ゆきうさぎのお品書きのネタバレ!人気グルメ漫画の魅力は?

今回は「桜庭ゆい 原作 小湊悠貴」先生の『ゆきうさぎのお品書き』という漫画を読んだので、ご紹介していきたいと思います。

※記事の中にはネタバレ部分がありますので、お先に立ち読みをお勧めします!

 

ゆきうさぎのお品書き』はこんな漫画(あらすじ)

女子大生の玉木碧は母親が急死したショックで食事が喉を通らなくなってしまいます。

栄養不足のため貧血で倒れた碧は、“ゆきうさぎ”という小料理屋を営む雪村大樹という青年に助けてもらいました。

まだ食事を摂る気がない碧なのですが、雪村の作る料理と彼の食べっぷりを見ているうちに食欲が湧いてきます。

雪村の作った料理をまた食べたいと思うようになった碧は、“ゆきうさぎ”でバイトを始めることにしました。

ほのぼのとした雰囲気の中で美味しそうな料理を次々と紹介していく『ゆきうさぎのお品書き』

今回は大人気小説をコミック化したグルメ漫画について、ネタバレを含みながら魅力をご紹介していきます。

真似してみたくなる絶品レシピの数々をチェックしておいてください。

 

ゆきうさぎのお品書き』の魅力紹介(ネタバレ含む)

前編

小料理屋“ゆきうさぎ”の前で倒れてしまった碧が目を覚ましました。

玉木碧
「ここ・・・どこ?お店?わたし・・・なんでこんな所で寝て・・・」

身体を起こすとすぐ近くに男性が座っています。

雪村大樹
「お、起きたのか、大丈夫か?」
玉木碧
「うっ・・・?」

起きることはできたのですがまだクラクラしているため本調子ではありません。

雪村大樹
「うん、さっきよりは顔色がよくなってるな、体調はどうだ?」
玉木碧
「体調・・・?」
雪村大樹
「ちょっと待ってろ」

男性が席を外すと碧は室内を見回します。

するとここは1人では入りづらいと思っていた小料理屋だということに気付きました。

そのことに驚いていると時計の針が10時半を指しています。

玉木碧
「もう10時半!?とっくに家に帰ってるはずなのにどうして今こんな所に?」

事態を理解できない碧の前に男性が戻ってきました。

雪村大樹
「ほら白湯だ、これなら飲めるだろ」
玉木碧
「あ・・・あのわたしどれくらいここで寝てたんですか?」
雪村大樹
「2時間ちょっとかな、それはそうと飲むのか、飲まないのか、どっちなんだ」

碧は出してもらった白湯を飲むことにします。

玉木碧
「甘い・・・これって蜂蜜?おいしい・・・」

男性は白湯を頂く碧に微笑みかけてくれました。

笑ってくれたことで碧も少しホッとすることができます。

雪村大樹
「君は貧血持ちか?だったら緑茶やコーヒーはしばらく摂らないほうがいいぞ、名前は?」
玉木碧
「えっと玉木です、玉木碧」
雪村大樹
「俺の名前は雪村大樹だ」

知り合いに同じ苗字の人がいることで驚きながら男性も自己紹介をしてくれました。

男性の名前が分かったところで碧が気になっていたことを質問します。

玉木碧
「あの・・・それでわたしはなんでここに・・・?」
雪村大樹
「君がウチの前で気を失ってたから店に運んだんだ」

雪村の言葉によってうっすらと碧の記憶が蘇り始めました。

駅から家へ向かっている途中、碧は全身に力が入らなくなり倒れてしまったのです。

ゆっくりと意識を失っていく中で、碧は猫の鳴き声を聞いていました。

玉木碧
「雪村さんが助けてくれたんですね、ありがとうございます」
雪村大樹
「礼なら武蔵に言うんだな」
玉木碧
「むさし?」
雪村大樹
「ときどきうちに来る野良猫だよ、あの時妙に鳴き声がうるさかったからおかしいと思って外に出たんだ」

武蔵は気まぐれのためすでに“ゆきうさぎ”にはいません。

そのため武蔵にはお礼を言えなかった碧は父親に電話することにします。

玉木碧
「出ない・・・まだ仕事から帰ってないのかも、うちの父遅い時は深夜に帰ってくるから・・・」
雪村大樹
「そうか、ところで玉木さん腹減ってる?家に帰る前に何か食わないと今度は空腹で倒れるぞ、簡単なものでよければ作るけど」

しかし2カ月前に母親を亡くして以来、碧は食事が全く喉を通りません。

そのため丁重にお断りすることにします。

玉木碧
「今お腹あんまりすいてないんです」
雪村大樹
「遠慮するなよ、手間じゃない」
玉木碧
「じゃあお願いします・・・」

困りながら雪村の手料理を食べることにした碧。

この出来事が彼女の運命を大きく変えることになるのでした。

 

 

貧血で倒れてしまうほど母親の死でショックを受ける碧が不憫だと思いました。

そんな彼女を口数少なく介抱する雪村は素敵なキャラクターですね。

グルメ漫画とヒューマンドラマが融合した『ゆきうさぎのお品書き』

ここから雪村が作る絶品料理が次々と登場していきます。

彼の料理によって運命を一変させる碧の姿に注目しながら続きをご覧ください。

後編

雪村が料理を作っている間、碧は店内を見て回ることにします。

雪村大樹
「うろちょろするなよ、また倒れても知らないぞ」
玉木碧
「もう平気です!こういう店はじめてだからよく見たくて、生ビール大ジョッキで!とか頼むんですか?」
雪村大樹
「未成年は黙ってろ」

注意された碧は店内の机におばあさんの写真が飾られていることに気がつきました。

もしかすると雪村の祖母かもしれないと思っていると厨房から良い香りが漂ってきます。

玉木碧
「バターのいい香り、それなんですか?」
雪村大樹
「なんだろうな?おとなしくできない奴だな、もう戻ってろ」

仕方なく休んでいた部屋に戻ることにしました。

すると雪村が料理を運んでくれます。

玉木碧
「この緑色ってほうれん草ですか?」

雪村は綺麗な緑色のポタージュを作ってくれました。

雪村大樹
「ああ、じゃがいもとタマネギも混ぜてある、豆乳で伸ばしてバターとニンニクも入れた、貧血なら鉄分摂らないとな」

食欲がなくてもポタージュなら食べられると安心する碧だったのですが、雪村はポタージュだけじゃなくたくさんの料理を運んできます。

玉木碧
「あのこれは・・・」
雪村大樹
「今日は定休日だったんだ、新メニューの研究してたんだけど作りすぎちゃってな、よかったら味見してくれないか」

そんなに食べれる自信は今の碧にはありません。

しかし一緒に食べ始めた雪村の姿を見ているうちに食欲が湧いてきました。

玉木碧
「久しぶり・・・この感じ、あのおにぎりが欲しい、お腹がすいた」

食欲が抑えられなくなってきた碧に雪村が声をかけます。

雪村大樹
「いるか?物欲しそうな顔してる」

雪村がおにぎりを分けてくれました。

そのおにぎりを食べた碧はあまりの美味しさに涙が出そうになります。

玉木碧
「こっ、この梅干しどこのですか?ご飯にすごく合いますね」
雪村大樹
「ああ、それ自家製、先代・・・うちの祖母が毎年干してて」

店内に飾ってあったおばあさんの写真は、碧の予想通り雪村の祖母でした。

そんな話をしているうちに碧はおにぎりを完食していることに気がつきます。

久しぶりにおにぎりを完食できた碧の箸が止まらなくなりました。

ナスやタケノコの煮物など、どんどんと絶品グルメを味わっていきます。

玉木碧
「このポテトサラダ・・・すごくまろやかですね」
雪村大樹
「クリームチーズが入ってるからな、まぁ好きなだけ食べろよ、あんた痩せすぎだからもっと太ったほうがいい」

お言葉に甘えて食事を続けていると電話に出なかった父親から連絡が来ました。

倒れたことを心配した父親は碧のことを迎えに来てくれます。

すると碧の父親が“ゆきうさぎ”の常連であることが分かりました。

実はこの店に父親はよく足を運んでいたそうなのです。

しかし妻が亡くなったことで碧と同じように食欲を無くしていました。

ようやく食欲が戻ってきた父親は再び“ゆきうさぎ”に足を運ぶことを約束してくれます。

翌日、体調が良くなった碧は改めて雪村にお礼をすることにしました。

玉木碧
「ゆうべはご迷惑をおかけしました、あのこれ昨日のお礼です」
雪村大樹
「なんだ別にいいのに、ちなみに中身は?」

雪村はお礼に持ってきたどら焼きを喜んで食べてくれます。

その中で常連客に美味しそうな料理を振る舞う雪村の姿を見ているうちに、碧は彼が作る料理を再び食べたくなってきました。

玉木碧
「あのっ、雪村さんわたしをバイトに雇ってください!雪村さんのご飯が食べたいんです!」

まかない付きという条件に惹かれた碧。

食欲が無く倒れてしまった碧は初めてアルバイトをすることになりました。

果たして雪村はどんな絶品料理で碧の心と身体を癒していくのでしょうか!?

 

ゆきうさぎのお品書きを読んだ感想

健康の源が食事であることを再認識させてくれる素敵な物語ですね。

碧が美食によってショックから立ち直る元気をもらったシーンが特に感動的でした。

食事の大切さを教えてくれる『ゆきうさぎのお品書き』

絶品レシピと人情話がふんだんに散りばめられた傑作になっています。

感動的なグルメ漫画を探している人はこの作品を読んでみてください。

 

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