死刑囚捜査官芥川介の事件簿のネタバレ(漫画)!あらすじも!

今回は「山崎京」先生の『死刑囚捜査官芥川介の事件簿』という漫画を読んだので、ご紹介していきたいと思います。

※記事の中にはネタバレ部分がありますので、お先に立ち読みをお勧めします!

 

『死刑囚捜査官芥川介の事件簿』はこんな漫画(あらすじ)

数字上では殺人発生率が日本は世界第211位です。

しかし解決できない難事件が発生しているため、警察は頭脳明晰な犯罪者を特別捜査官に任命しました。

難事件の解決を託された芥川介は15人を殺害した罪で死刑判決を受けた死刑囚です。

警察は事件解決のため解決するごとに死刑を延期する契約を結びました。

自身の無罪を立証するため難事件を解決する名探偵の活躍を描いた『死刑囚捜査官芥川介の事件簿』

今回は死刑囚が犯罪者を追いつめる異色のサスペンス漫画についてネタバレを含みながら魅力をご紹介していきます。

高度な推理力と巧みな話術で犯人を追い詰めていく主人公の活躍をお楽しみください。

 

『死刑囚捜査官芥川介の事件簿』の魅力紹介(ネタバレ含む)

前編

短崎県の戦艦島という歴史的価値の高い廃墟で転落事故が発生しました。

転落事故によって亡くなったのは、古い建築物を調査していた西田という大学院生です。

事故か事件か判断に迷った警察は特別捜査官の芥川介に真相の究明を任せることにしました。

芥川介
「犯罪者潰しか・・・、ああ退屈しのぎには丁度いい」

事件を解決するたび、死刑執行を延期できる契約を結んでいる芥川は警察の提案を引き受けることにします。

芥川が事件現場に向かっている頃、県警捜査一課の小日向杏が関係者に捜査の状況を説明していました。

小日向杏
「残念です、こんな素晴らし遺産で事故とは・・・私は県警捜査一課の小日向杏と申します、皆さん安心してください、私たちに加えて警視庁の特別捜査官がこれから到着します」

万全の捜査態勢で事件の解決を目指すと宣言します。

すると杏もまだ会ったことがない特別捜査官がヘリコプターで現場に到着しました。

戦艦島にヘリコプターが降り立つと手錠を嵌められた芥川が降りてきます。

芥川介
「どうも、俺は今回の事件を担当する・・・死刑囚、芥川介だ」

死刑囚の登場に事件関係者たちは驚きを隠せません。

この状況を不安に感じた杏が関係者に事情を説明します。

小日向杏
「どうやらその方が・・・さっきお話しした特別捜査官の様です・・・」

しかし事件関係者は死刑囚が特別捜査官だということに納得してくれません。

現場がより一層ざわつき始めるのですが、芥川は少しも気にしていないようです。

芥川介
「・・・そんな事より何があった?教えてくれ」

仕方なく事故の状況を説明し始めたのは、東京工学大学の建築物科で名誉教授を務めている加藤大でした。

加藤によると調査していた建築物はとても古く、被害者は足下が崩れてしまい7階から転落したそうです。

関係者は他にもコンクリート学会の人や市の職員が含まれていました。

その中で事故を発見したのは加藤教授です。

加藤大
「西田君は7階で1人で撮影を、私は2階で測量を・・・そしたら悲鳴が聞こえて・・・」

悲鳴が聞こえた時に階下を見ると西田が転落した後でした。

加藤を含め西田が転落した瞬間は誰も目撃していません。

さらに調査対象の歴史的遺産は一般人が立入禁止区域のため、調査関係者以外誰もいないはずなのです。

そのため殺人事件の可能性は低いと考えられました。

しかし芥川は周囲の意見を無視するように遺体を調べ始めます。

芥川介
「誰も写っていない・・・」

被害者の胸にかかっていたデジカメを調べるのですが誰も写っていません。

次々と撮影履歴を探ってみても人の姿は見当たりませんでした。

加藤大
「その辺りは足場が悪い、多分床が崩れて・・・」

捜査中の芥川に向かって加藤が現場の状況を説明してきます。

ですが芥川は説明よりも加藤が履いている靴が気にかかっていました。

芥川介
「加藤先生はクライミングが趣味なんだな、それ、クライミングシューズだ、しかも年季入ってる、あんただけ違うから」
加藤大
「あ・・・ここが足場悪いのを知っていたのでね」

足場が悪い歴史的遺産を調査するため、加藤がクライミングシューズを履いていることはおかしなことではありません。

しかし芥川はクライミングシューズという些細なことから重要なことに気付いていました。

芥川介
「よし!じゃあ皆さん、これから誰も逃げない様、お互い見張ってもらえませんか?これは落下事故じゃない、他殺だよ、しかも犯人はこの中にいる!」
加藤大
「何を無礼な!」

この時点で芥川は事故ではなく殺人事件だと判断したのです。

彼が追い詰める殺人犯はいったい誰なのでしょうか!?

 

 

死刑囚が犯罪を解決するという斬新な設定に惹かれました。

警察が頼ってしまうほど敏腕な推理力を誇る芥川の活躍には見惚れてしまいますね。

推理力だけでなく話術で犯人を追い詰めていく『死刑囚捜査官芥川介の事件簿』

サスペンス漫画ファンなら完璧な芥川に推理に感心するはずです。

それでは事故を殺人事件だと断定した芥川の推理をご覧ください。

後編

他殺だと断定した芥川は加藤教授が調査していた階を案内してほしいとお願いします。

助手が亡くなった真相を知るべき立場の加藤は、芥川の申し出を断ることができません。

加藤大
「戦艦島は世界遺産に登録されただけあって実に見応えがある、彼が亡くなってすぐに不謹慎ですが貴方たちはラッキーだ、普通の人が入れない区域を見学出来るのだから」
芥川介
「ふーん・・・その世界遺産で殺人とはね」

会話しながらまずは2階まで登っていきます。

そこで芥川は転落した西田の悲鳴をどの場所で聞いたのか質問しました。

加藤は2階の廊下で悲鳴を聞いたそうです。

加藤大
「声がして・・・すぐあの窓まで走っていったら西田君が・・・」
芥川介
「先生すごいなぁ、どうしてすぐあの窓の下って分かったんだ?ホラ、窓はこんなにいっぱいあるからさ・・・」

声の方角で分かったと答えるのですが、加藤は自分が疑われていると感じ始めました。

続いて西田が転落した7階へ案内してもらいます。

すると加藤が他殺の可能性がないと断言しました。

加藤大
「全員にアリバイがあるからだ、西田君はここ30号棟の7階から落ちた、その時私は2階、皆はその先の25号棟にいた、突き落としてすぐ別の場所にいるなんて不可能だよ」

部外者なら犯行が可能だと主張します。

しかし芥川は部外者の犯行だとは考えていません。

芥川介
「残念!犯人はあんたらの中にいる」

そのまま30号棟の7階を捜索していきます。

ですが残骸の山だらけになっているので足跡などは一切見つかりません。

この状況も加藤が西田の事故死を主張する理由でした。

捜査が続く中、芥川は被害者が最後に撮影していた壁の文字を発見します。

加藤大
「西田君かわいそうに・・・最後の写真が壁の文字とは・・・確かにそこが一番当時の島民の生活が垣間見える、目の付け所のいい学生だったのに・・・」

残念がっている加藤に芥川が身長を尋ねると187センチで、亡くなった被害者は165センチでした。

もしも加藤が犯人なら身長の低い西田を突き落とすことは簡単です。

さらにロッククライミングの経験があるので、加藤であればアリバイ工作が可能でした。

芥川介
「これ・・・計画殺人だよなぁ?衝動殺人じゃない!ここに来る前から練られた犯行だった、だからあんたはその靴で来た!」

あからさまに疑い始めたので、コンクリート学会の人間が怒り出します。

彼らは事故に遭うことも覚悟しながら戦艦島の調査を行っていました。

上陸前に書いた誓約書を見せながら事故だと主張してきます。

加藤大
「まぁ・・・このお方は本物の犯罪者、犯罪者の意見に本気にならずとも・・・それに私に罪が無いとは言い切れない、前途有望な西田君をこんな危険な場所に連れてきてしまった・・・」
芥川介
「あんた、人が死んでんのに自己保身かよ、その時点で犯罪者確定だよな」
加藤大
「何!?」
芥川介
「先生!俺の考えを教えてやる!人の心の分からぬ者に完全犯罪は犯せない・・・つまりお前のようなイカれた奴に完全犯罪はできねえよ!」

ここで捜査班が到着したため、芥川は休憩することにしました。

杏は休憩時間を利用して上司の意図を確認することにします。

小日向杏
「どういう事ですか?何故あんな人をよこしたんですか!?しかも死刑囚!私も含め現場関係者の間で不満続出です!」

上司からは15人の善良な人間を殺した芥川のことを恐れるのは当然だと言われました。

それでも事件解決のためには芥川の頭脳が必要なのです。

上司は杏に全てを芥川に任せろと指示しました。

芥川介
「クク・・・何も心配いらねって姉ちゃん!言ったろ?奴は人の心が読めなさすぎる!だから不可能なのさ、まあ見てろ、奴は自白する、あいつも俺と同じ末路さ」

自信満々な様子で加藤が自白すると断言します。

いったいどのように芥川は真犯人の加藤を追い詰めていくのでしょうか!?

人間の心を活用した見事な解決編は実際に漫画を読んでお確かめください。

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2020.06.06

 

『死刑囚捜査官芥川介の事件簿』はこんな人にオススメ

本格的なサスペンス漫画を楽しみたい人にオススメの作品です。

話術で犯人を追い詰める名探偵の姿は読んでいて惚れ惚れするはずですよ。

冤罪を晴らしたい主人公が次々と難事件を解決していく『死刑囚捜査官芥川介の事件簿』

犯罪者を追い詰めることが楽しそうな主人公がインパクト抜群の物語になっています。

主人公よりも先に事件の真相に辿り着いてみてください。

 

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