ばらかもんのネタバレ(漫画)!無料の試し読み情報も!

今回は「ヨシノサツキ」先生の『ばらかもん』という漫画を読んだので、ご紹介していきたいと思います。

※記事の中にはネタバレ部分がありますので、お先に立ち読みをお勧めします!

 

『ばらかもん』はこんな漫画(あらすじ)

イケメン書道家の半田清舟(はんだせいしゅう)は不祥事を起こしてしまい、父親から長崎県五島列島で生活しながら頭を冷やすことを命じられます。

都会の暮らししか知らない清舟は島の生活習慣に馴染むことができません。

そんな中、天真爛漫で悪ガキの少女・琴石なる(こといしなる)と出会いました。

書道家として行き詰っていた清舟はなるや島民たちとの交流で少しずつ成長していくことになります。

都会から離れたことで書道の楽しさを再認識した清舟の未来とは・・・!?

ほのぼのとした島の生活をコミカルに描いていく『ばらかもん』

今回は大人気ヒューマンドラマの魅力についてネタバレを含みながらご紹介していきます。

田舎ならではのあるあるを表現した癒しを感じられるストーリーになっていますよ。

 

『ばらかもん』の魅力紹介(ネタバレ含む)

前編

五島列島で暮らしている少女の琴石なるが防波堤の上で空を見上げています。

するとお婆ちゃんに危ないから降りろと注意されました。

琴石なる
「ばあちゃんアレ見て、飛行機に乗って誰か来るんだな」

飛行機雲を見ているとお婆ちゃんが釣り竿でなるのことを引っ張り寄せます。

しかし自由奔放な悪ガキのなるは、知り合いから何度叱られても遊び回ることをやめません。

そんななるが暮らしている島の空港にイケメン書道家の半田清舟が到着しました。

半田清舟
「やっと着いたな、客待ちのタクシーに乗っていくか」

空港を出てタクシーに乗ろうとするのですが、客待ちしているタクシーが見当たりません。

職員に聞くとこの島にはタクシーがなく、レンタカーしか移動手段がないそうです。

困っていると通りかかったお爺さんがトラクターの荷台に乗せてくれました。

お爺さんによると清舟の目的地である七ッ岳郷は、歩いていくと半日以上かかるそうです。

荷台に揺られながら移動していると友人の川藤からメールが送られてきました。

川藤は島での様子を気にしているようです。

メールを見ながら清舟は島へ来るきっかけになった出来事を思い出していました。

栄華賞を受賞した清舟が友人たちに祝福されていると、展示館の館長に呼び出されます。

そこで清舟は館長から自分の字を型にはまったつまらない字だと酷評されました。

さらに平凡という壁を乗り越えようとしていないと言われます。

半田清舟
「俺の字の何が悪い」

激怒した清舟は年老いた館長を殴ってしまいました。

この不祥事を知った高名な書道家の父親に、清舟は人間として欠けている部分があると指摘されます。

さらに頭を冷やすため島での生活を命じられました。

嫌なことを思い出しているとトラクターのお爺さんに海が見えると言われます。

五島列島の海はとても美しく都会で見られるものではありません。

半田清舟
「普通の海だ、光ってるけど、キレイに見えないのは俺の心が荒んでるせいか?」

現在の清舟には五島列島の海は綺麗に見えませんでした。

トラクターのお爺さんが送ってくれるのはここまでです。

ここからはお爺さんが強引にヒッチハイクした車に乗せてもらいました。

滞在先に到着すると管理人が出迎えてくれます。

管理人によるとこの島は一日に一本しかバスが走っていません。

タクシーは電話で呼べば来てくれるのですが台数は多くないそうです。

半田清舟
「とりあえず一週間は一人にしてもらっていいですか?書に没頭したいんで」

書に没頭してもらうため管理人は食事も用意してくれると言ってくれました。

大きな荷物は明後日届くので、まずは滞在先の住居を見せてもらうことにします。

すると誰も住んでいないはずなのに生活感が漂っていました。

不気味だと思っていると家の中から物音が聞えてきます。

気になった清舟が台所の引き出しを開けると子供が隠れていました。

半田清舟
「何だオマエは」
琴石なる
「おおっ、あはは、見つかっちゃったー」
半田清舟
「管理人さん!何ですかコイツは」

管理人に聞いてみると子供はこの家を秘密基地にしているそうです。

出ていくように注意しているのですが言うことを聞いてくれません。

琴石なる
「兄ちゃんジュノンボーイか!?」

隠れていた琴石なるはカッコイイ男性はジュノンボーイだと思い込んでいます。

説明することも馬鹿らしくなった清舟はなると管理人を家から追い出しました。

邪魔されたくないのでしっかりと鍵も閉めます。

半田清舟
「くそっ、何が基地だ、ふざけやがって、でも生活環境が整ってたのはラッキーだったな」

ようやく書に没頭できると思った清舟なのですが、ここから島の人たちに振り回される生活が待ち受けていました。

 

 

字をつまらないと言ってきた館長を殴ってしまった清舟の不器用な性格が丁寧に表現されていますね。

そんな清舟のことを変えてくれるのが自然児で物怖じしない琴石なるのような気がしました。

田舎のほのぼのとした生活が主人公を少しずつ成長させていく『ばらかもん』

テレビドラマ化が決定した人気作品です。

清舟となるのやり取りを見ていると心が癒されていきますよ。

後編

一人になった清舟が書道の準備をしていると、追い出したはずのなるがくっついてきました。

半田清舟
「どうやって入った・・・?」
琴石なる
「なるも書きたい」
半田清舟
「とうっ」
琴石なる
「ニャッ」

再びなるのことを外に投げ飛ばします。

気を取り直して書に没頭すると思い通りの字が書けました。

しかし館長に言われた型にはまったつまらん字という言葉が頭をよぎります。

半田清舟
「クソジジィが、気が散って仕方ねぇ」

集中できないので休憩することにしました。

ヤカンでお湯を沸かすため台所に行くと、なるが管理人とお菓子を食べています。

琴石なる
「やっぱトムガリコーンはド派手に食わなきゃな」

管理人の郷長となるをまとめて追い出しました。

字を書くためには集中しなければいけないのに、2人がいると集中することなどできません。

半田清舟
「こんなんじゃ字なんて書けない、集中集中集中・・・ナゼだ!」
琴石なる
「これすごいな、ミミズだな、ミミズだろ?」

なるは自由に出入りするため住宅の壁に穴を開けていたのです。

このままでは何度追い出してもキリがありません。

半田清舟
「板・・・あります?」

郷長から貰ったベニヤ板で穴を塞ぎます。

その途中にもなるが話しかけてきました。

琴石なる
「ほらほら上手い、上手い?」
半田清舟
「おい・・・何勝手に書いてんだよ」
琴石なる
「かたいこと言うなよ、ジュノンボーイ」
半田清舟
「ジュノンボーイじゃねえって、お前にこといしなるって名前があるように俺にも名前がある」

なるに雅号が半田清舟だと教えてあげます。

その後、ようやく壁の穴をふさいだのですが、なるは帰ろうとしません。

琴石なる
「いいじゃん、もっと先生の字見たいもん、先生上手いねー、学校の先生が書いた字みてぇだもんな」

なるの言葉が手本のようなつまらん字という館長の言葉と重なります。

苛立った清舟はなるから半紙を取り上げぐしゃぐしゃにしました。

そして半紙を投げつけ家を出ていきます。

海が見える丘で体育座りした清舟は、子供にキレた自分を最低だと反省していました。

清舟は書道家として賞を獲るために基本に忠実な字が大切だと考えています。

その考えを聞いた川藤には字を書いてて楽しいかと尋ねられたことがあります。

半田清舟
「基本こそが一番美しいに決まってる、俺は悪くない、はぁ・・・ちょっとセンチメンタルになっちまったな」
琴石なる
「そーか、センチメンタルって何だ?センチメートルならわかる、そして歌は自作か?」
半田清舟
「何の用だよ、俺は謝らないぞ」
琴石なる
「何で先生があやまるんだ?なるが先生の嫌なことやったのに、それでな写し書きしたんだけどやっぱり先生みたいには書けないな、ごめんなさい」

独り言を聞かれたことは恥ずかしいのですが、謝ってくれたなるを許してあげました。

仲直りした2人は話しながら海辺の道を歩きます。

海に落とし合ったり泳いだりしながら2人は少しずつ打ち解けていきました。

琴石なる
「先生!いいもの見せてやる、あの壁に登ったらすっげえ夕日が見れんの」
半田清舟
「ちょっと待て・・・この防波堤を登るのか?」
琴石なる
「うん、登らないと見れない」
半田清舟
「いいよ夕日なんて、空を見てみろ、こんな曇ってちゃ見えない」

防波堤に掛けられたロープを掴みながら登っていきます。

まだ子供なので落ちそうになりながら防波堤を登り切りました。

琴石なる
「先生も早く来い、この壁を越えなきゃ何も見えないぞ」

館長の平凡という壁を乗り越えようとしたか?という言葉が頭に浮かびます。

なるに導かれた清舟も防波堤を登りました。

すると本当に綺麗な夕日が輝いています。

壁を乗り越えた清舟は家に帰ると無心で字を書き始めました。

その字は今までのような基本に忠実なものではありません。

筆だけでなく手の平も使って巨大な半紙に“楽”という字を書きあげました。

半田清舟
「あー、楽しかった」

字を書くことを楽しめた清舟は平凡という壁を乗り越えられたのでしょうか!?

 

『ばらかもん』を読んだ感想

清舟は自然と天真爛漫な少女と触れ合ったことで成長できたようですね。

楽しむことが書道家としての殻を破る方法だったことにも感動できました。

ノスタルジックな雰囲気の島で交錯する人間模様を描写した『ばらかもん』

感動的なシーンとユーモアたっぷりのシーンが見事に融合している物語です。

清舟となるの愉快なやり取りも見所の一つになっていますよ。

 

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