その笑顔好きじゃないのネタバレ(漫画)!無料の試し読み情報も!

今回は「駄犬ひろし」先生の『その笑顔好きじゃない』という漫画を読んだので、ご紹介していきたいと思います。

※記事の中にはネタバレ部分がありますので、お先に立ち読みをお勧めします!

 

『その笑顔好きじゃない』はこんな漫画(あらすじ)

下崎すみれは中学時代に経験した苦い過去のトラウマによって、高校生になった現在は一人ぼっちで過ごすことが多くなっていました。

容姿が美しいためその態度が余計に周囲との距離を広げているすみれ。

そんな彼女を振り向かせようと近づいてきたのが、学校一のイケメンとして女子からモテモテの片瀬律希でした。

しかしすみれを落とせるかどうか、律希は友人と賭けをしていたのです。

ここから始まるすみれと律希のラブロマンスを描いていく『その笑顔好きじゃない』

今回は危険な香りが漂う恋愛漫画の魅力について、ネタバレを含みながらご紹介していきます。

胸に傷を秘めたヒロインの恋模様をじっくりとお楽しみください。

 

『その笑顔好きじゃない』の魅力紹介(ネタバレ含む)

前編

中学3年生の冬、すみれはいつも通りの朝を迎えたと思っていました。

しかし学校に到着すると、急に友人たちから無視をされてしまいます。

すみれ
「優しかったはずの周りの目は突き刺すような冷たさへと変わった、思い出す度に考える、あの日の私の選択は間違っていたのだろうか」

高校2年生になった現在も、このトラウマを抱えながらすみれは生活していました。

以前は明るい姿を振りまいていたすみれですが、今の彼女は周囲に笑顔を見せることがありません。

そのため一人ぼっちになっているすみれは、美人なため周りの女子からあらぬ噂を立てられていました。

この日も学校に着くと、下駄箱の前で女子がすみれの噂話をしています。

今回はすみれが先輩の男子に手を出したというものでした。

もちろん事実無根なのですが、噂を耳にしてもすみれには否定しようとする気持ちはありません。

すみれ
「ねぇ、履き替えたならそこどいてもらって良い?」

噂話を全て聞いていたのですがいつもと変わらない様子のすみれ。

冷めた態度の彼女は、男の話ばかりする女子たちを軽蔑していたのです。

そんなすみれの背後から1人の男子が声をかけてきました。

律希
「あ、しーもーざーきーさんっ」

男子の名前は片瀬律希といい、馴れ馴れしい様子ですみれの肩に手を置いてきます。

すみれはすぐに律希の手を振り払いました。

すみれ
「触らないで」

律希を睨みつけるとすぐにこの場を立ち去っていき、すみれはトイレへ逃げ込んでいきます。

そこで誰にも見られないようにしながら顔を真っ赤にするすみれ。

すみれ
「やっばい、油断した、朝から心臓潰す気か、同じクラスの片瀬律希、最近やたらと私に絡んでくる、チャラい、ひたすらチャラい、そして本心の見えない彼の笑顔がすごく苦手だ」

周囲からは男慣れしていると思われてるのですが、すみれは男性に対する免疫があまりありません。

そのため律希のような馴れ馴れしい男性は苦手だと思っているのです。

ですが彼に対して弱みを見せたくないので、いつも冷静なフリを装っていました。

何とか落ち着きを取り戻したすみれが教室に戻ると、先ほどまでいたはずの律希がいません。

すみれ
「・・・朝は居たのに」

実はこの時、律希は授業をサボって別のクラスの女子とイチャイチャしていました。

その噂を聞き、すみれはさらに彼を苦手だと感じています。

果たして苦手意識を持たれている律希は、どのようにしてすみれとの距離を縮めようとするのでしょうか!?

 

 

美人なのですが過去のトラウマから孤独な状況に陥っているすみれ。

そんな彼女にチャラチャラした態度で近づいて来る律希が、ここからどのようにアプローチするのかが見所ですね。

どこか影のある恋模様を描いていく『その笑顔好きじゃない』

ここから律希が強引とも思える手段ですみれとの距離を縮めようとしていきます。

それでは波乱を含んだ物語の続きをご覧ください。

後編

教室での授業には顔を出さなかった律希だったのですが、体育の時間になると友人たちと楽しそうに体を動かしていました。

すみれ
「体育だけはちゃんといる」

体育を見学することにしたすみれが彼の様子を眺めていると、クラスメイトの女子がバスケに参加するよう誘ってきます。

すみれ
「ごめん、私お腹痛いからここで休んでても良い?」

恐る恐る声をかけてきた女子は安心したような表情を浮かべながら、授業に戻っていきました。

すみれ
「本当は痛くなんてないけど、そんなあからさまにホッとした顔しなくたって良いじゃない」

こうしてすみれはさらにクラスメイトたちと溝を深めてしまいます。

しかしそんなことはあまり気にしていない様子のすみれ。

授業が終わると体育館の隅に片付け忘れたボールを見つけました。

すみれ
「片付け忘れてる」

深く考えずにすみれが体育倉庫にボールを戻そうとしていると、律希がその姿をジーっと眺めています。

律希
「ごめん、先行っててー、忘れ物ー」

友人を先に教室へ帰すと、律希がすみれのいる体育倉庫に向かいました。

そこでボールを片付けているすみれに律希が声をかけます。

律希
「やっぱり下崎さんだ、片付け?何か手伝うことある?」

彼の出現によってすみれは嫌な予感がしていました。

すみれ
「終わったから大丈夫」

すぐに教室へ戻ろうとするのですが、律希がすみれの前に立ちふさがります。

どいてほしいと伝えても律希は道を譲ってくれません。

律希
「えー、どうしようかなー」
すみれ
「次の授業遅れる」
律希
「遅れたっていーじゃん、このまま二人でサボっちゃおうよ、下崎さんだってその方が良いでしょ?」
すみれ
「私をあなたと一緒にしないで」

すみれはチャラチャラした律希の思ったようにはなりたくありません。

そのため強い態度で彼を拒絶していきます。

律希
「は?何それ、俺と何が違うっつーわけ??ウッザ、その取り澄ました顔めちゃくちゃにしてやりたくなる」

急に真剣な表情に変わった律希が強引にキスをしてきました。

一瞬何が起こったか分からなかったすみれだったのですが、すぐに彼の唇を噛んで抵抗する態度を見せます。

すみれ
「最ッ低」
律希
「たかがキスくらいで何その反応、今まで散々ヤルことやってきてるくせに」

律希はこのように考えていたのですが、すみれはそんな女の子ではありません。

すみれ
「嘘だ、有り得ない、あんなのがファーストキスなんて」

こうしてすみれは最悪な形でファーストキスを奪われてしまったのです。

しかしすみれにとっての悲劇はまだ始まったばかりだったのでした。

律希との関係を疑われさらに孤立していくすみれ。

彼女はこうした周囲の状況とどのように向き合っていくのでしょうか!?

ここから先の展開は実際に漫画をご自身の目でご覧になってお確かめください。

 

『その笑顔好きじゃない』はこんな人にオススメ

普通の恋愛漫画に飽きてしまった人にオススメの作品です。

胸に傷を秘めた男女のラブストーリーを読むと新鮮な感覚が味わえると思いますよ。

孤独なヒロインを応援したくなる物語になっている『その笑顔好きじゃない』

電子書籍サイトで上位の人気を誇っている注目作です。

是非この機会に人気漫画をチェックしておいてください。

 

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