『魔王城でおやすみ』のネタバレ(漫画)!第3話の見所は?

今回は「熊之股鍵次」先生の『魔王城でおやすみ』という漫画を読んだので、ご紹介していきたいと思います。

※記事の中にはネタバレ部分がありますので、お先に立ち読みをお勧めします!

 

『魔王城でおやすみ』はこんな漫画(あらすじ)

人類統一国家カイミーン国のスヤリス姫は世界を支配しようとする魔王にさらわれてしまいました。

全国民がスヤリス姫の安否を心配する中、魔王城に幽閉されたスヤリス姫の悩みは安眠できないことです。

眠ることが大好きなスヤリス姫は魔王城にあるグッズを使って安眠グッズを自作することにしました。

まず安眠枕と肌触りが心地よいシーツを作ったのですがまだ物足りません。

国民の心配とは裏腹に安眠するため奮闘するスヤリス姫の運命とは・・・!?

ゆっくり眠って疲れを取りたい姫のお悩みを表現していく『魔王城でおやすみ』

今回はチャーミングでコミカルなSFファンタジー漫画の第3話と第4話についてネタバレを含みながら面白さをご紹介していきます。

魔王城に幽閉されているのに自由奔放なスヤリス姫の可愛らしさに魅了されてください。

 

『魔王城でおやすみ』の魅力紹介(ネタバレ含む)

第3話

人と魔物が生存していた世界では剣と魔法が世の中を統べていました。

その中で人間は次々と新種が現れる魔獣の脅威に悩まされています。

スヤリス姫の奪還に向かった勇者たちも新種の魔獣に遭遇していました。

新種に悩まされる勇者なのですが、魔王城に囚われたスヤリス姫の悩みとは比べ物になりません。

スヤリス姫
「・・・辛い・・・最近増えた魔獣のイビキがとにかくうるさくて辛い・・・」

せっかく安眠枕とシーツを作ったのに魔獣のイビキがうるさくて眠れなくなっていました。

安眠の地を手に入れるためスヤリス姫が再び魔王城の探検を始めます。

スヤリス姫
「あそこは私の安眠の地では無かったのか・・・?いいや必ず見つける!新しい私の安らかな寝床を・・・!」

姫が外に出たので魔物が騒然とするのですがスヤリス姫は全く気にしていません。

しかし向かう方向が危険だという魔物の注意まで無視してしまいました。

その結果、なめらかグミという魔物に脚を取られてマグマの中へ転落してしまいます。

スヤリス姫
「・・・ん・・・私は・・・寝てる・・・?そうか・・・見つかったのか・・・新しい寝床・・・それにしてはなんか・・・」

マグマに落ちたはずのスヤリス姫が目を覚ましました。

目の前には頭にツノが生えたあくましゅうどうしの姿があります。

あくましゅうどうし
「お目覚めかな」
スヤリス姫
「うん・・・うん!?」

周囲を見回しても自分がどこにいるのか分かりません。

それでもあくましゅうどうしが命を助けてくれたことは理解できます。

あくましゅうどうし
「ここは魔王城地下の悪魔教会だよ、もうマグマに落ちたりしないようにね」
スヤリス姫
「いたっ・・・なんだこの寝床は・・・?ここで寝ていたのか・・・?なんて質の悪い・・・安眠要素ゼロじゃないか・・・まるで・・・棺桶・・・」
あくましゅうどうし
「棺桶だよ」

どうも寝心地が悪いと思ったらスヤリス姫が入れられていたのは棺桶の中でした。

あまりにも質が悪いのでスヤリス姫はうなだれてしまいます。

スヤリス姫
「新天地など・・・無かった・・・これじゃあ騒音の中寝た方が何倍も・・・ん?騒音?」

よく見てみると棺桶には分厚い蓋が付いていました。

ここでスヤリス姫は質が悪いのなら高めればいいと考えます。

あくましゅうどうし
「なにかな?」
スヤリス姫
「いやあ・・・君のツノ・・・ギザギザして良いツノだね」

棺桶の寝心地を改善させたいスヤリス姫があくましゅうどうしのツノに目を付けました。

次の瞬間、魔王城にあくましゅうどうしの悲鳴が轟きます。

あくましゅうどうし
「何を!何をするんだ、ウワァァァァァ」
スヤリス姫
「まずはツノで木のカドをヤスる」

続いて一緒に死んだなめらかグミを使って棺桶内にワックスをかけました。

そして前に作っておいた安眠枕とシーツを敷きます。

完成するとスヤリス姫が中に入り棺桶の蓋を閉めました。

スヤリス姫
「・・・静か・・・だ・・・!あぁ見つけた・・・ここが安眠の地・・・ヤスりたての木の匂いもすばらしい・・・なんて・・・安心感・・・」
あくましゅうどうし
「一旦部屋に運ぼう・・・」

こうして安眠の地を手に入れたスヤリス姫だったのです。

 

 

どこまでも寝心地の良さにこだわるスヤリス姫は愉快なキャラが気に入りました。

命を助けてあげたのにツノを利用されたあくましゅうどうしは不憫でしたね。

囚われているのに緊張感がない姫の冒険を綴っていく『魔王城でおやすみ』

スヤリス姫がどんな寝具を追い求めるのかエピソードごとに楽しめるストーリーです。

お茶目なサブキャラも物語に花を添えていますよ。

第4話

スヤリス姫を助けるため勇者たちはダンジョンへ挑んでいました。

しかし勇者たちはまだ風使いの盾を手に入れていません。

風使いの盾がなければ魔王城へ続く砦は乗り越えられないのです。

勇者が苦戦していいる頃、スヤリス姫は魔王城の中で迷っていました。

スヤリス姫
「く・・・魔王城め・・・私はおnewのベッドを探す旅に出ただけなのに・・・これも全部雨のたびにギシギシいうあのベッドが悪い・・・」

せっかく寝心地を改善させたのですがあくましゅうどうしに棺桶を回収されてしまっています。

そのため新たなベッドを探していると、いつの間にか宝具殿に迷い込んでいました。

スヤリス姫
「ここならば・・・伝説の寝具?とかあってもおかしくないのでは・・・!?あうっ・・・なんだこの盾は・・・」

風が逆巻いている盾に体をぶつけてしまいます。

宝具に興味がないスヤリス姫は改めて寝具を探し始めました。

すると床にいたしょうわるダイヤに躓いてしまいます。

転ぶと思ったのですが盾から逆巻いている風がクッション代わりになってくれました。

スヤリス姫
「風が・・・私を支えている・・・!?これは・・・さっきの盾!発見・・・おnewのベッド・・・」

この盾を新しいベッドに決めます。

しかし風が止まらないので部屋まで運ぶことができません。

スヤリス姫
「風の発生源だけ取り外さないと・・・何か・・・硬くて手ごろなサイズの道具があれば・・・」
しょうわるダイヤ
「うおっ姫!?なんでこんなとこ居やがるコノヤロー!?宝いじったなテメー!な・・・なんだその目はコノヤロー!布なんか持って・・・」

無言のままスヤリス姫はしょうわるダイヤを布で包みます。

そのまま風の発生源を取り外すため、ダイヤを盾にぶつけ始めました。

スヤリス姫
「知ってる?硬いものを布とかで包んで・・・振り回せるようにした武器をブラックジャックって言うんだよ」
しょうわるダイヤ
「そんな情報今いらねーよ!」

ダイヤをぶつけ続けるのですがなかなか外れません。

すると魔王と魔物の話し声が聞こえてきます。

魔王は勇者が風の砦付近まで来ていることを視察してきました。

スヤリス姫
「うちの国の勇者が来てる・・・!?勇者・・・って・・・そういえばいた気がする・・・名前も忘れた、まぁいいか」

作業を続けていると宝具である風使いの盾が翌日にダンジョンへ輸送予定という言葉が聞こえてきます。

魔王はダンジョンへ輸送するまで重要なアイテムの風使いの盾を慎重に扱うよう指示を出しました。

風使いの盾は唯一無二なので壊れると取り返しがつきません。

スヤリス姫
「よし分解できた・・・」

分解したところで風が逆巻く盾の輸送が難儀だという会話が聞こえてきました。

風が逆巻く盾がなければ戦闘バランスが崩れ、勇者たちは次のダンジョンを乗り越えられません。

ここでようやくスヤリス姫は自分がバラバラにしたものが風使いの盾だと気付きました。

固まっているとRPGらしく“合成しますか?”というコメントが表示されます。

もちろん“はい”を選択したのですが元通りにはならずゴミができました。

スヤリス姫はゴミを宝箱へ戻します。

しょうわるダイヤ
「ゴミ箱じゃねぇんだぞ!?」
スヤリス姫
「問題が解決したら・・・急に眠くなってきた・・・ちょうど良くここにはおnewのベッドがあって・・・帰り道のアテもある・・・となれば・・・堪能するしかないのでは?この・・・風力ベッドの寝心地を・・・!」

柔らかくて湿気がなくまるで雲の上にいるような優しい寝心地を堪能することができました。

そして後日、勇者はゴミと化した宝具を手に入れます。

果たして勇者一行はスヤリス姫が幽閉されている魔王城に辿り着くことができるのでしょうか!?

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魔王城でおやすみのネタバレ(漫画)!アニメになった人気作です!

2023.03.21

 

『魔王城でおやすみ』はこんな人にオススメ

笑えて楽しい気分になれるSFファンタジー漫画を読みたい人にオススメの作品です。

幽閉されているのに魔王城を自由に散策する姫の姿はコミカルでとても可愛らしいですよ。

姫が囚われの身でありながら最高の寝具を探し続けていく『魔王城でおやすみ』

魔物を恐れないスヤリス姫のドタバタ劇は読んでいるうちに元気を貰えますよ。

個性的なサブキャラの面白さにもご期待ください。

 

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