楽園市場のネタバレ(漫画)!幸せの裏道具お売りしますとは?

今回は「原作 RUNAKO 作画 ゆうきつむぎ」先生の『楽園市場』という漫画を読んだので、ご紹介していきたいと思います。

※記事の中にはネタバレ部分がありますので、お先に立ち読みをお勧めします!

 

『楽園市場』はこんな漫画

人間のどんな欲望も叶えてしまう裏道具の数々。

謎めいた通販業者の楽園市場が取り扱うこの裏道具は、性欲や金銭欲など様々な欲求を満足させる夢のような商品です。

欲望を満たしてくれる代償として、非常に依存度が高いこの裏道具に振り回される登場人物たちをオムニバス形式で紹介していく『楽園市場』!。

今回はこの漫画の魅力をネタバレを含みながらご紹介していきます。

依存症がもたらす思いも寄らないドラマの数々をじっくりとお楽しみください。

 

『楽園市場』の魅力紹介(ネタバレ含む)

前編

27歳の田中実はキスをしたこともない完璧な童貞男です。

彼が女性にまったくモテない理由は、顔面がテナガザルにそっくりなためでした。

そんな実の趣味はネット上で知り合った女性とのチャットを楽しむ事です。

この日もゆうニャンというハンドルネームの女性とチャットを楽しんでいた実。

田中実
「おっつ!ゆうニャン、あれからどう、PCの調子?」

ゆうニャンのパソコンは、最近調子が悪くなっていました。

するとゆうニャンがPCの状態を直接見てほしいと言い出します。

このお願いにテンションが急上昇していく実。

全身を念入りに洗ってから待ち合わせ場所に向かいます。

アイドル並みの可愛い女性が現れることを期待していた実だったのですが、実物のゆうニャンは太ったブサイクな女性でした。

想像とあまりにもかけ離れていたのでショックを受ける実。

しかしそれは相手の女性にとっても同じだったようです。

明らかに不機嫌になるゆうニャンは、舌打ちをしながら実を自宅まで案内していきました。

仕方なくPCの修理をしてあげた実に、ゆうニャンは夕食までご馳走になろうとします。

田中実
「きっ・・・気まずいっ、何かしゃべんなきゃ間がもたん、でも一体何を?と、とにかく俺から・・・」

女性慣れしていない実は必死に頭をフル回転していました。

しかしゆうニャンは食べたいものだけ食べると、すぐに帰って行ってしまいます。

実のことをネット上では楽しい人でも実物は気持ち悪いと言い残して去って行ったゆうニャン。

田中実
「何様だ、くっそデブスがあああ、俺はあんなのと付き合いたかった訳じゃない!やりたかった訳じゃない!」

怒りが収まらない実はお酒を飲みに行くことにします。

するとその途中でティッシュを配っている怪しい人物に声をかけられました。

楽園市場
「楽園市場、楽園市場、楽園市場です」

しかし機嫌の悪い実はティッシュを受け取ろうとはしません。

田中実
「なーにが楽園だ、地獄だっつーの!」

飲み屋に向かう途中で公衆便所に立ち寄った実。

ここでも彼に不運な出来事が起こってしまいます。

なんと実が使用していた個室にはトイレットペーパーがありませんでした。

田中実
「なんてこったあああ」「なんてこったあああ」

するとそこにティッシュ配りをしていた人物が現れます。

楽園市場
「お呼びですかっ!楽園市場ですっ!!」

突然の出現に心臓が飛び出しそうになる実。

ですがこの状況なので仕方なくティッシュを受け取ることにしました。

楽園市場
「はい、1000コ目のティッシュで見事当選でーす、つきまして当社よりのサービスがそこに記されております、ご一読下さい、是非!」

怪しげな人物が渡してきたティッシュには、夢枕という商品が掲載されています。

果たしてこの商品は実にどんな恩恵をもたらすのでしょうか!?

 

 

人間の欲望と向き合っていくこの作品。

ここでご紹介している登場人物の欲望は、女性にモテたいというものです。

夢枕という裏道具は彼の欲求をどのように満たしていくのでしょうか?

このエピソード以外も読み応え抜群の物語を収録している『楽園市場』

不思議な商品に人生を狂わされてしまう人たちの姿を引き続きご覧ください。

後編

夢枕という新製品の広告が入ったティッシュを受け取った実。

そこにはお好みの夢を自由自在に体験できると書かれていました。

田中実
「馬っ鹿みてー、こんなん引っかかる奴いるかよ、夢でモテモテ?定価50万円が5万・・・?ま、一応調べとくけどさぁ」

広告を疑いながらも実はついネットで夢枕を検索してしまいます。

するとそこには美女とのハーレムな夢が体験できると書かれていました。

ゆうニャンに幻滅していた実は、勢いでこの商品を購入してしまいます。

田中実
「この先、俺の日常がバラ色の夢にがっちり拘束されてゆくとは、この時は思ってもいなかったのだった」

何の変哲もない日常が続いていくと思っていた実。

しかし夢枕が届くと彼の生活は一変することになります。

田中実
「まずは・・・パソコンにつないで電源ON、同梱のカセットを本体に・・・と!」

夢枕の準備を整え楽園市場のサイトにログインしていきます。

するとサイト上にはアイドル並みの美少女が大勢姿を現しました。

夢枕のシステムは好みの女性を一人だけ選ぶことになっています。

実は特に自分好みの麻里亜という女性を選択しました。

麻里亜
「麻里亜だよー、一緒にイロンナ所遊びに行きたいナ♡、それともすぐご休憩しちゃうー?」

麻里亜の誘惑してくる姿に大興奮の実。

読み込みが完了すると早速夢枕の効果を試すことにします。

夢枕に頭を入れて寝てみると、彼は夢の中でイケメンに変身していました。

そんな彼の前に麻里亜が現れます。

麻里亜
「私、麻里亜よろしくね、てか実くんだっけ、私ヤバイかも、実くんに一目ぼれしちゃったかも♡」

憧れの麻里亜が夢に登場してくれたことで、実の興奮が止まらなくなっていきました。

その後、友人たちと複数で麻里亜とカラオケに行くことになります。

盛り上がる二人の距離はどんどん急接近していきました。

しかし興奮がマックスに達したところで目覚まし時計が鳴ってしまいます。

田中実
「キサマー、いい所でえええ」

目覚まし時計に行き場のない怒りをぶつける実。

仕方なく職場に向かった実は、早く夢の続きを楽しみたいため仕事先から猛ダッシュで帰宅しました。

するとアパートの前に警察官が立っています。

事情を聴いてみると彼の家に空き巣が入ったということでした。

大型で高価な家電ばかり狙っているというこの空き巣は、あろうことか夢枕だけを盗んでしまっていたのです。

田中実
「終わった・・・マリアにもう会えないなんて・・・」

大至急、実は楽園市場にメールを送ります。

すると2台目の夢枕購入についての返信が送られてきました。

そこに書かれていた金額に驚愕する実。

田中実
「てっ、定価本体に定価カセット代に消費税、〆て・・・648,000円!うぐっ、全財産の1/3ッ!」

実にとってはあまりにも高すぎる夢枕の価格。

しかし依存性の高いこの商品は実を誘惑し始めていきます。

結局この誘惑に実は打ち勝つことができませんでした。

麻里亜に会いたいがために大金を支払ってしまった実は、ここからさらに夢枕の虜になっていきます。

そんな彼を待ち受けている地獄のような運命とは・・・!?

このエピソードの結末は、実際に漫画を読んで確かめてみてくださいね。

 

『楽園市場』はこんな人にオススメ

読み応えのあるヒューマンドラマをお探しの人にオススメの作品です。

キャラクターの異なる登場人物が、多種多様な裏道具に翻弄されていく物語は抜群の仕上がりになっていますよ。

どのエピソードも満足度が高くなっている『楽園市場』

読んで損をすることのない漫画になっています。

是非この機会に『楽園市場』が訴えかける人間の本質を受け止めてみてください。

 

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