言えないことをしたのは誰?のネタバレ(漫画)!最終回の結末は?

今回は「さいきまこ」先生の『言えないことをしたのは誰?』という漫画を読んだので、ご紹介していきたいと思います。

※記事の中にはネタバレ部分がありますので、お先に立ち読みをお勧めします!

 

『言えないことをしたのは誰?』はこんな漫画(あらすじ)

中学校で養護教諭をしている神尾莉生の元に、勤務先の学校に爆弾が仕掛けられているという匿名の電話がかかってきます。

最初はイタズラだと思う莉生だったのですが、ここから学校で巻き起こる様々な問題と向き合うことになりました。

被害を食い止めようとする莉生が勤務する中学校では性暴力が繰り返されていたのです。

この性被害を食い止めようとするのですが、莉生の前には様々な障壁が待ち構えていました。

たった一人の孤独な戦いを始めた莉生の運命とは・・・!?

性被害をテーマにした『言えないことをしたのは誰?』

今回は社会問題をテーマにしたサスペンス漫画の魅力についてネタバレを含みながらご紹介していきます。

莉生の孤独な戦いを見守ってください。

 

『言えないことをしたのは誰?』の魅力紹介(ネタバレ含む)

前編

全ての始まりは保健室にかかってきた1本の電話でした。

養護教諭の神尾莉生が電話に出ると、女性の必死な声が聞こえてきます。

神尾莉生
「は?ちょっ・・・爆弾って」

女性は莉生の学校に爆弾が仕掛けられていると言ってきました。

しかし爆発するのは10年後か50年後か分からないそうです。

そのため莉生はイタズラ電話だと思いました。

それでも電話の主は自分の身体に仕掛けられた爆弾が9年で爆発したと話します。

神尾莉生
「あの・・・今忙しいので」

電話を切ろうとするのですが、電話の主は犯人がまだ学校にいて犠牲者がまた出てしまうと伝えてきました。

そして今夜、沼田2丁目のタウンマートで待ってると言ってきます。

話を聞きに来ないと絶対に後悔すると言い残し、電話は切られてしまいました。

困惑していると廊下で生徒同士がぶつかったという報告が入ります。

1人が立ち上がれないというため、莉生はすぐに現場へ向かいました。

すると倒れた生徒が鼻血を出しながら苦しそうにしています。

現場に居合わせた他の先生がティッシュを出して鼻をかむように指示するのですが、すぐに莉生がティッシュを取り上げました。

神尾莉生
「だめですっ、救急車を呼んでください、目の奥を骨折してるかもしれません!」

莉生の指示によって救急車が学校に到着します。

搬送された病院で生徒は眼窩底骨折していたと診断されました。

病院から学校に連絡が入ると、校長先生と現場に居合わせた先生が莉生に判断したポイントの説明を求めます。

鼻血を出した生徒は先生がティッシュを渡そうとした時、片目でしか追えていませんでした。

眼球が上に向かないのは眼窩底骨折の特徴です。

神尾莉生
「あの・・・それと鼻血が出ているとき不用意に鼻をかませないことも共有できたらと、骨折した部分から眼の周囲に空気が入って最悪の場合視力障害を起こすんです」

校長先生は莉生の説明に納得してくれました。

しかしそれはあくまでも応急処置のスペシャリストとしてです。

つまり校長先生には応急処置以外を任せるつもりがありません。

この学校では応急処置が必要な生徒以外、原則として保健室への立ち入りを禁止しています。

用事もないのに保健室に行こうとする生徒は、さぼりたいだけと考えられていました。

神尾莉生
「わかってないよな、病気やケガは体にだけ起こるんじゃないのに」

体のケガと違って心のケガは目に見えません。

そのためにも保健室の役割が重要になってくるのです。

考え事をしながら保健室に戻ると3年生の小松川紗月という生徒が来ていました。

紗月は頭痛や腹痛でしょっちゅう保健室に来る女子です。

しかし発熱も持病も無いことから仮病を疑われていました。

神尾莉生
「朝は授業に間に合った?」
小松川紗月
「ううん・・・遅刻しちゃった、1時間目、馬見塚先生だったからすごい怒られた」

馬見塚は特に厳しいので遅刻はしたくありません。

それでも紗月は遅刻が多いのでサボり癖のあるだらしない生徒だと思われていました。

神尾莉生
「授業を抜けるのも遅刻が多いのも紗月ちゃんなりの理由があると思う」

莉生は紗月の事情を理解してあげたいと考えています。

心のケガに対してどのように寄り添えばいいのでしょうか!?

 

 

養護教諭の大切さを理解していない教師たちに苛立ちました。

生徒の心と体の健康を願うなら養護教諭の大切さが身に染みるはずです。

最低な教師が最悪な罪を犯す『言えないことをしたのは誰?』

どんな罪が行われているのか少しずつ明らかになっていきます。

加害者と被害者が誰なのか予想しながら物語をご覧ください。

後編

以前に紗月は莉生に遅刻の理由を打ち明けたことがありました。

小松川紗月
「小6の時お母さんが早朝シフトの仕事も初めて、朝目が覚めるともういないの、部屋が冷えててガランとしてて、だからまたお布団にもぐっちゃう」

精神的な原因かもしれないと莉生は考えます。

念のため紗月の担任に相談してみました。

神尾莉生
「担任の岸先生には一蹴されたけど」

担任は保護者が早朝から働いていても他の子はちゃんと登校していると相手にしてくれません。

ただ紗月が甘えているだけと一蹴したのです。

それは紗月も自覚していました。

小松川紗月
「神尾先生にしか言ってないよ、こんなの甘えだって自分でもわかってるし」

甘えを自覚している紗月は他の先生に相談しようとは思っていません。

莉生だからこそ遅刻の理由を打ち明けたのです。

神尾莉生
「でもそれだけじゃない気がする、遅刻が多い理由・・・とはいえ気がするじゃ先生たちを説得できない」

特に主幹の馬見塚は聞く耳を持ってくれません。

莉生の話を聞かないどころか、授業を担当していないから生徒に良い顔をしたいのかと文句を言われます。

ちゃんと紗月の事情を伝えたかったのですができませんでした。

そのことを悔しがっていると部活の時間になってしまいます。

小松川紗月
「もうすぐ3年は引退試合だし、それまで休まないで頑張らなきゃ、先生と話したらちょっとだけラクになったし」

まだ辛そうなのですが紗月は部活に向かいました。

莉生はこのような生徒を守ることが自分の仕事だと思っています。

しかし最近は胸がうずくようになっていました。

神尾莉生
「生徒を守らなきゃって思いながら馬見塚先生が怖くて、職員室の事無かれな空気に流されて生徒の声をちゃんと伝えることから逃げてるんじゃないかって・・・」

応急処置を求めてくる生徒の中には、先程の骨折事故のように薄氷を踏むような判断を迫られる時があります。

心のケガも判断を間違えると取り返しがつきません。

仮病だと疑われている生徒の心には、誰にも言えない苦しみがあるかもしれないのです。

神尾莉生
「先生たちとぶつかる度量は持てなくても、せめて私なりのやり方で生徒を守りたいって思うんだ」

職員室に配布する資料作成がひと段落したので、莉生は部活中の紗月を見に行くことにしました。

すると元気そうに卓球をプレーしています。

安心した莉生は念のため顧問の先生にも紗月のことを気にかけてくれるようお願いしました。

顧問の先生は優しいので快く引き受けてくれます。

対照的に馬見塚先生は顧問の部活に所属する生徒たちに怒鳴り声をあげていました。

神尾莉生
「あんな指導を続けてたらいずれ生徒たちは・・・」

馬見塚先生の指導を見ているうちに、爆弾が仕掛けられていると言ってきた電話の内容が思い出されます。

電話の主は10年後か50年後に爆発すると言っていました。

その内容は馬見塚先生の指導を受けている生徒たちが壊れてしまう事と繋ります。

この日の夜は彼氏との食事があったのですがキャンセルになったため、予定が空いた莉生は電話の主と話さないと後悔するとかんじました。

神尾莉生
「あの電話・・・なんて言ってかかってきたっけ、外線で取り次がれて・・・円城なんて人知らないし、爆弾の話は確かに荒唐無稽だけどどうして校長室じゃなく保健室に・・・」

話の内容が気になってしまった莉生は指定された沼田2丁目へ向かうことにします。

この決断が莉生の運命を変えることになりました。

学校で酷い目に遭っている生徒は声を上げることができません。

それでも年月が経過すると怒りが爆発することがあります。

莉生はそんな生徒の苦しみを電話の主である円城遥と出会うまで知ることはありませんでした。

一体この中学校で行われているスクールセクハラの加害者と被害者は誰なのでしょうか!?

衝撃的な最終回の結末は実際に漫画を読んでお確かめください。

『言えないことをしたのは誰?』に関する他の記事はこちらです↓↓↓

言えないことをしたのは誰?のネタバレ(漫画)!犯人の正体は?

2022.01.10

 

『言えないことをしたのは誰?』を読んだ感想

生徒を大切にする気持ちと、職員室の雰囲気を壊さないようにしたいという気持ちの間で揺れ動く莉生の感情がリアルに描かれていますね。

社会人なら自分の立場を守りたくなる気持ちには共感することができました。

絶対に許されることのない犯罪が少しずつ明らかになっていく『言えないことをしたのは誰?』

誰も頼ることができない莉生の孤独な闘いを表現しています。

最終回の結末まで読んでいって加害者と被害者の正体に驚愕してみてください。

 

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