『夜空のふたりキャンプごはん』のネタバレ(漫画)!感想も!

今回は「春露彗」先生の『夜空のふたりキャンプごはん』という漫画を読んだので、ご紹介していきたいと思います。

※記事の中にはネタバレ部分がありますので、お先に立ち読みをお勧めします!

 

『夜空のふたりキャンプごはん』はこんな漫画(あらすじ)

古川拓海はキャンプと星空撮影が趣味の高校2年生です。

いつものように拓海がキャンプしようとしていると、テント張りに苦戦している初心者キャンパーの松村桃香を見かけました。

最初は見て見ぬふりをした拓海でしたが、陽が落ちそうになっても桃香はテントを張ることができません。

見かねた拓海が声を掛けたことで二人は一緒にキャンプをする仲になりました。

美味しいキャンプごはんを味わっているうちに芽生えた拓海の片想いの行方は・・・!?

お腹を満たしてくれるメニューが次々と紹介してくれる『夜空のふたりキャンプごはん』

今回はアウトドアグルメを題材にした漫画の魅力についてネタバレを含みながらご紹介していきます。

キャンプに興味がある人はこの漫画を参考にしてみてください。

 

『夜空のふたりキャンプごはん』の魅力紹介(ネタバレ含む)

第1夜

高校2年生の古川拓海が星空を撮影するためカメラを準備していると、桃香がホットジンジャーレモネードを持って来てくれました。

桃香
「拓海くん、今日の空はどう?」
拓海
「桃香さん、今は雲もだいぶ少ないですし大丈夫だと思います」

桃香は26歳のOLで料理が好きな初心者キャンパーです。

拓海は少し前にキャンプ場で困っていた桃香を助けたことがきっかけで一緒にキャンプする仲になりました。

桃香
「拓海くんに初めて助けてもらった時も綺麗な星だったけど今日もきっと綺麗な写真が撮れるね」

二人の頭上には綺麗な星空が広がっています。

このキャンプ場に拓海がテントを設営し始めたのは6時間前でした。

拓海
「こんなものかな、桃香さんまだ来てないみたいだし先にお茶沸かしておこうかな」
桃香
「拓海くーん、遅れてごめんね!道が渋滞してて・・・」

遅刻しましたが可愛いので桃香を叱る気にはなりません。

改めて二人で設営に取り掛かります。

拓海
「今日はご飯どうします?」
桃香
「ふふふ、今日はこれを使いたくて買ってきたのよ・・・ダッチオーブン!えっあれ?」

持ってきたはずのダッチオーブンがありません。

思い出してみると今日のために昨夜はダッチオーブンをシーズニングしておきました。

今日の朝はバタバタしていたので乾かしておいたダッチオーブンを忘れてしまったのです。

これでは楽しみにしていたローストビーフが作れません。

拓海
「桃香さんこれでやってみましょう、下味をつけておいたモモ肉の塊を一面ずつ焼いていって前面に焼き目をつけていく、全面焼けたらアルミホイルを巻いて網を敷いたメスティンの中に入れて蓋をしてタオルを巻く」

アルミ製飯ごうのメスティンをダッチオーブンの代わりにしました。

30分待っている間にご飯も炊いておきます。

桃香
「すごいね拓海くん、なんで知ってたの?」
拓海
「前にメスティンでご飯を炊く時にこうやって保温して作ったことがあって・・・」

お腹が空いているため拓海のお腹が鳴ってしまいました。

あまりにもお腹の音が大きかったので気まずい雰囲気になります。

桃香
「・・・拓海くんがこんなに楽しみにしてくれてるんだから作りがいがあるよね!」

桃香には聞かれたくありませんでした。

そうこうしているうちにローストビーフが完成です。

拓海
「ローストビーフを切ってご飯の上にのせてから温泉卵をのせれば・・・ローストビーフ丼の完成!」

贅沢に温玉のせにしました。

早速二人はローストビーフ丼を食べてみます。

桃香
「これ!これが食べてみたかったのー!出来たてでお肉やわらかいし、とろっとした温泉卵と絡めて食べるの最高ー!」
拓海
「肉のやわらかさすごいっすね・・・キャンプでこんなに本格的なの食べれるんだ・・・」
桃香
「ふふふ、それだけじゃないのよ、わさびソース!」

桃香はわさびソースを家で手作りしてきました。

作り方は難しくなく、わさびとみそとマヨネーズを混ぜただけです。

拓海
「わさびのピリッとした辛みが味噌とマヨネーズでマイルドになっててめちゃめちゃ美味しい・・・ローストビーフにすごく合う・・・」
桃香
「でしょ!?このわさびソース野菜でディップしても美味しいんだよー!」

美味しいので拓海の箸を持つ手が止まりません。

その様子を桃香がニコニコしながら見ています。

拓海
「?・・・なんですか桃香さん?」
桃香
「じろじろ見ちゃってごめんね!なんていうか・・・今日は一緒に作ったけど、作ったご飯を美味しいって拓海くんが食べてくれるの嬉しいなーって・・・」
拓海
「あの・・・桃香さんは・・・」

付き合っている人がいるのか聞きたいのですが聞けませんでした。

数時間後、夜空に星が輝きだします。

拓海がカメラの準備をしていると桃香が何かを作り始めました。

桃香
「今日は冷えるから生姜も入れてホットジンジャーレモネードだよ!はいどうぞ!」
拓海
「あったまる・・・生姜が入ってくるとより体温が上がってく感じしますね」
桃香
「ね!レモンのクエン酸と加熱した生姜は冷え性に効くから相乗効果でより温まるんだよ!」

温まったおかげで綺麗な星空と可愛い桃香をファインダー越しに見ることができた拓海だったのです。

 

 

男子高校生が年上の女性に惹かれる純粋な恋心を丁寧に表現していますね。

ちょっとドジなところも桃香の魅力だと思いました。

アウトドアの楽しさを伝えてくれる『夜空のふたりキャンプごはん』

ローストビーフ丼は真似したくなるほど美味しそうでしたね。

寒い日にはホットジンジャーレモネードが飲みたくなりましたよ。

第2夜

夜も更けてきたので拓海と桃香は寝る準備を始めます。

拓海
「今日も寒くなるみたいですしマット貸した方がいいですかね?」
桃香
「持ってきてるもん!もう!さすがにそこまで初心者じゃないよ!」

拓海はこんな風に桃香とキャンプするようになるとは思っていませんでした。

二人が出会ったのは半年前です。

快晴の日にキャンプしていた拓海はテントを張るのに苦戦している桃香と出会いました。

手伝おうと思ったのですが余計なおせっかいかもしれません。

拓海
「女性だし男の俺が手伝うのは嫌かもしれないしなぁ・・・まだ陽は高いし散策から戻ってくる頃にはテント張れてるといいけど」

とりあえず声は掛けずに散策することにします。

今夜の撮影スポットを決めると拓海はテントで少しゆっくりすることにしました。

戻ってくるとまだ桃香がテント張りに苦戦しています。

陽が落ちる前にテントを張らないと危ないし、困っている女性を見過ごす訳にはいきません。

拓海
「あの・・・どうしました?」
桃香
「あ・・・えっとなんでかテントが立たなくて・・・」

失礼してテントを見せてもらいます。

桃香が設営しようとしているテントはワンポールテントでした。

インナーテントのペグは打ってあってポールを立てる状態になっています。

テントが立たないのはたわみがあるためだったので、対角線をしっかり張ってたわみをなくしました。

拓海
「よし、テントの張りが甘かったみたいで、これで大丈夫だと思います」
桃香
「ありがとうございますぅ、本当に助かりました」

拓海はテントを立ててあげると自分のテントに戻ります。

テントでコーヒーを淹れるとタブレットで映画を視聴することにしました。

拓海
「陽も暮れてきたしそろそろご飯作ろう」
桃香
「あのー・・・さっき助けていただいたのでよかったらこれお礼に・・・」

桃香がミートドリアと鶏もも肉のパリパリ焼きを持ってきてくれます。

美味しそうだったので拓海は遠慮なく頂くことにしました。

ミートドリアにはたっぷりのチーズがかかっています。

拓海
「この鶏肉皮がパリパリで美味しいですね・・・こういうちゃんとした料理ってキャンプで作れるんだ・・・」
桃香
「結構簡単なんだよー、このミートドリアはご飯の上にレトルトのミートソースとチーズをのせて焼いただけ!」

最近仕事で忙しかった桃香は思いっきり料理を楽しんでいました。

いつも袋麺が多い拓海にアレンジ担々麺のレシピも教えてくれます。

拓海
「ごちそうさまでした、ご飯すごい美味しかったです」
桃香
「こっちこそ一緒に食べてくれてありがとー!えーっと・・・」
拓海
「あぁ、古川拓海です」
桃香
「拓海くんね!私は松村桃香です」

自己紹介を終えると桃香は自分のテントに戻っていきました。

拓海も写真撮影に向かいましたが、この日は雲が多くて良い写真が撮れません。

戻っているとテントの外でため息をつく桃香を見かけます。

拓海
「桃香さん?どうかしましたか?」
桃香
「寒くて眠れなくて・・・」

テントの中を見せてもらうと桃香は寝袋とブランケットしか持ってきていません。

夏でもキャンプ場は地面からの冷気で寒くなるのでマットなどが必要です。

事情を把握した拓海は自分のテントから折りたたみのウレタンマットを持ってきました。

拓海
「このマット使ってください、僕のですけど一晩お貸しするので」
桃香
「そんな・・・っ、君の方が風邪引いちゃう」
拓海
「自分のはコットがまだありますし問題ないです、それに・・・初めてのキャンプで寒い思いしてキャンプが嫌いになっちゃう方が嫌なので」

お言葉に甘えて一晩マットを借りることにします。

翌朝、桃香が拓海のテントを訪ねてきました。

桃香
「マットありがとう、よく眠れたよ!それに拓海くんのおかげで楽しいキャンプになったよ!」

こうして初めてのキャンプを満喫した桃香と、星空撮影が趣味の拓海は一緒にキャンプをするようになったのです。

 

『夜空のふたりキャンプごはん』を読んだ感想

偶然キャンプ場で出会った拓海と桃香がすぐ打ち解けた様子に運命的なものを感じました。

桃香はキャンプに関しては初心者ですが作る料理はどれも美味しそうでしたね。

キャンプの知識と絶品グルメのレシピを学べる『夜空のふたりキャンプごはん』

恋愛とグルメをミックスさせた読みやすい物語になっています。

この漫画を読んでアウトドアデビューしてみてください。

 

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