『わたしはツマミをあきらめない!』のネタバレ(漫画)!

今回は「小原ヨシツグ」先生の『わたしはツマミをあきらめない!』という漫画を読んだので、ご紹介していきたいと思います。

※記事の中にはネタバレ部分がありますので、お先に立ち読みをお勧めします!

 

『わたしはツマミをあきらめない!』はこんな漫画(あらすじ)

女子大生の五十鈴はお酒を飲むことが大好きで、合わせるツマミにはこだわっているので余念がありません。

そんな五十鈴が動画を視聴していると、美味しそうな海鮮料理を見つけました。

隣に住んでいる日向さんと晩酌の準備を始めようとするのですが、冷蔵庫の中には魚介類が入っていません。

バイトの給料日前なのでお金が無いため魚介類を買うことができないのに、2人はすっかり海鮮の口になってしまっています。

財布は空っぽでも時間はあるので五十鈴と日向さんは魚介類を自分たちで捕ることにしました。

お酒が大好きな女子大生の日常を綴っていく『わたしはツマミをあきらめない!』

今回はコミカルなグルメ漫画の魅力についてネタバレを含みながらご紹介していきます。

個性的なツマミの数々を献立作りの参考にしてみてください。

 

『わたしはツマミをあきらめない!』の魅力紹介(ネタバレ含む)

前編

ある日の朝、五十鈴がスマホで動画を視聴しています。

五十鈴
「お酒」

突然お酒と言い出しました。

そして読書していた日向さんにも動画を見てもらいます。

日向さん
「んー、ユーチューブ?あー知ってるこの人、魚とか料理してお酒飲む人、こーゆうの見るとお酒飲みたくなるよなー」

動画では美味しそうな海鮮料理をツマミにハイボールを飲んでいました。

生唾を飲み込みながら冷蔵庫を開けるとハイボールが入っています。

五十鈴
「でも・・・ツマミがないんだよ」

生卵と納豆があり、五十鈴が自家栽培しているかいわれと豆苗があるのでツマミを作れないわけではありません。

しかしこれらの食材で五十鈴は満足することができないのです。

日向さん
「あー、わかった、動画見ちゃったから今日は絶対に海鮮で一杯いきたいわけだ」
五十鈴
「そ、でもバイトの給料日前だから」

五十鈴の財布は空っぽの状態でした。

同じく日向さんの財布も空っぽです。

日向さん
「しかし困ったな、酒飲みって人種は一度”海鮮のお口”になってしまえば最後、海鮮で一杯いかない限り・・・呪いは解けないもんな、てか朝から晩酌の心配してる私らってどうなん?って気はするが・・・」

まだ朝なのに五十鈴と日向さんの頭は晩酌でいっぱいになっていました。

するとここで五十鈴がナイスアイディアを思いつきます。

五十鈴
「ん?そっかまだ朝か、今日バイトないし時間だけはある、検索・・・これにしよう、よしっ行こう」
日向さん
「ん?私も?」

すぐにカモメ荘を出ると目的地へ向かいました。

晩酌のため2人が向かったのは潮干狩り場です。

五十鈴
「お金がないなら自分で捕る、それが私らの流儀」
日向さん
「いや私は暇だから付いて来ただけだが、要は潮干狩りで自ら貝を掘り今夜のお酒のお供にしよう!ってことな?」

日向さんは初めてですが五十鈴はこの潮干狩り場をたまに利用していました。

いつもはアサリを狙って潮干狩りするのですが、今日のターゲットはいつもと違います。

五十鈴
「今日は少し変わり種のマテガイという貝を目標にしたい、動画で見たけど捕り方が変わってて面白そうだった、味も良いってさ」
日向さん
「いーじゃん、てかさそのゴツイ装備かっこいいな、田植えしてる人みたいで・・・」

五十鈴が着ているのはウェーダーと呼ばれる長靴が一体となった防水性のつなぎで、川遊びや釣りをする時に重宝します。

装備が完璧なのですが五十鈴はどこを掘ればよいのか分かりません。

そのためまずはスマホでネットの情報を検索します。

五十鈴
「・・・うん、ネット上には情報多すぎて私の経験値ではわけわかめですわ、でも安心して、こういう時のための秘策があるから」
日向さん
「秘策?てか五十鈴いいねぇ、スイッチ入ってきたじゃん」

まず達人っぽいおっちゃんを探さなければなりません。

すると近くにタオルを頭にかぶったおっちゃんが貝を掘っていました。

五十鈴と日向さんはしれっとおっちゃんの近くに陣取ります。

五十鈴
「潮干狩りで最も重要なのは掘る場所、初心者が貝のいる場所を的確に探すには現地で達人をパクる、これに尽きる」

秘策を使ったので完璧な場所を見つけることができました。

このままお目当てのマテガイを捕ることができるのでしょうか!?

 

 

お酒とツマミがテーマなのに登場人物が女子大生ということでチャーミングな物語になっていますね。

海鮮のお口になったら食べるまで呪いが解けないというセリフには多くの人が共感すると思いました。

酒飲みの執念をユーモアたっぷりに表現していく『わたしはツマミをあきらめない!』

いよいよ美味しいツマミを食べるための潮干狩りが始まっていきます。

どんなツマミを作るのか楽しみにしながら続きをご覧ください。

後編

達人の近くに陣取った五十鈴が潮干狩りを始めていきます。

五十鈴
「まずシャベルで土の表面を数㎝削るように掘る、おっ、ひし形っぽい穴、多分これが巣穴、んでね、この穴に塩を入れるんだって」
日向さん
「塩?なんで?ねーなんで?おーい、なんで塩入れんの?教えろよー」

百聞は一見に如かずと言わんばかりに五十鈴は何も教えてくれません。

しばらく穴を見ていると棒状の生物が出てきました。

五十鈴
「来た、こいつだ、素早くかつ静かに殻が薄く割れやすいので優しくつかむ、引き抜く際は足がちぎれないようにあせらずゆっくり、こいつが今日の目標マテガイ」

マテガイの見た目は謎めいた棒状の生物といった感じです。

見た目は奇妙なのですが五十鈴はマテガイがアサリと同じ二枚貝だと説明してくれました。

日向さん
「あのさ」
五十鈴
「わかる、わかるよ、今ちゃんと説明するから」

マテガイは巣穴に塩を入れられると急激な塩分濃度の変化に驚いて外に出てくるそうです。

この習性を利用してこの採集方法が考え出されました。

日向さん
「いや・・・それはもういいんだけどひとついい?こいつちょっとキモくない?本当に美味いの?」
五十鈴
「その気持ちは正直わかるよ・・・でもね見た目で先入観を持つのは損だよ、カキ・ウニ・ホヤ・ナマコみたいに人類で初めて食った奴どうかしてるぜって食材も多いし」

確かに見た目が気持ち悪くても極上の味がする食材は世の中に数多く存在します。

この例えには日向さんも納得してくれました。

日向さん
「五十鈴よ、なるほどな、その説明すげぇわかりやすい、冷静に考えてみたらサザエのぐるぐるに比べりゃ可愛いもんだわ」

日向さんが納得したところで五十鈴はマテガイの採集を続けていきます。

次々と巣穴から出てくるマテガイの採集方法に五十鈴は夢中になっていきました。

日向さんはその間に達人っぽいおっちゃんから情報を収集しています。

五十鈴
「私もコミュ力あれば情報収集が楽になるのになー、小っちゃいのはリリースだな」

採集を続けているうちに2人分としては十分な量が捕れました。

その代償として五十鈴は疲労で腕がプルプルしています。

日向さん
「このシャベルじゃ力いるし効率悪いわね、それにおっちゃんがあーゆう農具の方がいいって言ってた」
五十鈴
「でもまあいっか、疲れれば疲れるほど今宵の酒は美味くなる」

疲労もツマミの一つなので満足しながら2人は帰って行きました。

カモメ荘に戻ってくると2人は真っ直ぐ201号室に向かいます。

日向さん
「ただいまー、つっても私ん家じゃねぇけど」
五十鈴
「何を今さら」

201号室は五十鈴の部屋で、日向さんは202号室に住んでいるのでここが自室ではありません。

そんなことは気にしない2人は晩酌のためマテガイの砂抜きをしていきます。

現地で汲んできたきれいな海水につけて冷暗所で放置するのですが、砂抜きが完了するには夜まで待たなければいけません。

夜になるとエプロンを身に纏った五十鈴が調理の準備を済ませました。

しかしまだどんなツマミにするのかは決まっていません。

日向さん
「貝ならアレだ、バター炒めだろ」
五十鈴
「それは無理、だってうちにはバターなんて高級品はないから、料理酒はあるから酒蒸しかな、独特の臭みを消す効果があるから酒蒸しおすすめだって、日向さんこのレシピ見ながら後ろで指示して」
日向さん
「おっけー」

ここから共同作業でツマミの調理が始まりました。

まず砂抜きしたマテガイを流水で洗いながらヌメリや汚れを落としてから、みりんと醤油を加えた料理酒で酒蒸ししていきます。

5分程度で蒸しあがったマテガイを皿に盛って自家栽培のかいわれを添えて酒蒸しが完成しました。

この酒蒸しをツマミに五十鈴と日向さんはアルコール度数9&のハイボールを飲むことにします。

まず五十鈴はハイボールで潮干狩りの疲れを癒すことにしました。

五十鈴
「そしてマテガイの酒蒸しを・・・クリーミーさのある香り・・・旨味強し、ん?待てよ・・・やはり基本的な味はアサリに似ている、風味においてはアサリに分があるがこの旨味成分の強さによる濃厚さがマテガイの魅力か・・・」

抜群の歯応えから干潟で戦ったマテガイのフィジカルが強いことに納得できます。

新鮮なマテガイを酒蒸しにしたので匂いも全く気になりません。

お金がなくても五十鈴は幸せな晩酌を楽しむことができました。

しかし対照的に日向さんの感想はとても淡白です。

日向さん
「五十鈴よ、あんたほどの長尺の感想は私には無理」
五十鈴
「あれ?私・・・しゃべってた?」
日向さん
「いや顔見てたらわかった、こいつ絶対脳内で食レポしてるーって」

脳内を見抜かれた五十鈴は恥ずかしくなりましたが今夜の晩酌は最高のものになりました。

次に2人が食べるツマミはどんなものなのでしょうか!?

 

『わたしはツマミをあきらめない!』を読んだ感想

お金がなくても自分の力で食材を手に入れようとする五十鈴と日向さんの情熱に感動しました。

欲しい食材を手に入れるお金がなくても自力で手に入れるところは参考になりますね。

女子大生がアレンジ調理法で晩酌を満喫していく『わたしはツマミをあきらめない!』

補足情報ですが二枚貝からは国の規制値を超えるまひ性貝毒が検出されているケースが報告されています。

自分で二枚貝を捕りに行く場合は地方自治体の注意喚起に従ってください。

 

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