ぼっちの僕に強制彼女がやってきたのネタバレ(漫画)!

今回は「栗ののか」先生の『ぼっちの僕に強制彼女』という漫画を読んだので、ご紹介していきたいと思います。

※記事の中にはネタバレ部分がありますので、お先に立ち読みをお勧めします!

 

『ぼっちの僕に強制彼女』はこんな漫画(あらすじ)

中学生の頃からぼっちだった円堂周平は、24歳の誕生日を迎えようとしているのですが友達も恋人もいません。

ぼっち状態に慣れた周平は仕事場のコンビニと自宅の行き帰りが日課となっています。

平凡な日常を送っていた周平だったのですが、落とした鍵を拾ってあげた美女から食事に誘われました。

しかしぼっちを自認している周平は女性とまともに会話することなどできません。

誘いを断ったはずだったのですが、数日後に再び美女が周平の前に現れました。

そこで急に周平と付き合いたいと言ってきた美女・泉亜沙乃の目的とは・・・!?

お互いの利害が一致した男女の疑似恋愛をテーマにした『ぼっちの僕に強制彼女がやってきた』

今回は続きが早く読みたくなるラブコメ漫画の魅力についてネタバレを含みながらご紹介していきます。

ぼっちの周平と巨乳美女の亜沙乃が繰り広げる一風変わった恋愛模様をじっくりとお楽しみください。

 

『ぼっちの僕に強制彼女』の魅力紹介(ネタバレ含む)

前編

コンビニで円堂周平がレジ打ちをしています。

接客を通常通り行った周平がレジから出ると、お客さんが落とした鍵を見つけました。

まだお客さんはコンビニを出たばかりなので急いで声を掛けます。

円堂周平
「あのお客さ・・・こ、これ・・・」
泉亜沙乃
「あっやだ!私鍵落としてたんですか!?届けてくださってありがとうございます!」

思ったとおり鍵を落としたのは商品を買ってくれた女性でした。

安心した周平はコンビニへ戻ろうとします。

円堂周平
「じゃあ僕はこれで・・・」
泉亜沙乃
「あの!よければお礼させてください!休憩時間になったらどこかにご飯食べに行きましょうよ!」

いきなり食事に誘われました。

女性に誘われたことなど無い周平は押し売りか勧誘なのか疑ってしまいます。

また疑うこと以上に女性と食事に行きたくない理由がありました。

円堂周平
「ぼっちの僕にまともな会話なんてできるわけがないでしょう!」

ここから女性と食事に行った時の会話を想像します。

当然ぼっちなので会話がはずむ様子を想像することはできません。

泉亜沙乃
「私おごりますから・・・!」
円堂周平
「いえ遠慮します」
泉亜沙乃
「あ、ちょっと!」

こうして周平は美女との気まずい時間を回避できました。

数日後、ネットゲームに没頭していると母親が牛乳を買ってきて欲しいとお願いしてきます。

ゲームが佳境に入っているので明日にしてほしいと断ろうとするのですが、母親から明日では誕生日に間に合わないと言われました。

母親は24歳になる周平の誕生日を祝うためご馳走を用意していたのです。

しかし牛乳が無ければパーティーの料理は完成しません。

周平に拒絶された母親は、24歳にもなって誕生日パーティーを開こうとしている自分が余計な事をしていると嘆き始めました。

母親の嘆きに周平は耐えられなくなります。

円堂周平
「わかったよ、行ってくるよ!」

こうして周平は24歳になったのですが特にうれしくはありません。

嬉しいというよりも母親と一緒に誕生日を祝っていると虚しくなってきます。

牛乳を買った周平が虚しさを抱えながら帰宅すると、玄関に見たことがない靴が置いてありました。

そのまま居間に向かうと見覚えのない女性が台所に立っています。

泉亜沙乃
「あ、やっと帰ってきたー、お帰り周平くん!」

笑顔で挨拶されるのですが誰か分からないので返事することができません。

すると母親が女性のことを会社の同僚で、周平より2歳上の泉亜沙乃だと紹介してくれました。

さらに亜沙乃が周平とお付き合いしたいと言ってきているそうなのです。

円堂周平
「は?どういうこと?」

全く状況が理解できません。

すると亜沙乃がポケットから鍵を取り出しました。

泉亜沙乃
「周平くん私のこと覚えてない?ほらこれだよ、これ!」
円堂周平
「あ、この間のお客さん・・・!」

亜沙乃はコンビニで鍵を拾ってあげた女性だったのです。

ようやくここで周平も亜沙乃のことを思い出しました。

泉亜沙乃
「あのとき店員さんの名札に円堂って書いてあったから、もしかしてと思って会社で円堂さんに話しかけたんだ、そしたら大当たりで!やっぱり富由美さんは周平くんのお母さんだったんだね!」

この出会いを運命だと感じた亜沙乃は付き合ってみようと提案してきます。

いきなり美女に告白された周平の運命とは・・・!?

 

 

ぼっちの青年が下を向きながら暮らしている様子にリアリティーを感じますね。

そんな周平の前に現れた亜沙乃の存在感も印象的でした。

交わることのなかった男女の恋模様を表現した『ぼっちの僕に強制彼女がやってきた』

ここから亜沙乃が告白した意外な理由が明らかになります。

その理由を知った周平の対応にもご注目ください。

後編

巨乳の亜沙乃に告白された周平に、母親が2人で話すため外に行くことを勧めてきます。

円堂周平
「・・・いやいやいや、こんなんどう考えたっておかしいだろ、本来であれば俺は今ごろ母とふたりで虚しくケーキをつついているはずだった」

昨年も一昨年も周平は誕生日をそうやって過ごしてきました。

恋人だけでなく友達もいないぼっちが周平の現状です。

そんな自分と付き合いたい女性がいるとは思えません。

考えれば考えるほど亜沙乃の目的が分からなくなってきました。

泉亜沙乃
「ねぇ周平くん!きみレインかサエズリッターかインステやってる?」
円堂周平
「サエズリッターだけなら・・・」
泉亜沙乃
「じゃあアカウント教えて!」
円堂周平
「いや教えたくない・・・」

亜沙乃の狙いが分からないのでアカウントは教えたくありません。

ただ亜沙乃は周平の考えを誤解しているようです。

泉亜沙乃
「あっそっか・サエズリッターに他人には見られたくないようなこと書く人いっぱいいるよね・・・」
円堂周平
「あのですね、こっちは状況についていけてないだけなんですが?知らない人と相互フォローになるのはちょっと・・・」

現段階ではまだ亜沙乃は知り合いという存在でもありません。

警戒心が強いぼっちの周平はアカウントの交換を断りました。

泉亜沙乃
「なら喫茶店でゆっくりお話でもしようか!」
円堂周平
「お断りします、僕給料日前なので・・・」
泉亜沙乃
「何言ってんの、喫茶代ぐらいお姉さんが出すよー」

断れない状況になったので仕方なく喫茶店に入ります。

しかしモヤモヤが晴れないので周平はため息が止まりません。

円堂周平
「・・・あのですね、泉さん」
泉亜沙乃
「何?どうせなら名前で呼んでよ、亜沙乃っていうの」
円堂周平
「・・・亜沙乃さん、訊かせてもらいますけど、珈琲代も出せないような男と本気で付き合いたいんですか、そんな男と付き合う奴いないでしょ・・・」

亜沙乃は周平の卑屈な発言を否定します。

周平の母親と一緒に働いている亜沙乃は周平が優しくて良い子だと聞かされていました。

泉亜沙乃
「そんなに難しく考えないでよ、私達他人同士なんだから別れたら他人の間柄に戻ればいいだけだよ、リスクないんだし気楽に付き合ってみようって」

確かに亜沙乃が言うことは最もで、2人が付き合っても周囲に迷惑がかかることはありません。

用心深いぼっちの周平も亜沙乃の言葉に納得しかけます。

しかしすぐに言いくるめられそうな自分に気が付きました。

円堂周平
「お、お断りします、どう考えてもおかしい・・・」
泉亜沙乃
「待って!お願い、私と付き合って!三ヶ月・・・それが無理なら一ヶ月でもいいから!」

どうして亜沙乃がここまで食い下がるのか理解できません。

それでも周平は亜沙乃の提案を拒絶します。

円堂周平
「だ、だめです!相手が欲しいだけなら他の男探してきてくださいよ、あなたなら他の相手なんていくらでも見つか・・・」

少しデリカシーに欠けた発言のため亜沙乃が怒り始めました。

ただ周平は自分の発言が失礼だとは気付いていません。

泉亜沙乃
「そ・・・その言い方は酷くない?それってつまりさ・・・私が男なら誰でもいいように見えるってこと・・・?」

怒りで亜沙乃は身体を震わせています。

それでも周平は亜沙乃が男なら誰でも良いと考えているとしか思えません。

しかし本人に直接言うことはさすがにできませんでした。

ここまで話しても周平は亜沙乃の狙いを理解することができません。

いったい亜沙乃はどんな目的で周平と付き合おうとしているのでしょうか!?

 

『ぼっちの僕に強制彼女』を読んだ感想

美女とぼっちの格差がある恋愛に好奇心をそそられました。

疑心暗鬼な周平に対して強烈なアプローチをする亜沙乃がとても可愛らしいですね。

魅力的なヒロインが地味な青年を翻弄していく『ぼっちの僕に強制彼女がやってきた』

読んでいくうちに気分が明るくなるハッピーな物語になっています。

ぼっちの不器用な恋愛事情に魅了されてみてください。

 

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