今回は「なかはら・ももた」先生の『あの日、世界が終わっても』という漫画を読んだので、ご紹介していきたいと思います。
『あの日、世界が終わっても』はこんな漫画(あらすじ)
2018年、地球に隕石が衝突したことにより大半の人類が死滅してしまいました。
絶望の地と化した世界でミゲルとディエゴは生きる意味を探しながら旅をしています。
ミゲルが動物と会話が出来る能力を使いながら、そしてディエゴは文化人類学者の知識を人類のために活かそうとしていました。
旅の中で生き残った人々と交流しながら、自分たちが死ななかった意味を問い続けていくミゲルとディエゴ。
終わりのない彼らの旅の終着点とは・・・!?
荒廃した世界で必死に生きようとする人々の力強い姿を描いていく『あの日、世界が終わっても』!
今回は壮大なスケールで生命の重みを問いかけるヒューマンドラマについて、ネタバレを含みながら魅力をご紹介していきます。
2人の姿から大切なものを学んでみてください。
『あの日、世界が終わっても』の魅力紹介(ネタバレ含む)
前編
地球に衝突した隕石が引き金となり、世界は2018年に終わりを遂げることになりました。
しかし運良く生き残った僅かな人類が世界のとって新たなる1ページを綴り始めていたのです。
大木と会話しているミゲルは生存した人間で、彼は相棒のディエゴと旅をしていました。
ミゲルが大木との会話を終えると、川で魚を獲ろうとしているディエゴの元へ向かいます。
魚はいるのですが肝心の道具がないため獲ることができません。
その様子をミゲルは笑いながら見つめていました。
ディエゴがミゲルに不満を呟いていると、ミゲルが右手を空に向かってかざしていきます。
次の瞬間、1羽の鳥がミゲルの右手にとまりました。
ミゲルは鳥に何かをお願いすると、そのまま逃がしてしまいます。
ディエゴは鳥を食料だと思っていたため怒ってしまいました。
すぐに大勢の鳥がミゲルの元に集まって来て、木の実などの食料を運んでくれます。
アメリカからやってきた文化人類学者のディエゴは、動物と会話が出来るミゲルと共に旅をしていました。
2人はいつもこのように動物たちから地球の恵みを分け与えてもらっているのです。
ディエゴが木の実を調べてみると花が入っていました。
花には鳥から「美しいお嬢さんに」というメッセージが添付されています。
しかしミゲルは美しいのですが女性ではありません。
パートナーであるディエゴが呆れるほどミゲルは美しく成長していたのです。
そんな2人が木の実を食べながら歩いていると、遠方から煙が上がっていることに気がつきました。
村があると思う2人はすぐに煙の方向へ向かうことにします。
いったいこの村にはどのような人間が存在しているのでしょうか!?
多くの人類が死滅した世界を舞台にしているのですが、悲壮感の少ない作品のように感じました。
それはミゲルとディエゴの優しいキャラクターのおかげかもしれませんね。
神秘的な世界観で生き残った人々の物語を綴っていく『あの日、世界が終わっても』!
ここからミゲルの特殊能力が少しずつ明らかになっていきます。
彼らしい温かな能力に注目しながら続きをご覧ください。
後編
ミゲルとディエゴが煙の方向へ向かってみると、そこには予想通り村が存在していました。
村に着いた2人は何かを焼いている人達を見つけます。
彼らに話しかけてみると英語で応えてきたので、現地の人ではないことが分かりました。
隕石が衝突した終末が起きてから2人は火葬をいう手間のかかる方法を見たことがありません。
それほど終末では膨大な数の死体が生まれてしまい、それぞれを火葬する手間も時間もなかったのです。
イギリスから来たという彼らの話によると、火葬されているのはこの村のお婆さんということでした。
彼らは飛行機に乗っていたところ終末に遭遇したのですが、運良く生き残りこの村に辿り着いたそうです。
それからは村人に助けてもらいながら生きてきたのですが、彼らが来たことによって村には疫病が広まってしまいました。
この数年で村人はどんどん亡くなってしまい、ついに長老として彼らを支えてくれたお婆さんも亡くなったのです。
疫病は伝染する病だったため火葬場を作って遺体を処理するようにしていました。
しかし彼らは医者ではないため原因がよく分かっていません。
もしかすると彼らが持っている何らかの病原菌が原因である可能性もあるのです。
ここでディエゴが呪術師であるミゲルの能力を使おうとするのですが、肝心のミゲルの姿が見当たりません。
ディエゴが焦っている頃、ミゲルは村から出てきた少女に声をかけていました。
この少女はイギリス人と村民の間に生まれたハーフです。
少女によるとイギリス人以外は疫病で亡くなってしまうため、ミゲルとディエゴも危ないということでした。
ダイアナという少女の母親も疫病で亡くなっていたのです。
するとここでダイアナが意識を失ってしまいました。
どうやらダイアナも疫病にかかってしまったようです。
彼女はイギリス人と村民のハーフなので、疫病に対する抗体を持っている可能性が50%しかありません。
この窮地を救うためミゲルが火葬された長老の元へ向かいます。
ミゲルはまだ蘇りの呪術を使うことは出来ません。
彼は父親から教わった薬草の調合と、宇宙の力を借りて祈ることしかできないのです。
ミゲルが火葬場の前で薬草を調合していると、お婆ちゃんの声が聞こえてきました。
「ビタンガ・・・ビタンガの花よ」
宇宙とお婆ちゃんからのメッセージを受け取ったミゲルは、調合した薬草をダイアナに与えることにします。
するとダイアナの容体が持ち直しました。
疫病で亡くなった村人たちをイギリス人が墓地に埋葬すると、ビタンガの花が咲くようになっていたのです。
イギリス人たちはビタンガの花にも疫病の原因があると思い、ダイアナを墓地から遠ざけていました。
しかしビタンガの花こそが疫病の特効薬だったのです。
結果的に亡くなった村民たちがダイアナの命を守ってくれました。
こうして村の血を引き継ぐ最後の存在を救ったミゲルとディエゴは新たな目的地へ出発していきます。
ディエゴは終末から何年も旅しているのですが、なかなか人間に会えていません。
この現状を覆すためにも、いい人でいようと思ったのです。
世界の終わりの次を見つけるミゲルとディエゴの旅はまだ始まったばかりだったのでした。
『あの日、世界が終わっても』を読んだ感想
人間が大量に死滅した世界でも、人同士の繋がりがあることを表現しているので感動することができました。
ミゲルが少女の命を救ったシーンに人間のたくましさを感じることもできますね。
神秘的な雰囲気の中で命の重みと向き合っていく『あの日、世界が終わっても』!
終末が起きても2人の生き残った意味が少しずつ明らかになっていくところが見所になっています。
助け合う人間の優しさに胸を打たれてみてください。
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