からっぽダンスのネタバレ!ドルオタとストーカーの恋の行方は?

今回は「阿弥陀しずく」先生の『からっぽダンス』という漫画を読んだので、ご紹介していきたいと思います。

※記事の中にはネタバレ部分がありますので、お先に立ち読みをお勧めします!

 

からっぽダンス』はこんな漫画(あらすじ)

24歳の久我慎一郎は警察官をしているのですが、女性にホレると追いかけ回してしまうストーカー体質です。

この厄介な性格から久我女性にフラれてしまうことが多くなっていました。

そんな久我は片想いが実らなかった美人OLの月島翠(みどり)さんと出会います。

ラーメン屋で泣いていた月島さんが気になった久我は軽い気持ちで声をかけることにしました。

すると話はとんとん拍子に進んでいき2人はデートをすることになったのですが、月島さんが久我を連れて行ったのは男性アイドルのコンサートだったのです。

ストーカー警官と美人なのにドルオタをこじらせた男女の恋模様を描いた『からっぽダンス』

今回は変わり者の2人が絶妙の間隔で距離を縮めていく恋愛漫画の魅力について、ネタバレを含みながらご紹介していきます。

少しじれったいけど応援したくなるラブコメをじっくりとお楽しみください。

 

からっぽダンス』の魅力紹介(ネタバレ含む)

前編

久我慎一郎はこの日、愚痴を聞いてもらうため高校の後輩にあたる玉野和臣をラーメン屋に呼び出しました。

久我
「な?ひどいだろ?メールで一方的に別れ話の上、着拒だぜ、着拒」
玉野
「あーそりゃひどいですね」

呼び出した理由は彼女にフラれた愚痴を聞いてもらうためです。

玉野はいつものことなので慣れた様子で話を聞いているのですが、久我の愚痴はまだまだ続きがありました。

久我
「納得いかねー、今回ばかりは先に声かけてきたのあっちなのによ」
玉野
「そーでしたっけね・・・」

止まらない愚痴を玉野はラーメンをすすりながら聞いています。

久我
「考えてみりゃ最初からムカつく女だったけどな」
玉野
「これで何人目ですっけね」

フラれた人数を数えるのですが多すぎてきりがありません。

久我
「いいわ、俺やっぱ1人がいいと思う、お前とメシ食ってる方が気楽だし」
玉野
「それ口にするのも何回目ですっけね」

いつもこのように久我はフラれては玉野に同じ愚痴をこぼしていました。

しかし今回はラーメン屋の中で大声を出すほど興奮しています。

久我
「わかんねーんだもん!ほんとんとこあいつらって何考えてんのかわっかんねーんだもん、俺」

どうしても女性の気持ちが理解できません。

玉野
「わ、わかりましたから、とりあえずしずかにしましょう、ほらねっ?他のお客さん来ちゃったから」

他に客がいなかったラーメン屋に女性が入店してきました。

玉野が女性客を見てみると自分の会社で派遣として働いている月島翠さんだと気づきます。

挨拶しようか悩むのですが、玉野は月島さんとあまり喋ったことがありません。

また月島さんは美人なのですがとっつきにくいため、気づかなかったことにして帰り際に挨拶することにしました。

そんなことを考えていると久我が月島さんのことを見つめています。

一方の月島さんはそんな視線を気にすることなくチャーシュー麺の大盛を食べ始めました。

一心不乱に食べ始めた月島さんは、ラーメンを食べ終えると少し苦しそうにしています。

月島さん
「ウッ・・・やっぱ大盛はキツかった、でも残す方がマヌケだし」

月島さんがやけ食いしている理由は片想いに破れたためでした。

同じ職場の爽やかな先輩社員に恋をした月島さんは、バレンタインの日に思いきってチョコを渡したのですが男性には婚約者がいたのです。

月島さん以外の社員は全員がそのことを知っていたのですが、職場にあまり馴染んでいない月島さんは全く気がつきませんでした。

月島さん
「死にたい、要するに私がみんなから浮いてたってことなんだ、やっぱり私はダメなんだ、体裁とりつくろっても結局私なんてただの・・・」

失恋したことと食べれもしない大盛を頼んだ自分が惨めだと思う月島さんは涙を流してしまいます。

そんな彼女のため久我が立ち上がりました。

いったい彼は涙を流す女性に対してどのような行動を取るのでしょうか!?

 

 

自分がストーカー体質だということに気がついていない久我が独特だと感じました。

タイプは違うのですが美人の月島さんも普通とは違う女性に見えますね。

個性的な男女が風変わりなスタイルで距離を縮めていく恋模様を描いた『からっぽダンス』

何を考えているか分からないところが面白いストーリーになっています。

一般ではあまり考えられない距離の縮め方をご覧ください。

後編

急に立ち上がった久我はハンカチを手に取ると月島さんの隣へ向かいました。

しかしハンカチがしわくちゃだったため、代わりに涙を流す月島さんにティッシュを渡します。

月島さんは少し驚きながらティッシュで鼻をかみました。

月島さん
「ごちそうさまです」

何も言わず帰ろうとする月島さんのことを久我が呼び止めます。

久我
「あんた名前は?」

怪しいと警戒した月島さんは質問に答えず店を出て行きました。

結局この日、2人は会話することなく出会いのシーンが終わっていきます。

家に帰った月島さんは落ちこみながら失恋したことと、ラーメン屋での出来事を思い返していました。

月島さん
「やっぱ女がラーメン屋で泣いたりしてると変なのが近づいてくるんだろうか、春だし・・・」

月島さんは久我の顔を覚えていません。

それほど彼女にとってはどうでも良い出来事だったのです。

しかし翌日になるとその認識が変わることになりました。

久我
「おっ、会えた、よお、タマのやつが名前も住所も教えてくんねーからよー、会社の前張ってりゃ会えるかなって、名前教えてよ」

止める玉野を無視した久我が月島さんの会社に来ていたのです。

月島さん
「月島翠です」

普通なら久我の質問に答える女性はいないのですが、月島さんはあっさりと名乗りました。

久我
「えっと・・・月島はもんじゃの月島?みどりは?どう書くの?」
月島さん
「翡翠のスイです」

ここで玉野が質問にサラサラ答える月島さんのことを止めに入ります。

ですが久我が黙っていません。

久我
「タマ、てめー公務執行妨害か?」
玉野
「なにが公務だっ、ちょっと黙ってて下さい、ダメですよ、あれただのナンパなんですから」

月島さんは久我が警察官の制服を着ていたため、ナンパだとは思っていませんでした。

さらに昨日声をかけられたことも覚えていません。

玉野はそんな月島さんを連れて会社へ入っていきます。

久我
「ンだよ、名前しか聞けてねえじゃねえか・・・」

会社に入った月島さんは玉野から昨日のことを説明してもらいました。

月島さん
「あっっ、ティッシュ・・・ごめんなさい、私あれはへんな人かと」

玉野から変な人だから警戒するよう注意されます。

しかし月島さんが警戒しても久我はすぐに彼女の前に現れました。

お昼休みに会社の前を張っていた久我。

久我
「名前しか知らねーもん、こうやって会うしかねえじゃねえか、偶然を装わねーだけ潔いぜ」

再び玉野に注意されるのですが久我は開き直った持論で抵抗します。

するとその様子を見ていた月島さんの口から意外な言葉が飛び出しました。

月島さん
「・・・いいですよ、いいんじゃないですか、ちょっと話すくらい、今からお昼でもご一緒します?」

少しだけヤケクソな気持ちになっていた月島さんは久我と食事をすることにしたのです。

しかし制服を着ているためこの日は食事をすることができません。

後日、一緒に食事をした月島さんは久我を自分の趣味に誘ってみます。

久我
「なにこれ・・・反省会?」
月島さん
「だってひどかった私・・・チケット代払わせといてほんと・・・」

月島さんは趣味にしているアイドルのコンサートに久我を誘いました。

しかしすぐにつき合わせたことを後悔していたのです。

そんな月島さんのことを久我は迷惑だと思っていません。

久我
「いーよ別に、楽しかったから、また来てもいいな」
月島さん
「ほ・・・ほんとにヘンな人なんですね・・・」

玉野が言っていたことに納得してしまいます。

久我
「あんたに言われたかないけどね」
月島さん
「えっ私のどこが」
久我
「あっ、このやりとりめんどくさそーだからいいや、たぶん一番楽しそうな顔見れたから、あの顔を俺の中の基準にする」

楽しそうな月島さんを見られただけで久我は幸せを感じていました。

このように変わり者同士がここから独特な雰囲気の中で距離を縮めていきます。

見守りたくなる恋の行方は実際に漫画を読んでお確かめください。

 

からっぽダンスを読んだ感想

ストーカー体質とドルオタという人物設定が斬新だと思いました。

変わり者同士なのですがどちらも憎めない存在なので、とても読みやすい物語になっていますね。

読んでいくうちに心が温かくなる『からっぽダンス』

ハッピーエンドを期待したくなる素敵な恋愛漫画です。

2人の恋模様がどのような結末を迎えるのかドキドキしながら読んでみてください。

 

電子書籍を無料で読んでみませんか?

電子書籍は試し読み以外では無料での購読は不可能です。

ですがどうしても試し読みでは満足できないあなたにとっておきの方法があるんです!

それが動画観るならU-NEXTでおなじみのこの動画配信サービスなんですよ↓↓↓

 

 

映画、ドラマ、アニメなどの動画が最新作から名作まで充実のラインナップで見られるU-NEXT

実は電子書籍も見られることをご存知でしたか?

U-NEXTでは電子書籍を34万冊以上配信しているんです。

しかも新規登録から31日間は無料なんです!

もしも31日以内に登録を解除しても料金がかかることのない無料トライアルをこの機会に是非利用してみませんか?

ただし最新刊を読む場合は料金がかかるのですが、今なら特典で600円分のポイントがもらえるんですよ!

このポイントもよく電子書籍サービスであるような、「一部の作品だけ」「1巻だけポイント利用可」ではなくU-NEXTなら全巻で使用可能となっています!

動画はもちろん電子書籍など、全ジャンル充実の配信数は120,000本以上!

さらにどのキャリアでも関係なく利用可能なU-NEXTを是非お試しください!

無料トライアルはこちらから↓↓↓