『推しが武道館いってくれたら死ぬ』のネタバレ(漫画)!

今回は「平尾アウリ」先生の『推しが武道館いってくれたら死ぬ』という漫画を読んだので、ご紹介していきたいと思います。

※記事の中にはネタバレ部分がありますので、お先に立ち読みをお勧めします!

 

推しが武道館いってくれたら死ぬ』はこんな漫画(あらすじ)

“Chamjam”は岡山県で活動しているマイナーの地下アイドルです。

そんな”Chamjam”には内気で人見知りのため人気が最下位の舞菜というメンバーが存在していました。

しかし舞菜には人生の全てを捧げて応援してくれる熱狂的なファンがいるのです。

自分の収入を捧げて舞菜を推しているファンはえりぴよさんと呼ばれていて、舞菜のために全身全霊を傾けてきました。

舞菜を愛しすぎてライブ中に鼻血を流してしまうえりぴよさん。

えりぴよさんのドルオタ人生は舞菜が武道館のステージに立つ日まで終わることはありません。

地下アイドルを愛したヒロインの奮闘を描いていく『推しが武道館いってくれたら死ぬ』

今回は笑いが止まらないラブコメ漫画の魅力についてネタバレを含みながらご紹介していきます。

アニメ化された傑作を見逃さないでください。

 

推しが武道館いってくれたら死ぬ』の魅力紹介(ネタバレ含む)

前編

えりぴよさんは舞菜に出会う前、アイドルは全員がキラキラ輝いていると思っていました。

しかしシャイな舞菜の笑顔を見てから自分の考えに変化が起こります。

内気なアイドルがいることを知ったえりぴよさんはすぐに舞菜の虜になりました。

ある日のライブ当日、えりぴよさんと同じ古株ファンのくまささんという男性が、チラシを配っている舞菜たちと話をしています。

するとそこにえりぴよさんが現れました。

えりぴよさん
「あれ、今一瞬、舞菜が見えたんだけど・・・」
くまささん
「ええ、今までここでチラシ配ってましたよ」
えりぴよさん
「えーっ、やっぱり私塩られてる」

舞菜はえりぴよさんの姿を見てチラシ配りの場所を変えていました。

ですがえりぴよさんのことを嫌っている訳ではありません。

塩対応の理由は他にあるのですがえりぴよさんは舞菜に嫌われていると思っています。

そんなえりぴよさんは古株にして唯一の舞菜オタクとして伝説的な存在となっていました。

推しに収入の全てを貢いでいるえりぴよさんは、自分の服は高校時代の指定ジャージしかありません。

それでもえりぴよさんは舞菜を推し続けているのです。

くまささんはえりぴよさんが到着すると、ファンになったばかりの男性とライブ会場の中へ入ることにしました。

くまささん
「チラシ配りの時にあんまりお話するのは良くないですから、お金を出してこその接触、気持ちいいでしょう?1000円で買う推しの5秒、興奮するでしょう?」

ファンになったばかりの男性に色々と教えてあげています。

えりぴよさん
「分かる・・・だから私、舞菜の全ての時間を買いたくて買い占めするもん」

舞菜の握手券を買い占めることで舞菜のファンが増えることはありません。

そんな事とは知らずえりぴよさんはつも握手券を買い占めているのです。

しかし舞菜が塩対応のためえりぴよさんは悩んでいました。

くまささん
「っていやいや、舞菜はいつも神対応じゃないですか、僕前にえりぴよさんが来れなかった時にこっそり並びましたけどちょー神でしたよ」
えりぴよさん
「いやこっそり並ぶなよ!堂々と並んでよ!」

いつも舞菜はファンに神対応のためファンが増えるはずなのですが、人気最下位の理由はえりぴよさんがいるためです。

くまささん
「や・・・えりぴよさんがいると・・・並びづらいし・・・」
えりぴよさん
「私のせいで舞菜のオタが増えないみたいじゃん!ああー私の何がダメなんだ、舞菜ー!舞菜ー!」
くまささん
「そ・・・そういうところがオタを寄せつけづらいんですよ・・・」

自分のせいで舞菜にオタが集まらないことに気がついていないえりぴよさん。

そんな話をしているうちにライブの時間が迫ってきていました。

まだファンになったばかりの男性は整理番号が若くないため後ろで並び直すことにします。

対照的にネット予約しているくまささんとえりぴよさんは1番と2番をゲットしていました。

このようにドルオタ活動に人生を賭けているとも思えるくまささんとえりぴよさん。

2人が全てを捧げている”Chamjam”は武道館の舞台に立つことができるのでしょうか!?

 

 

アイドルに魅了されたオタクをコミカルに描いたリアルな物語ですね。

ファンでなくてもアイドルに魅了されたファンの気持ちが共感できるストーリーになっていると思いました。

自分の趣味に夢中なドルオタにスポットを当てた『推しが武道館いってくれたら死ぬ』

純粋にアイドルを応援する姿を見ているうちにエネルギーをもらえる内容になっています。

それではえりぴよさんが熱狂する姿を引き続きご覧ください。

後編

ついにえりぴよさんが待ちかねていた”Chamjam”のライブがスタートしました。

くまささんとえりぴよさんは整理番号が1番と2番だったため最前列に陣取ります。

大興奮する2人の前に”Chamjam”が登場しました。

えりぴよさん
「舞菜!今日も無事にステージに立ててるね!こんな近距離でも目が合わないって逆にすごいと思ってるけど、遠くにファンを探してるんだね、えらいね舞菜!」

自分の勝手な願望を抱きながら舞菜を応援することにします。

その中でオープニングの曲が流れ始めました。

“Chamjam”のメンバーはファンのコールに合わせてポーズを決めていきます。

しかしメンバーが激しく動き回るため、えりぴよさんの位置から舞菜が見えません。

えりぴよさん
「もっと前に出てきてよ、舞菜、2年前からずっと見てるこの距離は遠い、そうしたらみんなも舞菜のかわいさに・・・」

近距離で舞菜のことを見れば誰もが自分と同じように魅了されると思っています。

するとようやく舞菜へのコールがスタートしました。

えりぴよさん
「ま・い・ま、まいなあいしてる!!」

舞菜の可愛さに興奮してしまったえりぴよさんは鼻血を出してしまいます。

くまささん
「え?えりぴよさん?えりぴよさん・・・!まさか・・・死・・・」
えりぴよさん
「ちがう、ただの鼻血」

ただの鼻血と言うのですが大流血しているため大丈夫そうには見えません。

くまささん
「ええー今ー!?ちょっと一旦外に出ましょう」
えりぴよさん
「くそっ、こんなタイミングで、舞菜、大丈夫だよ、わたしが愛してるから」

こうして血まみれの姿でライブ会場を後にしたえりぴよさんは更に伝説の人物となったのです。

外に出たえりぴよさんは物販のスタッフに団扇で仰いでもらいながら休むことにしました。

ですが舞菜のことが頭から離れません。

えりぴよさん
「もう戻ります、舞菜は私がいなくても何も思わないだろうけど、私の人生には舞菜の1分1秒が必要なんです!」

ライブ会場へ戻ろうとするのですが貧血のため倒れてしまいます。

結局えりぴよさんが倒れているうちにライブは終了してしまいました。

それでも気迫あふれるえりぴよさんはライブ後の特典会に参加します。

くまささん
「わ!ライブが楽しくてすっかり忘れていましたがえりぴよさん!なんだか悪化してません!?」
えりぴよさん
「ちょっと転んだ拍子にたぶん折った、分かんないけど」
くまささん
「病院に行きましょう」

くまささんは心配してくれるのですがえりぴよさんには病院に行っている暇などありません。

えりぴよさん
「大丈夫、特典会には参加できるから」
くまささん
「そんなことしてる場合ですか」
えりぴよさん
「どうしよう、よく考えたら買ったCD持ってない・・・舞菜の握手券付き新曲シングル10枚ください」
くまささん
「それでも買うんですね」

同じ古株なのですがえりぴよさんの執念にくまささんですら驚いてしまいます。

その後、それぞれが推しているメンバーのブースに並ぶことにしました。

舞菜は人気がないためすぐにえりぴよさんの順番が回ってきます。

しかし手が血まみれのため舞菜と握手が出来ません。

えりぴよさん
「握手なんてしなくてもいいや」
舞菜
「えっ」
えりぴよさん
「わたしは舞菜ちゃんの顔が見られたらそれだけで満足・・・だって舞菜ちゃんがわたしにとって最大の鎮痛剤だから・・・」

上手いことを言ったと思うえりぴよさんに対して舞菜は相変わらず塩対応です。

舞菜
「あ、あの・・・あ、ありがとうございました・・・」

結局これだけで握手は終了してしまいました。

えりぴよさん
「今日もか、なぜなんだ、なぜなんだ舞菜!」

えりぴよさんには舞菜が塩対応する意味が理解できません。

しかし舞菜は別のことを考えながら他のファンと握手を続けています。

舞菜
「えりぴよさんにそんなに見られちゃ他のオタの人たちの話が全然頭に入ってこないよぉ・・・でもえりぴよさんはわたしのいちファン・・・」

アイドルはファンと恋愛してはいけません。

舞菜はアイドルを続けていくためえりぴよさんのことが好きな気持ちを抑えるように塩対応をしているのです。

もちろんえりぴよさんは舞菜の気持ちを知りません。

えりぴよさん
「いいんだ、舞菜は内気でシャイ、そんな舞菜を愛してる!」

塩対応の舞菜をこれからも全身全霊で推していくことを決意するえりぴよさんだったのです。

 

推しが武道館いってくれたら死ぬを読んだ感想

えりぴよさんのひたむきに応援する姿に感動することができました。

舞菜もえりぴよさんのことを大切に想っているところも素敵ですね。

地下アイドルと熱狂的なファンの関係性を丁寧に描いていく『推しが武道館いってくれたら死ぬ』

笑いと感動を味わえる魅力的な作品になっています。

全身全霊を懸けて推しメンを支えるヒロインの様子からエネルギーをもらってみてください。

 

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