『殺し愛』のネタバレ(漫画)!ソン・リャンハの目的は?

今回は「Fe」先生の『殺し愛』という漫画を読んだので、ご紹介していきたいと思います。

※記事の中にはネタバレ部分がありますので、お先に立ち読みをお勧めします!

 

『殺し愛』はこんな漫画(あらすじ)

懸賞首を確保するリッツランサポート商会に勤め始めたシャトー・ダンクワースは、新人でありながら優秀な成果を挙げています。

しかし禁止されている単独行動が多いため、社長のリッツランを困らせていました。

それでも単独行動を続ける理由は、シャトーが最強の殺し屋と呼ばれるソン・リャンハに支援してもらっているためだったのです。

ソン・リャンハの真意は掴めませんが、シャトーは彼の支援を受け入れることにしました。

美しき女性賞金稼ぎと、彼女に執着する最強の殺し屋はどんな運命を辿っていくのでしょうか!?

震えるほどの狂気と見惚れてしまう愛情を題材にした『殺し愛』

今回は大人気サスペンス漫画の魅力についてネタバレを含みながらご紹介していきます。

何を考えているか分からない殺し屋同士の愛憎劇にご注目ください。

 

『殺し愛』の魅力紹介(ネタバレ含む)

前編

駐車場でソン・リャンハが始末屋を返り討ちにしました。

振り向いたソン・リャンハは笑みを浮かべています。

ソン
「さてそろそろ弾切れかな?っていうか僕がそうなんだけど、ちょっと休戦しない?」

こちらに拳銃を向けているシャトー・ダンクワースは無言のまま表情を変えません。

次の瞬間、左手で別の拳銃を取り出しました。

すぐに発砲したのですがシャトーの銃弾はソン・リャンハを捉えることができません。

人間離れしたスピードで距離を詰めたソン・リャンハは、シャトーの左肩と手首を掴んで拳銃を落とさせます。

そのまま投げ飛ばされそうになったので、シャトーが右手に持っている拳銃でソン・リャンハを殴りました。

しかしソン・リャンハの勢いは止まらずシャトーを地面に押し倒します。

拳銃も拾われてしまったためシャトーの敗北が決定しました。

ソン
「きみ、見たことない顔だね、いわゆる賞金稼ぎとかかな?大方の始末屋の顔は知ってるつもりだったんだけどもしかして新入り?感心しないねぇ、こんな危ない仕事、親御さんも心配してるんじゃない?さてとそれじゃ質問」

一ヶ月後、シャトーのスマホが鳴っています。

電話に出ると相手はリッツランサポート商会の代表を務めるエウリベデス・リッツランでした。

リッツランは単独行動しているシャトーに怒っていて、すぐに戻ってくるよう命じています。

シャトー
「・・・申し訳ありません社長、携帯の充電が切れそうなので切りますね」

社長からの電話を一方的に切ってしまいます。

聞きわけのない新人に呆れる社長ですが、シャトーは父親の恩人の娘なので厳しく叱れません。

勝手に行動しているシャトーですが、今月は単独で2件の懸賞首を確保しています。

そのため背後に大物が付いているかもしれないと疑われるようになっていました。

電話を切るとシャトーのスマホに手足を拘束された男性の画像が送られてきます。

画像を見たシャトーがどこかに電話をかけ始めました。

ソン
「遅かったじゃーん、見てくれた?写真、これ君のとこでも探してるやつでしょ?まだ一応息はあるし譲ろうか?僕の仕事でたまたま接触してね、こっちの用事は済んだし君にプレゼントしたら喜ぶと思って、どうする?」

ソン・リャンハは場所だけ伝えると電話を切ってしまいます。

まだ新人のシャトーが懸賞首を確保できたのは、バックにソン・リャンハの存在があるためでした。

物語はここで2人が出会った一カ月前まで遡ります。

ソン
「さてとそれじゃ質問、えーっとなまえは?」
シャトー
「・・・は?」

スマホで写真を撮影されながら名前を聞かれました。

しかし先ほどまで殺し合っていたためシャトーには状況が理解できません。

ソン
「なまえきみの、あ、もしかしてわかってない?これ今ナンパしてるんだけど、ほら僕一応懸賞首だし、なかなか女のことお近づきになれる機会なんてなくてさぁ、これも何かの縁なわけだし、ね?教えてよなまえ」

最強の殺し屋と呼ばれるソン・リャンハにナンパされました。

ナンパから2人の関係性がスタートしたのです。

そして一ヶ月後、シャトーがソン・リャンハに伝えられた場所へ向かうことにしました。

ソン
「いらっしゃーい、来ると思ってたよ、お仕事ご苦労さま、さ、あがって、ゆっくりしていきなよ」
シャトー
「ち」

シャトーはまだこの関係性に納得していません。

しかしソン・リャンハが標的を譲ってくれることで大きな成果を挙げていることは事実です。

このままシャトーはソン・リャンハのパートナーという立場を受け入れるのでしょうか!?

 

 

笑顔を浮かべながら人を殺すソン・リャンハと、クールなシャトーの激しいバトルから物語がスタートしましたね。

多くの読者が2人のバトルで序盤から興奮できたと思います。

懸賞首と始末屋の歪んだ関係を描いていく『殺し愛』

タイプが真逆な2人の距離がどのように縮まるのかが注目ポイントになっています。

チャラチャラしているのに最強の殺し屋としてのソン・リャンハが少しずつ本性を現し始めますよ。

後編

裏社会で暗躍するマフィアのファミリーがリッツランサポート商会に仕事を依頼してきました。

シャトーがリッツランと打ち合わせ場所に向かっていると、ソン・リャンハから動画が送られてきます。

動画にはシャトーが追っている人物を拘束したソン・リャンハの姿が映っていました。

ソン
「興味ある?」

その動画を横目で見ているうちに目的地へ到着します。

リッツランからは依頼内容を聞くだけなので、くれぐれも勝手なことをしないよう注意されました。

ファミリーがリッツランサポート商会に依頼してきたのはソン・リャンハの殺害です。

ソン・リャンハが現れたのは8年ほど前で、当時はアジア流通の強豪勢力だった香港三檮会の通訳係でした。

三檮会は5年前に解体しています。

解体した原因はソン・リャンハが仕掛けた幹部暗殺事件でした。

ソン・リャンハは一夜にして首領を含む重役18人を殺害したのです。

ファミリーは取引現場を襲撃され4人が殺害されたこともあって、ソン・リャンハを危険人物として始末してほしいと依頼してきました。

ソン・リャンハに賞金を懸けている組織は複数ありますが、ファミリーは最高提示額で専属契約を検討してほしいとお願いしてきます。

この依頼についてリッツランはひとまず検討することにしました。

ファミリーがソン・リャンハを仕留めるために躍起らしく、リッツランサポート商会のような業者を買収している噂は耳に入っています。

それでもリッツランは危険な案件なのですぐに決断することはできません。

シャトーにも絶対に勝手な行動を取らないよう命じます。

シャトー
「ご心配なく、今は別件を追っていますので」

まるで自分には無関係だという様子でリッツランの命令に応じました。

リッツランサポート商会の仕事は分かりやすく言えば賞金稼ぎです。

堅気とは程遠い仕事には危険が多く命懸けなので若い女の子には向いていません。

そのためリッツランはシャトーがこの仕事を選んだことに反対していました。

2人がカフェで話しをしていると奥様から電話がかかってきたのでリッツランが席を外します。

ソン
「はぁー、まちくたびれちゃった、さてと奢るよ、積もる話もあるし場所変えよっか」

いつの間にかソン・リャンハが後ろの席に座っていました。

ソン・リャンハは屋外で飲み物を販売している売店にシャトーを連れて行きます。

そしてシャトーのためにジュースを買いに行きました。

ソン
「おまたせー、つっ立ってないで掛けなよ、そっこの売店のフレッシュジュースが美味しくてさ、あ、オレンジで良かった?勝手に選んじゃったけど」

無言で様子を見ていたシャトーが椅子に座ります。

ジュースには手をつけずスマホに送られてきた動画をソン・リャンハに見せました。

シャトー
「今、私の追っている人物です、取引の条件は?」
ソン
「ふーん、ほんっとこーゆーのだけ喰いつくよねぇ・・・さっき言ってた別件ってのがこいつ?このおっさんいくら懸かってんの?大物ってかんじでもなさそうだったけど」

あくまでもシャトーは取引にしか興味がありません。

しかしソン・リャンハが何を考えているのか分からないので慎重になっているのです。

シャトー
「何が目的なんですか?理解しかねます、ここまでしてなぜ私に接触してくるのか、ひやかしのつもりですか?」
ソン
「ひやかしねぇ、心外だなぁ、君にかまってもらうための口実のつもりなんだけど、それに僕みたいな支援者そうそういないよ?もう少し丁重に扱って欲しいなぁ」

一瞬で間合いを詰めて来たソン・リャンハに右腕を掴まれました。

右腕を離した瞬間にシャトーが反撃に出ます。

机を蹴り上げてソン・リャンハの体勢を崩してから隠し持っていたスタンガンを取り出しました。

しかしスタンガンを避けられ、ソン・リャンハが腰に手を回してきます。

ソン
「困るなぁ、突然だと手加減できないでしょ?ケガしたくないよね?」

またしても格の違いを見せつけられました。

騒ぎを起こしたためソン・リャンハは痴話ゲンカだと説明して周囲を誤魔化します。

ソン
「そうだ、今回の取引条件言ってなかったよね、24日クリスマス、デートしてよ」

一体どうしてソン・リャンハはシャトーの気を引こうとしているのでしょうか!?

 

『殺し愛』を読んだ感想

最強の殺し屋だからこそソン・リャンハは己の能力を活用してシャトーのパトロンになることができましたね。

取引に応じながらもソン・リャンハを完全に信用しないシャトーの用心深さにも感心しました。

愛情の表裏をテーマにした『殺し愛』

狂気と愛情がもしかすると表裏一体なのかもしれないことを考えさせられました。

相手にペースを握られないように用心する2人の駆け引きも面白かったですよ。

 

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