『恋するふくらはぎ』のネタバレ(漫画)!試し読み情報も!

今回は「吉谷光平」先生の『恋するふくらはぎ』という漫画を読んだので、ご紹介していきたいと思います。

※記事の中にはネタバレ部分がありますので、お先に立ち読みをお勧めします!

 

『恋するふくらはぎ』はこんな漫画(あらすじ)

27歳の見栄晴彦(みえはるひこ)は徹底的な合理主義者で、人生において女性にうつつを抜かしている時間は無駄だと考えています。

自らの主義に従って仕事を完璧にこなす見栄の前に、哲学を覆してしまうほどの素敵な女性が現れました。

女性は会社の後輩に当たる表うららで、他の女子社員が近寄りがたいと思っている見栄に優しく接してくれます。

見栄とうららはお互いにトゥンクしながら距離を縮めようとするのですが、経験不足の童貞と経験豊富な美女の2人は空回ってばかりで交際に発展することができません。

両想いなのにすれ違ってしまう男女の恋模様を綴っていく『恋するふくらはぎ』

今回はオフィスラブをコミカルに描いた恋愛漫画の魅力についてネタバレを含みながらご紹介していきます。

心の声を隠しながらそれぞれの思惑を達成しようと必死な2人の姿をお楽しみください。

 

『恋するふくらはぎ』の魅力紹介(ネタバレ含む)

前編

人間はなりたい自分になるため、欲しいものを手に入れるために努力します。

それは愛する人に愛されるためという目的でも変わることはありません。

この物語は手の届かない所に少しでも近付くため、ふくらはぎを痛めても背伸びをする男女の恋を描いていきます。

必死になって背伸びする男性側の名前は見栄晴彦といい、これまで勉強や就職、そして仕事を戦いの連続だと思って生きてきました。

人生はデータを集めて勝利するものだと思っている見栄は、女性にうつつを抜かす時間を無駄だと考える合理主義者です。

その結果、27歳になった現在も童貞という苦しい状況を抱えていました。

見栄晴彦
「強がりではない私も恋愛について様々な資料で調べたのだ、お茶をする?ノドが渇いたのであれば自販機がある!遊園地でデート?僕は27歳、5歳の少年じゃない!何もかも無意味!・・・決して強がりではない!」

合理主義者であることを自覚している見栄は考え方を変えるつもりはありません。

このように頑なな態度を崩さないため、会社の女性社員からは近寄りがたいと思われています。

しかし今まで出会ったことがないタイプの女性が見栄の前に現れました。

表うらら
「どうぞ、見栄さん、おつかれ様です」

見栄にお茶を出してくれた女性こそが、ふくらはぎを痛めても背伸びしようとする女性側の表うららだったのです。

うららは恋愛が無意味だと思っていた見栄の考え方を変えようとさせるほど素敵な女性でした。

見栄晴彦
「会社の後輩なのだがこの女性だけは私に優しい、この女性は私の心をトゥンクさせる!」

今まで見栄はこんなに優しい女性と出会ったことがありません。

そのため胸をときめかせるのですが、素直に感情を出すことはできていません。

表うらら
「今日はあとどれくらい残るんですか?」
見栄晴彦
「あと30分ほどです」

大好きなうららは30分残業しながら見栄の仕事を手伝ってくれると言ってくれます。

想いを寄せる女性に優しい言葉をかけてもらえた見栄はさらに胸をトゥンクさせました。

しかしうららの言葉と本心は全く違っていたのです。

表うらら
「気づけよーッ、こんな若くてカワイイ子が大事な夜の時間割いて無意味に残業する訳ねーだろがぁぁぁッ、そこは飲みに誘ってからのホテルGOだろうがぁぁぁッ!このクソ童貞野郎ーッ!」

本当は見栄のことを狙っているうららは、飲みに誘ってほしいため残業をすることにしました。

自分から飲みに誘うとビッチな女性だと思われてしまうかもしれません。

そのためあくまでも優しくて可愛らしい女性を演じているのです。

対照的に恋愛経験が少ない見栄は、うららの本心に気付くことができません。

見栄晴彦
「女に興味はない、そんなヒマはない、しかし好きな人となれば話は別!これは恋愛という戦いと考えれば負ける訳にはいかない」

自分なりにデータを収集してうららを自分のものにしたいと考え始めます。

超合理主義者の見栄にはこの戦いに負けている暇などありません。

そんな見栄に千載一遇のチャンスが訪れました。

表うらら
「見栄さん、この後何か予定ってあるんですか?」

大好きなうららが飲みに誘ってほしいオーラを醸し出してきます。

しかしストレートに誘ってしまうと下心が丸出しだと思われるかもしれません。

見栄晴彦
「・・・お茶でも?」
表うらら
「・・・はい」

本当は飲みに行きたかったのですが、うららはお茶で我慢することにします。

ここから2人は心の中で様々な戦略を立てながら、主導権争いを始めることになりました。

見栄晴彦
「表うらら・・・この女性にだけは童貞だとバレる訳にはいかない・・・!」

まず人生で初めてと言えるデートをすることになった見栄は自分が童貞であることを隠したいと思っています。

しかし経験豊富なうららにはすでに童貞だということがバレていました。

うららは童貞の見栄が自分のために頑張ろうとしている姿を可愛いと思っているのです。

可愛いと感じているうちに、うららは自分からホテルに誘いたくなってしまいました。

表うらら
「いやいやいや・・・焦るな表うらら!何度それでセフレ扱いされて・・・次は・・・次こそは誠実な人でなくちゃ・・・もう25なのよ」

うららは30歳を迎えるまでに結婚して、若くて美しいママになることを望んでいるのです。

この希望を叶えるために最適な条件の相手と思われたのが、女性経験がなく誠実そうな見栄でした。

お互いの本心を隠したまま初デートすることになった見栄とうららは、ここからどのような駆け引きを行っていくのでしょうか!?

 

 

口に出す言葉と本心が全く異なっている様子に大笑いしてしまいました。

見栄とうららが見た目と性格に大きなギャップがある設定もコミカルで楽しかったです。

恋愛に対して考え方が真逆の2人が思惑を交錯させていく『恋するふくらはぎ』

素直になれない2人だからこそのユニークな恋模様になっています。

戦略家のように自分のペースに持ち込もうとするラブバトルの行方にご注目ください。

後編

お茶に誘った見栄なのですが童貞とバレずにスマートなエスコートをする方法が分かりません。

そもそも見栄は女性とお茶を飲みに行ったことがないのです。

喉が渇いたら自動販売機に行けばいいと思っている合理主義者の見栄にとって、コーヒー1杯500円は無意味でしかありません。

見栄晴彦
「まぁ目的は出身地とか趣味とかどーでもいい話をすることだ・・・つまり長居が許され彼女は腹がすいてるかもしれないから軽食もとれてコーヒーも飲めて・・・分かったぞ!」

見栄が出した結論はうららをファミレスへ誘うことでした。

本当はすぐにでもホテルへ誘ってほしいうららなのですが、見栄からの誘いを笑顔で受け入れます。

その笑顔を見たことで、見栄は自分の出した結論が正解だと思い込んでしまいました。

表うらら
「あー、なんでファミレスなんじゃー!薄暗いバーで口説けーッ!」

うららはファミレスに誘われたことがじれったくて仕方ありません。

しかし今は口が裂けても自分の目的を伝えられないため必死になって笑顔を浮かべます。

するとここで見栄がある問題に気づきました。

見栄晴彦
「はっ・・・これは・・・横断歩道だと・・・!?」

これまで様々な参考書で恋愛について勉強してきた見栄にとって、出来る男性は愛する女性を危険から守らなければなりません。

女性を守るため見栄は車道側を歩いています。

ですが横断歩道は全面が車道側になるためうららを危険から守ることができません。

表うらら
「あのー?どうしました?もう3回青信号見逃してるんですけど・・・」

どうしてもうららを車道側に立たせたくない見栄は考え込んでいました。

するとここでお姫様抱っこをしながら横断歩道を渡れば、車道側に立つのは自分だけで済むという名案が思い浮かびます。

見栄晴彦
「突然すみませんでした・・・」
表うらら
「何今の・・・お姫様だっこされてた・・・!?童貞に!?それも多分車道から守るためだけに!?大げさすぎ!ありえねぇぇぇ!でも悪くないかも・・・」

こうしてトラブルを回避しながら2人は決戦の地であるファミレスへ到着しました。

ファミレスに入ると見栄が食べきれないほど多くのメニューを注文します。

大量に注文した理由は中国を真似した作戦を実行するためでした。

見栄晴彦
「かの国では客人を食べ切れない程の料理でもてなすと言う、デートとはつまりはもてなし、やはり4000年の歴史は頼りになる・・・!」

食いしん坊のうららは喜んで料理を食べてくれます。

しかしうららの目的は食事を楽しむことではありません。

うららは好きになってもらって見栄から告白されたいと思っているのです。

ただしこれまで都合の良い女になってばかりのうららは、男性を振り向かせる手段が分からなくなっていました。

そのためまずは会話を弾ませることにします。

表うらら
「見栄さんってなんか趣味とかってあるんですか?」
見栄晴彦
「いや無いですね」

具体的な質問ではなかったので会話が終了してしまいました。

うらら以上に童貞の見栄はコミュニケーション能力が低いのです。

表うらら
「えーと・・・あの・・・その・・・」

自覚していなかったのですがうららもコミュ障でした。

同じように見栄も会話が終了したことを後悔しています。

仕事中は無駄な会話を省くことにしていました。

しかしデート中の雑談は意味のないことを話さなければならないのです。

大事なことに気付いた見栄は自分から話しかけることにしました。

見栄晴彦
「あっ、表さんは何か趣味ってあるんですか?」

見栄が2人の間にできてしまった谷底に橋をかけてくれます。

これで気まずい空気を払拭できそうなのですが、うららには他人に話すような趣味がありません。

表うらら
「えーっと・・・料理・・・とか」
見栄晴彦
「えっ、本当ですか!?僕も料理はよくします!」

本当は料理が趣味ではないうららの言葉に見栄が食いつきます。

料理を趣味にしている見栄が得意料理について熱く語り始めました。

表うらら
「私カレーしか作れねえよぉぉぉぉぉ!」

当然ですが料理の話についていけません。

このまま不毛な会話を続けた結果、うららは終電を逃してしまいました。

本音を隠したまま相手のハートをゲットしようとする2人のラブバトルはどのような決着を迎えるのでしょうか!?

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2021.08.04

 

『恋するふくらはぎ』はこんな人にオススメ

現実では考えられないイケメンと美女が恋をするようなラブストーリーに飽きてしまった人が読むべきラブコメ漫画になっています。

人間のリアルな感情を表現しているので少し品の悪い部分もありますが、これこそが恋に落ちた時の駆け引きだと思えるはずですよ。

自らが立てたプランを遂行させようと奮闘する男女の心境に感情移入できる『恋するふくらはぎ』

男性も女性も見栄とうららに共感できる部分が多いと思います。

自分ならどのような思惑で相手をゲットしようとするのか想像しながら2人の恋を見守って下さい。

 

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