『にぶんのいち夫婦』のネタバレ！無料の漫画試し読み情報も！

今回は「原作 夏川ゆきの　漫画 黒沢明世」先生の『にぶんのいち夫婦』という漫画を読んだので、ご紹介していきたいと思います。

『にぶんのいち夫婦』はこんな漫画(あらすじ)

結婚してから2年が経った文(あや)は誠実で優しい夫と幸せな日々を送っています。

誰もが羨む幸せを手に入れたはずの文だったのですが、夫の携帯電話を見てしまったことで幸福が崩壊することになってしまいました。

携帯電話に届いた女性からのメッセージを見た文は夫の浮気を疑わざるを得ません。

さらにここから急に夫の帰りが遅くなり、疑惑はますます深まっていきます。

夫に事実を確認するべきか、それとも幸せな日常を守るため黙認するか悩む文。

幸せな夫婦の闇に潜む意外な現実に迫っていく『にぶんのいち夫婦』！

今回は不倫を題材にした愛憎劇の魅力について、ネタバレを含みながらご紹介していきます。

ヒロインの心境に感情移入しながら物語の世界観をご堪能ください。

『にぶんのいち夫婦』の魅力紹介（ネタバレ含む）

前編

二日酔いになってしまった文が昼まで寝ていると、夫の和真が優しい言葉で起こしてくれました。

「おはよう文ちゃん、気分はどう？」

「悪い」

目覚めた文は頭がガンガンしています。

「飲み過ぎないように言っただろ、友達に抱えられて帰ってきたんだよ、文ちゃん背が高いから大変そうだった」

「そう・・・」

文は大柄なことをコンプレックスにしているため気分が良くありません。

「しじみの味噌汁飲む？目玉焼きは半熟でいいよね？」

「味噌汁だけでいい、目玉焼きはいらない」

昼まで寝ている二日酔いの妻に料理を作ってくれる夫を、文は理想の男性だと感じています。

「これから出かけてくるけど冷蔵庫に昨日のシチューあるから、遅くなりそうだから夜は食べてくるけど何か買ってくる？」

「いらない、残り物食べとく」

「そう、じゃあ行ってくるね」

こうして夫は出かけていきました。

夫が出かけると文は味噌汁を流しに投げ捨てます。

「秘密にすることと嘘をつくことは同じだろうか？近所でも評判の優しい夫は二日酔いで朝寝坊のダメ嫁をリビングに残し可愛くて小柄な彼女と浮気する」

夫の浮気に気がついたのは半年前のことでした。

文が友人たちとお酒を飲んでいると、友人の1人が彼氏のスマホを見てしまったと言ってきます。

友人はスマホを見たことで彼氏の浮気を知ってしまいました。

そのためスマホを見ることはパンドラの箱を開けることだと語っています。

友人たちは会話の流れで文にも夫のスマホを見るかどうか質問してきました。

「見ないよ、和真のこと信用してるもん」

夫とラブラブな文は周囲から羨まれています。

友人たちは文と違って姑とのトラブルなど様々な問題を抱えていました。

「うらやめ、うらやめ、私の男選びの確かさを、私は本当に幸せ者だよ」

この頃の文は自分が幸せ者だと思っていたのですが、家に帰ると自分が幸せではないと気づくことになってしまうのです。

帰宅すると夫が寝ていたため文が静かに着替えていると、夫の携帯にメールが送られてきました。

夫は携帯を手に持ったまま寝ていたため、落とさないように携帯を机に移動させてあげます。

次の瞬間、文は夫の携帯を偶然見てしまいました。

「立川さとみ・・・？聞いたことないな、今朝は上司と飲みに行くって言ってたけど、立川さとみは和真の上司なの？でも同僚が楽しかった♡なんてメッセージを送る？」

ここから文は夫の浮気を疑うようになってしまったのです。

果たして夫は本当に浮気をしているのでしょうか！？

交際相手の携帯電話を見るかどうかは誰もが思い悩むことかもしれません。

それが結婚相手なら尚更気になってしまうと思います。

相手の気持ちが理解できないからこそパンドラの箱を開けてしまう人間の心理を上手に描いていく『にぶんのいち夫婦』！

夫の浮気を疑うようになった文は、ここから様々な葛藤で悩み始めていきます。

彼女の悩みに共感しながら続きをご覧ください。

後編

夫の携帯に届いたメッセージを見てしまった文は、スマホをもっと見たくなってしまいます。

「これを押したらのぞき見したことがバレる？しかも浮気じゃなかったら和真は怒るだろうな」

立川さとみは誰にでもこのようなメッセージを送るかもしれないし、ただのホステスかもしれません。

そのためスマホを見るかどうか悩んでしまいます。

するとここで夫が目を覚ましそうになったため、文はスマホを見ることができませんでした。

「文ちゃん？」

「な、なあに」

「帰ってたの？」

何も悪いことをした訳ではないので落ち着こうとするのですが、手の震えが止まりません。

こうして疑惑を抱えたまま1ヶ月が過ぎました。

「また遅くなるの？そんなに仕事忙しいの？」

疑惑が生じてから夫の仕事が忙しくなっていて、文は浮気について問い詰めることができていません。

「年末だからね、書類とか取引先との打ち合わせが山積み」

「でもそんなに毎日？最近家でご飯食べないじゃない」

「ごめんね、同じ部署の人が急に辞めたんだ、中途採用はしたけど新人だからフォローも必要だし」

「そうだよね・・・」

朝から不満をぶつける自分を迷惑な女だと思ってしまいます。

浮気について問いただせたら楽なのですが、幸せが壊れるかもしれないと思いどうしても問いただすことができません。

「ごめんね、寂しい思いさせて、俺も文ちゃんとゆっくりご飯食べたいよ、あと少しで落ち着くからクリスマスは一緒にディナーしよう」

「本当！？」

夫はイタリアンレストランに予約を入れてくれていました。

このことで文は浮気が勘違いだったと思うようになります。

しかし夫の言葉によって疑惑が再燃してしまうことになりました。

「だから25日空けておいてね」

「えっ？25日？・・・結婚記念日は24日だよ？」

「ごめん、24日は会社の納会なんだ、俺は課長だし欠席できないよ」

「そういうのイヴの日にやる？これまでずっと24日は二人で過ごしてきたんだよ？」

これまで結婚記念日は一緒に過ごしてきたため、文は納得することができません。

「みんなからもブーイングだったんだけど仕事が落ち着きそうなのがその日なんだ、その日は二次会にも顔を出さなきゃいけないから終電に間に合いそうにないんだ」

帰れないと言ったことで立川さとみと外泊するかもしれないという疑惑が浮かび上がってきます。

「イヤだ・・・結婚記念日だよ？終電でいいから帰ってきて」

いつもなら食い下がらないのですが、この日の文は様子が違っていました。

「部長の酒癖が悪くてね、最後までつき合うのが俺の役目だから」

それでも文は納得がいきません。

「今まで朝帰りなんてなかった」

「一人会社を辞めたんだって、今までは彼が部長の相手をしてたけど今度は俺がやるしかないんだ」

「でも朝までは行き過ぎだよ」

夫はしつこく食い下がる文に対してため息をこぼします。

「仕事なんだよ、いい加減わかってくれよ、文ちゃんらしくないよ、遅刻するから行くよ」

こうして納得できないまま夫は出かけてしまいました。

素直に仕事を理解してあげていれば面倒くさい女だと思われなかったかもしれません。

「でも夫婦円満のために私は何も言っちゃいけないの？気づかないふりして笑ってなきゃいけないの？」

悔しいし悲しいのですが文は夫に嫌われたくないのです。

1カ月前までは誰もが羨む幸せな日々を手に入れていました。

「優しくて素敵な旦那さまとラブラブだって浮かれてたのに、どうして知らない女のメッセージ一つでドン底に」

ここから文はリスクを背負って真実に迫るか、疑惑を抱えたまま平穏な日々を守るか悩み始めていきます。

いったい彼女は夫の浮気を追求するのでしょうか！？

気になるこの先の展開は実際に漫画を読んでお確かめください。

『にぶんのいち夫婦』を読んだ感想

リアルな夫婦の形を描いていると思いました。

浮気の可能性を感じてしまうと誰もが疑心暗鬼になってしまいます。

その様子を丁寧に描写しているところが見所となっている『にぶんのいち夫婦』！

ドロドロとした愛憎劇が好きな人に読んでもらいたい作品です。

緊張感を楽しみながら作品の世界観を満喫してみてください。

電子書籍を無料で読んでみませんか？

電子書籍は試し読み以外では無料での購読は不可能です。

ですがどうしても試し読みでは満足できないあなたにとっておきの方法があるんです！

それが動画観るならU-NEXTでおなじみのこの動画配信サービスなんですよ↓↓↓

映画、ドラマ、アニメなどの動画が最新作から名作まで充実のラインナップで見られるU-NEXT！

実は電子書籍も見られることをご存知でしたか？

U-NEXTでは電子書籍を34万冊以上配信しているんです。

しかも新規登録から31日間は無料なんです！

もしも31日以内に登録を解除しても料金がかかることのない無料トライアルをこの機会に是非利用してみませんか？

ただし最新刊を読む場合は料金がかかるのですが、今なら特典で600円分のポイントがもらえるんですよ！

このポイントもよく電子書籍サービスであるような、「一部の作品だけ」「1巻だけポイント利用可」ではなくU-NEXTなら全巻で使用可能となっています！

動画はもちろん電子書籍など、全ジャンル充実の配信数は120,000本以上！

さらにどのキャリアでも関係なく利用可能なU-NEXTを是非お試しください！

無料トライアルはこちらから↓↓↓