『駆除人』のネタバレ(漫画)!なろう系の人気作品です!

今回は「漫画 浅川圭司 原作 花黒子」先生の『駆除人』という漫画を読んだので、ご紹介していきたいと思います。

※記事の中にはネタバレ部分がありますので、お先に立ち読みをお勧めします!

 

『駆除人』はこんな漫画(あらすじ)

30歳のコムロナオキは清掃員兼害虫駆除業者の仕事を淡々とこなしています。

しかし不慮の事故で亡くなってしまうと異世界に転生されてしまいました。

初めは戸惑うナオキだったのですが、すぐにRPGのような世界を理解し生前と変わらず清掃員兼害虫駆除業者として働き始めます。

剣や魔法の才能はありませんが生前の知識を活かしながら魔獣を駆除しているうちに、ナオキは信じられないほどレベルアップしていました。

ここからツナギ姿の主人公が大活躍していく『駆除人』

今回はなろう系の人気小説をコミカライズした作品の魅力についてネタバレを含みながらご紹介していきます。

斬新な設定のSFファンタジー漫画をドキドキしながら読んでみてください。

 

『駆除人』の魅力紹介(ネタバレ含む)

前編

ナオキはいあいる街の場所も名前も分かっていません。

それでも自分に与えられた仕事は変わっていないと思っています。

仕事に対して誠実なナオキが地下下水道の中で仕事を始めました。

ナオキ
「効いてるな、殺鼠団子、こっちの世界の材料で作ったモノでも威力は申し分ないようだ」

手作りした殺鼠団子で魔獣のマスマスカルを駆除しています。

冒険者ギルドで依頼達成の証拠が必要だと言われたので、マスマスカルの尻尾を切除しました。

尻尾を切除した死体は焼却しなければいけないのですが、ナオキには魔法の才能がありません。

下水道を出ると目の前に森が広がっています。

ナオキ
「森に入った新米冒険者がゴブリンやスライムに殺されることもあると聞いた、恐ろしい話だ、魔物と戦うなんて正気の沙汰じゃないしそんなリスクは冒したくない」

森の中に入るような危険は冒したくありません。

しかし役所の人間からマスマスカルの死体は森に放り投げておけば良いと言われていました。

恐らく魔物が処分してくれると思ったナオキは複数の死体を森に投げ入れることにします。

ナオキ
「俺は元いた世界で死に目を開けるとここにいた、初めは何がどうなったのか分からなかったがここがRPGのような世界だということに気付いてからは馴染むのにそう時間はかからなかった、何故ならやってることは生前と何一つ変わってないから」

この異世界に転生したナオキは、まず初めに冒険者ギルドで適性検査を受けました。

ですがナオキには剣の才能も魔法の才能もありません。

恐らく巷では冒険者が魔物を狩り、勇者と呼ばれる剣と魔法の才能に恵まれた人物が魔王と戦っていると思われます。

転生されたのですが才能の無いナオキは魔物と戦うことはできません。

ナオキ
「今も昔も俺は清掃員兼害虫駆除で生計を立てているただの・・・駆除人だ」

ここで物語は前日まで時間を遡ることになります。

ナオキは前日、エルフのカミーラというお婆さんが経営する薬屋の害虫駆除を行っていました。

丁寧な仕事を褒められたナオキは50ノットの報酬を受け取ることができます。

この世界ではノットが貨幣の単位として使われており、1ノットが銅貨、50ノットが銀貨、100ノットが金貨なのですが、ナオキはまだ貨幣価値を理解していません。

ナオキ
「まぁそのうち知るだろうし、今は焦らず地盤を固めよう」

仕事を終えたナオキはひとまず冒険者ギルドに併設された宿舎へ戻ることにしました。

戻ったナオキは受付をしている狐の女獣人・アイリーンに完了の報告をします。

アイリーン
「カミーラさん家の清掃、はい、これにて依頼完了です、お疲れ様でした、ナオキさん」

報告を終えると次の仕事を探すのですが、どれも冒険者向けなのでナオキには向いていません。

それでもギルドの宿に代金を払ってから貯金もしたいのでお金を稼ぐ必要があります。

困っているとアイリーンが冒険者に誰も引き受けてくれない依頼をお願いしていました。

しかし冒険者は下水道に繁殖したマスマスカルの駆除を引き受けてくれません。

この依頼は誰も引き受けてくれず、長い間貼り出されたままなのです。

ナオキ
「それ、初心者にもできる?」
アイリーン
「あなたたしかナオキさん・・?依頼人はこの街の役所で内容は血か下水道に繁殖したマスマスカルの駆除なんです」

報酬は1匹につき5ノットと安価なことと、マスマスカルがすばしっこいので冒険者は誰も引き受けてくれません。

さらに地下では魔法が使えないことも不人気の理由です。

資料を見たナオキはマスマスカルがネズミのようなので、自分に合っていると感じました。

ナオキ
「これ請けるよ」
アイリーン
「いいんですか!?ありがとうございます!承りました、ご武運を」

こうしてマスマスカルの駆除を引き受けることになったのです。

 

 

自分の能力とスキルをすぐに理解できる聡明なところがナオキの魅力ですね。

アイリーンやカミーラ達を気付かないまま幸せにしている姿もカッコ良かったです。

謙虚で真面目な主人公の奮闘を描いた『駆除人』

異世界に転生した中年男性が知らないうちに強者へ成り上がっていくストーリーになっています。

完成度の高い物語をお楽しみください。

後編

翌日になるとナオキが順調にマスマスカルを駆除していきます。

100匹駆除すれば500ノットなので夢の賃貸生活が叶うかもしれません。

テンションが上がってきたナオキは殺鼠団子を量産することにしました。

まず材料の毒草をカミーラから低価格で仕入れることに成功します。

次に小麦粉と水と蜂蜜、そして廃棄する魔獣の血と脂を手に入れました。

宿に戻ると早速集めた材料で殺鼠団子を作り始めます。

しかしひどい悪臭がするため宿泊客やアイリーンに怒られてしまいました。

ナオキ
「仕事で必要なモノをここで作ろうかなと、俺家ないんで」
アイリーン
「迷惑です、よそでやって下さい!」

仕方なく殺鼠団子は裏手で作ることにします。

まず水に蜂蜜を加えてから小麦粉と混ぜ合わせました。

粘りが出るまでよく練ったら、ナイフで刻んだ毒草を練り込んでいきます。

団子状に小分けしてから魔獣の血と脂に漬けると殺鼠団子が完成しました。

ナオキ
「俺特製殺鼠団子の出来上がり、うん、見た目も悪くない」

特製の殺鼠団子を持って再び地下下水道に向かいます。

そしてマスマスカルが通りそうな地下道に殺鼠団子を仕掛けました。

翌朝、ナオキが地下下水道の様子を見に行くと大量のマスマスカルが死んでいます。

ここから殺鼠団子を仕掛けてはマスマスカルの死体を回収するという作業を続けていきました。

数日後、ナオキが作業に向かおうとしているとアイリーンが大声で呼び止めてきます。

アイリーン
「ストップ、ストォーップ!ちょっとナオキさん、あなた一体何をしたんですか!?役所から連絡が来ていますっ」
ナオキ
「依頼の期日まであと数日あると思ったけど?」
アイリーン
「そうじゃないんです、ナオキさんがマスマスカルを駆除しすぎて、役所が依頼のために確保している財源が大幅に減ってるらしいんです」

このままでは他の依頼に充てる財源がありません。

実はこれまでナオキは1000匹以上のマスマスカルを駆除していました。

仕方なく話をするため地下下水道へ行く前に役所へ寄ることにします。

しかしギルドを出ようとしたナオキがギルドの巨大な扉を壊してしまいました。

ナオキ
「すまんアイリーン、扉が壊れたっぽい」
アイリーン
「ナオキさん、冒険者カードを見せてっ、うちに来た初日に渡したカードです」
ナオキ
「あぁ、そんなのもらってたな、えーとこれか?」

ナオキがアイリーンに冒険者カードを見せます。

するとナオキは信じられない衝撃的な事態を起こしていました。

アイリーン
「やっぱり、急にレベルが上がったりすると力加減が分からず物を壊してしまうことがあるんです」

冒険者カードにはレベルが表示されるようになっていて、ナオキのレベルは38まで上がっていたのです。

数日前までレベル2だったのでアイリーンにはどういうことなのか状況が理解できません。

ナオキ
「あぁそれなら毒物を内包したマスマスカルを森に投げこんでたからじゃない?他の魔物が食べるって役所の人が」
アイリーン
「それが経験値になったんですよ!ナオキさんこのレベル上げは内密にしておくべきです、暴動が起こりかねません」

ナオキはマスマスカルを使って魔物を倒したことになっていたのです。

しかし本人はレベルの高さを理解していません。

ナオキ
「レベル38って高いの?」
アイリーン
「高いなんてモノじゃありませんよぉ!レベルとは日々己の肉体と精神を鍛え少しずつ成長していくものなんですから!」

一説によると遥か昔、魔王を倒した勇者のレベルは55だったそうです。

つまりナオキは数日間で勇者のレベルに肩を並べようとしていました。

ナオキ
「って言われても特別なことをしたわけじゃないしピンとこないよ、まぁ自分のペースでやってくさ、これからも」

呑気なナオキにアイリーンは呆れてしまいます。

それでもレベルが上がったことで、ナオキは自分では想像もしていなかった戦いの渦に巻き込まれていくことになるのでした。

 

『駆除人』を読んだ感想

勇者だけがSFファンタジー漫画の主役ではないことを訴える斬新な物語ですね。

人の良いキャラが主人公なところにも面白さを感じました。

現世での経験と知識で成長する主人公の日常を綴っていく『駆除人』

剣や魔法を使わずに異世界で成り上がっていく主人公のカッコ良さに魅了されてください。

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