死神様に最期のお願いをのネタバレ(漫画)!真犯人の正体は?

今回は「山口ミコト」先生の『死神様に最期のお願いを』という漫画を読んだので、ご紹介していきたいと思います。

※記事の中にはネタバレ部分がありますので、お先に立ち読みをお勧めします!

 

『死神様に最期のお願いを』はこんな漫画(あらすじ)

両親と妹を殺害した16歳の相田静(あいだしずか)は、少年法の適用を受けない超法規的措置によって死刑判決を下されました。

罪の意識から死刑判決を受け入れた静の前に死んだはずの妹が姿を現します。

死神となった妹の響(ひびき)は自分を殺害した静を確実に地獄へ落とすことを目的としていました。

しかし最期の願いを叶えるため別の対象者と会ってしまったことで響の運命が大きく変化してしまいます。

少年Aと呼ばれることになった静と、殺されてしまったことで死神となった響に待ち受ける運命とは・・・!?

真犯人の正体を探る兄妹の絆を題材にした『死神様に最期のお願いを』

今回は本格派サスペンス漫画の魅力についてネタバレを含みながらご紹介していきます。

予測不能のミステリアスなストーリー展開をじっくりとお楽しみください。

 

『死神様に最期のお願いを』の魅力紹介(ネタバレ含む)

前編

16歳のため通常であれば少年法が適用される相田静に死刑判決が下されました。

法廷で静は死刑判決を穏やかな表情で受け入れています。

相田静
「その日、僕の死刑が決まった・・・それはそうだ、だって僕は家族全員を殺したんだから、優しかった両親もカワイイ妹も全員殺した」

罪の重さを実感しているため死刑判決は当然だと考えるようになっていました。

刑が執行されるまであと3日、独房で最期の食事を想像していると意外な人物が静の前に現れます。

相田響
「最後の食事は知らないけど最期の願いならあるわよ」

空中に浮かびながら現れたのは静が殺した妹の響でした。

ですが死んだはずの響が現れたことをすぐには信じることができません。

相田静
「・・・ひ・・・響?生きていたのか?」
相田響
「そう私、響だよ、けど・・・生きてはいない、私死んだ後、死神になったの、死神は人間の死後その魂を導いたり、死に対して不満が大きい人間への救済処置をするのが仕事よ」

響はもうすぐ静に刑が執行されることを聞き迎えに来たそうです。

通常なら死神が身内を担当することはありません。

しかし響は無理やり担当を譲ってもらったそうなのです。

その理由を尋ねられても静には見当もつきません。

相田響
「あんたを確実に地獄に落とす為よ、この人殺し!担当者は対象の処遇を一任される、つまりあんたが地獄に落ちるのも地獄の中の地獄に落ちるのも私次第ってことよ!」
相田静
「・・・そっか、僕は地獄行き決定か・・・」

響は地獄行きが決定して怯える静の顔を見に来ました。

ですが死刑を受け入れた静は地獄へ送られることも当然だと思っています。

そのため怯えるどころか逆に笑顔を浮かべました。

相田響
「あんたは昔からそう・・・いっつもニヤニヤしてて何考えてるかわからないんだ、気持ち悪い本ばっか読んでたし、小説とか言って変な文章書いてた・・・けど」
相田静
「けど?」

何かを言おうとした響だったのですが途中で言葉を飲み込んでしまいます。

それでも動揺を隠しきれません。

相田響
「け・・・蹴飛ばしたくなるくらい馬鹿だったって話よ!ああもういいわ、あんたのことは後回し、行くよ!」

事情を何も説明しないまま響は静を拘置所の外へ連れ出しました。

翌日になると世間は少年Aが脱走したニュースで騒然となってしまいます。

警察は新たな犯罪の可能性を考慮し、少年Aの実名と顔を公開することも検討し始めました。

相田静
「ねぇ響・・・やっぱりマズイんじゃないかな」
相田響
「大丈夫よ、用が済んだら拘置所に戻すから」

ニュースで少年Aの脱走が伝えられると静はどんどん不安になっていきます。

しかし響は何事も無かったかのように静を目的地まで案内しました。

相田静
「ここが・・・何?」
相田響
「仕事よ!ここにもう一人の対象がいるの、あんたの担当を譲る条件として仕事を押し付けられたのよ、死神のもう一つの仕事、最期の願いをね」

死神は死に対して不満が大きい人間への救済処置も行わなければなりません。

その理由は不満が強いまま死んだ人間は悪霊となってしまうケースが多いためです。

悪霊になることを防ぐため死ぬ前に最期の願いを一つだけ叶えてあげることが認められていました。

相田静
「最期の・・・願いか」
相田響
「フン・・・言っときますけどね」
相田静
「僕みたいな人殺しにその資格はない・・・よね」
相田響
「そうよ、あたり前じゃない!・・・じゃあ対象に会うわよ」

自分を殺した兄と対象の元へ向かった響。

この行動が兄妹の運命を大きく変えることになってしまうのです。

 

 

殺したはずの妹が死神として目の前に現れるという設定が斬新だと感じました。

また殺人犯なのに優しい表情を浮かべて死刑を受け入れる静の姿も印象に残りますね。

殺人犯と被害者が事件の真相に迫っていく『死神様に最期のお願いを』

少年法が適用されなかったことや、響が伝えたかった想いなど見所が満載の物語です。

兄妹の絆に注目しながら真犯人の正体にご注目ください。

後編

兄の静を引き連れて目的地へ到着した響が対象が住んでいる家のチャイムを鳴らします。

有澤麻美
「はーい・・・あのどちら様ですか?」
相田響
「有澤麻美さんですね、私はヒビキ、死神ヒビキ、あなたの最期の願いを叶えにきました、残念ながらあなたは残り七日で・・・死にます、突然の話で信じられないかもしれないけど・・・」

普通の人なら響の話をすぐには信じることができません。

しかし心臓が弱く医者からも長くないと言われていた麻美は響のことを信用してくれました。

そのため部屋で詳しい話を聞くことにします。

有澤麻美
「それに何よりこの内容・・・大まかだけど正解です、いくつか・・・私しか知らないはずのものもありますし」

響が持ってきた資料も麻美を納得させることに活かされました。

信用してもらったことで響が話を本題へ戻します。

相田響
「なら本題ね、最期の願いって何かある?」
有澤麻美
「それなんですけど実は候補が二つあって困ってるんです」
相田響
「二つか、ごめんね願いは基本的に一つなの、とりあえず話してみて」

一つ目の願い事は死ぬ前にどうしても一度会いたい人がいるというものでした。

そして二つ目は健康的な身体を手に入れることです。

有澤麻美
「捜し人とは会うだけじゃなくて色々と話したりしてみたいんです、でもこの体じゃ体力的に難しいかなって・・・うん決めました、健康な体にします」

麻美は捜し人の居場所にアテがあるため健康な身体を手に入れることにしました。

健康であれば自力で捜し人を見つけられるかもしれません。

相田響
「了解、ただ健康な体って言っても一週間後に死ぬのは変わらないからね」

死ぬことに納得しながら麻美は最期の願いを叶えてもらうことにします。

こうして死神の能力によって健康的な身体を手に入れました。

有澤麻美
「ありがとう、今までにない位体が軽いです!よーし早速準備しなきゃ」
相田響
「そういえば誰を捜すつもりだったの?身内?」
有澤麻美
「あっ言ってませんでしたっけ、今話題の少年Aですよ」

麻美の捜し人は三ヶ月前に家族全員を殺害して死刑判決を受けた静だったのです。

心臓が弱い麻美はネット中心の生活を送っていてこの殺人事件に興味を持ちました。

事件を調べるうちに麻美は不可解な点が多いことに気付きます。

まず一般的な家庭に生まれ素行が良く、イジメられていた訳でもない少年Aの動機がはっきりしていません。

さらに逮捕後に罪を認めた少年Aの死刑が三ヶ月という早さで決まったことも不可解です。

その上で麻美は少年Aが冤罪で裁かれようとしていると感じていました。

相田響
「でもそれだけじゃ冤罪の理由にはならないでしょ?」
有澤麻美
「はい、私が冤罪だと感じた理由は小説です、タイトルはF、家族をテーマにした小説です、これは少年Aが事件前に書いたネット小説だと言われています、そしてこれが事件の動機とも言われてて物語のラストに長男が家族を惨殺するんです」

たしかに麻美の言う通り、静は事件前にFという小説を書き残しています。

ですがこの小説が冷静に計算されて書かれたことから、麻美は少年Aが冤罪ではないかと考えていました。

少年Aの部屋には猟奇殺人の本が数多くあったのですが、麻美は彼が自分の中にないものを本から学んでいたと推測したのです。

そして自分の推測を本人に直接会って確かめたいと思っていました。

相田響
「そうよ!アテがあるってどう言うこと?」
有澤麻美
「これです、一部の人達の間で彼は神聖化されててこんなサイトができてるんです」

少年Aのファンサイトには明日のオフ会に本人が参加すると掲載されています。

しかし少年A本人は響の隣にいる静なので本人が承諾したことはあり得ません。

それでも何か情報が得られると考えた麻美はオフ会への参加を決めます。

事件発生時の記憶がない静もオフ会へ参加することにしました。

ある事情から強制転送された響も当日になるとオフ会へ向かうことにします。

相田響
「静はいつもニヤニヤして何考えてるかわからないし・・・気持ち悪い本ばっかり読んでるし・・・小説とか言って変な文章を書いてた・・・けどやさしかった・・・嫌いじゃなかったんだよ・・・私」

事件の真相を確かめたい響と、事件発生時の記憶を確かめたい静。

2人に待っていた衝撃的な結末と真犯人の正体は実際に漫画を読んでお確かめください。

 

『死神様に最期のお願いを』はこんな人にオススメ

本格的なサスペンス漫画を読みながら謎解きを楽しみたい人にオススメの作品です。

真犯人の正体が明らかになった時、誰もが必ず衝撃を受ける読み応えのある内容になっていますよ。

不可解な点が少しずつ解明されていく『死神様に最期のお願いを』

兄妹の絆を描く感動的なシーンも見所の一つです。

謎解きの面白さと完成度の高い物語をゆっくりと堪能してみてください。

 

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