって娘にいかがわしいことをするなよ」
フェイク
「し、しません!」

鍛冶師としての能力は認めてもらえましたが、可愛い娘には手を出してほしくないようです。

鋭い視線でフェイクを睨みつけると父親は出かけていきました。

アリシア
「良かった・・・とりあえずお父さんを説得できたね」
フェイク
「そうだな、まぁでも完全に認めてくれたわけじゃないからこれから頑張らないとな」
アリシア
「でもお父さんがあそこまで褒めたのは初めてだったからかなり好感触だと思う!」
フェイク
「ははっ、そうだったらいいな・・・」

アリシアに助けられた恩を少しは返せたかもしれません。

一安心しているとメイドが声を掛けてきます。

レフィ
「お初にお目にかかります、屋敷の案内をさせていただくレフィと申します」

レフィは屋敷内にあるアリシアの婿様専用の鍛冶工房を案内してくれました。

必要な物があれば用意もしてくれるそうです。

その後、生活する部屋にフェイクを案内するとレフィは仕事に戻っていきました。

落ち着くとここ数日で状況が一変したことを実感します。

つい最近までブラックな職場でいつ死んでもおかしくないような状況でした。

偽装結婚とはいえこの状況に悪い所はありません。

朝までに終わらせなければいけない仕事や、睡眠時間の心配も不要なので解放された気分になっています。

フェイク
「とりあえず明日から早速鍛冶を始めようか・・・今まで堂々と鍛冶が出来なかった分、これからは好きなだけ好きなようにやるんだ・・・幸せな毎日になるといいな」

幸せな日常を手に入れることができるのでしょうか!?

『宮廷鍛冶師の幸せな日常』に関する他の記事はこちらです↓↓↓

宮廷鍛冶師の幸せな日常のネタバレ(漫画)!感想とあらすじも!

2024.05.29

 

『宮廷鍛冶師の幸せな日常』はこんな人にオススメ

明るくてポップなSFファンタジー漫画を読みたい人にオススメの作品です。

鍛冶師としての成功や婚約したことによる幸福など、ハッピーな要素が盛り沢山になっていますよ。

鈍感な主人公と恥ずかしがり屋のヒロインが恋に落ちていく『宮廷鍛冶師の幸せな日常』

宮廷鍛冶課で成長したフェイクの腕前も見所になっています。

周囲を驚かせる鍛冶の技術を見逃さないでください。

 

電子書籍を無料で読んでみませんか?

電子書籍は試し読み以外では無料での購読は不可能です。

ですがどうしても試し読みでは満足できないあなたにとっておきの方法があるんです!

それが動画観るならU-NEXTでおなじみのこの動画配信サービスなんですよ↓↓↓

 

 

映画、ドラマ、アニメなどの動画が最新作から名作まで充実のラインナップで見られるU-NEXT

実は電子書籍も見られることをご存知でしたか?

U-NEXTでは電子書籍を34万冊以上配信しているんです。

しかも新規登録から31日間は無料なんです!

もしも31日以内に登録を解除しても料金がかかることのない無料トライアルをこの機会に是非利用してみませんか?

ただし最新刊を読む場合は料金がかかるのですが、今なら特典で600円分のポイントがもらえるんですよ!

このポイントもよく電子書籍サービスであるような、「一部の作品だけ」「1巻だけポイント利用可」ではなくU-NEXTなら全巻で使用可能となっています!

動画はもちろん電子書籍など、全ジャンル充実の配信数は120,000本以上!

さらにどのキャリアでも関係なく利用可能なU-NEXTを是非お試しください!

無料トライアルはこちらから↓↓↓