今回は「原作 朝比奈希夜 漫画 千世トケイ」先生の『死神の初恋~没落華族の令嬢は愛を知らない死神に嫁ぐ』という漫画を読んだので、ご紹介していきたいと思います。
『死神の初恋~没落華族の令嬢は愛を知らない死神に嫁ぐ』はこんな漫画(あらすじ)
華族の令嬢だった正岡千鶴は没落した家族を守るため、新華族の三条家で使用人として働き始めました。
三条家の人間は厳しいので辛い状況なのですが、使用人仲間が千鶴の心の拠り所になっています。
そんな中で三条家の工場と邸宅がある小石川で原因不明の病が流行りだしました。
死神の怒りを鎮めないと流行り病が収束しないと考えた三条家は、千鶴を生贄の花嫁として死神に嫁がせることにします。
死を覚悟する千鶴だったでのすが実際に会ってみると死神は噂と全く違っていました。
果たして千鶴は死神の元で流行り病を収束させることができるのでしょうか!?
人の役に立たなければならいない華族の生きざまを表現した『死神の初恋~没落華族の令嬢は愛を知らない死神に嫁ぐ~』!
今回は明治を舞台にした美しいラブロマンスの第2話についてネタバレを含みながら面白さをご紹介していきます。
美しさと優しさ、そして強さを持った千鶴の恋模様をお楽しみください。
『死神の初恋~没落華族の令嬢は愛を知らない死神に嫁ぐ』の魅力紹介(ネタバレ含む)
第2話
千鶴は毎朝、三条家の娘の髪を結ってあげていて、苦しい使用人生活の中でも一番好きな仕事になっていました。

目の前に立っている死神と結婚すれば娘の髪を結うことなどできません。
残念な気持ちを抱えながら死神を見ると、恐ろしいほど美しい顔をしています。


流行り病を収束させるまで帰るわけにはいきません。
またこのまま帰されても千鶴には居場所などないのです。



震えていることを見抜かれてしまいます。
するとここで千鶴が覚悟を決めました。

頭を深く下げて嫁にしてほしいと懇願します。
ため息をつきながら死神が千鶴の腕を掴みました。

死神が歩き始めると周囲の光景が変化していきます。
不思議なことに千鶴は今までとは違う場所へ連れて行かれました。

奇妙な体験に驚いていると屋敷が出現します。
屋敷の前では浅彦と呼ばれた青年が掃除をしていました。



死神は浅彦に千鶴を奥座敷に通すよう命じます。
そのまま死神は屋敷の中へ入っていきました。

千鶴はまだ状況が理解できていません。
それでも案内されるまま奥座敷へ向かいます。
奥座敷に案内されると死神が千鶴の真正面に座りました。


使用人の仲間から頂いた懐剣を差し出して、自分に反抗する意思がないことを示します。
それでも死ぬかもしれない恐怖を拭うことはできません。

最期の望みを問われた千鶴の脳裏にまず浮かんだのは、自分を侮辱してきた三条家の人間です。
その次に浮かんできたのは髪を結ってあげた娘の笑顔でした。



最期の仕事として御髪を整えたいとお願いします。
そして願わくばこの組紐を手にされた時に、千鶴という存在が生きていたことを思い出してほしいと願いました。



死神の八雲は千鶴を殺そうとはしません。
しかしこのままで流行り病は収束するのでしょうか!?

想像していた姿とは違う死神に戸惑う千鶴の気持ちに共感することができました。
誰もが死神という単語を耳にすると恐ろしい姿を想像すると思うので、八雲の美しい姿には読者を驚かせる意外性がありますね。
美しい死神と人のために尽力できる美女が心を通わせていく『死神の初恋~没落華族の令嬢は愛を知らない死神に嫁ぐ~』!
理解できない状況の中でも華族の気品を忘れない千鶴の美しさが際立った物語になっています。
人間が想像していた死神と八雲のギャップに驚いてください。
第3話
八雲は訪ねてきた千鶴を殺すことはありませんでした。

宿泊のために布団を敷いてくれている浅彦に失礼があったのかどうか質問します。
ここまで千鶴は八雲の考えをまるで理解できていません。




千鶴が混乱しているため浅彦は死神の力について説明してあげることにします。
まず人間が考えているような人を殺す能力は死神にはありません。
そもそも死神は人々を殺すのではなく、死にゆく人々が黄泉に行けるよう魂を導いているのです。

八雲はこの台帳をもとに人々の枕元に行っていました。
つまり死神が現れたから死ぬのではなく、死ぬ予定なので死神が現れるのです。


浅彦の話によると死神が怒っているから花嫁を生贄に差し出すというのは迷信のようなものでした。
自分が嫁いでも流行り病が収束しないかもしれないことを知った千鶴は不安を感じます。
死者台帳に記載された命の期限は八雲にも変えることはできません。
しかし台帳によると流行り病は急激に収束することが予想されていました。
浅彦の話を聞いた千鶴は安心したことから、死神の屋敷にも関わらずぐっすりと眠ってしまいます。
目を覚ますと5歳くらいの少年が千鶴の部屋を覗いていました。

一之助という少年が緊張していると、浅彦がやって来て一之助に屋敷を案内してから千鶴を居間へ連れて行くよう命じます。
案内してもらっているうちに仲良くなった千鶴と一之助が居間へ向かうと、浅彦が食事の準備をしていました。



千鶴が死神だと思っていた一之助は人間で、事情があって八雲と浅彦が屋敷で育てているそうです。
人間と死神が生活様式が異なるので最初は一之助だけで食事していたのですが、一人で食事させるのは良くないということで八雲と浅彦は一緒に食事することにしました。
その輪に千鶴も入ることになったのです。


正岡家で躾けてもらった所作を褒めてもらえました。
他人に褒めてもらったのは久しぶりなので喜びがこみ上げてきます。
食事が終わると千鶴は八雲が生贄など必要としていないことと、三条家に戻れば折檻されることを実感していました。
それでもお世話になったので八雲にお礼を伝えに行きます。

八雲は自分を悪者にしているのが千鶴ではないことを理解していました。
その上で千鶴に仕事を与えてくれます。




こうして千鶴は新たな居場所を見つけることができました。
死神と没落した令嬢はどんな生活を送るのでしょうか!?
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『死神の初恋~没落華族の令嬢は愛を知らない死神に嫁ぐ』はこんな人にオススメ
ラブロマンスと歴史時代劇が好きな人にオススメの作品です。
ファンタジーの要素も含んでいるので多くの漫画ファンが楽しめる物語になっていますよ。
優しい登場人物たちの少し変わった日常を綴っていく『死神の初恋~没落華族の令嬢は愛を知らない死神に嫁ぐ~』!
人間嫌いの死神が千鶴に心を開くのかが注目ポイントになっています。
種族を超えた初恋をドキドキしながら読んでみてください。
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