今回は「ウダノゾミ」先生の『同居人の佐野くんはただの有能な担当編集です』という漫画を読んだので、ご紹介していきたいと思います。
『同居人の佐野くんはただの有能な担当編集です』はこんな漫画(あらすじ)
四宮綴一郎(しのみやていいちろう)は19歳で新人賞を獲得してデビューした人気小説家です。
多くの連載を抱えている四宮は起きている時間を執筆活動に費やすようになっていました。
仕事人間になってしまった四宮は食事と睡眠をまともに取らないので、気が付かないうちに体調を崩してしまいます。
そんな四宮の仕事と生活をサポートするため、担当編集の佐野諭(さのさとる)が立ち上がりました。
執筆活動にしか興味がない四宮のため佐野がとった手段はまさかの同居だったのです。
小説家と編集者の共同生活を題材にした『同居人の佐野くんはただの有能な担当編集です』!
今回はほのぼのとしたギャグコメ漫画の魅力についてネタバレを含みながらご紹介していきます。
有能な担当編集にお世話される小説家の日常を読んで癒しを味わってください。
『同居人の佐野くんはただの有能な担当編集です』の魅力紹介(ネタバレ含む)
前編
28歳になった小説家の四宮綴一郎が執筆活動に集中しています。
座右の銘が泰然自若という四宮は心が乱れると筆も乱れると考えていて、目の前の文章と向き合っている時はいかなることにも動じません。



集中していた四宮はノックされたことに気付きませんでした。
しかし本当に佐野は何度もノックしていて、その証拠に手が腫れあがっています。


疲れているようなので佐野は四宮を軽くマッサージしてあげることにしました。
有能な担当編集の佐野はマッサージも上手なので四宮はどんどん気持ちが良くなっていきます。
するとここで佐野が四宮をハグしました。



痩せた四宮を気遣う佐野はメインメニューをハンバーグに決定します。
美味しい夕食を作るため佐野がマッサージを終えました。


このように佐野諭は高身長なイケメンで気が利く優しいパーフェクトな人間です。
しかし佐野は四宮の家政婦でも秘書でもありません。
もちろん恋人でもない佐野は四宮の担当編集をしているのです。
四宮と佐野がひとつ屋根の下で暮らすようになったのは一カ月前の出来事がきっかけでした。
19歳で新人賞を獲得して小説家デビューして以来、四宮はコンスタントに作品を発表し続け現在は長編連載の準備に取り掛かっています。
この日も原稿をPCで送信すると担当の佐野から締め切りを守ってくれたお礼のメールが届きました。

仕事人間の四宮が原稿の締め切りを破ることなどあり得ません。
完璧な仕事を終えると佐野から電話がかかってきます。



佐野はメールだけでなく直接感謝の気持ちを伝えたかったと言ってくれました。
四宮の原稿を受け取ることが佐野は楽しみで仕方ありません。
それだけでなく新連載の参考にしてもらえそうな資料も用意してくれていました。

佐野は数カ月前から担当してもらっている編集者です。
小説は作家が一人で作れるものではありません。
担当編集とパートナーになって二人三脚で作り上げていくものなのです。
そのため担当と作家の足並みが揃わないと高く評価される小説は完成できません。
ただ佐野は仕事も連絡もスピーディーでアドバイスも的確なとても有能な人物です。
気が利く佐野は資料だけでなく四宮が大好きな羊羹の詰め合わせも送ってくれました。

まだ会ったことがないので佐野の外見は分かっていません。
そんな2人がひょんなことから同居することになってしまうのです。

冒頭のシーンだけを読むとBLをテーマにした漫画だと勘違いしてしまいますね。
佐野をパーフェクトなイケメンに設定した理由は読者を誤解させる狙いがあるのかもしれません。
愉快な演出がいたるところに散りばめられた『同居人の佐野くんはただの有能な担当編集です』!
シュールでコミカルなセリフが癖になる物語です。
真剣なのになぜか笑える四宮と佐野のやり取りをお楽しみください。
後編
集中している四宮がPCのキーボードを叩き続けています。

キーボードを叩く音が最高に心地よいBGMのように感じてきました。
このまま永遠に執筆したいと思うのですが、疲労には打ち勝てず寝落ちしてしまいます。



あくびをしてしまったので四宮は寝落ちしていたことを素直に白状しました。
すると心配になった佐野が普段の生活について色々と聞いてきます。
普段の四宮は3日に1回ほどしか布団で寝ていません。
食事もお手軽な栄養食や佐野が送ってくれた羊羹で済ませています。
人間らしくない生活に佐野は四宮の体が心配になってきました。
そのため定期的に四宮の生存確認をさせてほしいと提案します。




仕事人間の四宮が電話に出ないことなどありません。
自信満々だったのですが事件は翌日に起こってしまいました。
またしても寝落ちしてしまった四宮が目を覚ますと、ずいぶん頭がすっきりしています。
目覚めると朝になっているので時間を確認しようとしたところでチャイムが鳴りました。

チャイムが連発されるのでうるさくて仕方ありません。
耳を塞ぎながら玄関を開けると見覚えのないイケメンが立っています。
誰だろうと戸惑う四宮のことをイケメンが抱きしめてきました。




名刺を見せてもらうと確かに編集の佐野諭です。
佐野がこんなにイケメンだとは想像していませんでした。


スマホを見ると387件の不在着信が通知されています。
仕事の電話に何があっても出ると決めていたので情けなくなってきました。


大声を出したせいでふらついてしまいます。
体を支えようとした佐野は四宮の手が冷たいことに気付きました。

お姫様抱っこすると佐野が台所へ向かいます。
そのまま持参した道具と食材で朝食を作り始めました。

男性をお姫様抱っこしたのに佐野は当たり前のような振る舞いをしています。
手際の良い佐野はあっという間に朝食を完成させました。


焼き魚などのおかずも美味しいので一気に食べてしまいます。
料理の美味しさに感激した四宮は仕事に戻ろうとするのですが、またしても佐野にお姫様抱っこをされてしまいました。

四宮が朝食を頂いている間に佐野はお風呂も磨いてくれています。
いつもシャワーで済ませる四宮は久しぶりの湯船で疲れを取ることができました。

佐野は縁側の窓を開けてまったりとしています。
しかし風呂から上がったことが分かると四宮の髪をドライヤーで乾かすことにしました。




佐野は健康的な食事は主食と主菜、副菜と汁物で構成され一日三食頂くものだと説明します。
また6~7時間の良質な睡眠を得るためには清潔な寝具と寝間着がなければいけません。
さらに四宮は日々の掃除と洗濯にも手が回っていませんでした。

佐野の言葉は全て正論なので言い返すことができません。
それに健康的な食事を頂き湯船にも入ったので四宮の手が温かくなっています。

今日はいったん帰る佐野に合鍵を渡しました。
この時の四宮はあの朝食がまた食べられるなら定期的に来てもらっても構わないという気持ちだったのです。
しかし翌朝になると洗面所には歯ブラシが2本置いてあり、台所にはマグカップが2つ置かれています。
音がするので庭へ出てみると佐野が洗濯物を干していました。

想像していたものとは違う展開に巻き込まれてしまったのです。
こうして始まった同居生活で四宮は人間らしい生活を取り戻せるのでしょうか!?
『同居人の佐野くんはただの有能な担当編集です』を読んだ感想
軽い気持ちで合鍵を渡した四宮だったのですが、佐野は全身全霊で四宮をサポートしたいようですね。
思ってもみなかった展開に驚く四宮の表情も印象的でした。
なぜか一緒に住み始めた小説家と編集者の毎日を描いていく『同居人の佐野くんはただの有能な担当編集です』!
パーフェクトなイケメンにドキッとさせられてしまう小説家が可愛らしく思えてきますよ。
心温まる男性同士の不思議な世界観をご堪能下さい。
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