今回は「にいさとる」先生の『WIND BREAKER』という漫画を読んだので、ご紹介していきたいと思います。
『WIND BREAKER』はこんな漫画(あらすじ)
まこち町はギャングやチームの抗争によって治安が最悪な状況になっていました。
そんな状況を救ったのは偏差値は最底辺ですが、喧嘩の腕は最強と恐れられる風鈴高校の生徒たちだったのです。
桜遥(さくらはるか)は風鈴高校のトップになる目的で入学を希望しました。
しかしやって来たその日に巻き込まれた喧嘩で、風鈴高校が町を守ろうとする集団に代わっていたことを知ります。
防風鈴(ボウフウリン)と呼ばれ地域住民の安全を守っていることを知った桜遥は、自分も喧嘩の強さで困っている人を助けようと決断しました。
感謝されることに慣れていない少年が戦いの中で成長していく『WIND BREAKER』!
今回は不良高校生の強い信念を表現した作品の魅力についてネタバレを含みながらご紹介していきます。
他人のために汗と血を流すことを厭わない若者の姿から大きな感動を味わってください。
『WIND BREAKER』の魅力紹介(ネタバレ含む)
前編
まこち町の人々が愛している東風商店街の入り口には珍しい看板が立てられています。
看板には“これより先・人を傷つける者・物を壊す者・悪意を持ち込む者、何人も例外なくボウフウリンが粛清する”と書かれていました。
この看板は強きものが町の住人を守るため掲げているのです。
そんな看板が掲げられていることを知らない桜遥という高校1年生が、強い目的をもって商店街に足を踏み入れました。
桜遥が歩いていると商店街の中で女性が複数の男性にナンパされています。

気が強そうな女性はナンパを拒否していました。
しかし男性たちは女性を見逃してくれません。
弱いのに自分が強いと勘違いしている男性を許せない桜遥は、男性たちをボコボコにしました。

あっという間に男性たちを殴り倒した桜遥がこの場を立ち去ろうとします。
すると助けてもらった女性が呼び止めてきました。



桜遥は自分がお礼を言われていることをしたとは思っていません。
また感謝されることに慣れていないので、顔が真っ赤に染まっていきます。



お腹は空いていないと強がるのですが、女性が経営する喫茶店についていきました。
そこで自己紹介するとオムライスを出してくれます。


女性は桜遥のことを変人だと思っている訳ではありません。
この街では少し前までギャングなどの激しい抗争が行われていました。
治安が最悪だったこの街に近寄る人などいません。
そのため桜遥もことを珍しいと感じたのです。

桜遥にとっては馴れ馴れしい態度のことはが理解できません。
今までこんな対応をする女性とは出会ったことがありませんでした。

救った形にはなりましたが、複数の男性をボコボコにした自分は怖がられても仕方ありません。
それなのにことはが普通に接してくるので混乱しています。


ことはが食べさせてくれたオムライスの味に感激した桜遥はテイクアウトを頼みたくなりました。
しかしこの喫茶店ではテイクアウトを行っていません。
残念がっていると、ことはが桜遥の容姿に注目します。




自分の強さを証明するため桜遥は風鈴高校へ入学しました。
しかし彼はまだ風鈴高校の実態を把握していません。
落ちこぼれの吹き溜まりと称される風鈴高校で桜遥に待ち受ける運命とは!?

ヤンチャですが弱いものを救おうとする桜遥がカッコイイと思いました。
野蛮と思われやすい桜遥に対して少しも怯まない橘ことはもインパクト抜群のキャラクターですね。
己の信念を掲げて戦う男たちを描いた『WIND BREAKER』!
ここから風鈴高校の実情が明らかになっていきます。
自分たちの足元で行われる悪事を許さない男たちの姿をじっくりと見届けてください。
後編
風鈴高校は偏差値が最底辺で喧嘩は最強という、落ちこぼれが集結した盆も正月も喧嘩に明け暮れてる学校です。


期待しているため制服を着ていたのでことはにからかわれてしまいました。
恥ずかしがっていると隣に座っていた常連客が帰ろうとします。

桜遥は不良ですが正義感が強いので困っている人を見過ごせません。
老人は桜遥に感謝しながらお店を出ていきました。

ことはが老人から渡されたお菓子を桜遥に渡します。
すると桜遥の顔が真っ赤に染まりました。
必死に照れを隠すのですが顔色を戻すことができません。

この街に来るまで警戒されたり疑われたりするものだと思っていました。
しかしこの街の人間は桜遥に対して警戒心がありません。




物理的な話をしている訳ではないのですが、頭に血が上っている桜遥は話を聞こうとしません。
店を出ようとする桜遥にことはが風鈴の生徒に一度会ってみることを勧めました。
そうすれば自分の言っている意味が分かるはずです。
喫茶店を出ると商店街の中でヤンキーたちが暴れ回っていました。
実は先ほどボコボコにしたヤンキーたちが、桜遥を誘き出すため仲間を呼んでいたのです。
ヤンキーは大勢の仲間に囲まれ強気なため、桜遥の容姿をバカにしながら挑発してきました。
桜遥の髪と目は染めていたり、カラーコンタクトを入れている訳ではありません。
この見た目から桜遥は他者からいつも拒否され否定されてきました。
他者の反応に慣れてしまった桜遥は仲間を作ることは諦めました。
しかしせめて自分には価値があると思いたいので、目の前の相手を倒すことに価値を見出したのです。
意地でも負けたくない桜遥は大勢のヤンキー相手に自分から仕掛けていきました。

桜遥にとって“てっぺん”は1人で登り詰めるものです。
そのためことはの言葉が理解できません。
信念を貫こうとする桜遥が大勢のヤンキーを圧倒していきます。

風鈴の生徒が人質を取られると動けなくなることを知っているヤンキーの1人がことはを人質に取りました。
しかしすぐに桜遥がヤンキーを蹴り飛ばします。
ことはを助ける事はできましたが、手段を選ばないヤンキーたちが次々と襲いかかってきました。
気を抜けば再びことはを人質に取られるかもしれません。

劣勢な状況になっていく中、ついに桜遥が足をナイフで刺されてしまいます。
このままでは自分だけでなくことはを守ることもできません。
絶体絶命のピンチを迎えていると、風鈴高校の生徒4人が助けに入ってくれました。
4人は圧倒的な力でヤンキーたちを成敗していきます。
ですが桜遥には風鈴高校の生徒が自分や商店街を守ろうとする理由が分かりません。

変えたのは風鈴高校の生徒たちで、彼らは最初に街の入り口に看板を立てました。
看板には“これより先、人を傷つける者、物を壊す者、悪意を持ち込む者、何人も例外なくボウフウリンが粛清する!”と書かれています。
そんな風鈴高校の生徒たちを街の住人たちは、いつからか防風鈴(ウィンドブレイカー)と呼ぶようになりました。
協力しながら街の住人を守る強さが風鈴高校の強さだということを、ことはは桜遥に伝えたかったのです。
防風鈴のような強さを桜遥は手に入れることができるのでしょうか!?
『WIND BREAKER』はこんな人にオススメ
胸が熱くなれるアクション漫画を読みたい人にオススメです。
普通のヤンキー漫画ではなく人々を守るために戦う男たちを描写した爽快感を味わえるストーリーになっていますよ。
街のために血を流す覚悟を持った強き男たちの物語を綴った『WIND BREAKER』!
男性なら絶対に興奮できる作品に仕上がっています。
女性には他人を守る男達のカッコ良さを知ってもらいたいですね。
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